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MMD AR Viewer v1.0.1以降、パフォーマンスに関わる下記の設定項目が導入されました
上記項目の説明とその効果について解説します。
CGを描画する際に、VBO(Vertex Buffer Object)という手法を使用します。 開発に使用した端末以外での動作に確証が持てなかったため、チェックボックスでOn/Offを切り替え可能にしていますが、基本はOnで問題ないはずです。
CGの背景に表示するカメラプレビュー画面(実写画像)の解像度を設定します。プレビュー解像度が高ければ高いほど画像が鮮明になりますが、一方でメモリを大量に消費します。
これらの設定により、パフォーマンスがどのように変化するのかを確認してみました。
端末を固定した状態でマーカーを撮影し、CGが描画され続けることを確認した上で5分間放置し、ログを取得しました。 ログ取得結果より描画速度とJavaヒープメモリ量の中央値を割り出し、グラフ化。
プレビュー解像度640x480でFast Render ModeをOnにした場合とOffにした場合での、描画速度(FPS)およびJavaヒープメモリ消費量の比較を示します。
結論としては
となりました。
Fast Render ModeをOnにした状態で下記のプレビュー解像度を使用した場合の描画速度(FPS)およびJavaヒープメモリ消費量を示します。
結論としては
となりました。画面の品質とメモリ消費量を秤にかけた上で、ご仕様の端末での最適な条件を見つけ出してください。 個人的には、TF101を使用する場合640x480ぐらいの解像度が一番適切じゃないかと思います。
おそらく、端末ごとに最適な設定にはかなりの違いが有ると思われます。 適切な設定を使用することで、より快適にMMD AR Viewerをお楽しみください。