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Sat Jul 12 14:58:24 2008 UTC (15 years, 9 months ago) by bananajinn
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1 はじめに
2 ========
3
4 この文書には以下の項目が含まれています。
5
6 * 円盤複写屋とは?
7 * 機能/特徴
8 * ネットワーク機能について
9 * ISO9660外側記録について
10 * コンソール版について
11 * コマンドライン引数について
12 * Win32版に必要なもの
13 * Win32版インストール方法
14 * Win32版ビルド方法
15 * Win32(gtk)版に必要なもの
16 * Win32(gtk)版インストール方法
17 * Win32(gtk)版ビルド方法
18 * Linux版インストール方法
19 * Linux版を使用する為には
20 * Linux版ビルド方法
21 * MacOSX版インストール方法
22 * MacOSX版ビルド方法
23 * プラットフォーム別の制限事項・注意点
24 * ライセンス
25
26
27 円盤複写屋とは?
28 ===============
29
30 CD/DVD のディスクを複写するソフトウェアです。
31 Win32版とLinux版とMacOSX版があります。
32 Win32版は Windows98/2000/XP で動作します。それ以外の Windows では
33 おそらく動作しません。
34 Linux版は gtk を使用しています。
35 MacOSX版は Cocoa を使用しています。
36 また、gtk を使用した Windows 版も(まだ暫定的ですが)あります。
37
38
39 機能/特徴
40 =========
41
42 ・CD-R/RW : 複数セッション、セッション内複数トラックに対応。
43 ・CD-R/RW : パケット記録(FixedPacket/VariablePacket)対応。
44 ・CD-R/RW : 未完了セッション、未完了トラックにも対応。
45 ・CD-R/RW : 音楽トラック、データトラック(Mode1,Mode2XA1/2)対応。
46 ・CD-R/RW : 元ディスク記録方式(Track-at-once/Session-at-once)を
47 自動判別し、同じ記録方式で複写。
48 ・CD-R/RW : CD-TEXT対応。
49 ・DVD-R/-RW : Disc-at-once 対応。(オプション選択)
50 ・DVD-R/-RW : 複数ボーダー対応(DVDレコーダで記録されたらこれ?)。
51 ・DVD-R : ボーダー内複数Rゾーン対応。
52 ・DVD+R : 複数セッション対応。
53 ・DVD+RW : 単にベタッと記録するだけ。
54 ・ALL : 実験的な複数台同時記録(ver1.13)
55 ・ALL : ISOイメージ読取&書込(ver1.14)
56 ・ALL : ネットワーク(TCP/IP)対応(ver1.15)
57 ・ALL : あらゆるディスクを表現できる独自イメージ読込&書込(ver1.18)
58 ・ALL : ISO9660をディスクの外側に書込(ver1.19)
59
60 のつもりで作っていますが、うまく動作しないかもしれません。
61 動作報告をお待ちしてます。
62
63 また、以下の制限がありますので注意してください。
64
65 ・音楽トラックはその仕様から正確なタイミングでデータを読み出せないようで、
66 複写を繰り返す度にデータが前方または後方にずれていく。
67 (合わせこむ機能を実装していない。というか無理?)
