フォーカスを動かさずにざっとオペレーティングシステムを見回したい場合、NVDAのオブジェクトナビゲーションが使えます。これにより、ツリー状構造でオブジェクト間を移動することができます。 オブジェクトのツリー構造は、デスクトップウィンドウ(ツリーのルート)で始まります。ツリーの最初の分岐は、現在実行中のアプリケーションであり、もちろん、これらのアプリケーションには、自身の様々な部分を表している分岐(オブジェクト)があります。 ツリー構造は大きくなることがありますが、論理的な順序で移動できますので、必要な情報をすばやく見つけられます。 この構造は、オブジェクトが画面上でどう配置されているかではなく、論理的にどう関連しているかを示しています。 これに慣れるには少々時間がかかるかも知れませんが、一旦把握すれば非常に簡単に移動できるようになります。 NVDAは現在、ビデオインタセプトドライバーや表示フックがないため、スクリーンベースのレイアウトでオブジェクト間を移動できません。 NVDAはスクリーンと対話しません。平坦なスクリーンレイアウトを描画しようとする事よりも、アプリケーションとオペレーティングシステムを非常に明確かつ論理的に認識させる事が重要だからです。 全てのアプリケーションが完全なツリー構造であるわけではありませんが、これは特定のアプリケーションの開発者次第です。 大部分はOKのようです。確かに、大部分のダイアログボックスと高度に構造化されたアプリケーションが、それを正しくしたようです。 オブジェクトの操作には、以下のキーを使います:
注意: テンキー使用前にnumlockキーをオフにしておく必要があります。
フォーカスを動かすともに、操作オブジェクトは変わります。しかし、特定のオブジェクトに操作をロックしたい場合は、フォーカスが変わらないように、NVDA+7キーでオブジェクト操作をオフにすることができます。