= インストール =
== 新規インストール ==
[http://sourceforge.jp/frs/index.php?group_id=2810 TracLight-x.x.exe]をクリックして実行するだけです。インストール終了後、コンピュータを再起動してください。再起動後、プログラムメニューのTracから「サービスとして実行」もしくは、「コマンドプロンプトから実行」を選択すると、Apacheが起動します。 http://localhost/にアクセスして動作を確認してください。より詳しく知りたい方は、[http://discypus.jp/wiki/?%A5%BD%A5%D5%A5%C8%2FBug%20Tracking%2Ftrac%2FTrac%B7%EE#content_1_2 discypusさんのサイト]をご覧ください。
TracLightningはデフォルトで80番と8980番のポートを利用します。インストール時の注意として、IISやApache等のWebサーバが起動していないことを確認してください。起動している場合は、停止もしくはアンインストールしておいてください。Trac月をインストールするとマシンを再起動するので再起動後、インストール済みのIISやApacheが自動的に起動しないようにしておく必要があります。また、PythonやSubversionを既にインストールされている場合、これらのアプリケーションの環境が変更されるので注意してください。分からない場合は、PythonやSubversionをコントロールパネルのプログラムの追加と削除からアンインストールしておくことをお勧めしておきます (プログラムの追加と削除に表示されていない場合はアンインストールする必要はありません)。
== プロジェクトデータの配置位置の変更 ==
プロジェクトデータは、TracLightをインストールしたディレクトリの下のprojectsディレクトリの下にあります。
||ディレクトリ/ファイル名||説明||
||maven/||Mavenリポジトリ||
||trac/||Tracのプロジェクトデータ||
||svn/||SVNのリポジトリ||
||trac.htdigest||Trac/SVNのユーザ認証情報||
||svnauthz||SVNの認証設定||
プロジェクトデータを別のディレクトリに置く場合は、CollabNetSVN/httpd/conf/httpd.confを次のように書き換えます。下記の例は、D:\projectsに置く場合です。
{{{
<LocationMatch "/[^/]+/login">
AuthType Digest
AuthName trac
AuthDigestFile "D:\projects\trac.htdigest"
Require valid-user
</LocationMatch>
# PythonDebug On
ScriptAlias /trac "D:\TracLight\apache2\cgi-bin\trac.cgi"
<Location "/trac">
# SetEnv TRAC_ENV_PARENT_DIR "D:\projects\trac"
SetHandler mod_python
PythonHandler trac.web.modpython_frontend
PythonOption TracEnvParentDir "D:\projects\trac"
PythonOption TracUriRoot /trac
</Location>
<Location "/svn">
DAV svn
SVNParentPath "D:\projects\svn"
AuthType Digest
AuthName trac
AuthDigestFile "D:\projects\trac.htdigest"
Require valid-user
AuthzSVNAccessFile "D:\projects\svnauthz"
</Location>
Alias /maven "D:\projects\maven"
<Directory "D:\projects\maven">
Options Indexes
</Directory>
Alias /report "D:\projects\report"
<Directory "D:\projects\report">
Options Indexes
</Directory>
}}}
create-project.batを実行したときのディレクトリの位置は変更できないので、下記の2つのディレクトリをそれぞれコピーしてください。
* C:\TracLight\projects\svn\<プロジェクト名>
* C:\TracLight\projcets\trac\<プロジェクト名>
== バージョン1.xからのアップグレード ==
Trac Lightningは上書きインストールすれば自動的にアップグレードされるように設計されています。
しかしながら、Trac月/Trac Lightning 1.xからTrac Lightning2.xへアップグレードする際に一部のファイルが自動でアップグレードすることができなくなってしまいました。次のように手動でファイルを書きかえる必要があります。
Trac Lightning2.xインストール後、Trac Lightningのインストールディレクトリでupgrade.batを実行します。
{{{
C:\TracLight>bin\upgrade.bat
}}}
