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Mon Sep 18 14:06:56 2006 UTC (17 years, 6 months ago) by bananajinn
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1 はじめに
2 ========
3
4 この文書には以下の項目が含まれています。
5
6 * 円盤複写屋とは?
7 * 機能/特徴
8 * ネットワーク機能について
9 * ISO9660外側記録について
10 * Win32版に必要なもの
11 * Win32版インストール方法
12 * Win32版ビルド方法
13 * Win32(gtk)版に必要なもの
14 * Win32(gtk)版インストール方法
15 * Win32(gtk)版ビルド方法
16 * Linux版インストール方法
17 * Linux版を使用する為には
18 * Linux版ビルド方法
19 * MacOSX版インストール方法
20 * MacOSX版ビルド方法
21 * プラットフォーム別の制限事項・注意点
22 * ライセンス
23
24
25 円盤複写屋とは?
26 ===============
27
28 CD/DVD のディスクを複写するソフトウェアです。
29 Win32版とLinux版とMacOSX版があります。
30 Win32版は Windows98/2000/XP で動作します。それ以外の Windows では
31 おそらく動作しません。
32 Linux版は gtk を使用しています。
33 MacOSX版は Cocoa を使用しています。
34 また、gtk を使用した Windows 版も(まだ暫定的ですが)あります。
35
36
37 機能/特徴
38 =========
39
40 ・CD-R/RW : 複数セッション、セッション内複数トラックに対応。
41 ・CD-R/RW : パケット記録(FixedPacket/VariablePacket)対応。
42 ・CD-R/RW : 未完了セッション、未完了トラックにも対応。
43 ・CD-R/RW : 音楽トラック、データトラック(Mode1,Mode2XA1/2)対応。
44 ・CD-R/RW : 元ディスク記録方式(Track-at-once/Session-at-once)を
45 自動判別し、同じ記録方式で複写。
46 ・CD-R/RW : CD-TEXT対応。
47 ・DVD-R/-RW : Disc-at-once 対応。(オプション選択)
48 ・DVD-R/-RW : 複数ボーダー対応(DVDレコーダで記録されたらこれ?)。
49 ・DVD-R : ボーダー内複数Rゾーン対応。
50 ・DVD+R : 複数セッション対応。
51 ・DVD+RW : 単にベタッと記録するだけ。
52 ・ALL : 実験的な複数台同時記録(ver1.13)
53 ・ALL : ISOイメージ読取&書込(ver1.14)
54 ・ALL : ネットワーク(TCP/IP)対応(ver1.15)
55 ・ALL : あらゆるディスクを表現できる独自イメージ読込&書込(ver1.18)
56 ・ALL : ISO9660をディスクの外側に書込(ver1.19)
57
58 のつもりで作っていますが、うまく動作しないかもしれません。
59 動作報告をお待ちしてます。
60
61 また、以下の制限がありますので注意してください。
62
63 ・音楽トラックはその仕様から正確なタイミングでデータを読み出せないようで、
64 複写を繰り返す度にデータが前方または後方にずれていく。
65 (合わせこむ機能を実装していない。というか無理?)
66 ・CSS解除機能は搭載してないので、市販の DVD-video は複写不可能。
67 ・複数台同時記録する場合はバッファーアンダーラン防止機能必須。
68
69
70 ネットワーク機能について
71 ========================
72
73 この機能はあくまでもLAN用です。
74 メーカー製等でドライブが1台しか搭載できないPCが複数台あり、それらがLAN
75 接続されていれば一応オンザフライ書き込みが出来る事を目的として作成して
76 います。それ以外の用途は想定していません。
77
78 サーバ側になるのは読取装置側、言い換えると、書込装置としてネットワークを
79 選択した場合です。
80 接続する時は先にサーバ側を開始して待機させてから、クライアント側を開始して
81 ください。
82
83
84 ISO9660外側記録について
85 =======================
86
87 1セッション1トラックのISO9660に準拠したディスクまたはISOイメージファイル
88 からの複写の場合で記録ディスクに十分な空き領域がある場合、ディスクの外側
89 に記録する事ができます。
90 第1セッションはダミーデータ(ALL 0)で埋めて、第2セッションとして複写内容を
91 記録します。
92
93 この機能を使うと、記録したディスクの読み取りが若干速くなります。
94 例えばディスクの約半分の容量(700MBのCDなら350MB)を外側に記録すると内側
95 (通常)に記録した場合に比べて、シーケンシャルアクセス時は約1.5倍高速になり
96 ます。ランダムアクセスはシーク幅が狭くはなりますが、速度的にはほとんど
97 変わりません。なぜなら、 CDやDVDはディスク書かれているアドレス情報を読ま
98 ないと現在位置が解らないので、目的のアドレスに到達するためには、
99 ・ピックアップの大まかな移動
100 ・アドレス情報を読みながら目的のアドレスより少し前に微調整
101 ・ディスクの回転により目的のアドレスに到達するのを待つ
102 という事をしているからです(たぶん)。距離に応じて速くなるのは "大まかな移動"
103 だけです。それがシーク時間全体に対してどのくらいの割合を占めているのか解り
104 ませんが、試した感じでは特に違いが解りません。
105
106 つまり、シーケンシャルアクセスがよく行われるような巨大なファイルが記録され
107 るような場合しか効果はないかもしれません。
108 当然ですが、記録時間は長くなります。
109 現在はCDのみ対応しています。DVD系ディスクは外側記録できません。
110
111
