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Contents of /twsynth/twsynth_gui/INSTALL.jp

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Revision 1.1.1.1 - (show annotations) (download) (vendor branch)
Tue Sep 3 07:23:27 2002 UTC (21 years, 6 months ago) by skeishi
Branch: MAIN, skeishi
CVS Tags: initial, HEAD
Changes since 1.1: +0 -0 lines
GUI Version of TW Synthesizer by Mr. Aoki. Thank you Aoki !!

1 ==============================================================================
2
3 TiMidity++ のインストール
4
5 出雲正尚 <mo@goice.co.jp>
6 最終修正日 1999年9月2日
7 ==============================================================================
8
9 このドキュメントは TiMidity++ (バージョンは 2.6.0 以降) の UNIX 上での
10 インストール方法を説明しています。Macintosh のインストール方法は、
11 本ドキュメントでは説明されていません。
12
13 TiMidity++ は、Windows 上の Cygwin 環境でも configure が動作し、
14 timidity.exe を作成することが可能です。もし、cygwin がない場合は、
15 http://sourceware.cygnus.com/cygwin/ から入手してインストールしてください。
16 そして、CYGNUS を起動し、/bin/sh に bash への
17 シンボリックリンクを作成しておいてください。
18
19 インストールの大まかな手順は
20
21 1. configure
22 2. common.makefile, Makefile, timidity.h の編集 (しなくてもよい)
23 3. make (GNU の make が必要)
24 4. インストール
25 5. 音源をそろえる
26
27 となります。以下、順をおって説明します。
28 なお、ドキュメント中の % はシェルのプロンプトを表しています。
29
30 1. configure
31 ------------
32 まずは、
33
34 % /bin/sh configure --help
35
36 としてください。すると、いろいろな configure のオプションがあらわれてきます。
37 このうち、主なものを説明します。
38
39 --help
40 オプションの簡単な説明が表示されます。
41
42 --prefix=PREFIX
43 インストール先のベースとなるディレクトリを指定します。デフォルトでは
44 「/usr/local」が PREFIX となっています。
45 PREFIX/bin に実行ファイル
46 PREFIX/lib/timidity に TiMidity が必要とする音源やライブラリなど
47 PREFIX/man にマニュアル
48 がインストールされます。
49 例:
50 % sh configure --prefix=/opt/gnu
51 # /opt/gnu/bin, /opt/gnu/lib/timidity, /opt/gnu/man 以下にインストールします。
52
53 --x-includes=DIR
54 X のインクルードディレクトリを指定します。configure は自動的に
55 X のインクルードディレクトリを検索しますが、必ずしも成功するとは
56 限りません。例えば、R5, R6 の両方がインストールされている
57 環境では、どちらを使うかを明示的に指定したほうが確実です。
58
59 --x-libraries=DIR
60 X のライブラリディレクトリを指定します。configure は自動的に
61 X のライブラリディレクトリを検索しますが、必ずしも成功するとは
62 限りません。例えば、R5, R6 の両方がインストールされている
63 環境では、どちらを使うかを明示的に指定したほうが確実です。
64
65 --enable-debug
66 デバッグ用にコンパイルします。
67
68 --with-x
69 X Window 環境がある場合は指定してください。
70
71 --without-x
72 X Window 環境がない場合は指定してください。
73
74 --with-tcl-includes=dir
75 Tcl のインクルードファイルのあるディレクトリを指定して下さい。
76 (これは、Tcl/Tk まわりの configure に失敗した時のみ試してみて下さい)
77
78 --with-tcl-libs=dir
79 Tcl のライブラリファイルのあるディレクトリを指定して下さい。
80 (これは、Tcl/Tk まわりの configure に失敗した時のみ試してみて下さい)
81
82 --with-tk-includes=dir
83 Tk のインクルードファイルのあるディレクトリを指定して下さい。
84 (これは、Tcl/Tk まわりの configure に失敗した時のみ試してみて下さい)
85
86 --with-tk-libs=dir
87 Tk のライブラリファイルのあるディレクトリを指定して下さい。
88 (これは、Tcl/Tk まわりの configure に失敗した時のみ試してみて下さい)
89
90 --enable-audio
91 TiMidity で MIDI ファイルを演奏できるようにします。
92 ただ単なる MIDI to WAVE converter として構築する場合は、
93 --enable-audio=no としてください。
94
95 --enable-nas
96 NAS (Network Audio System) 出力を有効にします。
97
98 --enable-esd
99 EsounD 出力を有効にします。
100