各プロジェクトのtracの設定ファイル(trac.ini)の先頭に次の2行を追記します。
{{{
[inherit]
file = C:\TracLight\python\share\trac\conf\trac.ini
}}}
trac.iniを編集する際に'''メモ帳は利用しないでください'''。メモ帳はUTF-8のBOMを勝手に付けてしまいますが、Tracが正しく起動しなくなってしまいます。サクラエディタ、TeraPad等BOMを正しく扱うエディタをご利用ください。
また、Apacheの設定ファイルの場所が%TRACLIGHT%\apache2\conf\httpd.confから%TRACLIGHT%\CollabNetSVN\httpd\httpd.confに変更になっています。必要に応じて設定ファイルをコピーする等してください。
== All In One Tracからの移行 ==
All In One Tracを既にお扱いの方は、ここの手順に従い移行してください。All In One TracからTrac月へ移行時のポイントは次の通りです。
* ディレクトリ構成が異なる
* Trac月はHTTPの認証にDigest認証を利用しているが、All In One TracはBasic認証である。
* Trac月はtrac0.10を採用しているが、All In One Tracは0.9(trac-admin upgradeが必要)
* All In One Tracはpython2.3だが、Trac月はpython2.4(キャラクタセットの名前が異なる)
このポイントを抑えておけば、それほど難しくありません。まず最初に、
All In One Tracのプロジェクトのファイルをコピーします。All In One Tracのデフォルトプロジェクトの例で示すと下記の通りとなります。
||コピー元||コピー先||説明||
||C:\trac-0.1.1\trac_repo\projects\default||C:\TracLight\projects\trac\default||tracのリポジトリ||
||C:\trac-0.1.1\svn_repo\projects\default||C:\TracLight\projects\svn\default||SVNリポジトリ ||
||C:\trac-0.1.1\svn_repo\projects\trac.htpasswd||C:\TracLight\projects||パスワードファイル||
tracのtrac.iniファイル(projects\trac\default\conf\trac.ini)を次のように変更します。
{{{
...
#default_charset = japanese.ms932 変更前
default_charset = cp932 変更後
...
#templates_dir = C:\trac-0.1.1\python\share\trac\templates 変更前
templates_dir = C:\TracLight\python\share\trac\templates 変更後
...
#repository_dir = C:\trac-0.1.1\svn_repo\projects\default 変更前
repository_dir =C:\TracLight\projects\svn\default 変更後
...
# 以下追加
[account-manager]
password_format = htpasswd
password_store = HtPasswdStore
password_file = C:/TracLight/projects/trac.htpasswd
[inherit]
file = C:\\TracLight\\python\\share\\trac\\conf\\trac.ini
}}}
プログラムメニューの「Trac」->「コマンドプロンプト」でコマンドプロンプトを起動し、次のようにして、Tracのデータベースのアップグレード、SVNリポジトリとの再同期、htpasswdファイルのコピーを行います。
{{{
> trac-admin.bat C:\TracLight\projects\trac\default upgrade
> trac-admin.bat C:\TracLight\projects\trac\default resync
}}}
Apacheの設定(httpd.conf)をBasic認証を利用するように変更します。
{{{
...
AuthType Digest
AuthName trac
AuthDigestFile "C:\TracLight\projects\trac.htdigest"
...
}}}
↓
...
{{{
AuthType Basic
AuthName trac
AuthUserFile "C:\TracLight\projects\trac.htpasswd"
...
}}}
上記の設定はhttpd.conf内に2箇所あるので、注意してください。
Apacheのサービスを再起動します。他にもプロジェクトがある場合は、同等の手順で移行します。うまくいかない場合は、下記のサイトにAll In One Tracから移行した際のメモがありますので、こちらも参考にしてください。
* [http://d.hatena.ne.jp/kaorun55/20080612/trac All In One Trac から Trac Lightning への移行]