KGS ブレイルノート46C/46D などへの対応
初期化のデバイス名だけ書き換えたドライバー kgsbn46 アドオン 0.0.1 https://dl.dropboxusercontent.com/u/62564469/kgsbn46-0.0.1.nvda-addon にて、出力はできるようになったが、送りのキー操作ができないとのご報告をいただきました。
キーコマンドの割り当てについて、もう少し情報収集が必要と思います。
このまま kgs と kgsbn46 を別々のドライバーとして開発するとしたら、コードの共通部分をライブラリ化したほうがよさそうです。
下記の URL でブレイルノート 46C および 46D のアドオン実装を行いました。
点字出力の他 次のキー割り当てを行いました。
F1 NVDAメニューの表示 F2 sl 前にスクロール(左にスクロール) sr 後ろにスクロール(右へスクロール) bk 前の行へ移動(上の行へ移動) lf 次の行へ移動(下の行へ移動) f2+bk 前のレビューカーソル行 f2+lf 次のレビューカーソル行 f2+sl 前のレビューカーソル単語 f2+sr 次のレビューカーソル単語 f3 カーソルを1文字左に移動 f4 カーソルを1文字右に移動
なお、このアドンの作者は NVDA Japanese Team です。
ありがとうございます。
kgsbn46-0.0.2 の Git リポジトリが下記であることを確認しました。
https://bitbucket.org/misono/kgsbn46
アドオンではなく 2013.1.1jp に組み込むという方針であれば、下記の書式でドキュメントを作成したいと思います。
KGS BrailleMemoシリーズ用ドライバの日本語の説明
http://www.nvda.jp/nvda2013.1jp/ja/readmejp.html#toc29
英語の説明
kgsbn46 ドライバーとドキュメントを release-2013.1jp にコミットしました。
b87a405 HEAD@{0}: commit: updated document for kgsbn46 driver (nvdajp ti31455) 8fc8ea4 HEAD@{1}: commit: added kgsbn46-0.0.2 driver (nvdajp ti31455)
あわせて kgs.py に関して6月7日に bitbucket に push された修正もマージしました。
BMユーティリティがインストールされていない場合、COMポートを正しく設定していても、BN46Cが接続できない、というご報告がありました。
BMユーティリティをインストールすることで解決したようです。
KGS ブレイルノート46C/46D などへの対応のご要望をいただきました。
DirectBM はこれらの機種に対応しているのですが、NVDA日本語版のKGSドライバは BM シリーズ機器にしか対応できていません。
KSG 社の提供するAPIデモプログラム DirectBM_Demo 2-0-0 を確認したところ、下記のようになっていました。
DirectBM.h には以下が定義されている:
デモプログラムの maindialog.cpp では DEVNAME_*_JPN の4種類のデバイスをユーザーがコンボボックスで選択できて、その名前が gszEquipmentName に格納される。
bmStart は下記のように実行されている:
NVDA日本語版の KGS ドライバは現状では、英語と日本語の環境をチェックするためにレジストリの値を見ているが、BM シリーズのデバイス名しか対象にしていない。