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{{{ comment
h2w-title:ファイルの生成
}}}
= ファイルの生成 = #SECTION031020000000000000000
creatシステムコールまたはopenシステムコールにおいてO_CREATが指定された場合、 open_namei()関数がパス検索に失敗した場合、指定されたパス名を持つファイルの生成を試みる。ファイルの生成は、親ディレクトリのiノードのcreateオペレーションを呼び出すことにより実現されている。
ext2ファイルシステムの場合は、 ext2_create関数が呼び出される。
{{{
ext2_create(親ディレクトリのiノード, 登録するdentry)
フリーiノードを一つ確保(ext2_new_inode関数)
iノードの初期化
(ファイル操作テーブルとして、ext2_file_inode_operations,
ext2_file_operations, ext2_aopsを登録する)
◇iノードの遅延書き込み要求(mark_inode_dirty関数)
このiノードを親ディレクトリに登録(ext2_add_entry関数)
新規作成したファイルのdentryとiノードをリンク(d_instantiate関数)
}}}
下に簡単な図で動作を示す。◆は同期書き込み、◇は遅延書き込み、◆と◇の横に書いてある番号は、処理順序を表している。
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'''問題点'''
1. SYNCモードのマウント時であっても、初期化を行ったiノードの 更新は、遅延書き込みとなっている。つまり、ディスク上では 初期化されていないiノードがディレクトリに登録されるという 状態が発生する。 このタイミングでシステムがクラッシュすると、一世代前の削除された 筈のiノード情報を参照してしまい、DUPブロックを発生してしまう。
1. ディレクトリブロックの拡張が発生した場合、 SYNCモードであってもディレクトリのiノードの書き込みが 同期的に行われていない。つまりディスク上ではディレクトリサイズが 変更されていないタイミングが存在することになる。 このタイミングでシステムがクラッシュすると、ディレクトリの この拡張ブロック部分に登録したファイルが参照できなることを 意味している。(見えなくなるだけで、DUPブロックは発生しない)
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''(NIS)HirokazuTakahashi [[BR]]2000年12月09日 (土) 23時55分06秒 JST''1
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