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Mon Nov 1 15:19:07 2010 UTC (13 years, 5 months ago) by bananajinn
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1 はじめに
2 ========
3
4 この文書には以下の項目が含まれています。
5
6 * 円盤複写屋とは?
7 * 機能/特徴
8 * ネットワーク機能について
9 * ISO9660外側記録について
10 * コンソール版について
11 * コマンドライン引数について
12 * Win32版に必要なもの
13 * Win32版インストール方法
14 * Win32版ビルド方法
15 * Win32(gtk)版に必要なもの
16 * Win32(gtk)版インストール方法
17 * Win32(gtk)版ビルド方法
18 * Linux版インストール方法
19 * Linux版を使用する為には
20 * Linux版ビルド方法
21 * MacOSX版インストール方法
22 * MacOSX版ビルド方法
23 * プラットフォーム別の制限事項・注意点
24 * ライセンス
25
26
27 円盤複写屋とは?
28 ===============
29
30 CD/DVD のディスクを複写するソフトウェアです。
31 Win32版とLinux版とMacOSX版があります。
32 Win32版は Windows98/2000/XP で動作します。それ以外の Windows では
33 おそらく動作しません。
34 Linux版は gtk を使用しています。
35 MacOSX版は Cocoa を使用しています。
36 また、gtk を使用した Windows 版も(まだ暫定的ですが)あります。
37
38
39 機能/特徴
40 =========
41
42 ・CD-R/RW : 複数セッション、セッション内複数トラックに対応。
43 ・CD-R/RW : パケット記録(FixedPacket/VariablePacket)対応。
44 ・CD-R/RW : 未完了セッション、未完了トラックにも対応。
45 ・CD-R/RW : 音楽トラック、データトラック(Mode1,Mode2XA1/2)対応。
46 ・CD-R/RW : 元ディスク記録方式(Track-at-once/Session-at-once)を
47 自動判別し、同じ記録方式で複写。
48 ・CD-R/RW : CD-TEXT対応。
49 ・DVD-R/-RW : Disc-at-once 対応。(オプション選択)
50 ・DVD-R/-RW : 複数ボーダー対応(DVDレコーダで記録されたらこれ?)。
51 ・DVD-R : ボーダー内複数Rゾーン対応。
52 ・DVD+R : 複数セッション対応。
53 ・DVD+RW : 単にベタッと記録するだけ。
54 ・ALL : 実験的な複数台同時記録(ver1.13)
55 ・ALL : ISOイメージ読取&書込(ver1.14)
56 ・ALL : ネットワーク(TCP/IP)対応(ver1.15)
57 ・ALL : あらゆるディスクを表現できる独自イメージ読込&書込(ver1.18)
58 ・ALL : ISO9660をディスクの外側に書込(ver1.19)
59
60 のつもりで作っていますが、うまく動作しないかもしれません。
61 動作報告をお待ちしてます。
62
63 また、以下の制限がありますので注意してください。
64
65 ・音楽トラックはその仕様から正確なタイミングでデータを読み出せないようで、
66 複写を繰り返す度にデータが前方または後方にずれていく。
67 (合わせこむ機能を実装していない。というか無理?)
