JTalk が 1.01 のような数字で小数点を読まない
本件に関する作業の一部は jpnext テスト版で評価中ですが、現状をまとめておきます。
jptools/jtalkPredicTest.py にテストケースを追加。
https://bitbucket.org/nvdajp/nvdajp/commits/ea0249b3d516e096fc5bc8262048eaa3f8b0cc54?at=jtalk
小数点の読み上げに関する jtalk ブランチの現状:
Open JTalk の読み付与で読めるパターン(一部 2013.2jp と比べて改善) 1.1 1.01 独自処理でサポートできたパターン 1.01.1 1.01.01 1.01.01.1 1.01.01.01 「てん」が欠落してしまうパターン 01.1 01.01 1.01.01.01.1 1.01.01.01.01
NVDA 2013.2jp (および過去のバージョン)の JTalk が 1.01 のような数字を「イチ、ゼロイチ」のように読んでいます。
記号読み上げレベルの設定は関係ありません。
Windows 8 の Haruka Desktop では「イッテンレイイチ」のように正しく読みます。
ゼロで始まる数字列を適切に読み付与するために synthDrivers/jtalk/_nvdajp_predic.py で行っているパターンマッチングの副作用と考えられます。