OSDNで提供している「チケット」機能を利用するためのガイドです。
チケットシステムを管理する管理者や担当者向けの情報は チケット管理者ガイドを参照してください。
問題点や要望などがありましたら、 チケット を利用して報告をお願いします。
オープンソースプロジェクトに参加している/オープンソースプロジェクトの成果を 利用していると...
といった「誰かがなにかしないといけない/誰かがなにかをすること」がたくさん 発生すると思います。
チケットシステムでは、そういった「誰かがなにかをしないといけないこと/誰かがなにかを すること」を「チケット」という形で登録して、その処置の過程を記録/追跡したり、 その情報を検索できるようにするシステムです。
チケットシステムが有効にされているプロジェクトでは、各プロジェクトのメニューに 「チケット」とかかれたタブが表示されていると思います。ここをクリックすることで、 各プロジェクトのチケットシステムにアクセスできます。
チケットシステムにアクセスするとチケットの一覧が表示されます。 特にユーザ設定を変更していない場合(ユーザ設定に関してはユーザ設定の項目を 参照してください)、状況がオープンなチケットの一覧が表示されていると思います。
まず、表示されているチケットの一覧を見てみましょう。
チケットにはいくつかの属性がセットされています。デフォルトでは、一覧には それらの属性のうち「チケットID」「チケットの概要」「担当者」「マイルストーン」 「優先度」が表示されます。
項目が多い場合は、一定件数(デフォルトは100件になっています。ユーザ設定で 変更可能です)ごとにページ分割して表示されていると思います。複数ページに 分割されている場合は、表の上に前ページ/次ページに移動するための矢印リンク および 対応する各ページに直接移動するためのリンクが表示されます。
一覧の右上にある「一覧表示項目」の選択をクリックすると、チケットの属性に対応 したチェックボックスのリストが表示されます。これらのチェックボックスに チェックをつける/はずすことで、一覧に表示する項目を選択することもできます。
ここでの変更は、チケットシステム以外のページに移動してしまうとクリアされて しまう(表示項目がもとに戻ってしまう)ことに注意してください。
OSDNアカウントでログインしている場合は、チケットメニューの 「ユーザ設定」からデフォルトの表示項目を調整することもできます。 「ユーザ設定」から設定したものは、DB上に記録されますので別ページに 移動したりした場合でも戻ってしまうことはありません。ユーザ設定の 詳細に関しては、ユーザ設定の項目を参照してください。
チケットは優先度/IDで降順にソートされて表示されます。また、各項目は 優先度に応じて色付けされて表示されます。
一覧の表の項目名(IDや概要、優先度などと表示されている部分)をクリックする ことで、各項目の値でソートしなおすこともできます。Shift キーをおしながら クリックすることで、複数項目を利用したソートも可能です。例えば、マイルストーンで ソートして、さらにソートされたものを優先度でソートしたい場合は、Shiftキーを おしたまま、マイルストーン、優先度 の順でクリックします。
個々のチケットの「ID」もしくは「概要」のリンクをクリックすると、各チケットの 詳細を表示します。
例えば「自分が担当してるチケットだけを表示したいんだけど」とか「優先度が 低いチケットはとりあえず表示したくない」とか「XXX機能に関係するチケット ないかな、概要にXXX機能って書いてあるチケットを探そう」など、 様々な条件でチケットの絞り込みがしたくなることがあると思います。
そういった場合には、チケットの検索機能を利用しましょう。
チケットの検索は、一覧表示の上部にある「検索条件」BOXで検索条件を 指定して行います。
例として、担当者で絞り込みを行ってみましょう。
検索条件を追加する場合は、「検索条件の追加」から追加する条件に あった項目を選択します。まず、ここでは「担当者」を選択します。
すると、その条件を指定するため項目が上部に追加されます。
担当者というラベルがついた項目が表示され、そこには「条件」と 「検索する値」を選択する2つのセレクタブルタブが表示されます。 また、その項目の一番右には - がついたボタンが表示されている と思います。
担当者の場合(他には、「チケットの種類」「コンポーネント」 「マイルストーン」「報告者」「解決法」の場合も同様ですが) 条件には「が次と等しい」もしくは「が次と等しくない」が選択できる ようになっていると思います。
