How to install BootCELL (Dynagen/Dynamips on 1CD-Linux)

■使用上の注意
この1CD LinuxはCiscoIOSイメージファイルを各ユーザにて別途用意し、
最終パッケージング作業をユーザサイドで行うことを前提として作成されています
パッケージ内容にIOSイメージは用意されていません。
このREADME内に書かれている「カスタマイズ版パッケージ製作方法」を参考にして
IOS入りパッケージを作成されることをお勧めします

またCatalystスイッチのシュミレートはできません
シュミレートできるプラットホームはDynamipsに依存しています
すなわち 1700 / 2600 / 2600XM / 3600 / 3700 / 7200 / 7200VXR シリーズです。

基本的に使用方法等のサポートはいたしません
Linuxの使用法、Dynamips/Dynagenの使用法ともにWeb上にたくさんの事例があります
それでも不明な点がある場合はsourceforgeのフォーラムにて質問下さい。

■カスタマイズ版パッケージ製作方法
□配布パッケージの構造とLiveCDの作成法

配布ZIPファイルを解凍すると、下記構造になっています

\Readme-sjis.txt (この説明書)
\linux.ico (ペンギンのアイコン)
\autorun.inf (CD/USB挿入時動作用のセットアップ情報ファイル)
\system\cdboot.img (起動ディスクイメージ)
\system\linuxsys (LinuxOSのloopイメージ)
\system\plug-in\ (Plug-in用のディレクトリ)
\system\desktop\ (壁紙用ディレクトリ)
\system\shscript.txt (ユーザサイド起動スクリプト)
\dosutils\ (起動FDDイメージ、DOS用インストールユーティリティ)
\documnt\ (dynagenのtutrealファイル等)
\ios\ (CiscoIOSの設置ディレクトリ)
\ios\c2600-dummyrom.bin (IOSダミー)
\netfiles\ (DynagenNETファイルの設置ディレクトリ)
\netfiles\sample_labs\ (設定ファイルのサンプル集)

CDR作成ソフトでcdboot.imgをブートイメージと指定し、解凍したフォルダ以下を
CDRに焼けば動きます

□CiscoIOSとDynagenNETファイルの導入

下に示すとおり「ios」ファルダ以下にIOSイメージファイル
「netfiles」以下にDynagenの設定ファイルを置きます

\system\cdboot.img
\system\linuxsys
\ios\c3600-featureset-mz.123_45.bin
\netfiles\hoge\hogehoge.net


追加したファイルは
/home/cell/ios/c3600-featureset-mz.123_45.bin
/home/cell/netfiles/hoge/hogehoge.net
にあります

"/home/cell/netfiles/"以下にあるファイルはOS起動時に右クリックメニューへ
追加され各メニューを選択することにより"Dynagen"が起動いたします
(上記の例では"topology"->"./hoge/hogehoge.net")

□壁紙の変更方法

サポートしているのは640x480サイズのJPEGファイルです
(他は確認してないだけで可能かもしれません)
"desktop.jpg"という名前に変更して"\system\desktop"フォルダへ入れてください

□ユーザサイド初期化スクリプト

\system\shscript.txtへ初期化スクリプトを書くことができます
これはシェルスクリプト(/bin/sh->/bin/bash)です たとえば...
ifconfig eth0 192.168.0.1 netmask 255.255.255.0
を実行するとIPを固定できます。毎回実行したいコマンドを書き込むとよいでしょう

□プラグイン(CLPパッケージ)の導入
Linux本体のパッケージとは別にCLPというパッケージを配布しています。
これは別途、機能を追加するプラグインのようなものとお考え下さい
現在"Firefox"のCLPを公開しています。"\system\plug-in"以下に、
公開している"firefox.clp"を入れてあげると"firefox"コマンドが追加され
WEBブラウザ Firefox が使用できるようになります。