101 --enable-dynamic
102 シェアードライブラリ形式で作成したユーザインターフェースを
103 ダイナミックローディングにより使用することを可能にします。
104
105 --enable-ncurses
106 Ncurses インターフェースを組み込みます。--enable-ncurses=dynamic
107 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
108 timidity の -in オプションで起動します。
109
110 --enable-slang
111 slang インターフェースを組み込みます。--enable-slang=dynamic
112 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
113 timidity の -is オプションで起動します。
114 -is インターフェースは -in に色をつけた感じになります。
115
116 --enable-motif Enable motif interface
117 Motif インターフェースを組み込みます。--enable-motif=dynamic
118 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
119 timidity の -im オプションで起動します。
120 お金がなくて Mofif ライセンスが手に入らない人は lesstif でも動きます。
121
122 --enable-tcltk
123 Tcl/Tk インターフェースを組み込みます。--enable-tcltk=dynamic
124 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
125 timidity の -ik オプションで起動します。
126
127 --enable-emacs
128 Emacs インターフェースを組み込みます。--enable-emacs=dynamic
129 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
130 Emacs 上から M-x timidity で起動します。
131 Emacs インターフェースを有効にするには、さらに timidity.el の編集
132 とインストールが必要です。
133
134 --enable-vt100
135 VT100 端末の制御コードを用いた、フルスクリーンインターフェースです。
136 --enable-ncurses=dynamic とすれば、ダイナミックリンクインターフェース
137 として構築します。
138 timidity の -iT オプションで起動します。
139 -iT は -iN に似た感じのインターフェースです。
140
141 --enable-xaw
142 X Athena Widget インターフェースを組み込みます。--enable-xaw=dynamic
143 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
144 timidity の -ia オプションで起動します。
145
146 --enable-xskin
147 skin データを利用したインターフェースを組み込みます。
148 --enable-xskin=dynamicとすれば、ダイナミックリンクインターフェース
149 として構築します。
150 timidity の -ii オプションで起動します。
151
152 --enable-gtk
153 gtk+ 版インターフェースを組み込みます。--enable-gtk=dynamic
154 とすれば、ダイナミックリンクインターフェースとして構築します。
155 timidity の -ig オプションで起動します。
156
157 --enable-w32gui
158 Windows GUI 版としてコンパイルします。
159
160 --enable-network
161 このオプションを指定すると、ネットワークを介して MIDI ファイルを
162 演奏できるようになります。MIDI ファイルを http://〜 というふうな
163 URL で指定すると、そのファイルが演奏されます。
164
165 --enable-spectrogram
166 X Window 版において、サウンドスペクトログラム表示を可能にします。
167 timidity の -g0.02 といったオプションでウィンドウが開きます。
168
169 --enable-wrd
170 X Window 版 WRD インターフェースを組み込みます。
171 timidity の -Wx オプションで起動します。
172
173
174 例えば、以下のように実行します。
175
176 % /bin/sh configure --enable-ncurses --enable-slang --enable-motif \
177 --enable-tcltk --enable-emacs --enable-vt100 --enable-xaw \
178 --enable-xskin --enable-gtk \
179 --enable-network --enable-spectrogram --enable-wrd
180
181 いくつかの MIDI の演奏には、CPU パワーを必要とします。最適化オプション
182 をうまく選んでコンパイルすることで、今まで途切れ途切れでしか演奏できな
183 かったものが途切れずに演奏できることがあります。configure 時にコンパイラ
184 オプションを指定することで、TiMidity をより高速に動作させることができます。
185 例えば、super-sparc/gcc では、
186
187 (csh, tcsh などの場合)
188 % env CFLAGS='-O3 -Wall -mv8 -funroll-all-loops -fomit-frame-pointer -msupersparc /bin/sh configure [以下、オプション]...
189
190 (sh, bash などの場合)
191 % CFLAGS='-O3 -Wall -mv8 -funroll-all-loops -fomit-frame-pointer -msupersparc /bin/sh configure [以下、オプション]...
