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Commit MetaInfo

Revision1ff9e4c01eecc422d0920f87bd3d6e4acc3271f2 (tree)
Time2011-03-24 22:25:23
Authornobody <nobody@exam...>
Commiternobody

Log Message

主に句読点の修正。

Change Summary

Incremental Difference

--- a/texinfo.txi
+++ b/texinfo.txi
@@ -737,14 +737,15 @@ License}).
737737 @cindex Overview of Texinfo
738738 @cindex Texinfo overview
739739
740-@dfn{Texinfo}@footnote{「Texinfo」の最初の音節は「hex(ヘックス)」ではなく、「speck(スペック)」のように発音します。
741-この妙な発音は、@TeX{}の発音に由来しますが、全く同じというわけではありません。
740+@dfn{Texinfo}@footnote{「Texinfo」の最初の音節は、「hex(ヘックス)」ではなく「speck(スペック)」のように発音します。
741+この妙な発音は@TeX{}の発音に由来しますが、全く同じというわけではありません。
742742 @TeX{}という言葉では、@samp{X}は、実際には英文字の「ex」ではなく、ギリシア文字の「chi」です。
743743 @TeX{}の@samp{X}は、「Bach」という名前の最後の音のように発音してください。
744744 Texinfoの@samp{x}は「k」のように発音します。
745745 また、「Texinfo」は先頭の「T」だけ大文字で後は全部小文字で綴ります。
746746 }は、一つのソースファイルを使ってオンライン用の情報と印刷出力の両方を生成するためのドキュメントシステムです。
747-つまり、オンライン情報用のドキュメントと印刷作業用のドキュメントというように、二つの別々のドキュメントを書くのではなく、ドキュメントをたった一つ書くだけで良いということです。ですので、出来上がったものが改訂されたとしても、その一つのドキュメントだけを改訂するだけで済みます。
747+つまり、オンライン情報用のドキュメントと印刷作業用のドキュメントというように、二つの別々のドキュメントを書くのではなく、ドキュメントをたった一つ書くだけで良いということです。
748+ですので、出来上がったものが改訂されたとしても、その一つのドキュメントだけを改訂するだけで済みます。
748749
749750 大半のGNUパッケージのマニュアルはTexinfoで書かれていて、@url{http://www.gnu.org/doc}からオンラインで入手可能です。
750751
@@ -779,18 +780,19 @@ Texinfoの最新版は、@uref{ftp://ftp.gnu.org/gnu/texinfo/}や世界中のミ
779780 つまり、一般的に言うと次のような情報になります。
780781
781782 @itemize @bullet
782-@item Texinfoのバージョン番号、関係するプログラムやマニュアル。
783-@item ハードウェアやオペレーティングシステムの名前とバージョン。
784-@item バグの再現に必要な全ての入力ファイルの内容。
785-@item 問題の説明とエラー出力のサンプル。
786-@item @command{configure}に指定した通常とは異なるオプション。
787-@item その他、役に立ちそうなもの。
783+@item Texinfoのバージョン番号、関係するプログラムやマニュアル
784+@item ハードウェアやオペレーティングシステムの名前とバージョン
785+@item バグの再現に必要な全ての入力ファイルの内容
786+@item 問題の説明とエラー出力のサンプル
787+@item @command{configure}に指定した通常とは異なるオプション
788+@item その他、役に立ちそうなもの
788789 @end itemize
789790
790-必要かどうかわからない場合は入れるようにしてください。大事なことが抜け落ちてしまうくらいなら、多過ぎるほうが良いです。
791+必要かどうかわからない場合は入れるようにしてください。
792+大事なことが抜け落ちてしまうくらいなら多過ぎるほうが良いです。
791793
792794 @cindex Patches, contributing
793-パッチは大歓迎ですが、できればパッチは@samp{@w{diff -c}}(@pxref{Top,,Overview, diff, Comparing and Merging Files})で作成し、@file{ChangeLog}の項目(@pxref{Change Log,,, emacs, The GNU Emacs Manual})を含めてください。
795+パッチは大歓迎ですが、できれば、@samp{@w{diff -c}} (@pxref{Top,,Overview, diff, Comparing and Merging Files})でパッチを作成し、@file{ChangeLog}の項目(@pxref{Change Log,,, emacs, The GNU Emacs Manual})を含めてください。
794796 また、既存のコーディングスタイルに従うようにしてください。
795797
796798
@@ -801,19 +803,19 @@ Texinfoの最新版は、@uref{ftp://ftp.gnu.org/gnu/texinfo/}や世界中のミ
801803 @cindex Texinfo, introduction to
802804 @cindex Introduction to Texinfo
803805
804-Texinfoを使えば、章やセクション、クロスリファレンス、索引など、普通の本のような特徴を持った印刷ドキュメントを(組版システムの@TeX{}経由で)生成することが出来ます。
805-それと全く同一のTexinfoソースファイルから、文書の閲覧を容易にする特別な機能を持ったInfoファイルを生成することが出来ます。
806-また、同一のソースファイルからウェブブラウでの利用に適したHTMLファイルを出力したり、XMLファイルを出力したりすることも出来ます。
807-ソースから出力を生成する具体的なコマンドについては次のセクション(@pxref{Output Formats})を参照してください。
806+Texinfoを使えば、章・セクション・クロスリファレンス・索引など、普通の本のような特徴を持った印刷ドキュメントを(組版システムの@TeX{}経由で)生成することが出来ます。
807+それと全く同じTexinfoソースファイルから、文書の閲覧を容易にする特別な機能を持ったInfoファイルを生成することが出来ます。
808+また、同一のソースファイルからウェブブラウザでの利用に適したHTMLファイルを出力したり、XMLファイルを出力したりすることも出来ます。
809+ソースから出力を生成する具体的なコマンドについては次節を参照してください(@pxref{Output Formats})。
808810
809811 @TeX{}は、ほとんど全てのプリンタで動作します。
810812 Infoは、ほとんど全てのコンピュータ端末で動作します。
811-HTML出力はほとんど全てのブラウザで動作します。
812-このため、Texinfoはほとんどの全てのコンピュータユーザが利用可能です。
813+HTML出力は、ほとんど全てのブラウザで動作します。
814+即ち、Texinfoはほとんどの全てのコンピュータユーザが利用可能です。
813815
814816 @cindex Source file format
815-TexinfoのソースファイルはプレインのASCIIファイルで、組版と書式化に使われるプログラムが何を行なうべきかを指示する@dfn{@@-コマンド}(@samp{@@}が前置されたワード)が埋め込まれたテキストが入っています。
816-Texinfoファイルはどのようなテキストエディタでも編集することが出来ますが、特にGNU Emacsは、Texinfoに関連したさまざまな機能が用意されたTexinfoモードと呼ばれる特別なモードを持っていますので、便利に使えます。(@xref{Texinfo Mode}.)
