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Tue Nov 2 15:23:51 2010 UTC (13 years, 5 months ago) by bananajinn
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1 はじめに
2 ========
3
4 この文書には以下の項目が含まれています。
5
6 * 円盤複写屋とは?
7 * 機能/特徴
8 * ネットワーク機能について
9 * ISO9660外側記録について
10 * フォルダからのISOイメージについて
11 * コンソール版について
12 * コマンドライン引数について
13 * Win32版に必要なもの
14 * Win32版インストール方法
15 * Win32版ビルド方法
16 * Win32(gtk)版に必要なもの
17 * Win32(gtk)版インストール方法
18 * Win32(gtk)版ビルド方法
19 * Linux版インストール方法
20 * Linux版を使用する為には
21 * Linux版ビルド方法
22 * MacOSX版インストール方法
23 * MacOSX版ビルド方法
24 * プラットフォーム別の制限事項・注意点
25 * ライセンス
26
27
28 円盤複写屋とは?
29 ===============
30
31 CD/DVD のディスクを複写するソフトウェアです。
32 Win32版とLinux版とMacOSX版があります。
33 Win32版は Windows98/2000/XP で動作します。それ以外の Windows では
34 おそらく動作しません。
35 Linux版は gtk を使用しています。
36 MacOSX版は Cocoa を使用しています。
37 また、gtk を使用した Windows 版も(まだ暫定的ですが)あります。
38
39
40 機能/特徴
41 =========
42
43 ・CD-R/RW : 複数セッション、セッション内複数トラックに対応。
44 ・CD-R/RW : パケット記録(FixedPacket/VariablePacket)対応。
45 ・CD-R/RW : 未完了セッション、未完了トラックにも対応。
46 ・CD-R/RW : 音楽トラック、データトラック(Mode1,Mode2XA1/2)対応。
47 ・CD-R/RW : 元ディスク記録方式(Track-at-once/Session-at-once)を
48 自動判別し、同じ記録方式で複写。
49 ・CD-R/RW : CD-TEXT対応。
50 ・DVD-R/-RW : Disc-at-once 対応。(オプション選択)
51 ・DVD-R/-RW : 複数ボーダー対応(DVDレコーダで記録されたらこれ?)。
52 ・DVD-R : ボーダー内複数Rゾーン対応。
53 ・DVD+R : 複数セッション対応。
54 ・DVD+RW : 単にベタッと記録するだけ。
55 ・ALL : 実験的な複数台同時記録(ver1.13)
56 ・ALL : ISOイメージ読取&書込(ver1.14)
57 ・ALL : ネットワーク(TCP/IP)対応(ver1.15)
58 ・ALL : あらゆるディスクを表現できる独自イメージ読込&書込(ver1.18)
59 ・ALL : ISO9660をディスクの外側に書込(ver1.19)
60
61 のつもりで作っていますが、うまく動作しないかもしれません。
62 動作報告をお待ちしてます。
63
64 また、以下の制限がありますので注意してください。
65
66 ・音楽トラックはその仕様から正確なタイミングでデータを読み出せないようで、
67 複写を繰り返す度にデータが前方または後方にずれていく。
68 (合わせこむ機能を実装していない。というか無理?)