また、検索する値には担当者名が並んでいると思います。このうち 「(未割り当て)」となっているものは、担当者がまだ指定されていない チケットを示すときに使用します。
例えば、「担当者が ishikawa である」チケットを検索したい場合は 条件を「が次と等しい」にして値から「ishikawa」を選びます。
この状態で、検索ボタンをおすと「担当者が ishikawa である」チケットが 一覧されます。
「優先度」、「重要度」を選択した場合は検索の条件として、値が等しい、 等しくない以外に「以上」「以下」「未満」「より大きい」が指定できます。
また、「概要」「詳細」「コメント」に関しては、それぞれに「ある文字列が 含まれる/含まない」「で始まる/終わる」「と一致する/一致しない」という 条件で検索ができます。
一つの項目に対して、複数の値を指定することができます。
前述の例のように「担当者」の項目が追加されている状態で、さらに検索条件の 追加から「担当者」を選択します。すると または というラベルと「条件の値」を 選択できる条件指定項目が上部に追加されます。
追加された条件は同一項目の検索に付随する「OR 条件」になります。
これを用いると「担当者が ishikawa もしくは hogehogeである」チケットを 一覧したり「担当者が ishikawa もしくは huga ではない」チケットを一覧 することが可能になります。
検索項目は複数指定することが可能です。例えば、「担当者が hogehoge」 で かつ 「マイルストーンが foo」であるチケットを一覧することなどが できます。
この例の場合は検索条件の追加から「担当者」を選択したあと、 同じく検索条件の追加から「マイルストーン」を選んで検索条件を 指定します。
複数の条件項目を指定した場合、それらはすべて「AND 条件」で指定 されます。
誤って検索条件を追加してしまったような場合は、それぞれの項目の右端に ある「 - 」がかかれたボタンを押すと、その項目が削除されます。
この指定は、厳密には検索条件ではなく、検索結果の表示の仕方に影響します。
通常一覧表示では、チケットの属性にかかわらず件数ごとにまとめられて 一覧が表示されます。これを属性の値ごとにまとめて表示することができます。
例えば、検索条件を指定して出てきた結果を「チケットの種類」ごと分類して 表示して見たい場合があると思います。
こういった場合「属性の値ごとまとめて表示」で「チケットの種類」を指定すると 例えば「チケットの種類」が「バグ」のもの、「サポートリクエスト」、「機能リクエスト」 など種類毎にわけられた上で、ソートされて表示されます(件数が多い場合は、各種類毎で 件数ごと複数にわけられて表示します)。
属性の値ごとまとめて表示する条件はユーザ設定であらかじめ指定しておくことも できます。
検索条件指定に関するまとめです。
チケット一覧の「ID」もしくは「概要」のリンクをクリックすると、 各チケットの詳細が表示されます。
詳細画面には以下が表示され、チケットに対する操作が行えます。
それぞれのチケットには様々な属性値がセットできます。 チケットの属性は、そのプロジェクトのチケット管理者やチケット担当者のみが 変更できます。
チケットの報告をした人(チケットを登録した人)は、一部の属性(例えば、チケットの 処理が終わった場合、チケットを閉じるといった処理により、チケットの「状況」属性 が変更されます)を修正することができます。
チケットに付加される属性は以下になります。
チケットに付加される番号です。
OSDNのシステム全体で連番が発行される仕組みになっていますので、 各チケットの番号は重複することはありませんが、各プロジェクトのチケットシステム内では 必ずしも連番とはなりません。
機械的にふられる番号になりますので、修正はできません。
チケット登録時に必ずつけられる、チケットの概要を表す短い文章です。 チケットのタイトルやサブジェクトのようなものだとお考えください。
チケット一覧にも表示されますので、チケットの内容を手短に/的確に表現する 短かな文章をつけておくと、わかりやすいでしょう。
チケット管理者/担当者はこの値を修正可能です。
そのチケットが登録された時刻です。チケット詳細の右上に表示されます。
登録時刻ですので、修正することはできません。
そのチケットが最後に変更された時刻です。「チケットの変更」には以下を 含みます。
最終更新時刻は、自動的に更新されます。手動で修正することはできません。
そのチケットを登録した人です。
チケットを登録したユーザのOSDN ログイン名が表示されます。
非ログインユーザによるチケット登録を許可している場合(非ログインユーザによるチケット登録 の可否の設定変更についてはチケット管理ガイドを参照してください)は、 匿名となっている場合があります。