817+TexinfoのソースファイルはプレインのASCIIファイルで、組版プログラムや書式化プログラムが行なうべきことを指示する@dfn{@@-コマンド}(@samp{@@}が前置されたワード)が埋め込まれたテキストが入っています。
818+Texinfoファイルはどのようなテキストエディタでも編集することが出来ますが、特にGNU Emacsは、Texinfoに関連したさまざまな機能が用意されたTexinfoモードと呼ばれる特別なモードを持っていますので便利に使えます(@pxref{Texinfo Mode})。
817819
818820 オンラインヘルプと印刷マニュアルの両方を作成するため、Texinfoを使用することが可能です。
819821 さらにTexinfoは自由に再配布できます。この理由のため、TexinfoはGNUプロジェクトの公式はドキュメントフォーマットになっています。
@@ -825,7 +827,7 @@ Texinfoファイルはどのようなテキストエディタでも編集する
825827 @cindex Output formats
826828 @cindex Back-end output formats
827829
828-以下はTexinfoが現在サポートしている出力フォーマットの簡単な要約です。
830+以下は、Texinfoが現在サポートしている出力フォーマットの簡単な要約です。
829831
830832 @table @asis
831833 @item Info
@@ -833,7 +835,7 @@ Texinfoファイルはどのようなテキストエディタでも編集する
833835 (@command{makeinfo}で生成します。)
834836 この形式は、基本的には、Texinfoソースを書き換えただけのプレインテキストです。
835837 ノードを分割したり、メニューやクロスリファレンス、索引などのナビゲーション情報を提供したりする制御文字が少し追加されます。
836-この形式について詳しいことは次のセクション(@pxref{Info Files})を参照してください。
838+この形式について詳細は次節を参照してください(@pxref{Info Files})。
837839 特に、EmacsのInfoサブシステム(@pxref{Top,,Getting Started,info, Info})とスタンドアロンの@command{info}プログラム(@pxref{Top,, Info Standalone, info-stnd, GNU Info})はこの種のファイルを読むことが可能です。
838840 @xref{Creating and Installing Info Files}.
839841
@@ -861,14 +863,14 @@ HTML言語の詳細と多くの関連情報については、@uref{http://www.w3
861863 @pindex dvips
862864 @pindex xdvi
863865 (@command{texi2dvi}で生成します。)
864-このデバイス独立(DeVice Independent)バイナリ形式は、組版プログラムの@TeX{}によって出力されるものです(@uref{http://tug.org})。
865-ですので、このファイルは実際に閲覧したり印刷したり出来る特定デバイスに固有のコマンドを書き出すためのDVI「ドライバ」というプログラムによって読み込まれます。
866+このデバイス独立(DeVice Independent)バイナリ形式は、組版プログラムの@TeX{}が出力するものです(@uref{http://tug.org})。
867+このファイルは、実際に閲覧したり印刷したり出来る特定デバイスに固有のコマンドを書き出すためのDVI「ドライバ」というプログラムによって読み込まれます。
866868 DVIドライバには、PostScriptに変換するためのDvips(@pxref{Invoking Dvips,,, dvips, Dvips})や、Xディスプレイで表示するためのXdviがあります(@uref{http://sourceforge.net/projects/xdvi/})。
867869 @xref{Hardcopy}.
868870
869871 Texinfo言語は、@TeX{}の通常言語plain @TeX{}や@LaTeX{}と非常に異なっていて、もっと厳格な言語であることに留意してください。
870-一般的な@TeX{}については、@cite{@TeX{} for the Impatient}という書籍を見てください。
871-@uref{http://savannah.gnu.org/projects/teximpatient}から取得できます。
872+一般的な@TeX{}については、@cite{@TeX{} for the Impatient}という本を見てください。
873+@uref{http://savannah.gnu.org/projects/teximpatient}から入手できます。
872874
873875 @item PDF
874876 @cindex PDF output
@@ -878,10 +880,10 @@ Texinfo言語は、@TeX{}の通常言語plain @TeX{}や@LaTeX{}と非常に異
878880 この形式は、Adobe Systemsが可搬性のあるドキュメントの交換のために開発しました。
879881 同社が以前より開発していたPostScript言語に基づいたものです。
880882 この形式は、フォントやグラフィックスを含め、ドキュメントの正確の見た目を表現することが可能で、任意の拡大縮小をサポートしています。
881-設計目標の中でも特に、プラットフォームに依存せず、簡単に閲覧できるということを意図しています。
882-@uref{http://tug.org/TUGboat/Articles/tb22-3/tb72beebe-pdf.pdf}には背景があります。
883+特に、プラットフォームに依存せず、簡単に閲覧できるということを意図して設計されています。
884+@uref{http://tug.org/TUGboat/Articles/tb22-3/tb72beebe-pdf.pdf}には背景となる話があります。
883885 Texinfoは、PDFを出力するのに、@TeX{}の変種である@command{pdftex}プログラムを使用します。
884-@uref{http://tug.org/applications/pdftex}.
886+@uref{http://tug.org/applications/pdftex}を参照してください。
885887 @xref{PDF Output}.
