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Contents of /canna/canna/INSTALL.jp

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Revision 1.8 - (show annotations) (download)
Thu Sep 25 15:24:31 2003 UTC (20 years, 6 months ago) by aida_s
Branch: MAIN
CVS Tags: release_3_7_p1, release_3_7_p2, release_3_7_p3, release_3_7_beta1, relbr_3_7_bp, after_new_zipcode, release_3_7, before_new_zipcode, HEAD
Branch point for: RELBR_3_7
Changes since 1.7: +82 -376 lines
Update documents for 3.7 beta release.

* CHANGES.jp: truncated
* OCHANGES.jp: moved everything here from CHANGES.jp
* INSTALL: Updated. Removed description about ancient systems.
* INSTALL.jp: ditto
* README.jp: cannuum is now secure.
* misc/initfiles/sample.canna: describe :katakana
* misc/initfiles/verbose.canna: ditto
* misc/initfiles/unix.canna: describe and enable :katakana

1 /*
2 * 『かんな』インストールの手引き
3 *
4 */
5
6 本文書では、『かんな』のインストールについて説明します。なお、『かんな』
7 のコンパイルには X11R6 imake が必要です。
8
9 -1.クイックインストール
10
11 本文書に目を通すのが面倒で、各種パラメタの設定やインストールディレ
12 クトリがデフォルトで良い場合は以下を行ってください。インストールは
13 /usr/local/canna 下に行われます。
14
15 (1) OS/2 をお使いの方は、まず付録 A の該当部分に目をお通しください。
16
17 (2) 以下を実行します。
18
19 % xmkmf
20 % make canna
21 % su
22 # make install
23 # make install.man
24
25 なにかしらエラーが出た場合には以下に目をお通しください。root になれ
26 ない場合には「5. root になれない場合のコンパイルおよびインストール」
27 を参照してください。
28
29
30 0.はじめに
31
32 『かんな』の環境設定の概要を示します。なお、root になれない場合の手
33 順を最後に記述しておきますので root の権限がない場合はそこを参照し
34 てコンパイル・インストールしてください。
35
36 1. 前準備
37 2. コンパイル
38 3. インストール
39 4. 運用
40
41 『かんな』のコンパイル、インストールに関して何らかの問題があった場合、
42 canna-dev@lists.sourceforge.jpに御報告ください。その際、できれば
43 詳しいエラーの様子などを報告していただけると助かります。
44
45 『かんな』には現在 3つのメーリングリストがあります。
46
47 Canna@nec.co.jp
48 NECのメーリングリストです。かつてはここで開発等も行われていましたが、
49 開発がsourceforge.jpに移ったので、当面はユーザー向けメーリングリスト
50 という位置づけとします。詳しい説明が
51 http://www.nec.co.jp/canna/c-mail.html
52 にあります。
53
54 canna-dev@lists.sourceforge.jp
55 開発用メーリングリストです。開発に参加したい方、バグ報告等をなさる方
56 はこちらをお使いください。
57
58 canna-cvs@lists.sourceforge.jp
59 CVScommitlogが送られます。購読専用です。
60
61 sourceforge.jp2つのメーリングリストについては、
62 http://sourceforge.jp/mail/?group_id=285
63 にインターフェースがあります。
64
65 X11R5 にコントリビューションした『かんな』は、物件自体にはバージョ
66 ンが明記されていなかったのですが、Version 1.2 ということにします。
67
68 旧バージョンからの変更履歴については CHANGES.jp をご覧ください。
69
70
71 1. 前準備
72
73 1.1 Canna.conf の設定
74
75 Canna.conf ファイルを書き換えて、『かんな』システムをインストールす
76 るディレクトリなどを指定します。
77
78 cannaBinDir コマンドをインストールするディレクトリです。
79
80 cannaSrvDir cannaserver および cannakill をインストールするディ
81 レクトリです。
82
83 cannaLibDir 『かんな』の種々のファイルをインストールするディレ
84 クトリです。
85
86 cannaManDir マニュアルページをインストールするディレクトリです。
87
88 cannaIncDir インクルードファイル等をインストールするディレクト
89 リです。
90
91 libCannaDir libcanna 等ライブラリ等をインストールするディレク