登録時に自動的にセットされます。手動で変更することはできません。
そのチケットの担当者です。
チケットを新規登録した際に自動で設定される、あるいは チケット管理者/担当者が そのチケットの担当者を指定した場合には、OSDNログイン名が表示 されます。
チケット管理者/担当者はこの値をいつでも修正可能です。
チケットの優先度です。
デフォルトでは「5 - 中」に設定されます。
優先度を上げたい/下げたい場合は、チケット管理者/担当者が値を調整してください。
どんな種類のチケットなのか? を表す値です。
たとえば、「バグ」ならバグ報告のチケット、「機能リクエスト」なら こんな機能が欲しいといったようなリクエストのチケットでしょう。
そのプロジェクトで「どんな種類のチケット」を分類しているかを確認したい 場合は、「チケットの種類一覧」を見てみましょう。
チケット管理者/担当者がこの属性の値を修正できます。
「バージョン2.0を出すために処理しないといけないもの」「今年の春までに 処理したいもの」などのように、ある程度の大きな目標の一部となっている チケットをひとまとめにして扱いたい場合には、マイルストーンを設定して 各チケットをそのマイルストーンに所属させることができます。
マイルストーン属性には、そのマイルストーン名が表示されます。
マイルストーンには開始日や締切りを設定できたり、進捗度を確認できたり します。
それぞれのマイルストーンがどういうマイルストーンなのか? また、 それぞれのマイルストーンの状況はマイルストーン一覧から確認できます。
チケット管理者/担当者がこの属性の値を修正できます。
マイルストーンに開始日/締切りが設定されている場合には、その日になると(当日の UTC 0時になると)自動処理が行われ該当マイルストーンは開始/終了に 変更されます。自動処理を行いたくない場合は、チケットの設定からマイルストーンの自動処理をオフにしてください。
なお、マイルストーンの数が一定数(3つ)を越えている場合は、以下の条件すべてを満たすマイルストーンはディフォルトでは非表示なります。確認が必要な場合は一覧の上部に古いマイルストーンを表示するためスイッチが表示されますので、表示に切り替えてください。
このプロジェクトの「foo というパッケージに対するチケットです」 や 「bar 2.0 というプログラムに関するチケットです」など、なんらかの モノに対してチケットが作成されている場合、その「モノ」を表すのが コンポーネント属性になります。
典型的には、そのプロジェクトでリリースしたパッケージ名とバージョン番号の組 などが、それにあたります。
チケット管理者/担当者がこの属性の値を修正できます。
チケットが 現在どういう状況にあるか? を表します。
処理されていないチケットは「オープン」状態になります。
処理が完了した場合はチケットは「完了」状態になります。
チケット管理者/担当者はこの属性の値を修正できます。 また、(非ログインでチケットを登録した場合を除き)チケットを 登録した人も、そのチケットの「状況」を修正することができます。
チケットに対して、どのような解決をしたか(あるいは、現状どう 解決するつもりか/解決にむけてのアクションの状況など)を示します。
チケット管理者/担当者がこの属性の値を修正できます。
チケットの詳細情報を説明する文章です。 チケットの示す内容が具体的にわかるように記述します。
チケット管理者/担当者がこの属性の値を修正できます。
チケットには、チケットの情報に付随した添付ファイルを付けておくことができます。
例えば、バグを修正するパッチや修正点や問題点を示した画像などを添付して説明する ようなことに使えます。
チケットにファイルを添付するにはOSDNアカウントにログインしている 必要があります。
チケットの履歴には「いつ、誰が」「どの属性をどういう値からどういう値に変更したか」 (もしくは、どういうアクションをしたか)と「投稿されたコメント」が時系列に従って 表示されます。
通常は 最新の3件のみが表示されますので、それ以前の履歴を含めすべて見たい場合には、 「古い履歴も表示する」をクリックしてみてください。
チケットに対して、コメントを追加することでそのチケットに関してのやりとりを まとめていくことができます。
登録されているチケットに対して、コメントをする場合はチケットの詳細表示画面下部の 「コメントの追加」にコメントを書き込んで「更新」ボタンを押します。
wiki文法が使用して整形やリンクをはっておくことなどもできます。 登録前に表示を確認したい場合は「プレビュー」ボタンをクリックします。 (「更新」ボタンをクリックしないと、コメントの登録は行われません)
