Documents (NVDA 2013.2jp ドキュメント点訳版) | 2013-11-07 22:38 |
nvdajp_addons (opwbe-addon-120718) | 2012-07-18 18:31 |
nvdajp_jtalk_addon (nvdajp-jtalk-130521) | 2013-05-21 17:56 |
nvdajp_kgs_addon (nvdajp-kgs-130521) | 2013-05-21 17:45 |
このNVDA日本語版は、予期できない問題を含んでいる可能性もありますので、ご自身の責任でご利用ください。 NVDAは、NVDA Projectが開発元であり、このパッケージは、日本語環境でNVDAをご利用いただく目的で作成した物であることをご了承ください。
NVDA 日本語版ではインストールに必要な空きディスクスペースは 120MB 程度です。
このソフトウェアの最新版は NVDA 日本語化プロジェクト http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/ から入手できます。
このバージョンでは「ユーザーガイド」および「キーボードコマンド」は、NVDA プロジェクト(本家)が配布している内容と同じです。 本家版の日本語訳を修正した箇所がありますが、内容の追加はありません。
この Readme では「本家版」を日本語で使う場合の注意点と NVDA 日本語化プロジェクト(nvdajp) による「日本語版」で独自に拡張された機能を説明しています。
NVDA 日本語版をお使いになる方は、この Readme と「ユーザーガイド」と合わせてご参照ください。
なお、NVDA で Web ページを閲覧する方法が下記の「NVDA 日本語版 操作ガイド」にまとめられています。
http://nvdajp.sourceforge.jp/howto/manual/
NVDA を日本語環境で使うときの制約は以下の通りです:
NVDA日本語版は、日本語環境でご利用いただくために、以下の設定が行われております:
なお、2011.1.1j で実装された実験的な日本語点字ドライバ(DirectBM)は、このバージョン 2011.2j では実装されていません。 将来の日本語版で再度実装する予定ですのご了承ください。
NVDA 2011.2j における日本語IMEの読み上げ機能は開発途上のものです。 処理が不完全な場合や、システムの動作が不安定になる場合があります。 特に以下の点にご注意ください。
(1)IMEがONの状態でのNVDAの終了について
メモ帳などのアプリケーションで、IMEがONのままNVDA日本語版を終了して、 アプリケーションに戻って日本語を入力しようとすると、そのアプリケーションが不正終了します。 NVDA の読み上げを一時的に止めたい場合は、NVDA を終了せず、NVDA + S による読み上げモード切替でご対応ください。 NVDA + S を押すごとに「読み上げモード オフ」「読み上げモード ビープ」「読み上げモード トーク」に順番に切り替わります。
詳細:チケット 25031 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=25031
(2)Webブラウザでの日本語入力時のEscキー操作について
Webブラウザのテキストボックスで日本語IMEをONにして日本語を入力しているときに、未変換文字や未確定文字がある状態で Esc を押すと、日本語IMEの入力キャンセルではなく、ブラウザの「エディットモードからブラウズモードへの切り替え」として扱われてしまい、誤動作が起こります。 Internet Explorer 9 と Firefox 7 の両方で確認されています。 お手数ですが、以下のいずれかの方法をお使いください。
詳細:チケット 25680 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=25680
Mac の VMware fusion など仮想マシン環境で Windows をお使いの場合は、キー入力に関する問題が生じる可能性があります。
例えば英語キーボードであっても CapsLock が NVDA キーとして使えない場合があります。
また IME の ON/OFF の読み上げで誤動作が起きることがあります。
詳細:チケット 26426 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=26426
NVDA日本語化プロジェクトでは SourceForge JP の「チケット」機能で、確認された不具合および対応を公開しています。
http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/ticket/
NVDA日本語版ユーザーメーリングリスト nvda-japanese-users は Google グループで運営されています。
Google のアカウントをお持ちでなくても、下記にメールを送信することで、登録を行うことができます。
nvda-japanese-users+subscribe@googlegroups.com
Twitter ハッシュタグ #nvdajp は NVDA 日本語版の関係者が使用しています。
NVDA 日本語化プロジェクトが SourceForge.jp で行う活動は @nvdajp でお知らせしています。
NVDA 日本語版をソースから実行したい、開発に参加したい、という方は、下記をご覧ください。
http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/FrontPage
NVDAを初めて起動すると、NVDA制御キーとNVDAメニューに関する設定を含む「Welcome to NVDA」というダイアログボックス(「ようこそ画面」)が表示されます。
日本語版ではこのダイアログボックスには3つのチェックボックスがあります。
1つめは「CapsLockキーをNVDA制御キーとして使用する」ですが、この設定は無効です。
2つめが「無変換キーをNVDA制御キーとして使用する」で、3つめが「NVDA起動時にこのダイアログを表示する」です。
NVDA日本語版は「キーボード設定」に日本語IMEの読み上げに関する設定を追加しています。
例えば「にほんご」と入力し、変換キーを押し、候補を選び、最後に確定キーを押すと:
例えば「たすける」と入力し、変換キーを押し、候補を「助ける」を選ぶと:
NVDA 日本語版に同梱されている JTalk は、オープンソースプロジェクト Open JTalk および Mecab の成果を利用しています。
このエンジンの開発は NVDA 日本語化プロジェクトが独自に行っています。 開発中の技術であり不完全な点があることをご了承ください。
読み上げ辞書を改良するための情報を下記のサイトで収集しております。
http://ja.nishimotz.com/project:nvdajp-jtalk-dic
SAPI 5 (Speech API バージョン 5) 対応エンジンは NVDA 本家版および NVDA 日本語版で使用できます。
マイクロソフトは障碍のある方、ボランティアの方を対象に、SAPI 5 に対応した日本語音声合成エンジンを無償 (数量限定) で提供しています。
「Microsoft 日本語音声合成エンジンのご提供について」
http://www.microsoft.com/japan/enable/7narrator/default.mspx
NVDA 日本語版にはMicrosoft Speech Platform音声合成のためのドライバが組み込まれています。
音声エンジンはマイクロソフトのWebサイトから入手できます。
ランタイムの入手:
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displayLang=en&id=10208
license.rtf を確認してください。
以下のファイルをダウンロードしてインストールしてください。
言語ファイル:
日本語に対応した言語ファイルとして Haruka を使用します。以下をダウンロードしてインストールしてください。
(以上)