こんにちは。堀本です。 Groonga 9.1.0をリリースしました! http://groonga.org/ja/blog/2019/11/29/groonga-9.1.0.html 変更点一覧: http://groonga.org/ja/docs/news.html#release-9-1-0 ## 変更内容 主な変更点は以下の通りです。 * "&&" 演算のパフォーマンスを改善しました。 * 例えば、以下のような条件式のパフォーマンスが向上します。 * ( A || B ) && ( C || D ) && ( E || F) ... * この最適化は、ヒットするレコードが多い条件とヒットする レコードが少ない条件が混在している時に特に効果があります。 * TokenMecab に新しいオプション use_base_form を追加しました。 * このオプションによってトークンの原型を使って検索できます。 * 例えば、このオプションを使って"支えた"を検索した場合、 "支える"もヒットします。 * インデックスがアクセサーの際にパフォーマンスが低下する問題を修正しました。 * 例えば、以下のような条件を含むクエリーで起こります。 * sccessor @ query * accessor == query * バッファーが十分に大きい時に、検索結果の推定サイズがオーバーフロー する問題を修正しました。 * test(1)のポータビリティを改善しました。 * 不足しているツールを追加しました。 * 前のバージョンに index-column-diff-all.sh と object-inspect-all.sh がバンドルされていなかったためです。