RHEL5用UltraMonkey(L4)最新パッケージ(3-10)x86_64版提供のお知らせ
2008-05-01 14:47 (by kondoh86)

RHEL5用UltraMonkey(L4)パッケージ(ultramonkey3-10)提供の
お知らせです。(すみませんが、当面x86_64版のみです。)

UM-L7コミュニティメンバによりパッケージ作成および基本的な
動作検証を行い、本家UltraMonkeyプロジェクトへの貢献の
一つとして、標記パッケージを公開提供させていただきます。
http://sourceforge.jp/projects/ultramonkey-l7/

標記パッケージのビルドは、RHEL5.1上で実施しました。
従来(ultramonkey3-9)のパッケージと異なる点は、
Heartbeat2.1.2をHeartbeat2.1.3に変更していることです。

Heartbeat1.2.x系の時と同じ設定ファイル(具体的にはha.cfに
"crm on"を記述しない)を用いれば、V1互換モードで動作します。
今回の基本的な動作検証は、V1互換モードで実施しております。
また、Heartbeat2.1.xに付属するGUIの動作検証は、一切行なって
おりません。
インストール方法は、以下の通りです。

<新規インストール方法>

x86_64用パッケージ:ultramonkey3-10_x86_64_el5.1.tar.gz
 [Install]
 # tar xvfz ultramonkey3-10_x86_64_e5.1.tar.gz
 # cd ultramonkey3-10_x86_64_el5.1/RPMS
 # rpm --force -Uvh *
 # ldconfig

※「haclusterユーザがすでに存在します」というエラーが出る場合
 がありますので、その際はもう一度”# rpm --force -Uvh * ”を
 実行して下さい。

尚、インストール後の各種設定につきましては、本家UltraMonkeyプロジェクト
サイトをご参照願います。
http://www.ultramonkey.org/
http://ultramonkey.jp/
また、Heartbeatについての詳細な情報につきましては、以下のサイトを
参照願います。
http://www.linux-ha.org/        (英語サイト)
http://www.linux-ha.org/ja/HomePage_ja (日本語サイト)

補足情報として、UltraMonkey-L7プロジェクトメンバによる検証において、
バーチャルサービス(仮想IPアドレス,ポート番号)を分けて設定すれば、
UltraMonkey(L4)と共存させて動作可能であることを確認しています。

※本件パッケージ提供につきましては、UltraMonkeyプロジェクトリーダである
 Simon Horman(Horms)氏の了解を得て実施しております。
 また、本提供パッケージは、OSSでありユーザ側の責任において利用願います。

UltraMonkey-L7含めてUltraMonkeyの益々の普及展開のお役に立てれば幸いです。
UltraMonkey-L7 project news list