68 ・CSS解除機能は搭載してないので、市販の DVD-video は複写不可能。
69 ・複数台同時記録する場合はバッファーアンダーラン防止機能必須。
70
71
72 ネットワーク機能について
73 ========================
74
75 この機能はあくまでもLAN用です。
76 メーカー製等でドライブが1台しか搭載できないPCが複数台あり、それらがLAN
77 接続されていれば一応オンザフライ書き込みが出来る事を目的として作成して
78 います。それ以外の用途は想定していません。
79
80 サーバ側になるのは読取装置側、言い換えると、書込装置としてネットワークを
81 選択した場合です。
82 接続する時は先にサーバ側を開始して待機させてから、クライアント側を開始して
83 ください。
84
85
86 ISO9660外側記録について
87 =======================
88
89 1セッション1トラックのISO9660に準拠したディスクまたはISOイメージファイル
90 からの複写の場合で記録ディスクに十分な空き領域がある場合、ディスクの外側
91 に記録する事ができます。
92 第1セッションはダミーデータ(ALL 0)で埋めて、第2セッションとして複写内容を
93 記録します。
94
95 この機能を使うと、記録したディスクの読み取りが若干速くなります。
96 例えばディスクの約半分の容量(700MBのCDなら350MB)を外側に記録すると内側
97 (通常)に記録した場合に比べて、シーケンシャルアクセス時は約1.5倍高速になり
98 ます。ランダムアクセスはシーク幅が狭くはなりますが、速度的にはほとんど
99 変わりません。なぜなら、 CDやDVDはディスク書かれているアドレス情報を読ま
100 ないと現在位置が解らないので、目的のアドレスに到達するためには、
101 ・ピックアップの大まかな移動
102 ・アドレス情報を読みながら目的のアドレスより少し前に微調整
103 ・ディスクの回転により目的のアドレスに到達するのを待つ
104 という事をしているからです(たぶん)。距離に応じて速くなるのは "大まかな移動"
105 だけです。それがシーク時間全体に対してどのくらいの割合を占めているのか解り
106 ませんが、試した感じでは特に違いが解りません。
107
108 つまり、シーケンシャルアクセスがよく行われるような巨大なファイルが記録され
109 るような場合しか効果はないかもしれません。
110 当然ですが、記録時間は長くなります。
111 現在はCDのみ対応しています。DVD系ディスクは外側記録できません。
112
113
114 コンソール版について
115 ====================
116
117 Linux版のみですが、コンソール画面で対話形式で動作する cEnbanFukusyaYa が
118 同梱されています。(ver 1.19.4以降)
119 おそらくほとんど誰も使わないと思うので詳しい説明は省略します。
120 一応、動作指定のほとんどをコマンドラインから行うことができ、--batch オプション
121 で非対話モード動作できるようにしています。
122 オプションの指定方法については cEnbanFukusyaYa --help で参照してください。
123
124
125 コマンドライン引数について
126 ==========================
127
128 コンソール版以外でも次のようにコマンドライン引数を指定する事ができます。
129
130 第一引数 : 読取側のイメージファイル名(*.iso または *.emg)
131 第二引数 : 書込側のイメージファイル名(*.iso または *.emg)
132
133 例) C:\foo.iso を何らかのメディアに書き込みたい場合
134 EnbanFukusyaYa.exe C:\foo.iso
135 例) C:\foo.iso を D:\bar.emg に書き込みたい場合
136 EnbanFukusyaYa.exe C:\foo.iso D:\bar.emg
137
138 ※ 現在は Win32 版のみ指定可能です。
139
140
141 Win32版に必要なもの
142 ===================
143
144 Windows98 ではドライブアクセスに wnaspi32.dll を使用します。
145 Windows2000/XP では wnaspi32.dll は使用しません。(V1.9から)
146 しかし、Windows2000/XP でも起動時に -aspi オプションを指定すると
147 wnaspi32.dll を使用する事ができます。
148 Windows2000/XP 用の wnaspi32.dll は nero のサイトなどからダウンロードして
149 きてください。
150 http://www.nero.com/en/631940733573829.html
151 adaptec の wnaspi32.dll ではドライブ認識されない場合があるようなので、
152 こちらの方が良いと思います。
153
154 また、ドライブにアクセスするにはアクセス権が必要です。
155 一般ユーザ等でも使えるようにする為には、管理者権限で管理ツールのローカル
156 セキュリティポリシーを起動し、セキュリティオプションを変更してください。
157
158
159 Win32版インストール方法
160 =======================
161
162 Inno setup で作成されたインストーラをダウンロードした方はインストーラを