92 トリです。
93
94 ErrDir ログファイルが置かれるディレクトリです。
95
96 cannaOwner 辞書とかな漢字変換サーバのオーナを指定します。4.1
97 の項も参照してください。
98
99 cannaGroup 辞書とかな漢字変換サーバのグループを指定します。
100 4.1 の項も参照してください。
101
102 cannaDsoRev shared library のリビジョンを指定します。so.1 であ
103 れば 1 です。
104
105 sharedLibExtension
106 shared library の拡張子を指定します。通常は so.1
107 などが使われます。 HP-UX では sl です。
108
109 DicDir 辞書をインストールするディレクトリです。
110
111 pubdicDir Pubdic+ では最新の辞書が準備されています。そちらを
112 利用する場合にはここでそのディレクトリを指定します。
113 Canna make をする前に、指定されたディレクトリに
114 iroha.t が作られている状態になっているようにしてく
115 ださい。
116
117 JAPANESEMAN マニュアルページをインストールする時に日本語のマニュ
118 アルページをインストールするか、英語のマニュアルペー
119 ジをインストールするかを示します。このパラメタに関
120 しては #define するかしないかにより動作が切り替わ
121 りますのでご注意ください。
122 日本語のマニュアルページに対して英語のマニュアルペー
123 ジは不十分ですのでご注意ください。
124
125 USE_OBSOLETE_STYLE_FILENAME
126 漢字辞書名、ローマ字テーブル名を Version 3.4 以前
127 の名前のままにする場合には、このマクロを #define
128 してください。ちなみに、Version 3.5 から、ローマ字
129 か名変換テーブルの拡張子が .kp から .cbp へ、テキ
130 スト辞書ファイル、バイナリ辞書ファイル、辞書学習ファ
131 イルの拡張子がそれぞれ、.t, .d, .fq から .cbd, .
132 ctd, .cld に変更になりました。
133
134 SupportOldWchar 『かんな』は Version 3.6 まで、システムの提供するワイド
135 キャラクタの定義を奪って、内部処理やアプリケーション
136 とのやりとりに利用していました。現在でも、kinput2 など
137 の従来のバージョンとの互換性のため、一部でこのような
138 再定義を行っています。このことが原因でコンパイルに失敗
139 する場合、 SupportOldWchar 0 と定義すると、コンパイル
140 できるようになります。ただし、 3.7 で導入された新しい
141 ワイドキャラクタに対応していないアプリケーションは動作
142 しなくなります。
143
144 UseInet6 IPv6サポートを組み込みます。システムが IPv6 に対応して
145 いて、必要なヘッダファイルなどが無ければ、コンパイル出来
146 ません。 IPv6 対応システムでも、 Linux などの古い実装
147 では、やはりコンパイル出来ない場合があります。
148
149 DIC_3_6_COMPAT これを #define すると、コンパイル時に Version 3.6 まで
150 の古い形式の辞書を作成します。これを定義しているかどうか
151 に関わらず、 mkbindic では -c 3.0 オプションで旧形式の
152 辞書を作成できます。
153
154 ModernElfLink (実験的なオプションなので通常は NO のままにしてください)
155 Solaris などでは、 imake による標準的な方法で共有ライブ
156 ラリを作成すると、ライブラリのマイナーバージョンが変わる
157 だけでも、古いライブラリをリンクしているアプリケーション
158 が動作しなくなります。 ModernElfLink YES にすると、
159 リンカにオプションを渡して、メジャーバージョンが変わら
160 ない限り以前のアプリケーションが動作するようにします。
161 ただし、 imake の仕組みを乗っ取る形になるため、限られた
162 システムでしか動作しません。特に、実行ファイルが ELF 形式
163 でないシステムや、共有ライブラリの名前が libXXX.so.X.X
164 でないシステムでは、これを YES にしてはいけません。
165
166
167 例としてデフォルトの設定を以下に示します。
168
169 /* #define InstallAsUser */
170 /* #define ObsoleteInstallDir */
171 cannaPrefix = DefCannaPrefix
172 cannaExecPrefix = $(cannaPrefix)
173 cannaBinDir = $(cannaExecPrefix)/bin
174 cannaSrvDir = DefCannaSrvDir
175 XCOMM cannaLibDir = /var/lib/canna
176 XCOMM cannaLibDir = /var/db/canna
177 cannaLibDir = DefCannaLibDir
178 XCOMM cannaManDir = $(cannaPrefix)/share/man
179 cannaManDir = $(cannaPrefix)/man
180 cannaIncDir = $(cannaPrefix)/include/canna
181
182 libCannaDir = DefLibCannaDir
183 ErrDir = DefErrDir
184 #define SupportOldWchar 1
185 #define UseInet6 0