コメントに誤字脱字等を見つけた時など、コメントを書いた本人やチケット管理者はコメントを 修正することができます(修正が行われたことは記録され最終更新時間が表示されます)。後述する チケットへの変更があったときに送信される通知メールは、コメント自体の修正では送信 されません(コメントの新規投稿時のみにしか送信されない)ので注意してください。
なお、なんらかの理由で(例えば誤ってコメントに個人情報を載せてしまった...とか いった場合など)書き込んだコメントを表示しておくことに問題があるような場合は、 コメントを投稿した本人 もしくは チケット管理者はチケットを消去することが できます。
各コメントの右上に「このコメントを削除」ボタンが表示されているものはそのユーザが 削除可能なコメントです。削除ボタンをクリックすると確認画面が表示されますので、 確認の上削除してください。
コメントの削除を行った場合は、本文のみが表示されなくなります(コメントが削除 されたことが表示されます)。コメントの投稿を行ったこと、および投稿者名は履歴に 表示されます。
チケットの管理者は、完全にコメントの削除をしてしまう(上記のような コメントの記録自体を消してしまう)ような「完全削除」を行うこともできます。 その場合は、同様に削除リンクをクリックしたあと表示される確認画面で「完全削除」を 選択してください。
「自分が参加しているプロジェクトのチケットを一覧する時は、まず 自分が担当している チケットが見えるようにしたい」「チケットを表示する時は、まずは種類別で分類して 閲覧したい」など、チケットの一覧を参照する場合、自分が最初に確認したい情報というのは 使う人次第でいろいろ異なってきます。
OSDNのチケットシステムでは、このニーズに応えるためにチケットの デフォルトの表示条件をチケットの「ユーザ設定」により、カスタマイズできるように なっています(チケットの「ユーザ設定」を利用するためには、OSDNアカウントに ログインする必要があります)
チケットのユーザ設定には大きくわけて2つの種類があります。
個別設定は、各ユーザがプロジェクトごとに設定することができます。
チケットを閲覧しているプロジェクトに対応する個別設定がない場合、 共通設定が適用されます。
チケットのユーザ設定(一覧表示設定)で設定できる項目は以下になります。
チケットシステムの表示を調整します。後述するプロジェクトごとの個別設定が ある場合、そのプロジェクトのチケット一覧の閲覧では個別設定が優先されます。
チケットの共通設定はログインすると各ページの右上に表示される「ユーザ設定」の リンクからいけるユーザ設定ページの「チケットユーザ設定」項目にある「全体共通設定」 から設定変更が可能です(各プロジェクトのチケットシステムメニューの「ユーザ設定」 ページにある、「チケット全体共通設定」からの同じページにいけます)
チケット一覧表示時にページあたり表示する件数を設定します。
設定した件数をこえる数のチケットがあった場合は、設定件数ごとページわけされ、 一覧の上下にページングのためのナビゲーションバーが表示されます。
チケットの一覧表示にデフォルトで表示しておきたい項目にチェックをつけます。 チェックがついてない項目はデフォルトでは表示されません。
ここで設定した項目はデフォルトの表示状態を設定するものです。
チケットの一覧表示ページにある「一覧表示項目の選択」メニューから表示/非表示を 選択することによって、一覧表示後に(一時的に)そのページの表示項目を調整する (非表示項目を表示する/表示項目を非表示にする)こともできます。
設定されていると 指定したチケット属性の値ごとに、チケットをまとめて表示します。
例えば、「チケットの種類」ごとにまとめて表示するように設定しておくと、検索結果は チケットの種類に設定されている「バグ」や「サポートリクエスト」「機能リクエスト」など ごとまとめられて表示されます(まとめられたチケットの数が、一覧の表示件数より多い 場合は、それぞれの種類ごとに 「バグ(1)」「バグ(2)」のように分割されます)。
後述の個別設定が行われているプロジェクトに関しては、そちらの設定が優先 されます。そのため、例えば全体設定で表示件数を 100件から50件に設定 変更したとしても、プロジェクトごとの個別設定で 100件になっていれば、 その設定が行われているプロジェクトでは100件の表示なってしまうことに なります。
従って、このような場合は各個別設定の表示件数を一つずつ修正していかないと いけないことになります。
このような手間を省くために、「プロジェクトごとのチケットユーザ設定すべてに反映させる」 機能が利用できます。