68 ・CSS解除機能は搭載してないので、市販の DVD-video は複写不可能。
69 ・複数台同時記録する場合はバッファーアンダーラン防止機能必須。
70
71
72 ネットワーク機能について
73 ========================
74
75 この機能はあくまでもLAN用です。
76 メーカー製等でドライブが1台しか搭載できないPCが複数台あり、それらがLAN
77 接続されていれば一応オンザフライ書き込みが出来る事を目的として作成して
78 います。それ以外の用途は想定していません。
79
80 サーバ側になるのは読取装置側、言い換えると、書込装置としてネットワークを
81 選択した場合です。
82 接続する時は先にサーバ側を開始して待機させてから、クライアント側を開始して
83 ください。
84
85
86 ISO9660外側記録について
87 =======================
88
89 1セッション1トラックのISO9660に準拠したディスクまたはISOイメージファイル
90 からの複写の場合で記録ディスクに十分な空き領域がある場合、ディスクの外側
91 に記録する事ができます。
92 第1セッションはダミーデータ(ALL 0)で埋めて、第2セッションとして複写内容を
93 記録します。
94
95 この機能を使うと、記録したディスクの読み取りが若干速くなります。
96 例えばディスクの約半分の容量(700MBのCDなら350MB)を外側に記録すると内側
97 (通常)に記録した場合に比べて、シーケンシャルアクセス時は約1.5倍高速になり
98 ます。ランダムアクセスはシーク幅が狭くはなりますが、速度的にはほとんど
99 変わりません。なぜなら、 CDやDVDはディスク書かれているアドレス情報を読ま
100 ないと現在位置が解らないので、目的のアドレスに到達するためには、
101 ・ピックアップの大まかな移動
102 ・アドレス情報を読みながら目的のアドレスより少し前に微調整
103 ・ディスクの回転により目的のアドレスに到達するのを待つ
104 という事をしているからです(たぶん)。距離に応じて速くなるのは "大まかな移動"
105 だけです。それがシーク時間全体に対してどのくらいの割合を占めているのか解り
106 ませんが、試した感じでは特に違いが解りません。
107
108 つまり、シーケンシャルアクセスがよく行われるような巨大なファイルが記録され
109 るような場合しか効果はないかもしれません。
110 当然ですが、記録時間は長くなります。
111 現在はCDのみ対応しています。DVD系ディスクは外側記録できません。
112
113
114 フォルダからのISOイメージについて
115 ===============================
116
117 フォルダを選択すると、mkisofsコマンドを使用してISOイメージを作成します。
118 読取装置側でだけ指定できます。
119 mkisofs の -J(Joliet) -r(RockRidge) のオプションが使われます。
120 現在はLinux版のみです。
121
122
123 コンソール版について
124 ====================
125
126 Linux版のみですが、コンソール画面で対話形式で動作する cEnbanFukusyaYa が
127 同梱されています。(ver 1.19.4以降)
128 おそらくほとんど誰も使わないと思うので詳しい説明は省略します。
129 一応、動作指定のほとんどをコマンドラインから行うことができ、--batch オプション
130 で非対話モード動作できるようにしています。
131 オプションの指定方法については cEnbanFukusyaYa --help で参照してください。
132
133
134 コマンドライン引数について
135 ==========================
136
137 コンソール版以外でも次のようにコマンドライン引数を指定する事ができます。
138
139 第一引数 : 読取側のイメージファイル名(*.iso または *.emg)
140 第二引数 : 書込側のイメージファイル名(*.iso または *.emg)
141
142 例) C:\foo.iso を何らかのメディアに書き込みたい場合
143 EnbanFukusyaYa.exe C:\foo.iso
144 例) C:\foo.iso を D:\bar.emg に書き込みたい場合
145 EnbanFukusyaYa.exe C:\foo.iso D:\bar.emg
146
147 ※ 現在は Win32 版のみ指定可能です。
148
149
150 Win32版に必要なもの
151 ===================
152
153 Windows98 ではドライブアクセスに wnaspi32.dll を使用します。
154 Windows2000/XP では wnaspi32.dll は使用しません。(V1.9から)
155 しかし、Windows2000/XP でも起動時に -aspi オプションを指定すると
156 wnaspi32.dll を使用する事ができます。
157 Windows2000/XP 用の wnaspi32.dll は nero のサイトなどからダウンロードして
158 きてください。
159 http://www.nero.com/en/631940733573829.html
160 adaptec の wnaspi32.dll ではドライブ認識されない場合があるようなので、
161 こちらの方が良いと思います。
162
163 また、ドライブにアクセスするにはアクセス権が必要です。
164 一般ユーザ等でも使えるようにする為には、管理者権限で管理ツールのローカル