186 /* #define DIC_3_6_COMPAT */
187 #define ModernElfLink NO
188 cannaOwner = bin
189 cannaGroup = bin
190 DicDir = $(cannaLibDir)/dic
191 #define JAPANESEMAN
192 pubdicDir = $(CANNAROOT)/dic/ideo/pubdic
193
194
195 2. コンパイル
196
197 コンパイルおよびインストールは X11 Imakefile をベースに行われま
198 す。Imakefile 機種依存をなくした Makefile であり、Imakefile から
199 そのマシン用の Makefile を作成し、実際の make を行います。Imakefile
200 から Makefile を作成するプログラムを imake と呼びます。imake (また
201 imake を呼び出すシェルスクリプトである xmkmf) X11 ベースのフ
202 リーソフトウェアをコンパイルするときに必要となりますので、お持ちで
203 ないかたはこの機会にインストールされることをお勧めします。
204
205 ここでは imake を持っていると仮定しての説明を行います。
206
207 imake の環境が既に作成されている場合、
208
209 xmkmf
210 make canna
211
212 と入力してください。
213
214 xmkmf ではトップディレクトリの Makefile Canna.conf のパラメタに
215 したがって、作り直します。
216
217 make canna では以下のことが行われます。
218
219 (i) make Makefiles
220
221 全ての下位ディレクトリにて Imakefile から Makefile を作成し直しま
222 す。
223
224 (ii) make clean
225
226 各ディレクトリをクリアします。
227
228 (iii) make includes
229
230 色々なディレクトリから参照されるヘッダファイルを include ディレク
231 トリに集めます。また、このとき、 accanna.h をはじめとするヘッダ
232 ファイルの自動生成や、ディレクトリ階層の構築も行われます。特に、
233 accanna.h の生成の際は configure スクリプトが実行されます。
234 ディレクトリ階層の構築には mkdirhier と言うプログラムが必要です。
235 mkdirhier $(BINDIR) (通常は /usr/X11R6/bin) に存在することを確認
236 してください。存在していない場合には、X11 のディストリビューション
237 xc/config/util (または xc/util) 下から入手して $(BINDIR)
238 インストールしておいてください。
239
240 (iv) make depend
241
242 各ディレクトリでのファイルの依存関係を Makefile に反映します。ま
243 たこのとき yacc lex の展開やシンボリックリンクファイルの作成な
244 ども行われます。
245
246 ここでも makedepend というプログラムが必要です。存在しない場合に
247 X11 のディストリビューションの xc/config (または xc/util) 下から
248 入手してインストールしておいてください。
249
250 (v) make
251
252 実際にプログラムのコンパイルを行います。
253
254 なお、何らかの理由で、 (iii) で実行された configure スクリプトが停止
255 したり、不適切な出力を行った場合、問題を修正した後 make reconfig を実行
256 すると、 configure をやり直すことができます。
257
258
259 3.インストール
260
261 3.1 通信環境の設定
262
263 かな漢字変換サーバとそのクライアント間における通信のためのポート番
264 号を設定します。/etc/services に以下の1行を追加してください。
265
266 canna 5680/tcp
267
268 (NIS を使用している場合は、マスタサーバのデータベース等に設定して
269 ください)
270
271 3.2 インストール
272
273 『かんな』をインストールする場合、ソースのトップディレクトリで以下
274 のいずれかのコマンドを実行してください。
275
276 1) make install
277
278 以下のうち 3) 5) のインストールをします。
279
280
281 2) make install.man
282
283 各コマンドのマニュアルページを cannaManDir で指定されたディ
284 レクトリにインストールします。
285
286 3) make instserver
287
288 『かんな』のかな漢字変換サーバ環境をインストールします。
289
290 4) make instclient
291
292 『かんな』のクライアント環境をインストールします。
293
294 5) make instsgs
295
296 『かんな』のライブラリやヘッダなどコンパイル環境をインストー
297 ルします。
298
299 6) make instmost
300
301 『かんな』の辞書以外の全てのファイルをインストールします。
302
303 それぞれ、Canna.conf に指定したディレクトリにインストールされます。
304
305
306 3.3 各ディレクトリの構成について
307
308 以下に『かんな』のソース構成について示します。
309
310 -+ lib ----+- RK かな漢字変換エンジンのライブラリです。
311 | +- RKC かな漢字変換サーバとの通信用のライブラリです。