69 ・CSS解除機能は搭載してないので、市販の DVD-video は複写不可能。
70 ・複数台同時記録する場合はバッファーアンダーラン防止機能必須。
71
72
73 ネットワーク機能について
74 ========================
75
76 この機能はあくまでもLAN用です。
77 メーカー製等でドライブが1台しか搭載できないPCが複数台あり、それらがLAN
78 接続されていれば一応オンザフライ書き込みが出来る事を目的として作成して
79 います。それ以外の用途は想定していません。
80
81 サーバ側になるのは読取装置側、言い換えると、書込装置としてネットワークを
82 選択した場合です。
83 接続する時は先にサーバ側を開始して待機させてから、クライアント側を開始して
84 ください。
85
86
87 ISO9660外側記録について
88 =======================
89
90 1セッション1トラックのISO9660に準拠したディスクまたはISOイメージファイル
91 からの複写の場合で記録ディスクに十分な空き領域がある場合、ディスクの外側
92 に記録する事ができます。
93 第1セッションはダミーデータ(ALL 0)で埋めて、第2セッションとして複写内容を
94 記録します。
95
96 この機能を使うと、記録したディスクの読み取りが若干速くなります。
97 例えばディスクの約半分の容量(700MBのCDなら350MB)を外側に記録すると内側
98 (通常)に記録した場合に比べて、シーケンシャルアクセス時は約1.5倍高速になり
99 ます。ランダムアクセスはシーク幅が狭くはなりますが、速度的にはほとんど
100 変わりません。なぜなら、 CDやDVDはディスク書かれているアドレス情報を読ま
101 ないと現在位置が解らないので、目的のアドレスに到達するためには、
102 ・ピックアップの大まかな移動
103 ・アドレス情報を読みながら目的のアドレスより少し前に微調整
104 ・ディスクの回転により目的のアドレスに到達するのを待つ
105 という事をしているからです(たぶん)。距離に応じて速くなるのは "大まかな移動"
106 だけです。それがシーク時間全体に対してどのくらいの割合を占めているのか解り
107 ませんが、試した感じでは特に違いが解りません。
108
109 つまり、シーケンシャルアクセスがよく行われるような巨大なファイルが記録され
110 るような場合しか効果はないかもしれません。
111 当然ですが、記録時間は長くなります。
112 現在はCDのみ対応しています。DVD系ディスクは外側記録できません。
113
114
115 フォルダからのISOイメージについて
116 ===============================
117
118 読取装置で "フォルダからのISOイメージ(mkisofs)" を選ぶと、選択したフォルダから
119 mkisofsコマンドを使用してISOイメージを作成します。
120 通常は mkisofs の -J(Joliet) -r(RockRidge) のオプションが使われます。
121 VIDEO_TS フォルダが存在する場合はDVDビデオモードにするかどうかを尋ねられ、
122 DVDビデオのイメージを作成する事ができます。(mkisofs の -dvd-video オプション)
123 DVDビデオモードにした場合はフォルダ名がボリュームIDになります。このとき、フォルダ名
124 が日本語の場合は文字化けする可能性があります。
125 尚、フォルダからのISOイメージ作成は今のところLinux版限定機能です。
126
127
128 コンソール版について
129 ====================
130
131 Linux版のみですが、コンソール画面で対話形式で動作する cEnbanFukusyaYa が
132 同梱されています。(ver 1.19.4以降)
133 おそらくほとんど誰も使わないと思うので詳しい説明は省略します。
134 一応、動作指定のほとんどをコマンドラインから行うことができ、--batch オプション
135 で非対話モード動作できるようにしています。
136 オプションの指定方法については cEnbanFukusyaYa --help で参照してください。
137
138
139 コマンドライン引数について
140 ==========================
141
142 コンソール版以外でも次のようにコマンドライン引数を指定する事ができます。
143
144 第一引数 : 読取側のイメージファイル名(*.iso または *.emg)
145 第二引数 : 書込側のイメージファイル名(*.iso または *.emg)
146
147 例) C:\foo.iso を何らかのメディアに書き込みたい場合
148 EnbanFukusyaYa.exe C:\foo.iso
149 例) C:\foo.iso を D:\bar.emg に書き込みたい場合
150 EnbanFukusyaYa.exe C:\foo.iso D:\bar.emg
151
152 ※ 現在は Win32 版のみ指定可能です。
153
154
155 Win32版に必要なもの
156 ===================
157
158 Windows98 ではドライブアクセスに wnaspi32.dll を使用します。
159 Windows2000/XP では wnaspi32.dll は使用しません。(V1.9から)
160 しかし、Windows2000/XP でも起動時に -aspi オプションを指定すると
161 wnaspi32.dll を使用する事ができます。
162 Windows2000/XP 用の wnaspi32.dll は nero のサイトなどからダウンロードして
163 きてください。
164 http://www.nero.com/en/631940733573829.html
