パスの設定

パスの設定の仕方には二種類あります。
現在のプロジェクトのみに対して設定する方法と、Visual C++自体に設定する方法です。

前者はヘッダファイル名の衝突の可能性が減る利点と、
後者は、一度設定すれば次回以降のプロジェクト作成時では設定しなおす必要のない利点があります。

ここでは後者の方法にて説明します。

Visual C++自体に設定する方法

まずはダウンロードしてきたOpen-MGLを適切な場所に解凍します。
解凍先は今後も普遍のような場所が良いです。

例えば C:\Program Files の中に格納するのがいいでしょう。
ディレクトリ名も、バージョンアップした際に名前が変わらないよう、
「openmgl9_xxxxxx」から「Open-MGL」のようにリネームしておくとよいでしょう。


格納を行ったら、次はディレクトリパスの設定です。

Visual C++のメニューより、「ツール」→「オプション」を選択します。

「プロジェクトおよびソリューション」の中の「VC++ ディレクトリ」を選択します。

右上の「ディレクトリを表示するプロジェクト」より「インクルード ファイル」を選択し、
フォルダが光っているようなボタンを押します。
入力待ちうけ状態になるので、Open-MGLのディレクトリ内の「include」に対するフルパスを入力します。

次に、右上の「ディレクトリを表示するプロジェクト」より「ライブラリ ファイル」を選択、
同様に、フォルダが光っているようなボタンを押します。
入力待ちうけ状態になるので、Open-MGLのディレクトリ内の「lib」に対するフルパスを入力します。

再度、フォルダが光っているようなボタンを押します。
そして、Open-MGLのディレクトリ「lib\vc2008」に対するフルパスを入力します。


最後にOKボタンを押し、完了です。