312 | +- RKindep 内部で使われる、RK層に依存しない基本ライブラリです。
313 | +- canna クライアント用のライブラリです。
314 | |
315 | +- RKC16
316 | +- canna16 ┘それぞれ cannawc 16ビット幅のライブラリです。
317 |
318 | これらのライブラリは $(libCannaDir) で指定された
319 | ディレクトリにインストールされます。
320 |
321 + server かな漢字変換サーバ のディレクトリです。
322 | $(cannaSrvDir) で指定されたディレクトリにインストー
323 | ルされます。
324 |
325 + canna ヘッダファイルです。
326 |
327 + cmd ----+* コマンドです。
328 | $(cannaBinDir) で指定されたディレクトリにインストー
329 | ルされます。
330 |
331 + ccustom カスタマイズファイル用エディタです。Lisp を意識し
332 | ないでカスタマイズが行えます。
333 |
334 + dic --+ ideo かな漢字変換辞書です。
335 | |
336 | + phono ローマ字かな変換テーブルです。
337 |
338 | $(DicDir) で指定されたディレクトリにインストール
339 | されます。
340 |
341 + canuum 『かんな』版 uum (TTY 用の日本語入力フロントエン
342 | )をがあります。
343 |
344 + misc その他のファイルです。
345 |
346 + doc 各種ドキュメントが存在します。
347
348 3.4 種々のファイルについて
349
350 1) ログファイル
351
352 かな漢字変換サーバは起動時にエラーメッセージ等を出力するログファ
353 イルを作成します。$ErrDir で設定したディレクトリに作成され、ログ
354 ファイルの名前は "CANNA0msgs" です。
355
356 デフォルトでは以下に示すログファイルが作成されます。
357
358 /var/log/CANNA0msgs
359
360 4.運用
361
362 4.1 サーバと辞書のオーナ・グループ
363
364 辞書は容易に内容が書き換えられてしまったりしないように、アクセス権
365 を制限する必要があります。例えばログイン名 canna、グループ名 canna
366 を作成し、辞書のオーナとグループをそれぞれ canna にしておくと良い
367 でしょう。
368
369 このとき、cannaserver だけは辞書の読み書きができるように、各辞書ディ
370 レクトリ、辞書ファイルなどは、オーナ・グループ canna に対し読み書
371 き権を開放し、アザーに対してはアクセス権を与えないようにします。
372 cannaserver root 権限で起動し、-u canna オプションを渡して canna
373 ユーザ権限で動作させます。
374
375 オーナ・グループは canna である必要は無く、他のユーザ権限でも結構です。
376 デフォルトでは bin ユーザ、 bin グループに設定されています。
377
378 辞書や cannaserver のオーナやグループの設定は Canna.conf
379 cannaOwnercannaGroup にて設定します。
380
381 以下ではオーナ・グループをそれぞれ bin にする場合で例として説明を
382 行います。
383
384 4.2 かな漢字変換サーバの起動
385
386 root で以下のコマンドを実行して、かな漢字変換サーバを起動します。
387
388 # cannaserver -u bin
389
390 cannaserver は自分自身で fork して、バックグラウンドジョブになりま
391 すので、cannaserver の起動時に "&" をつける必要はありません。
392
393 マシンの起動時に、自動的に cannaserver を立ち上げたい場合には、起
394 動スクリプト(/etc/rc.local ) cannaserver を起動するように設定
395 してください。その際ソケットが残っていると cannaserver が起
396 動できないので、必ずソケットを削除してから起動してください。
397
398 2. で述べたように普通に make を行えば、起動スクリプトのサンプルが
399 misc/rc.canna に作られますので、詳しくはそちらを参照してください。
400
401 4.3 かな漢字変換サーバの終了
402
403 以下のコマンドを実行して、かな漢字変換サーバを終了させます。
404
405 # cannakill
406
407 かな漢字変換サーバは辞書情報の一部をメモリ上に保存しています。その
408 ため、かな漢字変換サーバを直接 SIGKILL などで kill した場合には、
409 メモリ上の辞書情報が辞書ファイルに書き込まれない場合があります。か
410 な漢字変換サーバを終了させる場合は、必ず cannakill で終了させるよ
411 うにしてください。
412
413 マシンの shutdown の際に自動的にかな漢字変換サーバを kill するよう
414 にしたい場合には、shutdown スクリプト等で cannakill を起動するよう
415 に設定してください。
416
417
418 4.4 辞書関連
419
420 (1)かな漢字変換辞書
421
422 かな漢字変換辞書の置かれるディレクトリを『辞書ホームディレクトリ』
423 と言います。これは "$(DicDir)" あるいは以下のようにコマンド引数で
424 指定されます。
425
426 () 『辞書ホームディレクトリ』を /var/lib/canna/dic にしたい場合。
427
428 # cannaserver /var/lib/canna/dic
