Kenji Suzuki
kenji****@gmail*****
2012年 1月 11日 (水) 11:24:52 JST
Kenji です。 ごきげんよう。 On Mon, 9 Jan 2012 23:23:04 +0900 Toshinori Endo <endo****@ist*****> wrote: > 初めて投稿する遠藤俊徳と申します. > よろしくお願いいたします. > > > CIはお試し程度にしか使っていないので,ずっと黙っていたのですが, > やりとりを見ていてもやもやしてきたので,調べてみました. > > まず,OSL移行については,EllisLabの見解が下記にありました. > > http://codeigniter.com/license_faq.html > これを見ると,次のようにまとめられます. > > 1. applicationフォルダはOSLに含まれない. これは、どこに書いてありますでしょうか? > 2. 自分(自社)で使う目的であれば,ソース公開の義務はない. これは、どこに書いてありますでしょうか? > 3. CI上で開発したアプリケーションを売ってもソース公開義務はない. これは、どこに書いてありますでしょうか? > 4. CIの「コア部分」に手を入れて,かつ再配布する場合のみ, > OSLの元で再配布しなければならない. > > 商用を含む利用は,ソース非公開で問題ないとのことです. これは、どこに書いてありますでしょうか? > GPLとの明確な差は,変更した本人が派生物の公開非公開を > 自由に選べるという点にあるのではないかと思います. これは誤解でしょう。 OSL に派生物の公開非公開を自由に選べるという条項はありません。 派生物であれば、コピーレフト条項が発動し、自動的に OSL に なります。 > GPLは部分的使用であっても,販売を含む再配布時には > ソース公開義務があります. GPL は全体を GPL でライセンスする必要がありますので、 そうなりまね。 > このためソース公開義務を課さないOSLにGPLのコードを入れると > 論理矛盾が生じてしまうので,混ぜられないそうです.(GPL側の都合) OSL であればソース提供義務はあります。 GPL と OSL の矛盾は、OSL が配布などに関し GPL を超える制限を課す 点にあります。 GPL では、プログラムの複製や配布に関して GPL で既に課せられた以上の 制限を課すことを禁止しています。 例えば、GPLv2 では、 6. You may not impose any further restrictions on the recipients' exercise of the rights granted herein. OSL は、GPL を超えるいろいろな制限を課しているため、GPL とは矛盾 してしまうということになります。 それから、OSL の配布は、「外部展開」を含みますので、一般的な意味での 配布とは異なりますので、その点もご注意ください。 // Kenji > まあ,RMSの本意は,全てのソースコードを公開すべきということなので, > 相容れないのは仕方ありません. > > > ----- > 遠藤 俊徳 > 〒060-0814 北海道大学 大学院情報科学研究科 9-25 > TEL 011-706-6547 FAX 011-706-6546 CELL 090-4753-3206 > Email endo****@ibio***** URL http://ibio.jp > > _______________________________________________ > Codeigniter-users mailing list > Codei****@lists***** > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/codeigniter-users