Kentaro Hayashi
hayas****@clear*****
2016年 12月 31日 (土) 12:04:17 JST
今日は大晦日、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 Groonga 6.1.2をリリースしました! http://groonga.org/ja/blog/2016/12/31/groonga-6-1-2.html 今回のリリースでは、loadコマンドを拡張し、レスポンスに追加の情報を含め ることができるようになりました。 # 変更内容 主な変更点は以下の通りです。 * ロードされたレコード件数を返す機能の追加 * --output_ids を指定するとロードできたIDを返す機能の追加 細かな変更点についてはニュースをご確認下さい。 http://groonga.org/ja/docs/news.html#release-6-1-2-2016-12-31 以下、主な変更点について紹介します。 #### ロードされたレコード数を返す機能の追加 --command_version 3 が指定されている時に、load結果のレスポンスに {"n_loaded_records": N} を含めることができるようになりました。 正常にloadできたかの件数をこれで確認することができるようになっています。 { "header": { "return_code": 0, "start_time": 0.0, "elapsed_time": 0.0 }, "body": { "n_loaded_records": 2 } } #### --output_ids を指定するとロードできたIDを返す機能の追加 --command_version 3 が指定されている時に、--output_ids yes パラメータ が指定されていれば、ロードできたIDを返すようになりました。また、ロード に失敗したデータがどれかもわかるようになりました。 ロードできたIDは以下のようにloaded_idsとして出力されます。 { "header": { "return_code": 0, "start_time": 0.0, "elapsed_time": 0.0 }, "body": { "n_loaded_records": 2, "loaded_ids": [ 1, 0, 2 ] } } 上記のレスポンスに、IDが0のものが含まれていますが、これはロードに失敗 したことを意味します。 注意点として、大量のデータをloadする場合に --output_ids yes を指定する のはあまりおすすめしません。IDの配列を作ってレスポンスに含める処理が必 要になるためです。またそれにともないレスポンスのサイズも肥大化します。 どうしてもIDが必要ならloadするデータを分割して実行したほうがよいでしょう。 ## Groonga Advent Calendar 2016 今年もAdvent Calendarの季節ということで、QiitaでGroonga Advent Calendar 2016を開催しました。 http://qiita.com/advent-calendar/2016/groonga Groonga開発チームによる「Groongaのあるきかた」を皮切りに、いろんな切り 口の記事が集まりました。参加してくれたみなさん、ありがとうございました! まだ未読であれば、過去のAdvent Calendarの記事もあわせてご覧ください。 * Groonga Advent Calendar 2015 * http://qiita.com/advent-calendar/2015/groonga * Groonga Advent Calendar 2014 * http://qiita.com/advent-calendar/2014/groonga * Groonga Advent Calendar 2013 * http://qiita.com/advent-calendar/2013/groonga ## Groonga Meatup 2017を開催します 来年の2月9日、肉の日にGroongaのイベントを開催します。 Groonga Meatup 2017会場提供のお願いをしていましたが、株式会社クラウドワークスさんに快 く提供してもらえることになりました。 クラウドワークスさんは、Groongaのリリース自慢会を開催したときに会場を お借りした縁のある会社さんです。 当日は18:30開場、19:00から21:00にかけての開催を予定しています。 発表者 の募集もそろそろはじめますので、みなさん予定を空けておいてください! 参加申し込み方法など、イベントの詳細情報は追って告知します。 以下は今回のリリースの変更点です。 ## 改良 * windows: groonga-normalizer-mysqlをバンドルするようにしました。 * [ログ] PID に関するログフォーマットの説明を追加しました。 * [CentOS] 最近の groonga-release パッケージに関して、インストール手順 を改善しました。 * [load] コマンドバージョンが3以降の場合に、 {"n_loaded_records": N} をレスポンスに含めるようにしました。 * [load] コマンドバージョンが3以降の場合に、 --output_ids yes パラメー タを指定できるようにしました。もし --output_ids yes が指定されていた ら、ロードできたID(loaded_ids)が返却されます。IDが0ならロードに失敗 したことを意味します。 * [その他] 依存するパッケージ(Zstandard, LZ4)に関してインストール手順 を追加しました。 * 正規表現ライブラリーとしてOnigumo 6.0を使うようにしました。 * 実験的扱いだったいくつかの機能を正式版として今後扱うことにしました。 * grndb コマンド * request_cancel コマンド * highlight_html 関数 * highlight_full 関数 * snippet_html 関数 * [httpd] バンドルしているnginxのバージョンを1.11.8に更新しました。 * AND 検索時の応答時間を改善しました。[GitHub#618,#619,#620] [村上さん がパッチ提供] * 転置インデックスの更新が遅くなるケースを改善しました。この修正でメモ リ使用量も削減されます。 [groonga-dev,04219] [宮下さんが報告] ## 修正 * grn_ctx_at の返り値の NULL チェックが抜けているのを修正しました。こ の修正により意図しないクラッシュを回避できるようになります。 ## 感謝 * 村上さん * 宮下さん -- Kentaro Hayashi <hayas****@clear*****>