165 adaptec の wnaspi32.dll ではドライブ認識されない場合があるようなので、
166 こちらの方が良いと思います。
167
168 また、ドライブにアクセスするにはアクセス権が必要です。
169 一般ユーザ等でも使えるようにする為には、管理者権限で管理ツールのローカル
170 セキュリティポリシーを起動し、セキュリティオプションを変更してください。
171
172
173 Win32版インストール方法
174 =======================
175
176 Inno setup で作成されたインストーラをダウンロードした方はインストーラを
177 起動し、画面の指示に従ってインストールしてください。
178 zip圧縮版の場合は好きな場所(C:\Program Files\enbanfukusyaya 等)に解凍し、
179 お好みでスタートメニューやデスクトップにショートカットを作成してください。
180
181
182 Win32版ビルド方法
183 =================
184
185 1. ソースファイルを置くディレクトリを準備します。(例: C:\src)
186
187 2. 円盤複写屋ソースファイルをそこに解凍します。
188
189 3. KgThemeソースファイルも同じ場所に解凍します。
190
191 4. Adaptec ASPI ドライバーをダウンロードします。
192 http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
193 但し、これは円盤複写屋をビルドする為だけに使用します。
194 Windows2000/XP では何故か上手く動作しない事が多い為、
195 DLLのインストールはお勧めしません。
196
197 5. ダウンロードした aspi_v471.exe を実行し、どこかに解凍します。
198
199 6. 解凍したディレクトリの include ディレクトリ以下のファイルを
200 円盤複写屋の Win32\WinAspi\adaptec ディレクトリにコピーします。
201
202 7. 以下のような構成になっている事を確認します。
203 C:\src\
204 +-- KgTheme\ (KgThemeソースツリー)
205 +-- EnbanFukusya\ (円盤複写屋ソースツリー)
206 +-- DriveAccess\
207 +-- Win32\
208 +-- res\
209 +-- WinAspi\
210 +-- adaptec\
211 + *.h *.inc (6.でコピーしたファイル群)
212
213 8. 円盤複写屋の Win32\EnbanFukusya.dsw を VisualStudio で開いて
214 ビルドを実行して下さい。
215
216
217 Win32(gtk)版に必要なもの
218 ========================
219
220 もう一つのWindows版は、GTK2 を使用したものです。
221 Glade for Windows(http://gladewin32.sourceforge.net/)から
222 Gtk+/Win32 Runtime Environment Installer をダウンロードしてインストール
223 してください。
224 ビルドしたい場合は Gtk+/Win32 Development Environment Installer を
225 ダウンロードしてインストールしてください。
226
227
228 Win32(gtk)版インストール方法
229 ============================
230
231 gtkを使っていない Win32 版と同様に、インストーラの場合はそれを起動し、
232 zip圧縮の場合はお好きな場所に解凍してください。
233
234 theme/gtkrc を編集することでテーマを変える事ができます。
235 towadakoテーマに変更するには、次のように編集します。
236 #include "default\\gtkrc"
237 include "towadako\\gtkrc"
238 もし、他の GTK2 アプリケーションと同じテーマを使用したい場合は、
239 include "C:\\home\\.gtkrc-2.0"
240 というように、環境変数 HOME にある gtkrc を include するようにしてください。
241 GTK用のテーマは http://gtk.themes.org/ などからダウンロードできるようです。
242
243
244 Win32(gtk)版ビルド方法
245 ======================
246
247 開発環境として MinGW または Cygwin が必要です。
248 (私は Cygwin に含まれる MinGW でしかコンパイルしていません。)
249 また、GTK2 開発者向けパッケージと、Adaptec ASPI ドライバが必要です。
250
251 MinGW : http://www.mingw.org/
252 Cygwin : http://www.cygwin.com/
253 GTK2 : http://gladewin32.sourceforge.net/
254 ASPIドライバ : http://www.adaptec.co.jp/support/download/soft/aspi_471.html
255
256 必要なものが揃ったら円盤複写屋ソースファイルを解凍してください。
257 Win32-gtk/Makefile をエディタで開き、GTKHOME に GTK2 インストール先を
258 設定してください。
259
260 例) Cygwin の場合 : GTKHOME = /cygdrive/c/GTK
261 MinGW の場合 : GTKHOME = /c/GTK
262