886888
887889 @item XML
@@ -897,21 +899,23 @@ XMLは、あらゆる内容に使用できる汎用の構文仕様です(例え
897899 @item Docbook
898900 @cindex Docbook output
899901 (@command{makeinfo --docbook}で生成します。)
900-これは数年前から開発されているXMLベースの形式の一つで、主に技術ドキュメントのためのものです。
902+これは数年前から開発されているXMLベースの形式の一つで、主に、技術ドキュメントのためのものです。
901903 ですので、大まかな所でTexinfoといくらか似ています。
902-@uref{http://www.docbook.org}を参照してください。DocbookからTexinfo@emph{に}変換したい場合には、@uref{http://docbook2X.sourceforge.net}を参照してください。
904+@uref{http://www.docbook.org}を参照してください。
905+DocbookからTexinfo@emph{に}変換したい場合には、@uref{http://docbook2X.sourceforge.net}を参照してください。
903906
904907 @end table
905908
906909 @cindex Man page output, not supported
907-時々、伝統的なUnix manページをTexinfoから生成できるようにして欲しいと提案されます。
908-しかし、manページは厳しい伝統的書式を用いるため、良いmanページを生成するには、良いユーザチュートリアルや良いリファレンスマニュアルを書くための典型的なTexinfoアプリケーションとは完全に異なったソースが必要となります。
910+Texinfoソースから従来のUnix manページを生成することについて提案されることがあります。
911+しかし、manページは厳格に決められた書式を用いるため、良いmanページを生成するには、良いユーザチュートリアルや良いリファレンスマニュアルを書くための典型的なTexinfoアプリケーションとは完全に異なったソースが必要となります。
909912 このため、manページの生成と、別々の出力形式に対する同じ情報を別々にドキュメントに記録する必要がないというTexinfoの設計目標とは相容れないものとなっています。
910913 manページは単に直接書いたほうが良いでしょう。
911914
912915 @pindex help2man
913916 @cindex O'Dea, Brendan
914-manページには依然として役割があります。manページをサポートしたいのであれば、@command{help2man}プログラムが便利に思えるかもしれません。
917+manページには依然として役割があります。
918+manページをサポートしたいのであれば、@command{help2man}プログラムが便利に思えるかもしれません。
915919 このプログラムは、あるプログラムの@samp{--help}出力から伝統的なmanページを生成するものです。
916920 実際、Texinfoのディストリビューションに含まれるプログラムのmanページを生成するのに現在使用しています。
917921 Brendan O'Deaによって書かれたGNUソフトウェアで、@uref{ftp://ftp.gnu.org/gnu/help2man/}から入手可能です。
@@ -937,42 +941,42 @@ Infoファイルは@dfn{ノード}と呼ばれる部分に分けられます。
937941 別のノードは名前で識別されます。
938942 Infoプログラムはノードを同時に一つだけ表示し、関連するノードへの移動を可能にするコマンドを用意しています。
939943
940-Infoの使用については、@xref{Top,,, info, GNU Info}.
944+Infoの使用については別のセクションを参照してください(@pxref{Top,,, info, GNU Info})。
941945
942-Infoファイルの各ノードには、そのノードのトピックのサブトピックを記述している子ノードがいくつもあります。
946+Infoファイルの各ノードには、そのノードのトピックのサブトピックを記述している子ノードが任意の数だけあります。
943947 子ノードの名前は、親ノードの@dfn{メニュー(menu)}にリストアップされます。
944-こうすることで、子ノードの一つに移動するのにInfoコマンドを使用することが出来ます。
948+これによって、Infoコマンドを使って子ノードのいずれかへ移動することが可能になります。
945949 一般にInfoファイルは本のような構成になっています。
946-ノードが章の論理レベルの場合、子ノードはセクションレベルです。
950+ノードが章に相当する論理レベルにある場合、子ノードはセクションレベルになります。
947951 同様にセクションの子ノードはサブセクションレベルです。
948952
949-一つの親の全ての子どもは、`Next'と`Previous'で双方向に連鎖していて、お互いにリンクされています。
950-`Next'ポインタは次のセクションへのリンクを提供し、`Previous'ポインタは前のセクションへのリンクを提供します。
951-これは、章のセクションレベルにあるノードは、お互いにリンクされていることを意味します。
953+一つの親の全ての子どもは互いにリンクされ、NextポインタとPreviousポインタで双方向に連鎖しています。
954+Nextポインタは次のセクションへのリンクを提供し、Previousポインタは前のセクションへのリンクを提供します。
955+これはつまり、ある章のセクションレベルにあるノードは、お互いにリンクされていることを意味します。
952956 通常、連鎖の順番は親のメニューでの子の順番と同じです。
953-それぞれの子ノードは、親ノード名を`Up'ポインタに記録しています。
954-最後の子ノードは`Next'ポインタが無く、最初の子ノードは`Previous'と`Up'ポインタ両方が親になります。
955-@footnote{ドキュメントには、最初の子に`Previous'ポインタが無いものもあります。
956-時々、最後の子が`Next'ポインタとして次の上のレベルのノード名を持つものもあります。}
957+それぞれの子ノードは、親ノード名をUpポインタに記録しています。
958+最後の子ノードはNextポインタが無く、最初の子ノードはPreviousとUpポインタ両方が親になります。@footnote{ドキュメントによっては、最初の子にPreviousポインタが無いものもあります。
959+最後の子が、続く上位レベルのノード名をNextポインタとして持つ場合もあります。}
957960
958-ノードが章やセクションやそれに類するものに対応しているような、Infoファイルの本のような構造は、必要条件ではなく慣習の問題です。
959-ノードの、`Up'、`Previous'と、`Next'ポインタは他のノードを示し、メニューは他のノードを含んでいます。
960-このため、ノード構造はどのような方向グラフでも表現することが可能です。
961-しかし、印刷された本やレポートの章とセクションの構造に対応した構造に従っているほうが、通常はわかりやすいでしょう。@refill
961+Infoファイルを章やセクション類に相当するノードに分割して、本のような構造にすることは必須ではなく、慣習上の問題です。
962+あるノードのUpポインタ、Previousポインタと、Nextポインタは他のノードを指し、メニューには他のノードを入れられます。
963+したがって、ノード構造はどのような方向グラフでも表現することが可能です。
964+しかし、印刷本やレポートの章やセクションの構造に対応した構造に従っているほうが、通常はわかりやすいでしょう。@refill
962965
963-メニューと、`Next'、`Previous'、そして`Up'ポインタに加え、Infoは参照と呼ばれるもう一つの種類のポインタを提供していて、テキストのあちこちで使用することが出来ます。