112 Win32版に必要なもの
113 ===================
114
115 Windows98 ではドライブアクセスに wnaspi32.dll を使用します。
116 Windows2000/XP では wnaspi32.dll は使用しません。(V1.9から)
117 しかし、Windows2000/XP でも起動時に -aspi オプションを指定すると
118 wnaspi32.dll を使用する事ができます。
119 Windows2000/XP 用の wnaspi32.dll は nero のサイトなどからダウンロードして
120 きてください。
121 http://www.nero.com/en/631940733573829.html
122 adaptec の wnaspi32.dll ではドライブ認識されない場合があるようなので、
123 こちらの方が良いと思います。
124
125 また、ドライブにアクセスするにはアクセス権が必要です。
126 一般ユーザ等でも使えるようにする為には、管理者権限で管理ツールのローカル
127 セキュリティポリシーを起動し、セキュリティオプションを変更してください。
128
129
130 Win32版インストール方法
131 =======================
132
133 Inno setup で作成されたインストーラをダウンロードした方はインストーラを
134 起動し、画面の指示に従ってインストールしてください。
135 zip圧縮版の場合は好きな場所(C:\Program Files\enbanfukusyaya 等)に解凍し、
136 お好みでスタートメニューやデスクトップにショートカットを作成してください。
137
138
139 Win32版ビルド方法
140 =================
141
142 1. ソースファイルを置くディレクトリを準備します。(例: C:\src)
143
144 2. 円盤複写屋ソースファイルをそこに解凍します。
145
146 3. KgThemeソースファイルも同じ場所に解凍します。
147
148 4. Adaptec ASPI ドライバーをダウンロードします。
149 http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
150 但し、これは円盤複写屋をビルドする為だけに使用します。
151 Windows2000/XP では何故か上手く動作しない事が多い為、
152 DLLのインストールはお勧めしません。
153
154 5. ダウンロードした aspi_v471.exe を実行し、どこかに解凍します。
155
156 6. 解凍したディレクトリの include ディレクトリ以下のファイルを
157 円盤複写屋の Win32\WinAspi\adaptec ディレクトリにコピーします。
158
159 7. 以下のような構成になっている事を確認します。
160 C:\src\
161 +-- KgTheme\ (KgThemeソースツリー)
162 +-- EnbanFukusya\ (円盤複写屋ソースツリー)
163 +-- DriveAccess\
164 +-- Win32\
165 +-- res\
166 +-- WinAspi\
167 +-- adaptec\
168 + *.h *.inc (6.でコピーしたファイル群)
169
170 8. 円盤複写屋の Win32\EnbanFukusya.dsw を VisualStudio で開いて
171 ビルドを実行して下さい。
172
173
174 Win32(gtk)版に必要なもの
175 ========================
176
177 もう一つのWindows版は、GTK2 を使用したものです。
178 Glade for Windows(http://gladewin32.sourceforge.net/)から
179 Gtk+/Win32 Runtime Environment Installer をダウンロードしてインストール
180 してください。
181 ビルドしたい場合は Gtk+/Win32 Development Environment Installer を
182 ダウンロードしてインストールしてください。
183
184
185 Win32(gtk)版インストール方法
186 ============================
187
188 gtkを使っていない Win32 版と同様に、インストーラの場合はそれを起動し、
189 zip圧縮の場合はお好きな場所に解凍してください。
190
191 theme/gtkrc を編集することでテーマを変える事ができます。
192 towadakoテーマに変更するには、次のように編集します。
193 #include "default\\gtkrc"
194 include "towadako\\gtkrc"
195 もし、他の GTK2 アプリケーションと同じテーマを使用したい場合は、
196 include "C:\\home\\.gtkrc-2.0"
197 というように、環境変数 HOME にある gtkrc を include するようにしてください。
198 GTK用のテーマは http://gtk.themes.org/ などからダウンロードできるようです。
199
200
201 Win32(gtk)版ビルド方法
202 ======================
203
204 開発環境として MinGW または Cygwin が必要です。
205 (私は Cygwin に含まれる MinGW でしかコンパイルしていません。)
206 また、GTK2 開発者向けパッケージと、Adaptec ASPI ドライバが必要です。
207
208 MinGW : http://www.mingw.org/
209 Cygwin : http://www.cygwin.com/
210 GTK2 : http://gladewin32.sourceforge.net/
211 ASPIドライバ : http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
212
213 必要なものが揃ったら円盤複写屋ソースファイルを解凍してください。