165 セキュリティポリシーを起動し、セキュリティオプションを変更してください。
166
167
168 Win32版インストール方法
169 =======================
170
171 Inno setup で作成されたインストーラをダウンロードした方はインストーラを
172 起動し、画面の指示に従ってインストールしてください。
173 zip圧縮版の場合は好きな場所(C:\Program Files\enbanfukusyaya 等)に解凍し、
174 お好みでスタートメニューやデスクトップにショートカットを作成してください。
175
176
177 Win32版ビルド方法
178 =================
179
180 1. ソースファイルを置くディレクトリを準備します。(例: C:\src)
181
182 2. 円盤複写屋ソースファイルをそこに解凍します。
183
184 3. KgThemeソースファイルも同じ場所に解凍します。
185
186 4. Adaptec ASPI ドライバーをダウンロードします。
187 http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
188 但し、これは円盤複写屋をビルドする為だけに使用します。
189 Windows2000/XP では何故か上手く動作しない事が多い為、
190 DLLのインストールはお勧めしません。
191
192 5. ダウンロードした aspi_v471.exe を実行し、どこかに解凍します。
193
194 6. 解凍したディレクトリの include ディレクトリ以下のファイルを
195 円盤複写屋の Win32\WinAspi\adaptec ディレクトリにコピーします。
196
197 7. 以下のような構成になっている事を確認します。
198 C:\src\
199 +-- KgTheme\ (KgThemeソースツリー)
200 +-- EnbanFukusya\ (円盤複写屋ソースツリー)
201 +-- DriveAccess\
202 +-- Win32\
203 +-- res\
204 +-- WinAspi\
205 +-- adaptec\
206 + *.h *.inc (6.でコピーしたファイル群)
207
208 8. 円盤複写屋の Win32\EnbanFukusya.dsw を VisualStudio で開いて
209 ビルドを実行して下さい。
210
211
212 Win32(gtk)版に必要なもの
213 ========================
214
215 もう一つのWindows版は、GTK2 を使用したものです。
216 Glade for Windows(http://gladewin32.sourceforge.net/)から
217 Gtk+/Win32 Runtime Environment Installer をダウンロードしてインストール
218 してください。
219 ビルドしたい場合は Gtk+/Win32 Development Environment Installer を
220 ダウンロードしてインストールしてください。
221
222
223 Win32(gtk)版インストール方法
224 ============================
225
226 gtkを使っていない Win32 版と同様に、インストーラの場合はそれを起動し、
227 zip圧縮の場合はお好きな場所に解凍してください。
228
229 theme/gtkrc を編集することでテーマを変える事ができます。
230 towadakoテーマに変更するには、次のように編集します。
231 #include "default\\gtkrc"
232 include "towadako\\gtkrc"
233 もし、他の GTK2 アプリケーションと同じテーマを使用したい場合は、
234 include "C:\\home\\.gtkrc-2.0"
235 というように、環境変数 HOME にある gtkrc を include するようにしてください。
236 GTK用のテーマは http://gtk.themes.org/ などからダウンロードできるようです。
237
238
239 Win32(gtk)版ビルド方法
240 ======================
241
242 開発環境として MinGW または Cygwin が必要です。
243 (私は Cygwin に含まれる MinGW でしかコンパイルしていません。)
244 また、GTK2 開発者向けパッケージと、Adaptec ASPI ドライバが必要です。
245
246 MinGW : http://www.mingw.org/
247 Cygwin : http://www.cygwin.com/
248 GTK2 : http://gladewin32.sourceforge.net/
249 ASPIドライバ : http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
250
251 必要なものが揃ったら円盤複写屋ソースファイルを解凍してください。
252 Win32-gtk/Makefile をエディタで開き、GTKHOME に GTK2 インストール先を
253 設定してください。
254
255 例) Cygwin の場合 : GTKHOME = /cygdrive/c/GTK
256 MinGW の場合 : GTKHOME = /c/GTK
257
258 MinGW または Cygwin のシェルウィンドウを開き、
259 $ cd Win32-gtk
260 $ make depend && make
261 を実行してください。
262 その後、
