こんにちは。堀本です。 Mroonga 11.04をリリースしました! リリースアナウンス: https://mroonga.org/ja/blog/2021/06/29/mroonga-11.04.html 変更点: https://mroonga.org/ja/docs/news.html#release-11.04 さて、今回の主な変更点は次のとおりです。 ### 改良 * [サーバ変数] mroonga_enable_operations_recording をデフォルトで無効にしました。 mroonga_enable_operations_recording 自動リカバリーのために操作の記録を有効にするかどうかを決めるものです。 この操作記録はMroongaがクラッシュしたときに自動的にリカバリーするためのものです。通常、Mroonga内にロックが残留している場合、 INSERT/DELETE/UPDATEは実行できませんが、 mroonga_enable_operations_recording が有効な場合、 INSERT/DELETE/UPDATEに加えてSELECTも実行出来ないことがあります。 自動リカバリーがロックの残留によって、ブロックされるためです。 したがって、このバージョンから、デフォルト値を OFF にしました。ISERT/DELETE/UPDATE は、ロックの残留によって変わらず ブロックされますが、操作記録を無効にすることで、SELECTは動作する可能性があります。 残留したロックに対する正しい対処は以下の通りです。 * https://www.clear-code.com/blog/2021/6/1/mroonga-recover-lock-failed-2021.html (日本語のみ) * [Debian GNU/Linux] Debian GNU/Linux 向けの Oracle の MySQLパッケージ を使用した Mroonga のインストール手順を追加しました。 Mroonga 11.03にて、Debian GNU/Linux 向けの Oracle の MySQLパッケージ を使用した Mroongaをサポートしました。 これらのパッケージのインストール手順をドキュメントに記載しました。 これらのパッケージをインストールする際には、このドキュメントを参考にしてください。 * [CentOS] MariaDB 10.2.39、10.3.30、10.4.20、10.5.11をサポートしました。 ### 修正 * 検索を実行した際にクラッシュする問題を修正しました。 **この問題は通常は発生しません。** 発生条件は以下の通りです。 * mroonga_command を使ってGroongaに直接テーブルやカラムを作成している。 * 検索の実行と同時に上記のテーブルやカラムを削除する。 上記の条件が成立した時にMroongaがクラッシュします。