214 Win32-gtk/Makefile をエディタで開き、GTKHOME に GTK2 インストール先を
215 設定してください。
216
217 例) Cygwin の場合 : GTKHOME = /cygdrive/c/GTK
218 MinGW の場合 : GTKHOME = /c/GTK
219
220 MinGW または Cygwin のシェルウィンドウを開き、
221 $ cd Win32-gtk
222 $ make depend && make
223 を実行してください。
224 その後、
225 $ make dist
226 を実行すると Win32-gtk/dist/ に配布イメージでファイルが作成されます。
227
228
229 Linux版インストール方法
230 =======================
231
232 VineLinux 2.6(i386)をお使いの場合は、バイナリパッケージをインストール
233 できます。
234 例) rpm -ivh EnbanFukusyaYa-*.i386.rpm
235
236 その他の RedHat系Linux では、src.rpm をリビルドした後インストールして
237 ください。(%は一般ユーザのプロンプト、#はrootのプロンプトとして表現
238 しています。)
239 例)
240 % rpm --rebuild EnbanFukusyaYa-*.src.rpm
241 # rpm -ivh ~/redhat/RPMS/*/EnbanFukusyaYa-*.rpm
242
243 それ以外の(非RedHat系)Linuxでは、手作業でコンパイル&インストールして
244 ください。
245 例)
246 % tar zxf EnbanFukusyaYa-*-src.tar.gz
247 % cd EnbanFukusyaYa-*
248 % cd Linux ; sh to_euc.sh
249 % cd src ; make
250 # make install
251
252
253 Linux版を使用する為には
254 =======================
255
256 使用するユーザに対してデバイスの書込み権限を与える必要があります。
257
258 最も簡単な方法は、該当デバイスファイルのモードを 0666 にする事です。
259 例1) ATAPI(Secondary/Master)接続の場合
260 # chmod 666 /dev/hdc
261 例2) SCSI(1台目)接続の場合
262 # chmod 666 /dev/scd0
263
264 UNIX的に解決するには、書込み可能なグループを作り、そのグループの一員と
265 するのが良いと思います。
266 例) cdwrite グループに権限を与え、taro ユーザが使えるようにする場合
267 # groupadd cdwrite
268 # chgrp cdwrite /dev/hdc
269 # chmod 664 /dev/hdc
270 # usermod -G cdwrite taro
271
272 次のようにして、ログインしたユーザに権限を与えるのも1つの方法だと思います。
273 例) wdm を使用している場合
274 # cat "chown \$USER /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/GiveConsole
275 # cat "chown root /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/TakeConsole
276
277
278 Linux版ビルド方法
279 =================
280
281 1. ソースファイルを展開します。
282 (例) tar zxf EnbanFukusya-*-src.tar.gz
283
284 2. サブディレクトリ Linux に入ります。
285 (例) cd EnbanFukusya-*/Linux
286
287 3. to_euc.sh を使って共通ソースファイルを euc-jp に変換します。
288 (例) ./to_euc.sh
289
290 4. src ディレクトリに入り、make を実行します。
291 (例) cd src; make
292
293
294 MacOSX版インストール方法
295 ========================
296
297 MacOSX版の配布ファイルはdmgですので、ダブルクリック操作等でマウント
298 してください。
299 マウント後にEnbanFukusyaYa.appフォルダをお好きな場所(アプリケーション
300 フォルダ等)にコピーしてください。
301
302
303 MacOSX版ビルド方法
304 ==================
305
306 ソースファイルを展開すると Xcode 用のプロジェクトファイルがあるので
307 それを Xcode で開きます。
308 後は、Xcode の通常のビルド方法でビルドできます。
309
310
311 プラットフォーム別の制限事項・注意点
312 ====================================
313
314 ・MacOSXでは円盤複写屋起動後にディスクを入れる!
315 OS標準設定では CD/DVD メディアを挿入すると、OS がすかさずマウント
316 します。円盤複写屋には OS がマウントしたものを自動的に解除する
317 ような機能は搭載していません。そして、ドライブへの排他的アクセス権
318 の取得に失敗し、ドライブが見えないという現象が発生します。
319 そのような場合はメディアを一度イジェクトし、円盤複写屋を起動してから
320 メディアの挿入を行ってください。
321 Ver1.16以降はメディア挿入済でも円盤複写屋を起動しても大丈夫です。
322 但し、開始前にはイジェクトしておく必要があります。
323
324
325 ライセンス
326 ==========
327
328 GPLに準ずるものとします。
329
330 --
331 Kagetani Hideto <banana@mxh.mesh.ne.jp>

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