RTT, LTL では yoffset の挙動がおかしい.改行位置の計算では yoffset の値が影響しているが
TLT, TRT では offset は改行位置に影響を与えていないので,妙ですね. 縦組みはあまりテストがされていないのでしょうか.ConTeXt ではどうだろうと思って調べてみたけれども,中国語組版の古い情報(たぶん MkII)しか見つからない…….
この辺りの仕様を LuaTeX 側で固めるところから始めないと,LuaTeX-ja の縦組み実装も難しいかもですね.
非公開のままにするのは良くない流れではないかと思ったので,新たに「LuaTeX 本体」という公開チケットの種類を作り,そちらに種類を変えました(チケットの詳細もそれによってわずかに変更).
縦組時に問題となる
* どの組方向でもグリフの向きは紙の物理的な上方.
については,LuaTeXko のやっているように,欧文フォントごとに 90度回転させた 仮想フォントを作る,という方式でなんとかなりそうです.(「RTT」として良いのか?)
しかし,
* RTT では,グリフは(物理的な)左右の中心線がベースラインに揃う.
* RTT, LTL では yoffset の挙動がおかしい.
と,TLT における
の気になります.
数カ月前から,「TLT を適宜回転」という方針で独自に縦組みを実装しているので,
RTT については気にしなくても良くなりました.
もちろん,将来的には RTR, RTT を使ったほうが楽になりますが…….
まだ LuaTeX-ja 自体には無関係な範囲ですが, ひとまず LuaTeX で現在サポートされている dir TLT, TRT, RTT, LTL で xoffset, yoffset の値を調整して遊んでみました. (開発者の方は,同名のフォーラムのスレッド参照)
Omega はそれ以上(たぶん 32 個)の組方向をサポートするはずですが,LuaTeX で 4 つだけなのは手間の問題か?
添付した dirtest.pdf を見れば分かりますが,