192
193 のようにします。
194
195
196 2. common.makefile, Makefile, timidity.h の編集
197 -----------------------------------------------
198 もし、正しくコンパイルできない場合や、様々なパラメタを修正したい場合は、
199 common.makefile, Makefile, timidity.h 内のパラメタを修正してください。
200
201 3. make
202 -------
203 以上の設定が終了したら、make とタイプするだけです。make には GNU の make
204 が必要です。環境によっては、gmake というコマンド名でインストールされている
205 場合があります。
206
207 なお、XAW をリンクするところで、
208
209 vendorShellClassRec
210 vendorShellWidgetClass
211
212 に関してワーニングが出る環境がありますが、これは問題ないので
213 気にしてくてもいいです。
214
215
216 4. install
217 ----------
218 ・make install.bin - 実行ファイルのインストール
219 ・make install.tk - Tcl/Tk インターフェースのインストール
220 ・make install.el - Emacs インターフェースのインストール
221 ・make install.man - Manual のインストール
222 ・make install - 全てのファイルをインストール
223
224 実際にインストールを実行する前に、
225
226 % make -n ...
227
228 などとしてインストールされるデレクトリやファイルを確認してください。
229
230
231 5. 音源をそろえる
232 このパッケージの TiMidity をインストールしただけでは、音がなりません。
233 演奏するには、GUS の音源ファイルを入手し、設定ファイルである timidity.cfg
234 を作成しなければなりません。デフォルトでは、
235 /usr/local/share/timidity/timidity.cfg になります(ただし、Windows 上では、
236 (C:/WINDOWS/TIMIDITY.CFG)。パッチを探すのに、以下のサイトを訪れてみて下さい。
237
238 http://www.goice.co.jp/member/mo/timidity/link.html#gus
239 http://www.goice.co.jp/member/mo/timidity/dist/cfg/ (Some samples of *.cfg)
240 http://www.i.h.kyoto-u.ac.jp/~shom/timidity/ (10M or 4M patch)
241 ftp://ftp.cdrom.com/pub/gus/sound/patches/files/ (GUS サイトの移転先)
242
243 入手した音源は、適切な場所に展開してください。必要に応じて、*.cfg ファイルの
244 dir のパス名を修正してください。
245
246
247 ==============================================================================
248 timidity.h の編集
249 ==============================================================================
250 必要に応じて CONFIG_FILE を定義してください。デフォルトでは
251
252 #define CONFIG_FILE DEFAULT_PATH "/timidity.cfg"
253
254 となっています。DEFAULT_PATH は Makefile で定義した TIMID_DIR と同じです。
255 もし、どうしても他の場所に置きたいなら
256
257 #define CONFIG_FILE "/etc/timidity.cfg"
258
259 のように定義します。
260
261
262 次にファイル展開コマンドの設定です。この設定は Windows では無視してください。
263 デフォルトでは
264
265 #define DECOMPRESSOR_LIST { \
266 ".gz", "gunzip -c %s", \
267 ".bz2", "bunzip2 -c %s", \
268 ".Z", "zcat %s", \
269 ".zip", "unzip -p %s", \
270 ".lha", "lha -pq %s", \
271 ".lzh", "lha -pq %s", \
272 ".shn", "shorten -x %s -", \
273 0 }
274
275 となっています。オリジナルの TiMidity では、上記で指定した拡張子に対応した
276 コマンドを利用してファイルを展開して読み込むことができます。TiMidity++ では
277 幾つかの形式については TiMidity が自前で展開してファイルを読み込みます。
278 しかし、全ての形式はサポートしていないので、サポートされていない形式には、
279 上記で指定したコマンドが利用されます。
280
281 次に、パッチファイルの変換コマンドに関する設定です。この設定は
282 Windows では無視してください。デフォルトでは
283
284 #define PATCH_CONVERTERS { \
285 ".wav", "wav2pat %s", \
286 0 }
287
288 となっています。
289
290