163 起動し、画面の指示に従ってインストールしてください。
164 zip圧縮版の場合は好きな場所(C:\Program Files\enbanfukusyaya 等)に解凍し、
165 お好みでスタートメニューやデスクトップにショートカットを作成してください。
166
167
168 Win32版ビルド方法
169 =================
170
171 1. ソースファイルを置くディレクトリを準備します。(例: C:\src)
172
173 2. 円盤複写屋ソースファイルをそこに解凍します。
174
175 3. KgThemeソースファイルも同じ場所に解凍します。
176
177 4. Adaptec ASPI ドライバーをダウンロードします。
178 http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
179 但し、これは円盤複写屋をビルドする為だけに使用します。
180 Windows2000/XP では何故か上手く動作しない事が多い為、
181 DLLのインストールはお勧めしません。
182
183 5. ダウンロードした aspi_v471.exe を実行し、どこかに解凍します。
184
185 6. 解凍したディレクトリの include ディレクトリ以下のファイルを
186 円盤複写屋の Win32\WinAspi\adaptec ディレクトリにコピーします。
187
188 7. 以下のような構成になっている事を確認します。
189 C:\src\
190 +-- KgTheme\ (KgThemeソースツリー)
191 +-- EnbanFukusya\ (円盤複写屋ソースツリー)
192 +-- DriveAccess\
193 +-- Win32\
194 +-- res\
195 +-- WinAspi\
196 +-- adaptec\
197 + *.h *.inc (6.でコピーしたファイル群)
198
199 8. 円盤複写屋の Win32\EnbanFukusya.dsw を VisualStudio で開いて
200 ビルドを実行して下さい。
201
202
203 Win32(gtk)版に必要なもの
204 ========================
205
206 もう一つのWindows版は、GTK2 を使用したものです。
207 Glade for Windows(http://gladewin32.sourceforge.net/)から
208 Gtk+/Win32 Runtime Environment Installer をダウンロードしてインストール
209 してください。
210 ビルドしたい場合は Gtk+/Win32 Development Environment Installer を
211 ダウンロードしてインストールしてください。
212
213
214 Win32(gtk)版インストール方法
215 ============================
216
217 gtkを使っていない Win32 版と同様に、インストーラの場合はそれを起動し、
218 zip圧縮の場合はお好きな場所に解凍してください。
219
220 theme/gtkrc を編集することでテーマを変える事ができます。
221 towadakoテーマに変更するには、次のように編集します。
222 #include "default\\gtkrc"
223 include "towadako\\gtkrc"
224 もし、他の GTK2 アプリケーションと同じテーマを使用したい場合は、
225 include "C:\\home\\.gtkrc-2.0"
226 というように、環境変数 HOME にある gtkrc を include するようにしてください。
227 GTK用のテーマは http://gtk.themes.org/ などからダウンロードできるようです。
228
229
230 Win32(gtk)版ビルド方法
231 ======================
232
233 開発環境として MinGW または Cygwin が必要です。
234 (私は Cygwin に含まれる MinGW でしかコンパイルしていません。)
235 また、GTK2 開発者向けパッケージと、Adaptec ASPI ドライバが必要です。
236
237 MinGW : http://www.mingw.org/
238 Cygwin : http://www.cygwin.com/
239 GTK2 : http://gladewin32.sourceforge.net/
240 ASPIドライバ : http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
241
242 必要なものが揃ったら円盤複写屋ソースファイルを解凍してください。
243 Win32-gtk/Makefile をエディタで開き、GTKHOME に GTK2 インストール先を
244 設定してください。
245
246 例) Cygwin の場合 : GTKHOME = /cygdrive/c/GTK
247 MinGW の場合 : GTKHOME = /c/GTK
248
249 MinGW または Cygwin のシェルウィンドウを開き、
250 $ cd Win32-gtk
251 $ make depend && make
252 を実行してください。
253 その後、
254 $ make dist
255 を実行すると Win32-gtk/dist/ に配布イメージでファイルが作成されます。
256
257
