「1度押す」「1回押す」の用語の統一
本件に関連する翻訳レポジトリへのコミット revision 14117 は以下の通りです。
「1度押す」を「1回押す」、「2度続けて押す」「続けて2度押す」を「2回押す」のように統一しています。
Index: userGuide.t2t =================================================================== --- userGuide.t2t (revision 14104) +++ userGuide.t2t (working copy) @@ -158,7 +158,7 @@ 初期状態ではInsertキーがNVDAキーとして利用できます。 -いずれかのNVDAキーを本来のそのキーとして使用したい場合 (例えばCaps LockキーをNVDAキーとして使用しているときにCaps LockをOnにしたい場合) は、そのキーを素早く2度押してください。 +いずれかのNVDAキーを本来のそのキーとして使用したい場合 (例えばCaps LockキーをNVDAキーとして使用しているときにCaps LockをOnにしたい場合) は、そのキーを素早く2回押してください。 +++ キーボードレイアウト +++ 現在、NVDAにはふたつのキーコマンドの形態があります。 @@ -245,7 +245,7 @@ ++ システム情報の通知 ++ %kc:beginInclude || 名称 | キー | 説明 | -| 日付と時刻の通知 | NVDA+F12 | 1度押すと時刻を通知し、2度押すと日付を通知します。 | +| 日付と時刻の通知 | NVDA+F12 | 1回押すと時刻を通知し、2回押すと日付を通知します。 | | 電源状態の通知 | NVDA+Shift+B | AC電源を使用中や充電の割合といったバッテリーの状態を通知します。 | | クリップボードテキストの通知 | NVDA+C | 存在する場合、クリップボード内のテキストを通知します。 | %kc:endInclude @@ -267,8 +267,8 @@ システムフォーカス移動時に役立つコマンドは以下の通りです。 %kc:beginInclude || 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | 説明 | -| 現在のフォーカスを通知 | NVDA+Tab | NVDA+Tab | システムフォーカスのある現在のオブジェクトまたはコントロールを通知します。2度続けて押すとスペルを読み上げます。 | -| タイトルの通知 | NVDA+T | NVDA+T | 現在アクティブなウィンドウタイトルを通知します。2度続けて押すとスペルを読み上げます。3度続けて押すとクリップボードにコピーします。 | +| 現在のフォーカスを通知 | NVDA+Tab | NVDA+Tab | システムフォーカスのある現在のオブジェクトまたはコントロールを通知します。2回押すとスペルを読み上げます。 | +| タイトルの通知 | NVDA+T | NVDA+T | 現在アクティブなウィンドウタイトルを通知します。2回押すとスペルを読み上げます。3回押すとクリップボードにコピーします。 | | アクティブウィンドウの読み上げ | NVDA+B | NVDA+B | 現在アクティブなウィンドウ内のすべてのコントロールを読み上げます (ダイアログの操作で便利です) 。 | | ステータスバーの通知 | NVDA+End | NVDA+Shift+End | みつかった場合にステータスバー情報を通知します。また、ナビゲーターオブジェクトをその場所に移動します。 | %kc:endInclude @@ -284,7 +284,7 @@ %kc:beginInclude || 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | 説明 | | すべて読み上げ | NVDA+下矢印 | NVDA+A | 現在のシステムキャレット位置から進みながら読み上げます。 | -| 現在行の読み上げ | NVDA+上矢印 | NVDA+L | 現在システムキャレットのある行を読み上げます。続けて2度押すと現在行のスペルを読み上げます。 | +| 現在行の読み上げ | NVDA+上矢印 | NVDA+L | 現在システムキャレットのある行を読み上げます。2回押すと現在行のスペルを読み上げます。 | | 選択中テキストの読み上げ | NVDA+Shift+上矢印 | NVDA+Shift+S | 現在選択されている任意のテキストを読み上げます。 | @@ -325,7 +325,7 @@ %kc:beginInclude || 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | タッチ | 説明 | -| 現在のオブジェクトの通知 | NVDA+テンキー5 | NVDA+Shift+O | なし | 現在のナビゲーターオブジェクトを通知します。続けて2度押すとスペルを通知し、3度続けて押すとオブジェクトの名前と値をクリップボードにコピーします。 | +| 現在のオブジェクトの通知 | NVDA+テンキー5 | NVDA+Shift+O | なし | 現在のナビゲーターオブジェクトを通知します。2回押すとスペルを通知し、3回押すとオブジェクトの名前と値をクリップボードにコピーします。 | | 親オブジェクトに移動 | NVDA+テンキー8 | NVDA+Shift+上矢印 | 上フリック(オブジェクトモード) | 現在のナビゲーターオブジェクトの親オブジェクトに移動します。 | | 前のオブジェクトに移動 | NVDA+テンキー4 | NVDA+Shift+左矢印 | 左フリック(オブジェクトモード) | 現在のナビゲーターオブジェクトの前にあるオブジェクトに移動します。 | | 次のオブジェクトに移動 | NVDA+テンキー6 | NVDA+Shift+右矢印 | 右フリック(オブジェクトモード) | 現在のナビゲーターオブジェクトの次にあるオブジェクトに移動します。 | @@ -332,7 +332,7 @@ | 最初の子オブジェクトに移動 | NVDA+テンキー2 | NVDA+Shift+下矢印 | 下フリック(オブジェクトモード) | 現在のナビゲーターオブジェクトの最初の子オブジェクトに移動します。 | | システムフォーカスのあるオブジェクトに移動 | NVDA+テンキーマイナス | NVDA+Backspace | なし | 現在システムフォーカスのあるオブジェクトに移動し、もし表示されている場合はレビューカーソルをシステムキャレット位置へ移動します。 | | 現在のナビゲーターオブジェクトを実行 | NVDA+テンキーEnter | NVDA+Enter | ダブルタップ | 現在のナビゲーターオブジェクトを実行します (フォーカスされている時にマウスでクリックしたり、スペースキーを押す動作と同等です) | -| システムフォーカスまたはキャレットを現在のレビュー位置に移動 | NVDA+Shift+テンキーマイナス | NVDA+Shift+Backspace | なし | 1度押された場合はシステムフォーカスを現在のナビゲーターオブジェクトに移動し、2度押された場合はシステムキャレットをレビューカーソル位置に移動します。 | +| システムフォーカスまたはキャレットを現在のレビュー位置に移動 | NVDA+Shift+テンキーマイナス | NVDA+Shift+Backspace | なし | 1回押された場合はシステムフォーカスを現在のナビゲーターオブジェクトに移動し、2回押された場合はシステムキャレットをレビューカーソル位置に移動します。 | | ナビゲーターオブジェクトの位置情報を通知 | NVDA+テンキーDelete | NVDA+Delete | なし | 現在のナビゲーターオブジェクトが、画面上のどこに位置しているかをパーセントで通知します (画面左上からの距離と幅及び高さを含む) 。 | %kc:endInclude @@ -355,15 +355,15 @@ || 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | タッチ | 説明 | | レビュー内の最上行に移動 | Shift+テンキー7 | NVDA+Ctrl+Home | なし | レビューカーソルをテキストの最上行に移動します。 | | レビュー内の前の行に移動 | テンキー7 | NVDA+上矢印 | 上フリック(テキストモード) | レビューカーソルをテキストの前の行に移動します。 | -| レビュー内の現在行の通知 | テンキー8 | NVDA+Shift+ピリオド | なし | レビューカーソルのある現在行を通知します。2度続けて押すと行のスペルを通知します。3度続けて押すと文字の説明を用いて行のスペルを通知します。 | +| レビュー内の現在行の通知 | テンキー8 | NVDA+Shift+ピリオド | なし | レビューカーソルのある現在行を通知します。2回押すと行のスペルを通知します。3回押すと文字の説明を用いて行のスペルを通知します。 | | レビュー内の次の行に移動 | テンキー9 | NVDA+下矢印 | 下フリック(テキストモード) | レビューカーソルをテキスト内の次の行に移動します。 | | レビュー内の最下行に移動 | Shift+テンキー9 | NVDA+Ctrl+End | なし | レビューカーソルをテキストの最下行に移動します。 | | レビュー内の前の単語に移動 | テンキー4 | NVDA+Ctrl+左矢印 | 二本指左フリック(テキストモード) | レビューカーソルをテキスト内の前の単語に移動します。 | -| レビュー内の現在の単語の通知 | テンキー5 | NVDA+Ctrl+ピリオド | なし | テキスト内のレビューカーソルがある位置の単語を通知します。2度続けて押すと単語のスペルを通知します。3度続けて押すと、文字の説明を用いて単語のスペルを通知します。 | +| レビュー内の現在の単語の通知 | テンキー5 | NVDA+Ctrl+ピリオド | なし | テキスト内のレビューカーソルがある位置の単語を通知します。2回押すと単語のスペルを通知します。3回押すと、文字の説明を用いて単語のスペルを通知します。 | | レビュー内の次の単語に移動 | テンキー6 | NVDA+Ctrl+右矢印 | 二本指右フリック(テキストモード) | レビューカーソルをテキスト内の次の単語に移動します。 | | レビュー内の行頭に移動 | Shift+テンキー1 | NVDA+Home | なし | レビューカーソルをテキスト内の現在行の行頭に移動します。 | | レビュー内の前の文字に移動 | テンキー1 | NVDA+左矢印 | 左フリック(テキストモード) | レビューカーソルをテキスト内の現在行の前の文字に移動します。 | -| レビュー内の現在の文字を通知 | テンキー2 | NVDA+ピリオド | なし | テキスト内の現在行のレビューカーソル位置の文字を通知します。2度続けて押すとその文字の説明や例を通知します。3度続けて押すと10進数や16進数による文字コードを通知します。 | +| レビュー内の現在の文字を通知 | テンキー2 | NVDA+ピリオド | なし | テキスト内の現在行のレビューカーソル位置の文字を通知します。2回押すとその文字の説明や例を通知します。3回押すと10進数や16進数による文字コードを通知します。 | | レビュー内の次の文字に移動 | テンキー3 | NVDA+右矢印 | 右フリック(テキストモード) | レビューカーソルをテキスト内の現在行の次の文字に移動します。 | | レビュー内の行末に移動 | Shift+テンキー3 | NVDA+End | なし | レビューカーソルをテキスト内の現在行の行末に移動します。 | | レビューですべて読み上げ | テンキープラス | NVDA+Shift+A | 三本指下フリック(テキストモード) | レビューカーソルの現在位置から進みながら読み上げます。 | @@ -431,7 +431,7 @@ マウスによる移動には、物理的なマウスやトラックパッドが使用されるべきですが、NVDAにはマウス関連のコマンドがいくつかあります。 %kc:beginInclude || 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | 説明 | -| 左マウスボタンをクリック | テンキースラッシュ | NVDA+開き角カッコ | 左マウスボタンをクリックします。一般的なダブルクリックはこのキーを素早く2度押すことで実行できます。 | +| 左マウスボタンをクリック | テンキースラッシュ | NVDA+開き角カッコ | 左マウスボタンをクリックします。一般的なダブルクリックはこのキーを素早く2回押すことで実行できます。 | | 左マウスボタンロック | Shift+テンキースラッシュ | NVDA+Ctrl+開き角カッコ | 左マウスボタンをロックします。もう一度押すとロックを解除します。ドラッグするにはこのキーで左マウスボタンをロックし、マウスを移動するかマウス移動用コマンドを用いてマウスを移動します。 | | 右マウスクリック | テンキーアスタリスク | NVDA+閉じ角カッコ | 右マウスボタンを一度クリックします。 | | 右マウスボタンロック | Shift+テンキーアスタリスク | NVDA+Ctrl+閉じ角カッコ | 右マウスボタンをロックします。もう一度押すとロックを解除します。ドラッグするにはこのキーで右マウスボタンをロックし、マウスを移動するかマウス移動用コマンドを用いてマウスを移動します。 |
入力ヘルプの文体の統一 #32841 に関連して、キーを続けて2回、3回押せる操作の説明について、
「1度押す」「2度押す」
「1回押す」「2回押す」
の用語がどちらも使われています。 これは入力ヘルプ (nvda.po) とユーザーガイドのどちらも、両方の呼び方が混在しています。
「1回押す」「2回押す」で今後は統一したいと思います。