291 次に GUS/patch ファイルの拡張子の指定です。ここに指定した拡張子は
292 *.cfg 内のファイル名で省略できます。デフォルトでは
293
294 #define PATCH_EXT_LIST { \
295 ".pat", \
296 ".shn", ".pat.shn", \
297 ".gz", ".pat.gz", \
298 ".bz2", ".pat.bz2", \
299 0 }
300
301 となっています。
302
303
304 次にデフォルトの instrument の設定です。
305
306 #define DEFAULT_PROGRAM 0
307
308 となっています。MIDI の Program Change イベントがない場合に
309 この値が利用されます。通常 0 番はピアノです。
310
311
312 次にドラムチャネルの設定です。デフォルトでは
313
314 #define DEFAULT_DRUMCHANNELS {10, -1}
315
316 となっています。これはコマンドラインオプションで変更できるので、このままで
317 いいと思います。変更する場合は、ドラムチャネルのリストを複数指定し、-1 で終了
318 します。もし、10 と 16 チャネルをデフォルトでドラムチャネルにしたいならば、
319
320 #define DEFAULT_DRUMCHANNELS {10, 16, -1}
321
322 とします。なお、ドラムチャネルはコマンドラインオプションで変更できます。
323
324
325 次に浮動小数点数の型の指定です。
326
327 ・typedef double FLOAT_T;
328 ・typedef float FLOAT_T;
329
330 のどちらかを選んでください。
331 double 精度の FPU を搭載しているマシンでは、
332 float より double の方が高速です。sparc や SGI/IP などは double の方が
333 高速です。最近の FPU はたいていの場合は double 精度の方が高速です。
334 ただし、一部のマシンやパソコンでは float の方が高速になるかもしれません。
335
336
337 次に、再生サンプルレートの下限、上限の設定です。デフォルトでは
338
339 #define MIN_OUTPUT_RATE 4000
340 #define MAX_OUTPUT_RATE 65000
341
342 となっています。これは特に変更する必要はないでしょう。
343
344
345 次に、マスターボリュームのデフォルト値の設定です。デフォルトでは
346
347 #define DEFAULT_AMPLIFICATION 70
348
349 となっています。この値はパーセント値で指定します。デフォルトの 70% は
350 わりといい値なので、これも特に変更しなくてもいいでしょう。
351 コマンドラインオプションで変更することもできます。
352
353
354 次に、デフォルトの再生サンプルレートの設定です。デフォルトでは
355
356 #define DEFAULT_RATE 32000
357
358 となっています。この値はコンパイラオプション -DDEFAULT_RATE=レート のように
359 指定してもいいです。パワーのあるマシンで CD quality 並みの GUS/patch を使って
360 快適な音を聞きたい場合は
361
362 #define DEFAULT_RATE 44100
363
364 とするのもいいです。
365
366
367 次に、同時発音数に関する設定です。デフォルトでは
368
369 #define DEFAULT_VOICES 32
370 #define MAX_VOICES 256
371
372 となっています。DEFAULT_VOICES は起動時の同時発音数で、この値は -p オプション
373 を用いて 1〜MAX_VOICES の数を設定することができます。-in インターフェースでは
374 実行時に変化させることもできます。
375 パワーのあるマシンなら、デフォルトの同時発音数を増やして
376
377 #define DEFAULT_VOICES 64
378
379 のようにするのもいいです。経験上、64 重音あれば、大抵の MIDI
380 ファイルが快適に聞けます。また、128 重音を越える MIDI ファイルはほとんど
381 存在しなく(極希にありますが)、128 重音以上を処理するにはかなり高性能な CPU
382 (例えば R10000 とか)でないと無理です。そのため、MAX_VOICES は極端に増やして
383 もあまり意味がないので 256 くらいを上限にするのが妥当です。
384
385
386 次に、内部バッファの大きさの設定です。デフォルトでは
387
388 #define AUDIO_BUFFER_BITS 11
389
390 となっています。ここは特に変更することはないでしょう。
391
392
393 次に CONTROLS_PER_SECOND の設定です。デフォルトでは
394
395 #define CONTROLS_PER_SECOND 1000
396
397 となっています。これもこのままでいいでしょう。
398 (TiMidity では、エンベロープの音量計算を 1 サンプル毎計算するのではなく
399 ある程度まとめて計算します。この値を大きくすればするほど細かく計算するため、
400 音の質はよくなりますが、逆に CPU 負荷が高くなります。コマンドライン
401 オプションで変更もできるので、このままにしときましょう)
402
403
404 次に、リサンプル時における補完の設定です。デフォルトでは、
405
406 #define LINEAR_INTERPOLATION
407
408 となっています。これを定義すると、リサンプル時に線形補完を行い、音質が