263 MinGW または Cygwin のシェルウィンドウを開き、
264 $ cd Win32-gtk
265 $ make depend && make
266 を実行してください。
267 その後、
268 $ make dist
269 を実行すると Win32-gtk/dist/ に配布イメージでファイルが作成されます。
270
271
272 Linux版インストール方法
273 =======================
274
275 VineLinux 2.6(i386)をお使いの場合は、バイナリパッケージをインストール
276 できます。
277 例) rpm -ivh EnbanFukusyaYa-*.i386.rpm
278
279 その他の RedHat系Linux では、src.rpm をリビルドした後インストールして
280 ください。(%は一般ユーザのプロンプト、#はrootのプロンプトとして表現
281 しています。)
282 例)
283 % rpm --rebuild EnbanFukusyaYa-*.src.rpm
284 # rpm -ivh ~/redhat/RPMS/*/EnbanFukusyaYa-*.rpm
285
286 それ以外の(非RedHat系)Linuxでは、手作業でコンパイル&インストールして
287 ください。
288 例)
289 % tar zxf EnbanFukusyaYa-*-src.tar.gz
290 % cd EnbanFukusyaYa-*
291 % cd Linux ; sh to_euc.sh
292 % cd src ; make
293 # make install
294
295
296 Linux版を使用する為には
297 =======================
298
299 使用するユーザに対してデバイスの書込み権限を与える必要があります。
300
301 最も簡単な方法は、該当デバイスファイルのモードを 0666 にする事です。
302 例1) ATAPI(Secondary/Master)接続の場合
303 # chmod 666 /dev/hdc
304 例2) SCSI(1台目)接続の場合
305 # chmod 666 /dev/scd0
306
307 UNIX的に解決するには、書込み可能なグループを作り、そのグループの一員と
308 するのが良いと思います。
309 例) cdwrite グループに権限を与え、taro ユーザが使えるようにする場合
310 # groupadd cdwrite
311 # chgrp cdwrite /dev/hdc
312 # chmod 664 /dev/hdc
313 # usermod -G cdwrite taro
314
315 次のようにして、ログインしたユーザに権限を与えるのも1つの方法だと思います。
316 例) wdm を使用している場合
317 # cat "chown \$USER /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/GiveConsole
318 # cat "chown root /dev/hdc" >> /etc/X11/wdm/TakeConsole
319
320
321 Linux版ビルド方法
322 =================
323
324 1. ソースファイルを展開します。
325 (例) tar zxf EnbanFukusya-*-src.tar.gz
326
327 2. サブディレクトリ Linux に入ります。
328 (例) cd EnbanFukusya-*/Linux
329
330 3. to_euc.sh を使って共通ソースファイルを euc-jp に変換します。
331 (例) ./to_euc.sh
332
333 4. src ディレクトリに入り、make を実行します。
334 (例) cd src; make
335
336
337 MacOSX版インストール方法
338 ========================
339
340 MacOSX版の配布ファイルはdmgですので、ダブルクリック操作等でマウント
341 してください。
342 マウント後にEnbanFukusyaYa.appフォルダをお好きな場所(アプリケーション
343 フォルダ等)にコピーしてください。
344
345
346 MacOSX版ビルド方法
347 ==================
348
349 ソースファイルを展開すると Xcode 用のプロジェクトファイルがあるので
350 それを Xcode で開きます。
351 後は、Xcode の通常のビルド方法でビルドできます。
352
353
354 プラットフォーム別の制限事項・注意点
355 ====================================
356
357 ・MacOSXでは円盤複写屋起動後にディスクを入れる!
358 OS標準設定では CD/DVD メディアを挿入すると、OS がすかさずマウント
359 します。円盤複写屋には OS がマウントしたものを自動的に解除する
360 ような機能は搭載していません。そして、ドライブへの排他的アクセス権
361 の取得に失敗し、ドライブが見えないという現象が発生します。
362 そのような場合はメディアを一度イジェクトし、円盤複写屋を起動してから
363 メディアの挿入を行ってください。
364 Ver1.16以降はメディア挿入済でも円盤複写屋を起動しても大丈夫です。
365 但し、開始前にはイジェクトしておく必要があります。
366
367
368 ライセンス
369 ==========
370
371 GPLに準ずるものとします。
372
373 --
374 Kagetani Hideto <banana@mxh.mesh.ne.jp>

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