YUKI Hiroshi
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Fri Dec 2 12:21:55 JST 2016
YUKI Hiroshi 2016-12-02 12:21:55 +0900 (Fri, 02 Dec 2016) New Revision: 1d702d4f920694afcd1029ba221513e6fe146d05 https://github.com/groonga/groonga.org/commit/1d702d4f920694afcd1029ba221513e6fe146d05 Message: Add Groonga Advent Calendar 2016 2nd day: about new release event Added files: ja/_posts/2016-12-02-new-release-event.md Added: ja/_posts/2016-12-02-new-release-event.md (+65 -0) 100644 =================================================================== --- /dev/null +++ ja/_posts/2016-12-02-new-release-event.md 2016-12-02 12:21:55 +0900 (ce66599) @@ -0,0 +1,65 @@ +--- +layout: post.ja +title: Groonga Advent Calendar 2016 2日目:新リリース自慢会の紹介 +description: Groonga Advent Calendar 2016の2日目として、Groonga新リリース自慢会の概要をご紹介します。 +--- + + +去る2016年11月29日、Groonga新リリース自慢会を開催しました。[Groonga Advent Calendar 2016](http://qiita.com/advent-calendar/2016/groonga)の2日目は、新リリース自慢会のことをご紹介します。 + +イベントの中で言及された具体的な個別の改善点や技術的なトピックについては別途このAdvent Calendarの記事としてご紹介することとして、この記事では「新リリース自慢会」という形でイベントを開く事そのものについて述べます。プロダクトを持っていてコミュニティ向けのイベントの開催を検討中の方は参考にしてみて下さい。 + +# 年1回では期間が空きすぎなので、月1で + +Groongaコミュニティでは例年11月29日の「いい肉の日」や2月9日の「肉の日」などの節目でユーザーと開発者が一堂に会するイベントを開催しています。 + +しかし、1年に1回のペースだとステータスアップデートだけでも相当の情報量になってしまい、限られた発表時間に収めようとするとあっさりした紹介の仕方にならざるを得ません。また、ユーザの方からのフィードバックを得る機会が少なくなってしまうという点も問題です。 + +そこで、毎月の定期的なリリースに合わせてもっと小規模なイベントを開催して、その月のリリースでの改善点の紹介を軸としてより気軽に情報交換ができる機会を設けたいという趣旨で始めたのが、新リリース自慢会というイベントです。4月のGroonga 6.0.2リリースに併せての開催以降スキップが続いていましたが、この度、Grooga 6.1.1のリリースに併せて久しぶりに開催してみました。 + +# 開催場所と時間はどう決めるか + +イベントを開催する時に悩むのが「いつ、どこで」という点です。何も基準がないと漠然とし過ぎているため、どう決めていいかもわからなくなってしまいます。何か基準になる事があれば、それに合わせて他の事を決めていくと迷わなくて良いです。 + +Groongaの場合は毎月29日にリリースをする方針なので、この日付を基準として他の事を決めていきました。11月29日火曜日は平日なので、仕事帰りに立ち寄って頂きやすそうな時間帯として夜19時30以降で開催する事にしました。 + +会場については、リリース自慢会は小規模にするという事を最初から決めていたため、手近な所でクリアコードの事務所の会議スペースを使用する事にしました。会議スペースに設置できる椅子の数は頑張っても6人程度までだったため、そこから募集人数も最大6人と決まりました。 + +# 告知と募集はどこで行うか + +Groongaコミュニティの場合、イベント情報の公開や参加者の募集は[Doorkeeper](https://groonga.doorkeeper.jp/)で行っています。Doorkeeperではコミュニティ参加者向けの告知を流すことができるので、Groongaコミュニティではこれをイベントの開催予定の連絡に使用しています。それ以外には、[Twitter](https://twitter.com/groonga/)やFacebookページの投稿、[projectサイトのブログの記事](http://groonga.org/ja/blog/)の記事、MLへの投稿で開催の告知と参加者募集を行いました。 + +また、この種の技術イベントは直前になってキャンセルが出る事がままあります。そこで、キャンセル待ちの人が繰り上がれるように、開催日が近くなったらDoorkeeperの参加登録者向けメール送信機能を使って、都合が悪くなった方向けにキャンセル操作を依頼する内容のリマインダーメールを参加者宛に送るようにしています。 + +# イベント直前 + +当日は説明に詰まらないよう、念のため事前に発表者同士でリハーサルを行い、紹介予定のトピックについては説明ができるだけの材料を揃えておきました。 +終了についてもこの時打ち合わせておきました。小規模なイベントの場合、メニューを消化したら予定時刻よりも前の時点でも終わりとするのか、予定時間まで引き延ばすのかという点で悩む事があります。今回は、方針としてはメニューを一通り消化した上で、質問などの会話が尽きた時点で閉会するという事にしました。 + +# イベント本番 + +開会後の流れは以下のような物でした。 + + 1. 参加者同士の間での簡単な自己紹介。自分とGroongaの関係性について全員が一言程度コメントする。(話しやすい雰囲気を作るため) + 2. Groonga 6.1.1とMroonga 6.11での改善点の紹介。 + 3. 参加者同士での質問のやりとり。 + +開催時間が遅めであるということと、カジュアルに話せる雰囲気を作りたかった事から、会場は飲食可として(食べたい人・飲みたい人が)各自でお菓子程度の物を持ち込んでもらい、好きなようにつまみながら話を聞いてもらう(話してもらう)ようにしました。 + +この日は全4名の参加でしたが、質問をきっかけとして以下のような話題で情報提供や議論が交わされていました。 + + * Groongaをマスターデータの保存先に使う事について + * 地図情報を取り扱う分野でのGroongaの利用について + * 機械翻訳の分野での作業にGroongaを利用する事について + * Groongaユーザ同士での相互サポートの促進について + +これらの個々の話題については、このAdvent Calendar上で日を改めて記事にしていく予定です。 + +様々な話題で盛り上がったため、終了は予定時刻を大幅に過ぎてしまいました。自社スペースを使う場合はこのように融通を利かせやすいのがメリットと言えるでしょう。ただし、あまり遅くなりすぎると参加者に対して却って迷惑になる事も考えられます。あまり予定を越えて長引かせるよりは、次の機会を設けて場を改めるのがよいでしょう。 + + +# 次回以降の開催について + +12月29日は年末で参加者が集まらないことが予想されるため、新リリース自慢会の開催は見送る予定です。また、2017年2月9日には年1回ペースの大きめのイベントを企画しているため、直前の1月29日についても開催は見送る予定です。ということで、次回は2月28日か3月29日になる見込みです。正式に開催を決定したらDoorkeeperのGroongaコミュニティやTwitter等で告知しますので、気になる方は事前にフォローしておいていただけましたら幸いです。 + +以上、[Groonga Advent Calendar 2016](http://qiita.com/advent-calendar/2016/groonga)の2日目でした。 -------------- next part -------------- HTML����������������������������... Download