img0ch (3.1.11) | 2010-07-11 00:00 |
img0ch-stable (3.0.1) | 2009-04-09 23:51 |
img0ch で使う用語の解説集です。「である・だ」調で書いています。
img0ch 独自の管理システムのこと。0ch と admin をかけて作られた造語であり、掲示板を管理するための機能がほとんど揃っている。そのかわり、利用可能な機能が多い故に扱いにくく、慣れるまでに時間がかかる。以下現行の管理システムである Zeromin2 と Zeromin は同義とする。
Zeromin にログイン可能な特権を持つもの。特に Zeromin で操作出来る特権を持たなくてもユーザグループに属していればユーザという。
Zeromin ユーザ内での操作特権ごとの単位で構成されるもの。ユーザは必ずこのユーザグループに属している必要がある。
書き込みに対して特権を持つ者。基本的に名前の後ろに星マークがつくが、つかなくてもキャップグループに属していればキャップになり得る。
キャップの特権単位で構成されるもの。キャップは必ずキャップグループに属していなければならない。
複数の掲示板をある共通する属性にまとめたもの。これが発揮されるのは bbsmenu.html が生成される時のみである。
スレッドを隔離するための保管庫。スレッドをプールに送ることを「プールする」といい、2chでいう「dat 落ち」と同義である。ごみ箱に似ており、一回スレッドを隔離しても再度復帰することが可能である。隔離する理由はさまざまだが大抵はスレッドがあまり書き込まれないがために隔離されることが多い。
膨大なデータを管理するための場所。ログや Zeromin のデータといった重要なデータも含まれるので、公開されているディレクトリよりも上のサイトから非公開であるパスにレポジトリを配置する必要がある。これらのデータは直接操作されないことが望ましい。バージョン管理システムで使われるレポジトリの意味とは異なり、ここでは単純にデータベース的な役割しか果たしていない。
html を生成するための元。雛形ともいう。これに予め渡されるデータを元にテンプレート内で定義されたテンプレート用のタグと対応付けてhtmlを生成し、クライアントに送信する。前のバージョンではシェルと呼ばれたものである。シェルだと分かりにくく、意味が混同させる問題があったので、Web アプリケーションでは一般的に使われる用語であるテンプレートにした。
分割可能で有効無効を選択できる機能のこと。これによって必要な機能を加えて不必要な機能を外すことにより最適な構成にすることができる。もともと前のバージョンでいうメタモジュールに取って代わるものであり、本体との結合性を下げるためと自由に機能を付加出来るようにするためにこのプラグイン機能が追加された。0ch のプラグインとの互換性は無い。
tDiary におけるテーマ、すなわちテンプレートのこと。http://www.tdiary.org を参照せよ。これを利用したテンプレートが type である。
ここでいうタグは html のタグのことでは無く、ブラケットすなわち角型括弧([])で囲まれた添付ファイルと共に書き込み時に付けるタグのこと。これが機能するには添付ファイルをアップロードする投稿者の協力が必要である。画像検索スクリプト (img0ch-sf.cgi) はこの機能を利用している。ただし、実際のところ使われることは皆無である。
ローカルルールである head.txt、<head> と </head> の間に挿入される meta.txt、スレッド作成フォームの下に配置される foot.txt、告知欄(バナーともいう)、スレッドが一定数を超えたときに自動的に追記される 1000.txt を総称していう。
お絵書きアプレットで描いたファイルのこと。投稿していないが途中まで描いたファイルのことをドラフトという。
主に過去の行動記録を記す情報のこと。ログには書き込み時に発生したときのエラー内容と時刻と投稿元情報を記録する「エラーログ」、スレッド作成時に投稿元情報を記録する「スレッド作成ログ」、作成されたスレッドに投稿するときに時刻、投稿元情報を記録する「ホストログ」、Zeromin2 にログインからログアウトまでの読み込みを除くデータを変化させる全て行動を記録する「ユーザー行動履歴」に分けられる。
全ての現行スレッドの情報を収める subject.txt のこと。中身にスレッドの題名、スレッドキー、レス数が記録されている。「サブジェクト再生成」で埋もれたスレッドを復活させることが出来る。
Zeromin で利用する永続的な情報のこと。ログイン情報、IPアドレス、最後に表示したページを持っている。これによって一度 Zeromin から離れてもログアウトしない限りログイン無しで作業することが出来るが、なるべくなら作業が終了したらすぐにログアウトすることが望ましい。ログインで生成し、ログアウトで破棄する。
普通のスレッドに独自の掲示板設定やNGワード、ホスト拒否の情報が入ったもの。スレッド作成時に特殊な書き込みを入れることによってそのスレッドを他のスレッドとは異なった設定にすることが出来る。あたかも仮想の掲示板のようにすることが出来ることから仮想スレッドという名前が付けられている。機能的には「仮想掲示板」とするべきではないのかと思われるが、既にこの名前にしてしまった以上、今更名前を変えるわけにはいかない。
スレッドキーが924で始まる Zeromin からしか作成できない特殊なスレッドのこと。bbs.cgi 経由では通常の投稿者はおろか、キャップですら書き込むことが出来ないため、必ず Zeromin2 経由で投稿する必要がある。この特殊スレッドのスレッドキーは 32 ビットの数字の範囲外であり、64 ビットの数字でないと取り扱うことが出来ないため Math::BigInt というモジュールを利用しなければならない。
投稿者が利用したブラウザの情報のこと。ユーザーエージェントともいう。これは改変が可能なので、端末情報を安易に信じないこと。
各キャリアの携帯の端末ごとが持っている一意性のある番号のこと。「アクセス規制」の「ホスト規制」でこの端末固有番号を入れることで特定の端末固有番号の書き込みを禁止することが可能になる。一種の個人情報なので、取り扱いには十分注意する必要がある。
プールから生成されたスレッドのこと。html に変換されており、過去ログからプールスレッドに戻すことは出来ないが、ソフトを利用すれば過去ログから dat に変換することは可能である。
@から始まる本文に記述することが出来る特殊な記号のこと。「掲示板設定」の「主要設定」のうち「注釈機能を有効にする」を有効にすることによって利用可能になる。この機能は仮想スレッドで使われる。
@EXAMPLE This is a test. @SAMPLE = sample @EXAMPLE test a is This.
このように記述した場合 EXAMPLE と SAMPLE の値を取得することが出来る。これらはそれぞれ "This is a test." と "sample" を出力する。また、上の EXAMPLE と SAMPLE は削除される。下の EXAMPLE は上で既に EXAMPLE が使われるため、削除されない。
略称と完全な名前をここで挙げる。
img0ch-sf とは "Img0ch Search File" のことである。
img0ch-st とは "Img0ch Search Text" のことである。
img0ch-ufm とは "Img0ch Uploaded File Manager" のことである。
img0ch-vta とは "Img0ch Virtual Thread Administrator" のことである。
RACC とは "Remote Address Country Code" のことである。
VT とは "Virtual Thread" のことである。