== メモリの交換とHDDの増設 S70の構成パーツを一通り眺めましたが、最小構成のS70にはHDDが搭載されていません。そのため通常は自分でHDDを増設することになります。また、メモリも512MBでは心細いので追加しておきたいところです。このほか、交換する可能性が高いパーツとしてはCPUやグラフィックスカードがありますが、今回は必要性のより高いHDDとメモリを増設することにします。 [[Thumb(s70:s17_jetram.jpg, size=400x300, caption=図17:今回使用したメモリ(Transcend JetRam DD2-800 2GB×2))]] S70が対応するメモリはECC付きのDDR2-800ですが、ここではECC無しのDDR2-800メモリを増設します。今回用意したのは、Transcendの「[http://www.transcend.jp/Products/MemList.asp?srhMemWay=JR&LangNo=17&Func1No=1&Func2No=128 JetRam DD2-800 2GB×2(TRJ JM4GDD2-8K)]」で、2GBモジュール2枚組の製品です。購入したPCショップで一番安いメーカー製メモリを選んだところ、これになりました。購入価格は8,480円です。ノーブランドのバルクメモリのほうが若干安く入手できますが、メーカー製のほうが安心です。なお、Transcendのメモリにはメーカーの永久保証が付いています(メモリ故障時の無償交換保証)。 2枚セットのメモリを増設する場合、大抵のマザーボードでは図18のようにスロットを一つ飛ばして装着することで、メモリがデュアルチャネルで動作するようになります。なお、ECC付きとECC無しのメモリを混在させると動作しない/動作が不安定になる可能性があるので標準搭載の512MBメモリモジュールは外しています。 [[Thumb(s70:s18_memoryattach.jpg, size=450x300, caption=図18:メモリの装着)]] さて、増設の結果ですが、特にトラブルもなくあっさりと認識してくれました。念のため、メモリテストツールのMemtest86+も試してみましたが、2時間(テスト3周目の途中まで)実行してノーエラーでした。これで絶対安心というわけではありませんが、ECC無しのメモリにもS70で使えるものがあることは確認できました。 [[Thumb(s70:s19_memtest.jpg, size=450x300, caption=図19:Memtest86+の実行画面)]] 次にHDDの増設です。HDDはSeagateの「[http://www.seagate.com/ww/v/index.jsp?locale=ja-JP&name=barracuda-7200-11-sata-3-0-gb/s-500-gb-hard-drive-st500320as&vgnextoid=e57e0774dd164110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&vgnextchannel=47f281f8c0f43110VgnVCM100000f5ee0a0aRCRD&reqPage=Model Barracuda 7200.11 500GB(ST3500320AS-BOX)]」を選びました。SATA 3.0Gbps規格のHDDで、購入価格は6,950円です。これを3.5インチシャドウベイユニットの中段に設置し、マザーボードのSATA1ポートに接続しました。こちらも特に問題はなく正常に認識されました。 [[Thumb(s70:s20_barracuda.jpg, size=400x300, caption=図20:今回使用したHDD(Barracuda 7200.11 500GB))]] [[Thumb(s70:s21_hddattach.jpg, size=400x300, caption=図21:HDDの接続)]] なお、BIOSのデフォルト設定ではSATAコントローラがIDE互換モードで動作するようになっています。SATAのネイティブモードである「AHCIモード」で利用する場合は、BIOSの「Advanced」→「Peripheral Configuration」の画面で「SATA AHCI」の値を「Disabled」から「Enabled」に変更してください。AHCIモードに変更することで、NCQ(Native Command Queuing:アクセス速度を向上させるために、HDDの読み書きコマンドの実行順序を最適化する機能)のようなSATAのオプション機能が使われるようになります。 [[Thumb(s70:s22_satamode.jpg, size=400x300, caption=図22:SATAコントローラのモード変更)]]