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Wed Sep 13 22:34:55 2006 UTC (17 years, 7 months ago) by bananajinn
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1 はじめに
2 ========
3
4 この文書には以下の項目が含まれています。
5
6 * 円盤複写屋とは?
7 * 機能/特徴
8 * ネットワーク機能について
9 * ISO9660外側記録について
10 * Win32版に必要なもの
11 * Win32版インストール方法
12 * Win32版ビルド方法
13 * Win32(gtk)版に必要なもの
14 * Win32(gtk)版インストール方法
15 * Win32(gtk)版ビルド方法
16 * Linux版インストール方法
17 * Linux版を使用する為には
18 * Linux版ビルド方法
19 * MacOSX版インストール方法
20 * MacOSX版ビルド方法
21 * プラットフォーム別の制限事項・注意点
22 * ライセンス
23
24
25 円盤複写屋とは?
26 ===============
27
28 CD/DVD のディスクを複写するソフトウェアです。
29 Win32版とLinux版とMacOSX版があります。
30 Win32版は Windows98/2000/XP で動作します。それ以外の Windows では
31 おそらく動作しません。
32 Linux版は gtk を使用しています。
33 MacOSX版は Cocoa を使用しています。
34 また、gtk を使用した Windows 版も(まだ暫定的ですが)あります。
35
36
37 機能/特徴
38 =========
39
40 ・CD-R/RW : 複数セッション、セッション内複数トラックに対応。
41 ・CD-R/RW : パケット記録(FixedPacket/VariablePacket)対応。
42 ・CD-R/RW : 未完了セッション、未完了トラックにも対応。
43 ・CD-R/RW : 音楽トラック、データトラック(Mode1,Mode2XA1/2)対応。
44 ・CD-R/RW : 元ディスク記録方式(Track-at-once/Session-at-once)を
45 自動判別し、同じ記録方式で複写。
46 ・CD-R/RW : CD-TEXT対応。
47 ・DVD-R/-RW : Disc-at-once 対応。(オプション選択)
48 ・DVD-R/-RW : 複数ボーダー対応(DVDレコーダで記録されたらこれ?)。
49 ・DVD-R : ボーダー内複数Rゾーン対応。
50 ・DVD+R : 複数セッション対応。
51 ・DVD+RW : 単にベタッと記録するだけ。
52 ・ALL : 実験的な複数台同時記録(ver1.13)
53 ・ALL : ISOイメージ読取&書込(ver1.14)
54 ・ALL : ネットワーク(TCP/IP)対応(ver1.15)
55 ・ALL : あらゆるディスクを表現できる独自イメージ読込&書込(ver1.18)
56 ・ALL : ISO9660をディスクの外側に書込(ver1.19)
57
58 のつもりで作っていますが、うまく動作しないかもしれません。
59 動作報告をお待ちしてます。
60
61 また、以下の制限がありますので注意してください。
62
63 ・音楽トラックはその仕様から正確なタイミングでデータを読み出せない
64 ようで、複写を繰り返す度にデータが前方または後方にずれていく。
65 (合わせこむ機能を実装していない。というか無理?)
66 ・CSS解除機能は搭載してないので、市販の DVD-video は複写不可能。
67 ・複数台同時記録する場合はバッファーアンダーラン防止機能必須。
68
69
70 ネットワーク機能について
71 ========================
72
73 この機能はあくまでもLAN用です。
74 メーカー製等でドライブが1台しか搭載できないPCが複数台あり、それ
75 らがLAN接続されていれば一応オンザフライ書き込みが出来る事を目的
76 として作成しています。それ以外の用途は想定していません。
77
78 サーバ側になるのは読取装置側、言い換えると、書込装置としてネット
79 ワークを選択した場合です。
80 接続する時は先にサーバ側を開始して待機させてから、クライアント側
81 を開始してください。
82
83
84 ISO9660外側記録について
85 =======================
86
87 1セッション1トラックのISO9660に準拠したディスクまたはISOイメージ
88 ファイルからの複写の場合で記録ディスクに十分な空き領域がある場合、
89 ディスクの外側に記録する事ができます。
90 第1セッションはダミーデータ(ALL 0)で埋めて、第2セッションとして
91 複写内容を記録します。
92
93 この機能を使うと、記録したディスクの読み取りが若干速くなります。
94 例えばディスクの約半分の容量(700MBのCDなら350MB)を外側に記録すると
95 内側(通常)に記録した場合に比べて、シーケンシャルアクセス時は
96 約1.5倍高速になります(おそらく)。ランダムアクセスはシーク幅が
97 狭くはなりますが、速度的にはほとんど変わりません。なぜなら、
98 CDやDVDはディスク書かれているアドレス情報を読まないと現在位置が
99 解らないので、目的のアドレスに到達するためには、
100 ・ピックアップの大まかな移動
101 ・アドレス情報を読みながら目的のアドレスより少し前に微調整
102 ・ディスクの回転により目的のアドレスに到達するのを待つ
103 という事をしているに違いないからです。距離に応じて速くなるのは
104 "大まかな移動" だけです。それがシーク時間全体に対してどのくらいの
105 割合を占めているのか解りませんが、試した感じでは違いが解りません
106 でした。
107
108 つまり、シーケンシャルアクセスがよく行われるような巨大なファイル
109 が記録されるような場合しか効果はないかもしれません。
110 当然ですが、記録時間は長くなります。
111 現在はCDのみ対応しています。DVD系ディスクには外側記録できません。