429
430
431 『辞書ホームディレクトリ』は以下のように構成されています。
432
433 -+-- *.cbp ローマ字かな変換テーブル
434 |
435 +-- canna システム辞書ディレクトリ
436 |
437 +-- user/* ユーザ辞書ディレクトリ
438 |
439 +-- group/* グループ辞書ディレクトリ
440
441 辞書ホームディレクトリとその下にあるディレクトリとファイルはすべ
442 て、cannaserver が読み書きできるようにしてください(※ 4.1 を参照
443 してください)。
444
445
446 (2)ローマ字かな変換テーブル
447
448 ローマ字かな変換テーブルファイルに関してはデフォルトでは
449 "/usr/local/canna/share/dic" の下にあるものを見にいきます。
450
451 これは カスタマイズファイル "$HOME/.canna" でローマ字かな変換テー
452 ブルをフルパスで指定することにより "/usr/local/canna/share/dic" の
453 下以外に置くことが可能です。
454
455
456 4.5 初期化(カスタマイズ)ファイル
457
458 『かんな』では、ユーザ毎に初期化(カスタマイズ)ファイルを持つことが
459 できます。このファイルにキーバインドや、ローマ字かな変換テーブル・
460 かな漢字変換辞書等の設定を行うことによって、ユーザ毎に使用しやすい
461 環境を整えることができます。
462
463
464 5. root になれない場合のコンパイルおよびインストール
465
466 Canna3.6から、InstallAsUserマクロと、cannaPrefixが導入されたので、
467 rootになれない場合のインストールが多少楽になりました。これを使う
468 場合、例えば以下のようにコンパイル・インストールすると良いでしょう。
469
470 5.1 Canna.conf の設定
471
472 コマンドや辞書などがインストールされるディレクトリとして、自分のディ
473 レクトリを指定します。また、辞書とかな漢字変換サーバのオーナとグルー
474 プを自分のものにします。例えば以下のようになります。
475
476 #define InstallAsUser
477 cannaPrefix = /home/kon/canna
478 ...
479 cannaOwner = kon
480 cannaGroup = user
481
482 5.2 コンパイルおよびインストール
483
484 X11R6 の imake がすでにシステムにインストールされているのであれば、
485 上記の Canna.conf を設定した後は、
486
487 xmkmf
488 make canna
489 make install
490 make install.man
491
492 で、コンパイル・インストールが行えます。
493
494 X11R6 がマシンにはインストールされていないが、ソースは入手可能であ
495 ると言う場合は、X11R6 のソースの xc/config を持ってきて、まず、
496 config の下を make してください。
497
498 config の下のコンパイルに関しては、config/cf/Makefile.ini の中の
499 BOOTSTRAPFLAG を各マシンに応じて必要な修正をして、
500
501 make -f Makefile.ini
502
503 にて、コンパイルします。
504
505 make canna 中、mkdirhier を使用しますが、このコマンドは X11 の
506 $(BINDIR) を用いたフルパスで指定されています。これに対処するために、
507 config 下の適当なファイルをエディットするか、『かんな』の
508 Canna.conf にて、
509
510 BINDIR = /home/kon/xutil
511
512 のようにしてください(ちょっとトリッキーですけど)。
513
514 以上の準備ができたら、『かんな』をコンパイルするディレクトリのトッ
515 プディレクトリ(Canna.conf が存在するディレクトリ)にて、imake を相対
516 パスで以下のように実行します。
517
518 (例)
519 % ../xc/config/imake/imake -I../xc/config/cf -DTOPDIR=../xc \
520 -DCURDIR=../CannaXX
521
522 あとは、
523
524 % make Makefile
525 % make canna
526 % make install
527 % make install.man
528
529 を実行します。
530
531 5.3 通信環境の設定
532
533 root の権限がないと /etc/services は書き換えられません。ただし、
534 /etc/services に記述がなくてもかな漢字変換サーバやかな漢字変換ライ
535 ブラリはポート番号をとりあえず 5680 番で動くのでとりあえずは運用で
536 きます。
537
538 ただし、この状態では、cannaserver を起動するたびにログファイルにウォー
539 ニングメッセージが出力されますのでご注意ください。
540
541
542 付録A 各種 OS での注意点
543
544 A.1 OS/2 をお使いの場合(この部分の記述は上野@日本アイ・ビー・エムに
545 よるものです) (時代遅れになった部分があるかも知れません)
546
547 1)『かんな』のコンパイルには emx 0.9c 以上が必要です。 emx 0.9c は
548 ftp://ftp.leo.orgftp://hobbes.nmsu.edu などから入手できます。
549
550 2) XFree86 for OS/2 の imake が必要です。XFree86 for OS/2 は