966+メニューと、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタに加え、Infoはリファレンスと呼ばれるもう一つの種類のポインタを提供しています。
967+このリファレンスはテキストのあちこちで使用することが出来ます。
964968 これは通常、階層構造に適さないリンクを表わす最善の方法です。@refill
965969
966970 通常、ドキュメントを設計する際、印刷出力の章とセクションの構造がノードと一致するようにします。
967-しかし、議論の材料に適さないこともよくあります。
971+しかし、この構造が記述する事柄に適さないこともよくあります。
968972 そのため、Texinfoでは、Infoファイルに対するノード構造を指定するのと、印刷出力に対するセクション構造を指定するのには別のコマンドを使います。@refill
969973
970-慣習で`Top'と命名されているノードがあって、通常はこのノードを通じてInfoファイルに入ります。
974+慣習で「Top」と命名されているノードがあって、通常はこのノードを通じてInfoファイルに入ります。
971975 このノードには通常、ファイルの目的を表わす簡単な説明と、ファイルの残りの部分へ行くための大きなメニューがあります。
972976 このノードを起点として、ノードからノードへ移動することで体系的にファイル中を横断していったり、メインメニューにリストされている特定のノードに移動したり、索引メニューで検索して、欲しい情報があるノードに直接行くことが可能になっています。
973977 また、スタンドアローンInfoプログラムを使えば、コマンドラインで特定のメニューアイテムを指定することもできます(@pxref{Top,,,info-ja, Info})。
974978
975-印刷されたマニュアルのように、順番通りInfoファイルを読みたければ、@key{SPC}キーを繰り返し押してもよいですし、上級のInfoコマンド@kbd{g *}を使えば、そのファイル全体を取得することになります。
979+印刷されたマニュアルのように順番通りInfoファイルを読みたければ、@key{SPC}キーを繰り返し押してもよいですし、上級のInfoコマンド@kbd{g *}を使えば、そのファイル全体を取得することになります。
976980 (@inforef{Advanced, Advanced Info commands, info-ja}.)@refill
977981
978982 @c !!! dir file may be located in one of many places:
@@ -982,7 +986,7 @@ Infoファイルの各ノードには、そのノードのトピックのサブ
982986 @c /usr/local/info
983987 @c /usr/local/lib/info
984988 @file{info}ディレクトリの@file{dir}ファイルは、Infoシステム全体の出発点としての役目を果たします。
985-そこから、完全なInfoシステムの中で、それぞれのドキュメントの`Top'ノードに行くことができます。@refill
989+そこから、一つの完全なInfoシステムの中で、それぞれのドキュメントのTopノードに行くことができます。@refill
986990
987991 @cindex URI syntax for Info
988992 URIでInfoを参照したい場合、以下で例示された(非公式な)構文を使用することが可能です。
@@ -1007,16 +1011,17 @@ info://localhost/usr/info/emacs#Dissociated%20Press
10071011 @cindex Knuth, Donald
10081012 Texinfoファイルは、印刷された本やマニュアルのように書式化し組版することが出来ます。
10091013 これを行なうには@TeX{}が必要です。
1010-@TeX{}は強力かつ洗練された組版プログラムで、Donald Knuthが書いたものです。
1011-@footnote{@TeX{}が無い場合には、@pindex texi2roff@r{, unsupported software}@uref{ftp://tug.org/texi2roff.tar.gz, @code{texi2roff}}プログラムを使用することも出来ます。
1014+@TeX{}は強力かつ洗練された組版プログラムで、Donald Knuthが書いたものです。@footnote{
1015+@pindex texi2roff@r{, unsupported software}
1016+@TeX{}が無い場合には、@uref{ftp://tug.org/texi2roff.tar.gz, @code{texi2roff}}プログラムを使用することも出来ます。
10121017 Texinfoは@TeX{}と一緒に使用するよう設計されていますので、@code{texi2roff}についてはここで説明しません。
10131018 @code{texi2roff}はGNUの標準的な配布物の一部ではなく、このマニュアルで説明されているTexinfoの機能全てに対して保守したり追随したりされているわけではありません。}
10141019
10151020 Texinfoベースの本は、組版されて印刷されたそれ以外の本とよく似ています。
10161021 タイトルページ、著作権表示、目次、序文などのほかに、章、番号付きあるいは番号無しのセクションとサブセクション、クロスリファレンス、脚注、そして索引も入れることが出来ます。@refill
10171022
1018-オンライン情報に変換するつもりがなく、本を書くためにTexinfoを使用することが可能です。
1019-印刷された小説を書くためにTexinfoを使用することも可能で、メモを書くことすら出来ます。
1023+オンライン情報に変換するつもりが無いとしても、本を書くのにTexinfoを使用することが可能です。
1024+印刷された小説を書くのにもTexinfoを使用することが可能で、メモを書くことすら出来ます。
10201025 もっともメモを書くのに使うのは、Eメールを使うほうがずっと簡単なのでお勧めはしません。@refill
10211026
10221027 @TeX{}は汎用の組版プログラムです。
@@ -1026,45 +1031,45 @@ Texinfoでは、@TeX{}がTexinfoファイルを組版する際に使用する情
10261031 @file{texinfo.tex}には、ドキュメントを印刷するための指定が入っています。
10271032 @file{texinfo.tex}の最新版は、Texinfoホームページ@uref{http://www.gnu.org/software/texinfo/}から入手できます。
10281033
1029-合州国では、ドキュメントは縦横8.5インチx11インチ(216@dmn{mm}x280@dmn{mm}がデフォルトサイズ)で印刷されることが最も多くなっています。
1034+米国では、ドキュメントは縦横8.5インチx11インチ(216@dmn{mm}x280@dmn{mm})で印刷されることが最も多くなっています。
10301035 これはデフォルトの大きさです。
1031-しかし、7インチx9.25インチ(178@dmn{mm}x235@dmn{mm}の@code{@@smallbook}サイズ)や、ヨーロッパのA4サイズの紙(@code{@@afourpaper})でも印刷可能です。
1032-(@xref{smallbook, , Printing ``Small'' Books}.
1033-また、@ref{A4 Paper, ,Printing on A4 Paper}も参照してください。)
1036+しかし、7インチx9.25インチ(@code{@@smallbook}サイズの178@dmn{mm}x235@dmn{mm})や、ヨーロッパのA4サイズ用紙(@code{@@afourpaper})でも印刷可能です。
1037+(@xref{smallbook, , Printing ``Small'' Books}. Also, see @ref{A4 Paper, ,Printing on A4 Paper}.)