チケット全体設定のページにある 「プロジェクトごとのチケットユーザ設定すべてに反映させる」 にチェックをいれて更新を行うと、全体設定の「件数」「デフォルト表示項目」 「まとめて表示」の各設定の値が各個別設定すべてにまとめてコピーされます。
個別設定は、各プロジェクトのチケットメニューの「ユーザ設定」から行います。 各プロジェクトに対応した設定になるので、ここで設定したものはそのプロジェクトの チケット一覧の表示設定にのみ影響します。
全体設定で設定できる項目の他、以下の項目が設定可能です。
そのプロジェクトのチケット一覧を表示した時にまず表示するチケット一覧の 検索条件を設定します。
条件は、通常のチケット検索と同じ操作で設定できます。
検索しても、特に該当するようなチケットがないような場合は、チケットを新規に 登録しましょう。
チケットの新規登録は、プロジェクトメニューのチケットの「新規チケット登録」から もしくはチケット一覧右上の「新規チケット登録」から行います。
プロジェクトのチケットシステム設定において「非ログインユーザによる匿名投稿を許可する」 設定が off になっている場合(匿名投稿を許可していない場合)、OSDNアカウント にログインしていない場合は、新規チケット登録ができないことに注意してください。
チケットの登録には最低限以下を記述する必要があります
チケットの詳細の記述にはwiki文法が使えます。
また、これ以外でも最低限以下の属性は的確に指定すべきです。
チケットの種類を選択すると、その種類に対応して「(その種類の)チケットの新規登録時の注意点」が チケット新規登録フォームの上に水色の枠の中にかかれて表示される場合があります。
この注意書きには、例えば「チケットを記述するときに、このような情報もあわせて書いておいて ほしい」などといった、プロジェクト管理者や担当者からのチケット登録時のお願いにあたる ものですので、注意点が表示された場合は、まずそのメッセージをよく読んで指示に従った 記述を心がけてください。
チケットの記述が終わったら「作成」ボタンを押すと、チケットが作成されます。 (後述するように、チケットが作成されたという情報が同時にメールで送信されます)
チケットが登録される、あるいは以後そのチケットに変更があると、変更点の情報が 以下のユーザにメール送信されます。
上記を含め(プロジェクトにおいて設定しているメール送信先の情報も含め)、 新規チケット登録画面にメールの送信先が表示されていますので確認してください。
いくつもあるチケットの中から、気になるチケットをピックアップしてチケットへの 修正を逐一知りたい場合があると思います。そのために、チケットシステムでは RSS フィードとモニタ機能を提供しています。
チケットシステムでは大きくわけて以下の2種類のRSSを提供します。
チケット一覧のRSSはチケット一覧ページの右上にあるBOXから参照できます。
このタイプのRSSは以下の情報を含みます
このタイプのRSSへのリンクは一覧ページに2つ用意されています。
一つは、そのプロジェクト全体のチケットを扱う「プロジェクトチケットRSS」です。
このRSSを利用することで、そのプロジェクトのチケットの修正すべてを追いかける ことが可能になります。プロジェクト全体の動きを追う場合は 通常は、このRSSを利用すると いいでしょう。
もう一つは、現在表示されている検索条件に合致するチケットの情報のみの情報を 集めた「この条件のチケット一覧RSS」です。
このタイプのRSSでは、検索条件に従って絞り込みが行われた情報のみを配信します。 このタイプのチケットにおいては「条件に合致しなくなったチケットの情報は 配信されなくなる(合致しなくなったことも配信されない」ことに注意してください。
例えば、検索条件として状況が「オープン」なチケットのみを検索して、その条件の RSS feed を利用していたとします。この場合、オープンなチケットが完了になった という情報は「配信されません」(RSS を参照した時点で指定された条件に合致する チケットの情報のみが配信されるため、条件に合致しなくなったことはわかりません)
それぞれのチケットの修正もRSS feedとして提供しています。
個別のチケットのRSSはチケットの詳細画面の右上にあるBOXから取得できます。
このタイプのRSSには、以下の情報が含まれます。
個別のチケットの動きを追う場合は、このタイプのRSSを利用するといいでしょう。
OSDNアカウントにログインしている場合は、個々のチケットをモニタする 設定を行うことができます。個々のチケットの詳細ページの右上の「モニタする」リンクを クリックすると、そのチケットのモニタが開始されます。
