6.1. NVDAメニューへのアクセス

NVDA実行中に、Windowsの任意の場所からNVDAメニューを開くには、NVDA+nを押します。メニューが開いたら、カーソルキーを使ってメニュー項目間を移動し、Enterキーで項目を開くことができます。設定メニューでは、NVDAの構成をお好みに合わせて変更できますし、ツールメニューには、NVDA log閲覧や、開発者向けのPythonコンソールといったいくつかの便利なツールがあります。 またヘルプメニューからは、ユーザーガイドやクイックキーリファレンスなどの情報にアクセスできます。NVDAメニューにはまた、現在の設定情報を保存したり、保存されている設定を読み込んだりするための項目、NVDAを終了させる項目が含まれています。 NVDAメニューには、Windowsのシステムと例上にあるNVDAアイコンからもアクセスできます。アイコンをマウスで右クリックする方法と、Windowsキー+bを押してシステムトレイに移動し、カーソルキーでNVDAアイコンを選択してほとんどのキーボードに搭載されているアプリケーションキーを押す方法のどちらも利用できます。 後述の設定情報の保存や保存された設定状態に戻すコマンドや、設定メニューの個別の項目には、キーボードショートカットを使ってアクセスすることもできます。ショートカットの一覧の詳細については、クイックリファレンスガイドを参照してください。