10341038
1035-@file{texinfo.tex}で変数を変えることで、印刷されるドキュメントのサイズを変えることが可能です。
1039+@file{texinfo.tex}にある変数を変更することで、印刷されるドキュメントのサイズを変えることが可能です。
10361040 さらに、書式化される印刷ドキュメントのスタイルを変えることも出来ます。
10371041 例えば、サイズや使用しているフォント、それぞれの段落に対する字下げの量、ハイフネーションされた単語の度合と、それに類するものを変えることが可能です。
10381042 指定を変更することで、本を格調高く古臭く真面目に見せたり、気楽に若々しく陽気に見せたりすることも可能です。
10391043
10401044 @TeX{}は自由に配布できます。
1041-それは、WEBと呼ばれるPascalのスーパーセットで書かれていて、Pascalでも(@TeX{}配布物と同梱の変換プログラムを使用しながら)Cでもコンパイルすることが可能です。
1042-(@TeX{}の詳細は、@xref{TeX Mode, ,@TeX{} Mode, emacs, The GNU Emacs Manual}.)@refill
1045+WEBと呼ばれるPascalのスーパーセットで書かれていて、Pascalコンパイルしたり、(@TeX{}配布物と同梱の変換プログラムを使用しながら)Cでコンパイルしたりすることが出来ます。
1046+@TeX{}の詳細は別のマニュアルを参照してください(@pxref{TeX Mode, ,@TeX{} Mode, emacs, The GNU Emacs Manual})。@refill
10431047
10441048 @TeX{}は非常に強力で、非常に多くの機能があります。
10451049 Texinfoファイルは、文字端末上でのInfo形式と、組版された本の両方で情報を表現できる必要がありますので、Texinfoがサポートする書式化コマンドは必然的に限られたものとなります。
10461050
1047-@TeX{}のコピーを入手するには、@ref{Obtaining TeX, , How to Obtain @TeX{}}を参照してください。
1051+@TeX{}のコピーを入手する場合は別の節を参照してください(@pxref{Obtaining TeX, , How to Obtain @TeX{}})。
10481052
10491053
10501054 @node Formatting Commands
1051-@c @section @@-コマンド
1052-@section @@-commands
1055+@section @@-コマンド
10531056 @cindex @@-commands
10541057 @cindex Formatting commands
10551058
1056-Texinfoファイルでは、@TeX{}に印刷マニュアルの組版方法を指示したり、@code{makeinfo}と@code{texinfo-format-buffer}にInfoファイルの作成方法を指示したりするコマンドの前には@samp{@@}が付きます。
1057-これを@dfn{@@-コマンド}と呼びます。例えば、@code{@@node}はノードを示すコマンドで、@code{@@chapter}は章の開始を示すコマンドです。@refill
1059+Texinfoファイルでは、@TeX{}に印刷マニュアルの組版方法を指示したり、@code{makeinfo}と@code{texinfo-format-buffer}にInfoファイルの作成方法を指示したりするコマンドの前には@samp{@@}を付けます。
1060+これを@dfn{@@-コマンド}と呼びます。
1061+例えば、@code{@@node}はノードを示すコマンドで、@code{@@chapter}は章の開始を示すコマンドです。@refill
10581062
10591063 @quotation Note
10601064 ほぼ全ての@@-コマンドは、名前全部を小文字で書きます。
10611065 @end quotation
10621066
1063-Texinfoの@@-コマンドは、完全に有限のコンストラクトからなる集合です。制限することにより、Texinfoファイルを、@TeX{}が解釈したり、Infoファイルへ変換するプログラムコードが解釈したり出来るようになります。
1067+Texinfoの@@-コマンドは、完全に数が決まっているコンストラクトの集合です。
1068+この制限により、@TeX{}がTexinfoファイルを解釈したり、Infoファイルへ変換するプログラムコードがTexinfoファイルを解釈したり出来るようになります。
10641069 Infoファイルは英数字を表示する端末ならばどれでも表示することが出来ます。
1065-同様に、@TeX{}で生成した出力は様々なプリンタで出力することが出来ます。@refill
1070+同じように、@TeX{}で生成した出力は様々なプリンタで出力することが出来ます。@refill
10661071
1067-@@-コマンドは、何を実行するコマンドなのか、あるいはコマンドが取る引数@footnote{@dfn{引数(argument)}という言葉は数学での使用法に由来しています。
1072+@@-コマンドは、何を実行するコマンドなのか、あるいはコマンドが取る引数@footnote{@dfn{argument}(引数)という言葉は数学での使用法に由来しています。
10681073 二人の人物が議論していることを指すわけではありません。
10691074 そのコマンドに引き渡される情報のことを言います。
10701075 @cite{Oxford English Dictionary}によると、@dfn{明らかにする、証明する(to make clear, prove)}という意味を持つラテン語に由来する言葉です。
@@ -1075,27 +1080,28 @@ Infoファイルは英数字を表示する端末ならばどれでも表示す
10751080
10761081 @itemize @bullet
10771082 @item
1078-@code{@@quotation}のようなコマンドは行の冒頭に書いてください。
1083+@code{@@quotation}のようなコマンドは行頭に書いてください。
10791084 その行にはそのコマンドだけとなるようにします。
10801085 (@code{@@quotation}は字下げされた環境を開始するものです。)
10811086
10821087 @item
1083-@code{@@chapter}のようなコマンドは行の冒頭に書き、続けてその行の残りの部分にコマンドの引数を書きます。
1088+@code{@@chapter}のようなコマンドは行頭に書いてください。
1089+続けてその行の残りの部分にコマンドの引数を書きます。
10841090 この場合は章のタイトルが引数です。
10851091 (@code{@@chapter}コマンドは章のタイトルを生成します。)@refill
10861092
10871093 @item
1088-@code{@@dots@{@}}のようなコマンドは好きなところへ書きます。通常はセンテンスの中になります。
1094+@code{@@dots@{@}}のようなコマンドは任意の場所へ書くことが出来ますが、通常はセンテンスの中になります。
10891095 (@code{@@dots@{@}}は省略を表わす@dots{}を作成するものです。)@refill
10901096
10911097 @item
1092-@code{@@code@{@var{sample-code}@}}のようなコマンドは、ブレースで括った引数を付けて好きなところに(通常は文中ですが)書きます。
1093-この例では@var{sample-code}が引数です。
1098+@code{@@code@{@var{sample-code}@}}のようなコマンドは、中括弧で括った引数を付けて任意の場所(通常は文中)に書きます。