モニタが設定されているチケットに変更/コメントの追加があると、その情報が OSDNアカウントに設定されているメールアドレスにメールで送られて きます。
モニタを解除する場合は、該当チケットのモニタを解除するリンクをクリックして ください(モニタを設定していると、「モニタする」と同じ箇所に表示されるように なります。また、モニタを設定していると「モニタ中」という表示が右上に出ます)
前述の個別チケットモニタで、それぞれのチケットの変更状況をメールで受け取る ことができるようになりますが、そのプロジェクトに関連するチケットすべてを 追跡することやチケットの新規登録を追うことはできません。
新規チケット登録を含めた、プロジェクトのすべてのチケットをモニタしたい場合には プロジェクトチケットモニタ機能を利用すると便利です。
プロジェクトのチケット全体をモニタする場合には、チケット一覧右上にある 「モニタする」リンクをクリックします。解除する場合は、同様に「モニタ解除」 リンクをクリックしてください(モニタを設定していると、「モニタする」リンク と同じ位置に表示されます)
新規チケット登録でも述べましたが、あなたがそのチケットのメール送信先 対象に該当している場合は、モニタ設定を行わなくてもそのチケットに対する変更の メールが送られてくるということに注意しましょう(そのような状態でモニタを 設定してしまっても、同じメールが複数送信されてくることはありません)
チケットが作成された時やチケットへのなんらかの変更(属性値の変更、コメントの追加)が行われた場合には そのチケットに関係するユーザに通知メールが送信されます。通知メールの送信対象は以下です。
なお、1つのメールアドレスが上記の条件に複数当てはまる場合でもそのメールアドレスに送信されるメールは1通となります。 また、送信対象のユーザアカウントがすでに削除されたような場合(例えば、チケットを登録したユーザがアカウントを削除したような場合)、そのユーザへはメールの送信は行われません(対象ユーザが有効な状態な場合のみ送信対象になります)。同様に、匿名でのチケットの作成を許可している場合でも、匿名ユーザには(送信先の メールアドレスがわかりませんので)通知メールは送信されません。
通知が行われるタイミングは以下になります。
なお、チケットの属性変更とコメントの追加が同時に行われた場合には通知メールはまとめられて1通のみになります。
※チケットのコメント自体を修正する機能がありますが、その機能によるコメントの修正時には通知は送信されません。注意してください。
現在、どのようなマイルストーンが設定されているかは、各プロジェクトの チケットメニューの「マイルストーン一覧」から確認できます。
マイルストーンの一覧上で、現在のマイルストーンの状態や締切り、進捗状況、 関連チケットの数などが確認できます。
さらに、各マイルストーンの詳細からはそのマイルストーンの詳細説明や 「担当者」「チケットの種類」「優先度」「コンポーネント」「重要度」別の マイルストーンのステータスも確認することができます。
チケット管理者は、マイルストーン一覧から新規のマイルストーンの登録や 修正/削除操作が可能です。
どのようなチケットの種類が用意されているかは、チケットメニューの「チケットの 種類一覧」から確認することができます。
チケットの種類一覧では、チケットの種類の名前や状態、関連するオープンチケットの数の他、 その種類がどんなものなのかという説明文を参照することができます。
また、チケット管理者はこのページから新規のチケットの種類の登録や 修正/削除操作が可能です。
どのようなコンポーネントが用意されているかは、チケットメニューの 「コンポーネント一覧」から確認することができます。
コンポーネント一覧では、コンポーネントの名前やコンポーネントの担当者、 関連するオープンチケットの数、そのコンポーネントががどんなものなのか という説明文を参照することができます。
また、チケット管理者はこのページから新規のコンポーネントの登録や 修正/削除操作が可能です。
比較的よく使われるであろう典型的な検索条件やそれに対応するRSSへの リンクが、よく使われるチケットリスト/RSS一覧 にまとめられています。
[PageInfo]
LastUpdate: 2018-02-22 13:19:06, ModifiedBy: ishikawa
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[Permissions]
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