409 向上します。その反面 CPU 負荷が上がります。
410 非力なマシンでない限り定義しておきましょう。
411
412
413 次に LOOKUP_HACK の設定です。デフォルトでは
414
415 /* #define LOOKUP_HACK
416 #define LOOKUP_INTERPOLATION */
417
418 と未定義になっています。このマクロを定義すると、多少高速に動作します。
419 ただし、16 ビットのサンプルを 8 ビットで計算するので音質が劣化します。
420 非力なマシンで演奏処理が追い付かないなら定義してみましょう。
421
422
423 次に FAST_DECAY の設定です。デフォルトでは
424
425 /* #define FAST_DECAY */
426
427 と未定義になっています。これを定義するとエンベロープステージを 2 倍速く
428 進めるようになります。結果として、高速化につながるのですが、
429 その反面、音の長さが短くなり、迫力に欠てきます。この設定はコマンドライン
430 から on/off できるので、これは未定義のままでいいでしょう。
431
432
433 次に FRACTION_BITS の設定です。デフォルトでは
434
435 #define FRACTION_BITS 12
436
437 となっています。これはこのままでいいでしょう。
438 補足: TiMidity では、音の音程変換に浮動小数点数を用いずに、32 bit 固定小数点数
439 を用いて計算しています。
440
441 次に、自動 GUS/patch 音量調節の設定です。デフォルトでは
442
443 #define ADJUST_SAMPLE_VOLUMES
444
445 と定義されています。これを定義しておくと、GUS/patch の音量を自動的に
446 調節して同じ音の大きさにします。もし、小さい音の GUS/patch は小さいままに、
447 大きい音の GUS/patch は大きいままにしたいなら未定義にしてください。
448 正確にチューニングされている GUS/patch セットのみを用いるなら未定義でも
449 いいです。しかし、他の様々な GUS/patch を利用する場合に、音量が不揃いに
450 なってしまうので、このマクロは定義しておくほうがいいでしょう。
451
452
453 次に DANGEROUS_RENICE の設定です。デフォルトでは
454
455 /* #define DANGEROUS_RENICE -15 */
456
457 と未定義になっています。
458 setuid root の TiMidity でプロセスのプライオリティを上げて実行したい場合はこの
459 マクロを定義してください。UNIX のみで有効です。このマクロを定義して TiMidity
460 をインストールした後は、
461
462 # chown root /usr/local/bin/timidity
463 # chmod u+s /usr/local/bin/timidity
464
465 のようにします。
466 注:
467 DANGEROUS_RENICE を定義していない場合は、setuid プログラムにしないでください。
468
469
470 次に MAX_DIE_TIME の設定です。デフォルトでは
471
472 #define MAX_DIE_TIME 20
473
474 となっています。あまり小さな数にすると、プツっていうノイズ音 (クリックノイズ)
475 が顕著になります。この値はこのままでいいでしょう。
476 (モノラルパートの音程が A->B と移るとき、A の音を瞬時に消してしまうとクリック
477 ノイズが出てしまいます。このパラメタで、瞬時に消すべき音にクリックノイズが
478 出ないようにコントロールします。)
479
480
481 次にリサンプリング最適化に関する設定です。デフォルトでは
482
483 #define PRECALC_LOOPS
484
485 となっています。幾つかの環境では、このマクロを未定義にしたほうが高速に
486 なります。
487
488
489 次に、ldexp() を使うかどうかの設定です。デフォルトでは
490
491 /* #define USE_LDEXP */
492
493 と未定義になっています。浮動小数点数の掛け算が ldexp() を用いた方が速い
494 マシンの場合は定義してください。
495
496
497 次にプリリサンプリングキャッシュの大きさの設定です。デフォルトでは
498
499 #define DEFAULT_CACHE_DATA_SIZE (2*1024*1024)
500
501 と 2M になっています。TiMidity++ では、MIDI イベントを演奏前に scan して、
502 一部の音をあらかじめリサンプリングします。そのリサンプリングのバッファの
503 大きさを指定してください。大きくするほど高速になりますが、その分、
504 メモリを浪費します。2M 以上に増やしても、あまり顕著に高速化しなく、また、
505 コマンドラインオプションからも変更できるので、ここはデフォルトのままで
506 いいでしょう。
507
508
509 次に、ネットワークに関する設定です。TiMidity++ では URL を用いて
510 ネットワークを介してファイルにアクセスすることが可能になっています。
511 Makefile の設定で有効にしている場合のみ、この機能が有効になります。
512 以下のマクロを設定してください。
513
514 ・MAIL_DOMAIN
515 メールアドレスのドメイン名を指定してください。例えばメールアドレスが
516 mo@goice.co.jp とすると、
517 #define MAIL_DOMAIN "@goice.co.jp"
518 と記述します。