112
113
114 Win32版に必要なもの
115 ===================
116
117 Windows98 ではドライブアクセスに wnaspi32.dll を使用します。
118 Windows2000/XP では wnaspi32.dll は使用しません。(V1.9から)
119 しかし、Windows2000/XP でも起動時に -aspi オプションを指定すると
120 wnaspi32.dll を使用する事ができます。
121 Windows2000/XP 用の wnaspi32.dll は nero のサイトなどから
122 ダウンロードしてきてください。
123 http://www.nero.com/en/631940733573829.html
124 adaptec の wnaspi32.dll ではドライブ認識されない場合があるよう
125 なので、こちらの方が良いと思います。
126
127 また、ドライブにアクセスするにはアクセス権が必要です。
128 一般ユーザ等でも使えるようにする為には、管理者権限で管理ツールの
129 ローカルセキュリティポリシーを起動し、セキュリティオプションを
130 変更してください。
131
132
133 Win32版インストール方法
134 =======================
135
136 Inno setup で作成されたインストーラをダウンロードした方はインストーラを
137 起動し、画面の指示に従ってインストールしてください。
138 zip圧縮版の場合は好きな場所(C:\Program Files\enbanfukusyaya 等)に解凍し、
139 お好みでスタートメニューやデスクトップにショートカットを作成してください。
140
141
142 Win32版ビルド方法
143 =================
144
145 1. ソースファイルを置くディレクトリを準備します。(例: C:\src)
146
147 2. 円盤複写屋ソースファイルをそこに解凍します。
148
149 3. KgThemeソースファイルも同じ場所に解凍します。
150
151 4. Adaptec ASPI ドライバーをダウンロードします。
152 http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
153 但し、これは円盤複写屋をビルドする為だけに使用します。
154 Windows2000/XP では何故か上手く動作しない事が多い為、
155 DLLのインストールはお勧めしません。
156
157 5. ダウンロードした aspi_v471.exe を実行し、どこかに解凍します。
158
159 6. 解凍したディレクトリの include ディレクトリ以下のファイルを
160 円盤複写屋の Win32\WinAspi\adaptec ディレクトリにコピーします。
161
162 7. 以下のような構成になっている事を確認します。
163 C:\src\
164 +-- KgTheme\ (KgThemeソースツリー)
165 +-- EnbanFukusya\ (円盤複写屋ソースツリー)
166 +-- DriveAccess\
167 +-- Win32\
168 +-- res\
169 +-- WinAspi\
170 +-- adaptec\
171 + *.h *.inc (6.でコピーしたファイル群)
172
173 8. 円盤複写屋の Win32\EnbanFukusya.dsw を VisualStudio で開いて
174 ビルドを実行して下さい。
175
176
177 Win32(gtk)版に必要なもの
178 ========================
179
180 もう一つのWindows版は、GTK2 を使用したものです。
181 Glade for Windows(http://gladewin32.sourceforge.net/)から
182 Gtk+/Win32 Runtime Environment Installer をダウンロードしてインストール
183 してください。
184 ビルドしたい場合は Gtk+/Win32 Development Environment Installer を
185 ダウンロードしてインストールしてください。
186
187
188 Win32(gtk)版インストール方法
189 ============================
190
191 gtkを使っていない Win32 版と同様に、インストーラの場合はそれを起動し、
192 zip圧縮の場合はお好きな場所に解凍してください。
193
194 theme/gtkrc を編集することでテーマを変える事ができます。
195 towadakoテーマに変更するには、次のように編集します。
196 #include "default\\gtkrc"
197 include "towadako\\gtkrc"
198 もし、他の GTK2 アプリケーションと同じテーマを使用したい場合は、
199 include "C:\\home\\.gtkrc-2.0"
200 というように、環境変数 HOME にある gtkrc を include するようにしてください。
201 GTK用のテーマは http://gtk.themes.org/ などからダウンロードできるようです。
202
203
204 Win32(gtk)版ビルド方法
205 ======================
206
207 開発環境として MinGW または Cygwin が必要です。
208 (私は Cygwin に含まれる MinGW でしかコンパイルしていません。)
209 また、GTK2 開発者向けパッケージと、Adaptec ASPI ドライバが必要です。
210
211 MinGW : http://www.mingw.org/
212 Cygwin : http://www.cygwin.com/
213 GTK2 : http://gladewin32.sourceforge.net/
214 ASPIドライバ : http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
215
216 必要なものが揃ったら円盤複写屋ソースファイルを解凍してください。
