縦数式ディレクション
h7k への返信
何らかの方法で utod には対応させたい (「横組の反時計回り90度回転」の \dtou は対応済み)と思っていますが,
commit d9e95ad2 から始まる一連のコミットで \utod を実装しました. 以下,それについて述べていきますが,これでいいのかは疑問です.
1. (tate) $\hbox{...}$ で自動的に utod になることの是非について
是非についてはひとまずおいといて^^; 縦組で数式モードに移行した時,その数式モードの内部は utod 方向になります. なお,横組,dtou 方向で数式モードに移行しても,何も変わりません.
2. LuaTeX-ja では組方向は \ltjgetparameter{direction} で数字として取得できますが, 2 つの方針が考えられます.
* utod はあくまでも「縦組の亜流」とし, \ltjgetparameter{direction} によっては縦組みと区別しない. 区別は pTeX における \ifmdir に相当する,別の命令で行う.
* utod を yoko, tate, dtou と同格にする.
今のところは,後者の方針にしています. \ltjgetparameter{direction} で返す値は,チケットの詳細に書いたとおり
yoko→4, tate→3, dtou→1, utod→11 (=8+3)
としました.
pTeX では,数式内部のボックス $\hbox{...}$ は, {縦, 横}数式ディレクションという別のディレクションになります. 横数式ディレクションは通常の横組と変わりがないようですが, 縦数式ディレクションでは 「横組を時計回りに90度回転」させた状況(便宜的に utod と呼ぼう)になり, \parbox<z> などで用いられています.
また,数式ディレクションのボックスの中に作ったボックスは数式ディレクションですが, \yoko, \tate などで改めて指定を行うと解除されます:
(tate direction) $ \hbox{% \hbox{あいう}% ←縦数式ディレクション \hbox{\tate あいう}% ←通常の縦組 } $さて,LuaTeX-ja での対応方針はどうしましょうか? 何らかの方法で utod には対応させたい (「横組の反時計回り90度回転」の \dtou は対応済み)と思っていますが,