M+ TESTFLIGHT 009 を公開しました。 http://downloads.sourceforge.jp/mplus-fonts/6650/mplus-TESTFLIGHT-009.tar.gz □ M+ TESTFLIGHT 008 からの主な変更点(M+ 1、M+ 2 共通) ・ 濁点、半濁点をやや縮小して、より自然な字形としました。 ・「な」「は」「ほ」「ま」「よ」「ば」「ぼ」「ぱ」「ぽ」「ょ」の ループ部分末端の処理をやや直線的にしました。 ・ 「り」の筆法を変更しました。 以上の変更で M+ 1 と M+ 2 共に、008 と比べて癖が少なく 馴染やすい字形になったと思います。 □ 内容 M+ TESTFLIGHT 009 は M+ 1 と M+ 2 の 2 種類のかな文字と、 7 種類のウエイトで形成されています。 この試用版に含まれている 16 種類の ttf ファイルの内、 以下の 14 ファイルが基本バリエーションとなります。 - mplus1m-thin.ttf - mplus1m-light.ttf - mplus1m-regular.ttf - mplus1m-medium.ttf - mplus1m-bold.ttf - mplus1m-heavy.ttf - mplus1m-black.ttf - mplus2m-thin.ttf - mplus2m-light.ttf - mplus2m-regular.ttf - mplus2m-medium.ttf - mplus2m-bold.ttf - mplus2m-heavy.ttf - mplus2m-black.ttf これらのファイルは今まで同様に、かな文字のみがアウトラインフォントとして デザインされ、その他の未着手文字にはドット形状のままアウトライン化された M+ BITMAP FONTS の 12 ドットが暫定的に使用されていますので、 12 pixels(Windows 環境では 9 points 相当)以上の大きさで表示した場合、 それらの文字の表示品質が低下します。 またオリジナルの欧文文字に関しては、組込みスクリプトが完成していないため、 現在のところ採用されていません。そこで以下の 2 ファイルを用意しました。 - mplus1p-regular-kana-vera.ttf - mplus2p-regular-kana-vera.ttf これらのファイルは欧文文字に Bitstream Vera(http://www.gnome.org/fonts/) を組み合わせ、未着手の文字は空白のままにしてあります。 足りない文字を他の和文フォントから補完させる事で、M+ OUTLINE FONTS のかな文字を 使用した、ほぼ実用的なフォント環境をお試しいただくことができます。 □ サンプル画像 M+ OUTLINE FONTS web にて M+ TESTFLIGHT 009 を使用したサンプル画像と pdf ファイルを公開しています、ぜひお確かめください。 http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/sample.html 下の画像は M+ 1 regular(上)と M+ 2 regular(下)のかな文字に、 ipag.ttf の漢字が補完されている例です。 http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/shots/mplus1p_regular_ipa.png http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/shots/mplus2p_regular_ipa.png 詳細については、ぜひ http://mplus-fonts.sourceforge.jp/mplus-outline-fonts/ をご覧ください。ご意見、ご指摘などもお待ちしております。