Trac Lightningのカスタマイズについて

Trac Lightningを更に使いやすくカスタマイズする手順です。

チケットやカスタムクエリーで表示される日付の表示を切り替える (TL 4 / TL 3 / TL 2)

チケットの右上などで表示される日付がTrac Lightning 3(Trac 0.12)までは現在時刻との相対的な表示( ●●日前 )でしたが、Trac Lightning 4(Trac 1.0)からは絶対的な日付(実際の日時)も選択できるようになっています。通常は絶対書式の方が直感的でわかりやすいと思います。
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TL 4

プロジェクト全体で絶対書式に変更したい場合は[管理]-[基本設定]から[日付に対するデフォルトの相対書式・絶対書式]で[絶対書式]に変更します。
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アカウント単位で変更したい場合は該当のアカウントでログインし、右上に表示されている[個人設定]-[日付と時間]-[日付に対するデフォルトの相対書式・絶対書式]を変更します。上記のプロジェクト全体の設定よりも[個人設定]で設定された書式が優先されます。
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TL 3 / TL 2

標準の設定ではなくHTMLに手を加えることになりますが、Trac Lightning 3やTrac Lightning 2でもかぬさんのサイトで紹介されているカスタマイズ方法で絶対書式に変更する事もできます。必ず事前にバックアップをしてから実施して下さい。

Trac Lightning 3
0.12対応版チケットとカスタムクエリの日付表示フォーマットを変える - almost nearly dead

Trac Lightning 2
チケットとカスタムクエリの日付表示フォーマットを変える - almost nearly dead

ユーザ名補完フィールドの追加 (TL 4 / TL 3 / TL 2)

カスタムフィールドにユーザ名補完機能を追加する場合は、次のようにします。

[complete-user]
# 一人のユーザを補完
single_fields=reviewer
# カンマ区切りで複数のユーザを補完
compotite_fields=reviewers

補完ウィンドウの表示タイミングの調整 (TL 4 / TL 3 / TL 2)

環境によっては、チケットの担当者欄や関係者欄の補完ウィンドウの表示が速すぎたり遅すぎたりして入力しずらいことがあります。下記のようにtrac.iniに設定を記述して補完ウィンドウの表示タイミングを調整します。

[complete-user]
popup_delay=1
popup_delayはキーを入力してからポップアップを表示するまでの時間です。単位は秒です。

カレンダフィールドの追加 (TL 2)

decoratorセクションのcalednar_fieldsにカレンダ機能を付与するフィールドを設定します。

[decorator]
calendar_fields=due_assign,due_close,custom_field