PacmanはArchのコンポーネントとして開発されたパッケージ管理システムである。後にFrugalware Linux、KaOSなどの非Arch系ディストロやWindows上のMSYS2にも移植された。
Arch Linux 0.1公開前の2002年3月2日、第1.1版が公開された(それ以前のニュースは残っていないが、ウィキペによると2月25日に初版が公開されたと書かれている)。
システムに導入するパッケージと依存関係の自動解決、ダウンロード、そして導入をフロントエンドなしで行なうのが特徴。ローカルシステムやリポジトリ以外のパッケージファイルの導入とか、リポジトリ上或いは導入済みのパッケージの検索、更新、削除、キャッシュの消去もできる。dpkgやRPMなどと異なり、フロントエンドなしでパッケージ管理の殆どの作業をやってのける。
それからArch Build Systemを用いてソースコードからのパッケージ作成もしてくれる優れモノ。あとバイナリリポジトリも作れる。
かつてはパッケージの圧縮方式にxzを用いていたが、現在ではZstdが用いられる。
以下のツールが追加で搭載されている。 add-pacman-repository - 外部リポジトリ(Ubuntuで言うところのPPA)の追加を補助する対話型シェルスクリプト aptpac - APTの構文でPacmanを操作するラッパー。 yay - Arch User Repository(後述)用フロントエンド(フロントエンド要らないって言ってたじゃん) Pamac - Arch User Repository(後述)に対応したソフトウェアセンター。
参考までにAPT、DNFの操作方法を載せる。先述の通りUnivalentではaptpacを搭載してあるため、APT構文でも操作できる。