551 http://borneo.gmd.de/~veit/os2/xf86os2.html などから入手可能です。
552 XFree86 for OS/2 3.2 の場合であれば、XF32base.zip と XF32prog.zip が
553 最低限インストールされている必要があります。
554
555 3) x:\XFree86\bin を PATH に加えてください (x: はインストールした
556 ドライブ名です)。また環境変数 X11ROOT が最低限必要です。例えば E:
557 ドライブのルートディレクトリにインストールした場合は、
558
559 SET X11ROOT=E:
560
561 を CONFIG.SYS に加えてください。
562
563 4) XFree86/lib/X11/config 以下のファイルを書き換えます。
564
565 os2.cf:
566 #define InstallCmd install -> #define InstallCmd ginstall
567 #define BourneShell /**/ -> #define BourneShell cmd
568
569 os2Lib.rules:
570 #define HasSharedLibraries YES -> #define HasSharedLibraries NO
571
572 5) GNU sed/sort/awk/install が必要です。ftp://hobbes.nmsu.edu など
573 に以下のようなファイル名でみつかります。
574
575 gnused.zip
576 gnuawk.zip
577 gnufutil.zip (install はこれに含まれる)
578 gnututil.zip (sort はこれに含まれる)
579
580 また sort.exe install.exe はそれぞれ gsortexe, ginstall.exe とリ
581 ネームしておいてください。 これは OS/2 の標準の sort.exe, install.exe
582 と区別するためです。
583
584 6) Canna.conf を設定します。詳しくは「1.1 Canna.conf の設定」をご覧く
585 ださい。 InstallAsUser フラグを用いるのが楽でしょう。
586
587 7) 以下を実行します。
588
589 [x:\Canna35] xmkmf
590 [x:\Canna35] x11make Makefile
591 [x:\Canna35] x11make canna
592 [x:\Canna35] x11make install
593
594 さらに詳しい説明は本文書の「2. コンパイル」以降をご覧ください。
595
596 以上
597
598 /* Copyright 1994 NEC Corporation, Tokyo, Japan.
599 *
600 * Permission to use, copy, modify, distribute and sell this software
601 * and its documentation for any purpose is hereby granted without
602 * fee, provided that the above copyright notice appear in all copies
603 * and that both that copyright notice and this permission notice
604 * appear in supporting documentation, and that the name of NEC
605 * Corporation not be used in advertising or publicity pertaining to
606 * distribution of the software without specific, written prior
607 * permission. NEC Corporation makes no representations about the
608 * suitability of this software for any purpose. It is provided "as
609 * is" without express or implied warranty.
610 *
611 * NEC CORPORATION DISCLAIMS ALL WARRANTIES WITH REGARD TO THIS SOFTWARE,
612 * INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS, IN
613 * NO EVENT SHALL NEC CORPORATION BE LIABLE FOR ANY SPECIAL, INDIRECT OR
614 * CONSEQUENTIAL DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM LOSS OF
615 * USE, DATA OR PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, NEGLIGENCE OR
616 * OTHER TORTUOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR
617 * PERFORMANCE OF THIS SOFTWARE.
618 */
619
620 ($Id: INSTALL.jp,v 1.3.2.4 2003/09/12 05:00:46 aida_s Exp $)

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