1099+この例だと@var{sample-code}が引数です。
10941100 (@code{@@code}コマンドは、引数のテキストがコードであるという印を付けます。)@refill
10951101
10961102 @item
10971103 @code{@@example}のようなコマンドは、そのコマンドだけの行に書きます。
1098-本文はそれに続く行に書きます。
1104+本文はそのコマンドに続く行に書きます。
10991105 そして対応する@code{@@end}コマンドも書いてください。
11001106 この場合には本文の後に、単独行として@code{@@end example}と書きます。
11011107 (@code{@@example} @dots{} @code{@@end example}は本文を、例示として字下げし、組版します。)
@@ -1104,13 +1110,13 @@ Infoファイルは英数字を表示する端末ならばどれでも表示す
11041110
11051111 @noindent
11061112 @cindex Braces, when to use
1107-一般的な規則として、他のテキストの間に混ぜる場合、コマンドには括弧が必要です。
1108-しかし単独のコマンド行を開始する場合はブレースが不要です。
1109-@code{@@:}のようなアルファベットでないコマンドは、例外でブレースを必要としません。@refill
1113+一般的な規則として、他のテキストの間にコマンドを混ぜて書く場合、そのコマンドには括弧が必要です。
1114+しかし単独のコマンド行を開始する場合は中括弧は不要です。
1115+@code{@@:}のようなアルファベットでないコマンドは例外で、中括弧を必要としません。@refill
11101116
11111117 Texinfoの経験を積むにつれ、様々なコマンドの書き方をすぐに覚えられるでしょう。
1112-コマンドの書き方が様々ありますので、全てのコマンドが全く同じ構文だったとしたらということを思えば、Texinfoファイルを読み書きするのは実際簡単になっています。
1113-(@@-コマンド構文の詳細は、@ref{Command Syntax, ,@@-Command Syntax}を参照してください。)@refill
1118+仮に全てのコマンドが全く同じ構文だった場合のことを思えば、コマンドの書き方が様々あることで、Texinfoファイルを読み書きするのは実際簡単になっています。
1119+@@-コマンド構文の詳細は別の節を参照してください(@pxref{Command Syntax, ,@@-Command Syntax})。@refill
11141120
11151121
11161122 @node Conventions
@@ -1120,31 +1126,32 @@ Texinfoの経験を積むにつれ、様々なコマンドの書き方をすぐ
11201126 @cindex Conventions, syntactic
11211127 @cindex Characters, basic input
11221128
1123-このセクションでは、全てのTexinfoドキュメントで使用されている一般的な慣習を記述しています。
1129+このセクションでは、全てのTexinfoドキュメントで使用されている一般的な慣習を説明します。
11241130
11251131 @itemize @bullet
11261132 @item
11271133 @cindex Source files, characters used
1128-@samp{@@}、@samp{@{}、そして@samp{@}}を除き、表示可能な全てのASCII文字はTexinfoファイルに書くことが可能で、それらの文字はその文字自身を意味しています。
1129-@samp{@@}はコマンドを導入するエスケープ文字で、@samp{@{}と@samp{@}}は特定のコマンドの引数を囲むためだけに使用されます。
1130-これらの特別な文字をドキュメントに書くには、@samp{@@}文字を前に付けてください。
1131-@samp{@@@@}、@samp{@@@{}、そして@samp{@@@}}のようになります。
1134+@samp{@@}、@samp{@{}、@samp{@}}を除いた表示可能なASCII文字は全て、Texinfoファイルに記述して、その文字自身を表現することが出来ます。
1135+@samp{@@}はコマンドを導入するのに使うエスケープ文字です。
1136+@samp{@{}と@samp{@}}はコマンドの引数を囲むために使用されます。
1137+これら三つの特別な文字をドキュメントに書くには、@samp{@@}文字をその文字の前に付けてください。
1138+@samp{@@@@}、@samp{@@@{}、そして@samp{@@@}}のように記述します。
11321139
11331140 @item
11341141 @cindex Paragraph separator
11351142 @cindex Blank lines, as paragraph separator
11361143 @cindex Newlines, as blank lines
1137-段落と段落の間は一つ以上の空行で分けます。
1144+段落と段落の間は一行以上の空行で分けます。
11381145 現在のところTexinfoは改行文字(LF)だけを行末として認識します。
1139-システムによって使用されるCRLFという並びではありません。
1140-ですので、@dfn{空行}とは連続する二つの改行文字と全く同じ意味です。
1146+システムによっては使用されることのあるCRLFという文字並びではありません。
1147+そのため、@dfn{空行}とは連続する二つの改行文字と全く同じ意味となります。
11411148 これ以外の場合にも空行が役に立ったり、重宝したりすることがあります。
11421149 必要に応じて@code{@@noindent}コマンドを使えば、段落の字下げを抑制することが出来ます。
1143-(@pxref{noindent,,@code{@@noindent}}).
1150+@xref{noindent,,@code{@@noindent}}.
11441151
11451152 @item
11461153 Texinfoでは、英語で使用される通常の引用符や、その他の言語で使用される引用符をサポートしています。
1147-@ref{Inserting Quotation Marks}を参照してください。
1154+@xref{Inserting Quotation Marks}.
11481155
11491156 @item
11501157 @cindex Multiple dashes in source
@@ -1157,14 +1164,15 @@ em dashは文を区切るのに使用されます。
11571164 @samp{--}のようにハイフンを二つ使うと中くらいのダッシュが生成されます(@dfn{en dash}と呼びます)。
11581165 en dashは「June 25--26」のように、主として数値範囲を示すのに使われます。
11591166 @samp{-}のようにハイフンを一つ使うと、複合語で使用する標準的なハイフンが生成されます。
1160-画面表示の場合、Infoは、三つのハイフンは二つに、二つのハイフンは一つに減らして表示します(過渡的なものではありません)。
1167+画面表示の場合、Infoは、三つのハイフンは二つに、二つのハイフンは一つに減らして表示します(推移的なものではありません@footnote{訳注:ハイフン一つがハイフン三つで表示されるわけではないという意味か})。
11611168 もちろん、@code{@@code}や@code{@@example}のような、テキストが字面そのままの意味を持つコンテキストの場合、ソース中にハイフンがいくつあってもそのまま表示されます。
11621169
11631170 @item
11641171 @cindex Tabs; don't use!