258 Linux版インストール方法
259 =======================
260
261 VineLinux 2.6(i386)をお使いの場合は、バイナリパッケージをインストール
262 できます。
263 例) rpm -ivh EnbanFukusyaYa-*.i386.rpm
264
265 その他の RedHat系Linux では、src.rpm をリビルドした後インストールして
266 ください。(%は一般ユーザのプロンプト、#はrootのプロンプトとして表現
267 しています。)
268 例)
269 % rpm --rebuild EnbanFukusyaYa-*.src.rpm
270 # rpm -ivh ~/redhat/RPMS/*/EnbanFukusyaYa-*.rpm
271
272 それ以外の(非RedHat系)Linuxでは、手作業でコンパイル&インストールして
273 ください。
274 例)
275 % tar zxf EnbanFukusyaYa-*-src.tar.gz
276 % cd EnbanFukusyaYa-*
277 % cd Linux ; sh to_euc.sh
278 % cd src ; make
279 # make install
280
281
282 Linux版を使用する為には
283 =======================
284
285 使用するユーザに対してデバイスの書込み権限を与える必要があります。
286
287 最も簡単な方法は、該当デバイスファイルのモードを 0666 にする事です。
288 例1) ATAPI(Secondary/Master)接続の場合
289 # chmod 666 /dev/hdc
290 例2) SCSI(1台目)接続の場合
291 # chmod 666 /dev/scd0
292
293 UNIX的に解決するには、書込み可能なグループを作り、そのグループの一員と
294 するのが良いと思います。
295 例) cdwrite グループに権限を与え、taro ユーザが使えるようにする場合
296 # groupadd cdwrite
297 # chgrp cdwrite /dev/hdc
298 # chmod 664 /dev/hdc
299 # usermod -G cdwrite taro
300
301 次のようにして、ログインしたユーザに権限を与えるのも1つの方法だと思います。
302 例) wdm を使用している場合
303 # cat "chown \$USER /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/GiveConsole
304 # cat "chown root /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/TakeConsole
305
306
307 Linux版ビルド方法
308 =================
309
310 1. ソースファイルを展開します。
311 (例) tar zxf EnbanFukusya-*-src.tar.gz
312
313 2. サブディレクトリ Linux に入ります。
314 (例) cd EnbanFukusya-*/Linux
315
316 3. to_euc.sh を使って共通ソースファイルを euc-jp に変換します。
317 (例) ./to_euc.sh
318
319 4. src ディレクトリに入り、make を実行します。
320 (例) cd src; make
321
322
323 MacOSX版インストール方法
324 ========================
325
326 MacOSX版の配布ファイルはdmgですので、ダブルクリック操作等でマウント
327 してください。
328 マウント後にEnbanFukusyaYa.appフォルダをお好きな場所(アプリケーション
329 フォルダ等)にコピーしてください。
330
331
332 MacOSX版ビルド方法
333 ==================
334
335 ソースファイルを展開すると Xcode 用のプロジェクトファイルがあるので
336 それを Xcode で開きます。
337 後は、Xcode の通常のビルド方法でビルドできます。
338
339
340 プラットフォーム別の制限事項・注意点
341 ====================================
342
343 ・MacOSXでは円盤複写屋起動後にディスクを入れる!
344 OS標準設定では CD/DVD メディアを挿入すると、OS がすかさずマウント
345 します。円盤複写屋には OS がマウントしたものを自動的に解除する
346 ような機能は搭載していません。そして、ドライブへの排他的アクセス権
347 の取得に失敗し、ドライブが見えないという現象が発生します。
348 そのような場合はメディアを一度イジェクトし、円盤複写屋を起動してから
349 メディアの挿入を行ってください。
350 Ver1.16以降はメディア挿入済でも円盤複写屋を起動しても大丈夫です。
351 但し、開始前にはイジェクトしておく必要があります。
352
353
354 ライセンス
355 ==========
356
357 GPLに準ずるものとします。
358
359 --
360 Kagetani Hideto <banana@mxh.mesh.ne.jp>

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