Yukihiro Nakai
ynaka****@redha*****
2004年 8月 5日 (木) 11:09:09 JST
> 多分過去に非GPLなソフトでlibwnnを使用してもGPLにせよと主張 > するという話はなかった思います。(需要はせいぜいEmacsか > Input Method位だし、現状ではWnn6/7 SDKを使う場合が多いので > 影響は少ないのではないかと思いますが…。)しかし個人的には、 > 可能ならばライブラリに関してはLGPLに変更できればいいなとは > 思っていました。 > > 一方ですべての関係者に了承を取るのが繁雑なので不可能だろう > (一から書き直す位しかないのでは)とも思っていました。 > > >> オムロンさんからは、FreeWnnのことはFreeWnnプロジェクトに一任するとの回答を > >> いただきました。 > > 事実ならば、再ライセンスに関する問い合わせ対象がFreeWnn移 > 行後に関与された方に限定されるので多少ハードルが下がります > ね。ただ(その辺りの確認から始めないといけませんが、)青野は > そこまで手を出す余力がないと思います。 了承が必要なのはCopyrightホルダだけで、パッチ等は著作権者に 寄贈されたと考えられます。FreeWnnはその点Linuxカーネル等とは異なり 数が少なくすっきりしているようですし。 オムロンさんとは、Wnn6のSDKをFreeWnnに同梱して配布することに 問題ないことも確認しています。それだとLGPLではありませんが、それに 近くなおかつGPLより緩くてLGPL化の話の趣旨を満たすことができます。 libwnnのLGPL化について議論の余地が大きいなら、そういったアプローチ もあります。 またオムロンさんからの話ですと、Wnn6 SDKがFreeWnnで動作するのは たまたまであり、今後のバージョンでFreeWnnを考慮する予定はないとの ことでした。現実にWnn7 SDKは品詞フォーマットを拡張していたりして そのままではFreeWnnに接続することはできません。 -- Nakai