[groonga-dev,00909] [ANN] groonga 2.0.3

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HAYASHI Kentaro hayas****@clear*****
2012年 5月 29日 (火) 11:17:22 JST


林です。

今日は肉の日ですね。

groonga 2.0.3がリリースされました!
groonga 2.0.3はgroonga 2.xのメンテナンスリリースです。
  http://groonga.org/ja/docs/news.html#release-2-0-3

このリリースにはいくつかバグ修正を含まれています。
以下のどちらかのケースに該当する場合はアップグレードをオススメします。
問題が修正されます。

  * selectコマンドの--filter引数で&!演算子を使っている。
    (&!演算子はドキュメントに書いていないので知らない人の方が多いはず。)
  * rroongaで以下のようなスキーマのデータを更新している。
    * キーを正規化するテーブルがある。
    * ↑のテーブルを型として持つベクターカラムがある。
    * ↑のベクターカラムにインデックスを設定している。
    具体例は↓を参考にしてください。
    https://github.com/ranguba/rroonga/blob/88877cb24c560740d4ad2b4bf92594edda255a4c/test/test-table.rb#L204

今回のリリースの主なトピックは以下の2つです。

  * ドキュメントの改善
  * ビルド方法の改善(CMake対応)

それぞれの環境毎のインストール方法はこちらを見てください。
  http://groonga.org/ja/docs/install.html

○ groongaドキュメントの改善

今回のリリースではドキュメントを改善しました。
ドキュメントの改善は引き続き行なっていきます。

まず、ドキュメント中の実行例のフォーマットを改善しました。
これまでは以下のように「プロンプト+コマンド」と「実行結果」というフォー
マットでした。

  > status
  [[...], ...]

これを以下のように「コマンド」と「コメント内に実行結果」というフォーマッ
トにしました。

  status
  # [[...], ...]

これにより、ドキュメント中の実行結果をそのままコピー&ペーストして手元で
試せるようになりました。(実行結果の部分はコメントとしてgroongaから無視
されるため。)

また、selectコマンドの説明を充実させました。
  http://groonga.org/ja/docs/commands/select.html

selectコマンドはgroongaが提供するコマンドの中でも特に重要なコマンドのた
め、より理解しやすくなるように今後も説明を充実させていく予定です。

○ ビルド方法の改善

これまで、Windows用の実行ファイルは公式にはMinGWでしかビルドできません
でした。(ドキュメントには書いていなかったのですが、Visual Studioでビル
ドするためのビルドスクリプトがあり、これまでもMinGWではなくVisual
Studioでもビルドできました。)

今回のリリースでCMakeサポートを強化し、Windows用の実行ファイルをVisual
Studio 2010 Expressでビルドできるようになりました。
  http://groonga.org/ja/docs/install/windows.html#build-from-source

公式パッケージではこれまで通りconfigure + MinGWでクロスコンパイルしたも
のを提供しますが、Visual Studioでビルドしたものが必要という場合は上記の
手順に従って各自でビルドしてください。(例えば、他のライブラリがVisual
StudioでビルドしているためgroongaもVisual Studioでビルドしたい場合など。)

今回からtar.gzだけでなくzipでもソースを提供するようにしたので、Windows
上でビルドする場合はそちらを利用してください。

また、Oracle Solaris 11でビルドするためのドキュメントも追加したので、
Oracle Solarisでgroongaを利用する場合はこちらを参考にしてください。
  http://groonga.org/ja/docs/install/solaris.html

なお、Oracle Solaris用のパッケージは提供していないので、Oracle Solaris
上でgroongaを利用する場合は自分でビルドする必要があります。
(Oracle Solaris用のパッケージはどんな形式で提供するのが一番使いやすい
のでしょうか。。。)

○ 変更点

さて、2.0.2からの変更点は以下の通りです。
  http://groonga.org/ja/docs/news.html#release-2-0-3

2.0.3リリース - 2012/05/29
-------------------------

改良
^^^^

  * [doc] リリース手順を追加。
  * 1プロセスで開けるファイルディスクリプターの最大数が4096という制限を削除。
  * [実験的] tableプラグインを追加。
  * [doc] select コマンドの説明を追加。
  * [doc] 実行例をコピー&ペーストしやすくした。

  * [windows] Visual Studio 2010 ExpressとCMakeを使ったビルドをサポート。
    詳細は http://groonga.org/ja/docs/install/windows.html#build-from-source
    を参照してください。

  * [doc][solaris] Solarisでビルドするためのドキュメントを追加。詳細は
    http://groonga.org/ja/docs/install/solaris.html を参照してください。

  * [doc][yum] epel-releaseパッケージのバージョンを更新。[岩井さんが報告]
  * [doc][centos6] RepoforgeにあるCentOS 6用のMuninを使うという設定を削
    除。[岩井さんが報告]
  * ソースをzip形式でも配布するようにした。
  * [munin] groonga_dist Muninプラグインが複数のファイルを使っているオ
    ブジェクトをサポート。
  * Travis CIを使うようにした。
  * [yum] groongaのyumリポジトリを提供するRPMパッケージ名を
    groonga-repositoryからgroonga-releaseへと変更。これは、
    centos-releaseやfedora-releaseといったRPMパッケージの命名規則とあわ
    せるためである。

修正
^^^^

  * [doc] yumリポジトリを更新するためのコマンドを修正。 [岩井さんが提案]
  * [deb] logrotateでlog_reopenコマンドが誤ったプロトコルを使用する不具合を修正。
  * XMLレスポンスのERRORタグが壊れている問題を修正。[#1363]
    [GitHub#13] [岩井さんがパッチ提供]
  * grn_ctx_fin()がgrn_ctxの一部をクリアしきれていない問題を修正。
  * &! 演算子をグループ化した式と一緒に使うと間違った結果を返す不具合を
    修正。[#1372]
  * インデックスのソースに指定したカラム経由でレコードのキーを登録する
    とキーが正規化されない問題を修正。

感謝
^^^^

  * 岩井さん

-- 
HAYASHI Kentaro <hayas****@clear*****>




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