NVDA Japanese Team releases Japanese version of the NVDA open-source screen reader for Windows.
nvda-project.org がリリースした NVDA 2011.1.1 をベースに、NVDA日本語化プロジェクトが作成した日本語版です。
無変換キーをNVDAキーとして利用できることに加えて、日本語IME対応、音声エンジン JTalk の追加、日本語点字ディスプレイ対応(実験段階)が行われています。
インストール版でもポータブル版でも内蔵の JTalk 音声エンジンにより音声出力が可能です。
SAPI 対応音声エンジンも利用できます。
インストールして使用するNVDAのほかに、インストールが不要なポータブル版を公開しています。解凍したポータブル版を使って、どこでもNVDAをインストールなしで起動できるという利点があります。たとえば、USBメモリに解凍しておけば、そのメモリを装着したコンピュータ上で、USBメモリのドライブ名\nvda.exeを実行するだけで、NVDAを使ってコンピュータが操作できるようになります。
ご意見・ご要望をお待ちしております。
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2011.1.1j からの主な変更は以下の通りです。
ユーザーガイド日本語版を改定し、英語版の内容と一致するように配慮しました。
64ビット環境における文字入力およびIME処理の安定性を改善しました。
* 32ビット版Windowsにおいては、未確定文字および変換候補の読み上げができます。
* 64ビット版Windowsと32ビット版アプリケーションの組み合わせで、未確定文字および変換候補の読み上げができます。
* 64ビット版Windowsと64ビット版アプリケーションの組み合わせで、未変換文字のキーエコーのみ読み上げができます(変換候補の読み上げが行われる場合もありますが、詳細読みに対応していません)。