519
520 ・MAIL_NAME
521 UNIX では未定義にしてください。Windows ではメール名を定義してください。
522 例えばメールアドレスが mo@goice.co.jp とすると、
523 #define MAIL_NAME "mo"
524 と記述します。
525
526 このメールアドレスは、anonymous FTP に proxy を介さずにアクセスする場合に
527 利用されます。
528
529
530 次に、一時ファイルの置場所を指定します。デフォルトでは
531
532 /* #define TMPDIR "/var/tmp" */
533
534 と未定義になっています。UNIX では、このマクロを未定義にしておくと、
535 TMPDIR 環境変数で定義されているディレクトリに一時ファイルを作成します。
536 TMPDIR マクロも TMPDIR 環境変数もどちらとも未定義の場合は /tmp に
537 一時ファイルが作成されます。
538 Windows では、TMPDIR 環境変数は無視されますので、
539 TMPDIR マクロを定義してください。
540
541
542 次に、GS のドラムパートの認識に関する設定です。
543
544 #define GS_DRUMPART
545
546 と定義すれば、GS のエクスクルーシッブメッセージからドラムパートを認識します。
547
548 /* #define GS_DRUMPART */
549
550 と未定義にすればこの機能は無効になります。
551
552
553 次に、出力文字コードの設定です。日本語環境では
554
555 #define JAPANESE
556
557 と定義してください。日本語環境でない場合は、
558
559 /* #define JAPANESE */
560
561 とコメントアウトしてください。次に出力コードを決めます。OUTPUT_TEXT_CODE
562 マクロに出力コードを指定します。以下の文字列が有効です。
563
564 "AUTO" - Auto conversion by `LANG' environment variable (UNIX only)
565 "ASCII" - Convert unreadable characters to '.'(0x2e)
566 "NOCNV" - No conversion
567 "EUC" - EUC
568 "JIS" - JIS
569 "SJIS" - shift JIS
570
571 UNIX 上の日本語環境では、上記すべて有効です。
572 Windows 日本語環境では、"ASCII"、"NOCNV"、"SJIS" のどれかを指定してください。
573 日本語環境でない場合は、"ASCII"、"NOCNV" のどちらかを指定してください。
574
575
576 次に、MIDI の制御に関する設定です。デフォルトは
577
578 #define MODULATION_WHEEL_ALLOW
579 #define PORTAMENTO_ALLOW
580 #define NRPN_VIBRATO_ALLOW
581 #define REVERB_CONTROL_ALLOW
582 #define CHORUS_CONTROL_ALLOW
583 /* #define GM_CHANNEL_PRESSURE_ALLOW */
584 /* #define XG_BANK_SELECT_LSB_ALLOW */
585 /* #define ALWAYS_TRACE_TEXT_META_EVENT */
586 #define OVERLAP_VOICE_ALLOW
587
588 となっています。これらはコマンドラインオプションで変更することができますので、
589 このままでいいと思います。
590
591 ・MODULATION_WHEEL_ALLOW
592 定義すると、Modulation wheel 機能をデフォルトで有効にします。
593 (-Ew:on -EW:off)
594 ・PORTAMENTO_ALLOW
595 定義すると、ポルタメント機能をデフォルトで有効にします。
596 (-Ep:on -EP:off)
597 ・NRPN_VIBRATO_ALLOW
598 定義すると NRPN ビブラート機能をデフォルトで有効にします。
599 (-Ev:on -EV:off)
600 ・REVERB_CONTROL_ALLOW
601 定義すると、リバーブ機能をデフォルトで有効にします。この機能は非常に CPU
602 パワーを必要とするため、リアルタイム演奏が困難になります。
603 (-Er:on -ER:off)
604 ・CHORUS_CONTROL_ALLOW
605 定義すると、コーラス機能をデフォルトで有効にします。この機能は非常に CPU
606 パワーを必要とするため、リアルタイム演奏が困難になります。
607 (-Ec:on -EC:off)
608 ・GM_CHANNEL_PRESSURE_ALLOW
609 定義すると、デフォルトで Channel pressure を有効にします。
610 (-Es:on -ES:off)
611 ・XG_BANK_SELECT_LSB_ALLOW
612 定義すると、デフォルトで XG のバンクセレクトを有効にします。
613 (-Ex:on -EX:off)
614 ・ALWAYS_TRACE_TEXT_META_EVENT
615 定義すると、デフォルトで Text Meta イベントの文字列をトレース表示します。
616 (-Et:on -ET:off)
617 ・OVERLAP_VOICE_ALLOW
618 定義すると、同一音の重なった voice を有効にします。
619 (-Eo:on -EO:off)

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