欠損値のあるデータを利用できるようにして欲しい
データファイルの数値に欠損値が存在する場合には、その箇所に NaN という文字列を記載しておくと、その点はスキップしてグラフを描画するように修正しました。
具体例を挙げて説明します。データファイル中に欠損値のある、下記のデータファイルを考えます。
"X" "Y1" "Y2" "Y3" "Y4"
0.00 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000
0.04 0.1492 NaN 0.2487 0.2984
0.08 0.2891 0.3854 0.4818 NaN
NaN 0.4107 0.5476 0.6845 0.8215
0.16 0.5066 0.6755 0.8443 1.0132
上記のデータを元に複数XYグラフを描画させた場合には、タイトルが"Y2"と"Y4"の列に由来するY値は、NaN と記載されている点のみをスキップしてグラフを描画します。また、タイトルが"X"の列に由来するX値がNaNになっている点については、そのX値が存在する行そのものが無視されて描画されます。複数XYグラフ以外のグラフについても同様です。
尚、このように欠損値が存在する場合、折れ線を描画したときに、欠損した点の前後の2点間を線分で結ぶか結ばないかを、プロパティダイアログから設定できるようにしました。
修正したソースコードは CVS にコミット済みです。
上記に対する補足です。
エラーバーの値に欠損値が存在する場合には、データ点自体は表示されて、エラーバーのみが表示されなくなります。
バージョン 2.0.0 のリリースに伴い close します。
バージョン1.0.7では、全てのデータ点の値をデータファイルで指定する必要がある。 しかし、何らかの事情で、全てのデータ点における値が得られていない場合もある。(例えば、ある特定のX値においてY値が得られていない場合や、エラーバーの上限値は得られているが下限値が得られていない場合など。) そのような場合に、データファイルには何らかの書式でデータが欠損している旨を記入しておき、グラフ描画時にはその点をスキップして、残りのデータ点について正常にグラフを描画してくれるような機能が欲しい。