11651172 @strong{注意:} 最後にですが、Texinfoファイルの中ではタブ文字を使用しないようにしてください(逐語的なモード(verbatim modes)の場合は除きます)。
1166-@TeX{}は可変幅のフォントを使用します。つまり、あらゆる状況でタブが機能するように定義しようとするのは、全く実際的ではないということです。
1167-ですので、@TeX{}はタブ文字を空白一つとして処理しますので、それはソース中に見るようなものとは異なります。
1173+@TeX{}は可変幅のフォントを使用します。
1174+つまり、あらゆる状況でタブが機能するように定義しようとするのは、全く実際的ではないということです。
1175+@TeX{}はタブ文字を空白一つとして処理しますので、それはソース中に見るようなものとは異なります。
11681176 また、@code{makeinfo}プログラムはタブについて特別なことを何もしませんので、入力ファイルにタブ文字があると、通常は全く違うように出力に現われることになります。
11691177
11701178 @noindent
@@ -1182,21 +1190,21 @@ en dashは「June 25--26」のように、主として数値範囲を示すの
11821190 @findex comment
11831191 @findex c @r{(comment)}
11841192
1185-Infoファイルや印刷されたマニュアルに現れないコメントを、Texinfoファイルに@code{@@comment}コマンドを使用して書くことが可能です(@code{@@c}と省略することも出来ます)。
1186-そのようなコメントは、Texinfoファイルを修正する人に対するものです。
1187-行の@code{@@comment}や@code{@@c}の後ろにあるテキストは全てコメントです。
1193+@code{@@comment}(@code{@@c}と省略可)コマンドを使って、Infoファイルや印刷されたマニュアルに現れないコメントを書くことが出来ます。
1194+そのようなコメントは、Texinfoファイルを改訂する人に向けたものです。
1195+ある行の@code{@@comment}や@code{@@c}の後ろにあるテキストは全てコメントです。
11881196 その部分はInfoファイルにも印刷されたマニュアルにも現れません。
11891197
1190-大抵の場合、@code{@@comment}や@code{@@c}を行の途中に書くことも可能で、その場合は@code{@@comment}や@code{@@c}コマンドの後のテキストのみが現れません。
1191-しかし、@code{@@settitle}と@code{@@setfilename}のようなコマンドは行全体に作用します。
1192-そのようなコマンドで始まる行の場合には、@code{@@comment}や@code{@@c}を使用することは出来ません。
1198+大抵の場合、@code{@@comment}コマンドや@code{@@c}コマンドを行の途中に書くことも可能で、その場合は@code{@@comment}コマンドや@code{@@c}コマンドの後のテキストのみが現れません。
1199+しかし、@code{@@settitle}や@code{@@setfilename}のようなコマンドは行全体に作用します。
1200+そのようなコマンドで始まる行の場合には、@code{@@comment}コマンドや@code{@@c}コマンドを使用することは出来ません。
11931201
11941202 @cindex Ignored text
11951203 @cindex Unprocessed text
11961204 @findex ignore
1197-Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れないテキスト範囲を書くことも出来ます。
1198-それには@code{@@ignore}と@code{@@end ignore}コマンドを使用します。
1199-この二つのコマンドは、それぞれそのコマンド単独の行として、行の冒頭から書いてください。
1205+テキストのある範囲について、Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れないようにすることも出来ます。
1206+これには@code{@@ignore}コマンドと@code{@@end ignore}コマンドを使用します。
1207+この二つのコマンドは、それぞれそのコマンド単独の行として、行頭に書いてください。
12001208 二つのコマンドに挟まれたテキストは処理後の出力には現われません。
12011209 @code{@@ignore}コマンドと@code{@@end ignore}コマンドはコメントを記述するのに使用できます。
12021210
@@ -1212,11 +1220,11 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
12121220 @cindex Required in Texinfo file
12131221 @cindex Texinfo file minimum
12141222
1215-慣習では、Texinfoファイルの名前は、(優先順で)拡張子@file{.texinfo}、@file{.texi}、@file{.txi}、または@file{.tex}で終ります。
1216-長い拡張子が好まれるのは、人が読むときファイルの性質がより明確に記述されるためです。
1217-短い拡張子は、長いファイル名を扱えないオペレーティングシステムのためです。
1223+Texinfoファイルの名前は、慣習としてよく使われる順に、拡張子@file{.texinfo}、あるいは@file{.texi}、@file{.txi}、@file{.tex}で終わります。
1224+長い拡張子が好まれるのは、人が読んでファイルの性質がより明確になるように記述できるためです。
1225+短い拡張子は、長いファイル名を扱えないオペレーティングシステムのためのものです。
12181226
1219-印刷マニュアルやInfoファイルにするため、Texinfoファイルは以下のような行で始め@strong{なければなりません}。
1227+印刷マニュアルやInfoファイルにするため、Texinfoファイルは以下のような行で@strong{始めなければなりません}。
12201228
12211229 @example
12221230 @group
@@ -1227,7 +1235,8 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
12271235 @end example
12281236
12291237 @noindent
1230-この冒頭部分にファイルの内容が続きます。そしてTexinfoファイルは以下の行で終わら@strong{なければなりません}。
1238+この冒頭部分に続けてファイルの内容を書きます。
1239+そしてTexinfoファイルは以下の行で@strong{終わらなければなりません}。
12311240
12321241 @example
12331242 @@bye
@@ -1242,10 +1251,11 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
12421251 @samp{\input texinfo}という行は、@TeX{}に@file{texinfo.tex}ファイルを使用するよう指示するものです。
12431252 @file{texinfo.tex}ファイルは、Texinfoの@@-コマンドを@TeX{}の組版コマンドに変換する方法を@TeX{}に指示するものです。
12441253 (バックスラッシュ@samp{\}を使っていることに注意してください。
1245-これは@TeX{}に対するものです。)
1254+このバックスラッシュが@TeX{}では適切なものです。)
12461255
12471256 @item
1248-@code{@@setfilename}という行はInfoファイルに対する名前を示すもので、@TeX{}に対して補助ファイルを開くように指示します。
1257+@code{@@setfilename}という行はInfoファイルに対する名前を示すものです。
1258+@TeX{}に対しては補助ファイルを開くように指示します。
12491259 @strong{@code{@@setfilename}コマンドより前にあるテキストは全て無視されます。}
12501260
12511261 @item
@@ -1254,11 +1264,11 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
12541264 厳密に言えば、@code{@@settitle}コマンドは省略可能です---ドキュメントに「Untitled」というタイトルが付けられるのを気にしなければですが。
12551265
12561266 @item
1257-ファイルの末尾にある単独の@code{@@bye}という行は、ファイルが終わるので書式化処理を終了するように指示するものです。
1267+ファイルの末尾にある単独の@code{@@bye}という行は、ファイルが終わりにおいて、書式化処理を終了するように指示するものです。