217 Win32-gtk/Makefile をエディタで開き、GTKHOME に GTK2 インストール先を
218 設定してください。
219
220 例) Cygwin の場合 : GTKHOME = /cygdrive/c/GTK
221 MinGW の場合 : GTKHOME = /c/GTK
222
223 MinGW または Cygwin のシェルウィンドウを開き、
224 $ cd Win32-gtk
225 $ make depend && make
226 を実行してください。
227 その後、
228 $ make dist
229 を実行すると Win32-gtk/dist/ に配布イメージでファイルが作成されます。
230
231
232 Linux版インストール方法
233 =======================
234
235 VineLinux 2.6(i386)をお使いの場合は、バイナリパッケージをインストール
236 できます。
237 例) rpm -ivh EnbanFukusyaYa-*.i386.rpm
238
239 その他の RedHat系Linux では、src.rpm をリビルドした後インストールして
240 ください。(%は一般ユーザのプロンプト、#はrootのプロンプトとして表現
241 しています。)
242 例)
243 % rpm --rebuild EnbanFukusyaYa-*.src.rpm
244 # rpm -ivh ~/redhat/RPMS/*/EnbanFukusyaYa-*.rpm
245
246 それ以外の(非RedHat系)Linuxでは、手作業でコンパイル&インストールして
247 ください。
248 例)
249 % tar zxf EnbanFukusyaYa-*-src.tar.gz
250 % cd EnbanFukusyaYa-*
251 % cd Linux ; sh to_euc.sh
252 % cd src ; make
253 # make install
254
255
256 Linux版を使用する為には
257 =======================
258
259 使用するユーザに対してデバイスの書込み権限を与える必要があります。
260
261 最も簡単な方法は、該当デバイスファイルのモードを 0666 にする事です。
262 例1) ATAPI(Secondary/Master)接続の場合
263 # chmod 666 /dev/hdc
264 例2) SCSI(1台目)接続の場合
265 # chmod 666 /dev/scd0
266
267 UNIX的に解決するには、書込み可能なグループを作り、そのグループの一員と
268 するのが良いと思います。
269 例) cdwrite グループに権限を与え、taro ユーザが使えるようにする場合
270 # groupadd cdwrite
271 # chgrp cdwrite /dev/hdc
272 # chmod 664 /dev/hdc
273 # usermod -G cdwrite taro
274
275 次のようにして、ログインしたユーザに権限を与えるのも1つの方法だと思います。
276 例) wdm を使用している場合
277 # cat "chown \$USER /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/GiveConsole
278 # cat "chown root /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/TakeConsole
279
280
281 Linux版ビルド方法
282 =================
283
284 1. ソースファイルを展開します。
285 (例) tar zxf EnbanFukusya-*-src.tar.gz
286
287 2. サブディレクトリ Linux に入ります。
288 (例) cd EnbanFukusya-*/Linux
289
290 3. to_euc.sh を使って共通ソースファイルを euc-jp に変換します。
291 (例) ./to_euc.sh
292
293 4. src ディレクトリに入り、make を実行します。
294 (例) cd src; make
295
296
297 MacOSX版インストール方法
298 ========================
299
300 MacOSX版の配布ファイルはdmgですので、ダブルクリック操作等でマウント
301 してください。
302 マウント後にEnbanFukusyaYa.appフォルダをお好きな場所(アプリケーション
303 フォルダ等)にコピーしてください。
304
305
306 MacOSX版ビルド方法
307 ==================
308
309 ソースファイルを展開すると Xcode 用のプロジェクトファイルがあるので
310 それを Xcode で開きます。
311 後は、Xcode の通常のビルド方法でビルドできます。
312
313
314 プラットフォーム別の制限事項・注意点
315 ====================================
316
317 ・MacOSXでは円盤複写屋起動後にディスクを入れる!
318 OS標準設定では CD/DVD メディアを挿入すると、OS がすかさずマウント
319 します。円盤複写屋には OS がマウントしたものを自動的に解除する
320 ような機能は搭載していません。そして、ドライブへの排他的アクセス権
321 の取得に失敗し、ドライブが見えないという現象が発生します。
322 そのような場合はメディアを一度イジェクトし、円盤複写屋を起動してから
323 メディアの挿入を行ってください。
324 Ver1.16以降はメディア挿入済でも円盤複写屋を起動しても大丈夫です。
325 但し、開始前にはイジェクトしておく必要があります。
326
327
328 ライセンス
329 ==========
330
331 GPLに準ずるものとします。
332
333 --
334 Kagetani Hideto <banana@mxh.mesh.ne.jp>

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