コイルに関して

トロイダルコイル

 このOpenI2CRadioでは、要所でトロイダルコアに巻いたコイルを使っています。全て、アミドン社 http://amidoncorp.com/ の製品を使っています。(アミドン社の製品や互換品は多くの電子部品店で売っています)

 L801など一部のコイルは、FCZコイルやその互換品( http://www.maroon.dti.ne.jp/satodenki/l.html 等で販売されています) が使用可能ですが、L701やT703はトロイダルコアでないと難しいと思います(L701は1.9MHz用のコイルで代用できるとは思いますが)。

 後、L801やL701には最大20mA程度の結構大きな電流が流れますので、線の太さは0.19mm以上を推奨します。

 巻き方は、 http://www.geocities.jp/akija1qiy/n2_ham_tro.html などを参考にして、綺麗に巻いてください(^_^;

バーアンテナ

 バーアンテナは、少し改良する必要があります。

 巻線が一組しかないコイルの場合は、巻き数の多いの上側に0.28ΦなどのETFE電線で30回程度巻きます。コイルが二組以上ある場合は、巻き数の少ない方をL701と接続して試してみてください。

 この接続法は余り見かけないと思いますが、ある程度の範囲にインピーダンス整合をするための物です。

 但し、このやり方は難点があって、不正な輻射を誘発する回路です。平たく言えば、アンプで受信した電波をバーアンテナが再送信するかも知れない。

 なので、解決策としては

- この回路を変更して、アンプの入り口にバーアンテナを付ける→この方法だと、周囲のノイズも拾って増幅してしまう

- アンプを2回路作って、片方をバーアンテナ入力にする→回路が複雑になる。多分ファームウェアの書きかえも必要になる。

- バーアンテナを諦めて、L702を手巻きコイルにする→外付けアンテナ前提になりますが、穏当かも?

 と言う辺りになると思います。

コモンモードチョーク

 アンテナ入力にT703が入っているのを疑問に思ったかも知れません。

 これは、エアコンやパソコン・テレビなどがまき散らしている同相ノイズ(コモンモードノイズ)を排除するコモンモードチョークです。基本的な考え方は、 http://beersingha.blog54.fc2.com/blog-category-7.html 辺りの記述を参照してください。

 このOpenI2CRadioでは、比較的入手しやすい部品で製作しています。

 太めのETFE線(0.36Φとか)を二色用意し、きつくよじった上で四回巻きつけます(いわゆるバイファイラ巻き。巻き方は http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/clean-env/core.htm など参考に)。この時、入力と出力はそれぞれ同じ側で取ってください。入れ子にしてしまうと全く効果がないどころか感度が下がるだけです

 効果ですが、テレビやらパソコンやらが近くにあるところでの受信のノイズが消えましたヽ(゜∀゜)ノ

 その上、アンテナから受信した信号についてもS/N比が改善されて、ホワイトノイズが軽減されてシグナルすら聴こえなかった局がガンガン入るようになっています。コモンモードチョーク、畏るべし

 後、このコモンモードチョークは、アンテナから同軸ケーブル等でラジオまで配線する間の何箇所かに挟むと、S/N比の改善が期待できますので、騙されたと思ってやってみてください。