DRAC5へのログイン

 DRAC5に接続すると、ログイン画面が表示されます。デフォルトのユーザー名は「root」、パスワードは「calvin」となっているので、それぞれ入力してログインします。

インストール元ISOイメージファイルのマウント

 次にダウンロードしたISOイメージファイルをマウントします。「メディア」タブを選択し、下側にあるISOイメージファイルを選択して、ファイルをフルパスで指定します。通常は[参照]ボタンを押して、ファイルを指定すればいいでしょう。

 以上の作業によって、PowerEdge本体からは光学ドライブにマウントされたように見え、ISOイメージファイルから起動することもできます。なお、このブラウザセッションが切れるとISOイメージファイルのマウント設定が無効になってしまうので、インストール作業中はブラウザを閉じないように注意してください。

 ちなみに、デフォルトの起動順番は、

  1. 仮想FD
  2. 実光学ドライブ
  3. 仮想光学ドライブ
  4. ネットワーク
  5. ハードディスク

のように設定されています。

本体画面の表示

 本体の画面を表示するには、「コンソール」タブを選択し、下側にある[接続]ボタンを押します。

 すると別のブラウザウィンドウが開き、本体の画面が表示されるようになります。本体電源を投入していないときは、画面出力がないので、このような画面になります。

 画面上部にあるメニューは、マウスカーソルを上部のウィンドウ枠境界あたりに移動させると表示され、マウスカーソルをほかのところに移動させると隠れます。左端にあるピンアイコンをクリックするとメニューが表示されたままになり、もう一回クリックすると隠れるようになります。このメニューからは、画面キャプチャ、特殊キーの入力、表示設定などが行えます。

本体の電源投入

 あとは、本体の電源を入れるだけです。電源を投入すると、本体のBIOS関連メッセージが表示されたあと、ISOイメージファイルから起動し、インストーラが起動します。

CentOS 5のインストール