263 $ make dist
264 を実行すると Win32-gtk/dist/ に配布イメージでファイルが作成されます。
265
266
267 Linux版インストール方法
268 =======================
269
270 VineLinux 2.6(i386)をお使いの場合は、バイナリパッケージをインストール
271 できます。
272 例) rpm -ivh EnbanFukusyaYa-*.i386.rpm
273
274 その他の RedHat系Linux では、src.rpm をリビルドした後インストールして
275 ください。(%は一般ユーザのプロンプト、#はrootのプロンプトとして表現
276 しています。)
277 例)
278 % rpm --rebuild EnbanFukusyaYa-*.src.rpm
279 # rpm -ivh ~/redhat/RPMS/*/EnbanFukusyaYa-*.rpm
280
281 それ以外の(非RedHat系)Linuxでは、手作業でコンパイル&インストールして
282 ください。
283 例)
284 % tar zxf EnbanFukusyaYa-*-src.tar.gz
285 % cd EnbanFukusyaYa-*
286 % cd Linux ; sh to_euc.sh
287 % cd src ; make
288 # make install
289
290
291 Linux版を使用する為には
292 =======================
293
294 使用するユーザに対してデバイスの書込み権限を与える必要があります。
295
296 最も簡単な方法は、該当デバイスファイルのモードを 0666 にする事です。
297 例1) ATAPI(Secondary/Master)接続の場合
298 # chmod 666 /dev/hdc
299 例2) SCSI(1台目)接続の場合
300 # chmod 666 /dev/scd0
301
302 UNIX的に解決するには、書込み可能なグループを作り、そのグループの一員と
303 するのが良いと思います。
304 例) cdwrite グループに権限を与え、taro ユーザが使えるようにする場合
305 # groupadd cdwrite
306 # chgrp cdwrite /dev/hdc
307 # chmod 664 /dev/hdc
308 # usermod -G cdwrite taro
309
310 次のようにして、ログインしたユーザに権限を与えるのも1つの方法だと思います。
311 例) wdm を使用している場合
312 # cat "chown \$USER /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/GiveConsole
313 # cat "chown root /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/TakeConsole
314
315
316 Linux版ビルド方法
317 =================
318
319 1. ソースファイルを展開します。
320 (例) tar zxf EnbanFukusya-*-src.tar.gz
321
322 2. サブディレクトリ Linux に入ります。
323 (例) cd EnbanFukusya-*/Linux
324
325 3. to_euc.sh を使って共通ソースファイルを euc-jp に変換します。
326 (例) ./to_euc.sh
327
328 4. src ディレクトリに入り、make を実行します。
329 (例) cd src; make
330
331
332 MacOSX版インストール方法
333 ========================
334
335 MacOSX版の配布ファイルはdmgですので、ダブルクリック操作等でマウント
336 してください。
337 マウント後にEnbanFukusyaYa.appフォルダをお好きな場所(アプリケーション
338 フォルダ等)にコピーしてください。
339
340
341 MacOSX版ビルド方法
342 ==================
343
344 ソースファイルを展開すると Xcode 用のプロジェクトファイルがあるので
345 それを Xcode で開きます。
346 後は、Xcode の通常のビルド方法でビルドできます。
347
348
349 プラットフォーム別の制限事項・注意点
350 ====================================
351
352 ・MacOSXでは円盤複写屋起動後にディスクを入れる!
353 OS標準設定では CD/DVD メディアを挿入すると、OS がすかさずマウント
354 します。円盤複写屋には OS がマウントしたものを自動的に解除する
355 ような機能は搭載していません。そして、ドライブへの排他的アクセス権
356 の取得に失敗し、ドライブが見えないという現象が発生します。
357 そのような場合はメディアを一度イジェクトし、円盤複写屋を起動してから
358 メディアの挿入を行ってください。
359 Ver1.16以降はメディア挿入済でも円盤複写屋を起動しても大丈夫です。
360 但し、開始前にはイジェクトしておく必要があります。
361
362
363 ライセンス
364 ==========
365
366 GPLに準ずるものとします。
367
368 --
369 Kagetani Hideto <banana@mxh.mesh.ne.jp>

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