12581268
12591269 @end itemize
12601270
1261-通常はそのようなまったく貧弱なフォーマットを使用することは無いでしょうが、以下のように、Texinfoファイルの最初に、モード設定と、start-of-header行、end-of-header行を入れることが出来ます。
1271+通常はこのようなまったく簡素なフォーマットを使用することは無く、以下のように、Texinfoファイルの最初に、モード設定と、start-of-header行、end-of-header行を入れます。
12621272
12631273 @example
12641274 @group
@@ -1273,19 +1283,21 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
12731283 @noindent
12741284 最初の行の@samp{-*-texinfo-*-}によって、Emacsは、ファイル編集時にTexinfoモードに切り替えます。
12751285
1276-@samp{@@setfilename}と@samp{@@settitle}行の前後にある@code{@@c}行は省略可能ですが、ファイルの一部について@TeX{}やInfoを実行するために必要です。
1277-(詳細は@xref{Start of Header}.)@refill
1286+@samp{@@setfilename}行と@samp{@@settitle}行の前後にある@code{@@c}行は省略可能ですが、ファイルの一部について@TeX{}やInfoを実行する場合に必要となります。
1287+詳細は別の節を参照してください(@pxref{Start of Header})。@refill
12781288
1279-さらに通常は、Texinfoファイルに対し、タイトルページ、索引、あるいは類似のものを用意します。
1280-それら全てについてはこのマニュアルで説明しています。
1281-しかし、短いドキュメントでは役に立つ最小限のものは、始めの三行と終りの一行だけです。
1289+さらに通常は、Texinfoファイルに対し、タイトルページ、索引などを用意します。
1290+それらについては全てこのマニュアルの中で説明します。
1291+最小限必要なものは、最初の3行と終わりの一行だけです。
1292+簡単なドキュメントならそれだけで十分でしょう。
12821293
12831294
12841295 @node Six Parts
12851296 @section Texinfoファイルの六つの部品
12861297
1287-一般にTexinfoファイルには、前のセクションで述べたファイル冒頭末尾の最小限の行以外のものも含まれています---通常は以下にリストする六つの部分が含まれています。
1288-それらについては続くセクションで完全に説明します。
1298+Texinfoファイルには一般に、前節で述べたファイル冒頭とファイル末尾の最小限の行以外のものも記述します。
1299+ドキュメントには通常、以下にリストする六つの部分が含まれています。
1300+この六つについては次節以降で完全に説明します。
12891301
12901302 @table @r
12911303 @item 1. ヘッダ
@@ -1299,10 +1311,10 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
12991311 @dfn{タイトルと著作権}の部分は、印刷マニュアルに対するタイトルページと著作権のページが入っています。
13001312 この部分は@code{@@titlepage}と@code{@@end titlepage}コマンドで挟まなければなりません。タイトルと著作権のページは、印刷されたマニュアルのみに現れます。
13011313
1302-@item 4. `Top'ノードとマスターメニュー
1303-`Top'ノードはオンライン出力の出発点です。
1314+@item 4. Topノードとマスターメニュー
1315+Topノードはオンライン出力の出発点となります。
13041316 印刷マニュアルには現れません。
1305-複製許可情報を前述の部分だけでなく、ここにも含めることを推奨します。また、`Top'ノードには少なくとも章をリストした最上位のメニューが入っています。
1317+複製許可情報を前述の部分だけでなく、ここにも含めることを推奨します。また、Topノードには少なくとも章をリストした最上位のメニューが入っています。
13061318 場合によっては、ドキュメントの全ノードがリストされた@dfn{マスターメニュー}がある場合もあります。
13071319
13081320 @item 5. 本体
@@ -1318,18 +1330,18 @@ Infoファイルや印刷されたマニュアルのどちらにも現れない
13181330 @cindex Sample Texinfo file, with comments
13191331
13201332 ごく簡単ですが、完全なTexinfoファイルを以下に示します。
1321-前のセクションで列挙した標準的な六つの部分に分けています。
1322-これでTexinfoソースが実際にはどのようなものなかが分かるでしょう。
1333+前節で列挙した標準的な六つの部分に分けています。
1334+これでTexinfoソースが実際にはどのようなものなのかが分かるでしょう。
13231335 このファイルの@samp{\input texinfo}から@samp{@@end titlepage}まで至る最初の三つの部分は、手強い感じがしますが、実際はそうではありません。
13241336 そこに書かれている大半は決まりきった言い回しです。
13251337 Texinfoでマニュアルを書く際には、名前の部分を適切なものにただ変えるだけでいいのです。
13261338
1327-ここでリストされているコマンドの詳しい説明は@ref{Beginning a File}を参照してください。
1328-GNUのマニュアルで使用する場合の完全なテキストについては、@ref{GNU Sample Texts}を参照してください。
1339+ここでリストされているコマンドの詳しい説明は別の節を参照してください(@pxref{Beginning a File})。
1340+GNUのマニュアルで使用する場合の完全なテキストについても別の節を参照してください@pxref{GNU Sample Texts})。
13291341
13301342 以下では、サンプルテキストは@emph{字下げ}されています。
13311343 コメントは字下げされていません。
1332-コメントが入っていない完全なファイルは@ref{Short Sample Texinfo File}にあります。
1344+コメントが入っていない完全なファイルは別の節にあります(@pxref{Short Sample Texinfo File})。
13331345
13341346 @subheading Part 1: ヘッダ
13351347
@@ -1351,8 +1363,7 @@ GNUのマニュアルで使用する場合の完全なテキストについて
13511363 @subheading Part 2: 要約と著作権
13521364
13531365 @noindent
1354-実際のマニュアルでは、配布するライセンスに応じ、ここにさらに多くのテキストが入ります。
1355-@xref{GNU Sample Texts}.
1366+実際のマニュアルでは、配布するライセンスに応じ、ここにさらに多くのテキストが入ります(@pxref{GNU Sample Texts})。
13561367
13571368 @example
13581369 @group
@@ -1368,7 +1379,7 @@ Copyright @@copyright@{@} 2005 Free Software Foundation, Inc.
13681379
13691380 @noindent
13701381 タイトルページの部分はオンラインの出力には現れず、印刷マニュアルのみに現れます。
1371-前のセクションにあった複製許諾のテキストは再度ここへ記述する代わりに、@code{@@insertcopying}コマンドでインクルードします。
1382+前節にあった複製許諾のテキストは、再度ここへ記述する代わりに、@code{@@insertcopying}コマンドでインクルードします。
13721383 この部分はタイトルページに続いて出力されます。
13731384 @code{@@contents}コマンドは目次を生成するものです。
13741385
@@ -1390,13 +1401,13 @@ Copyright @@copyright@{@} 2005 Free Software Foundation, Inc.
13901401 @@contents
13911402 @end example
13921403
1393-@subheading Part 4: `Top'ノードとマスターメニュー
1404+@subheading Part 4: Topノードとマスターメニュー
13941405
13951406 @noindent
1396-`Top'ノードには、そのInfoファイルのマスターメニューが含まれます。
1397-印刷マニュアルではメニューではなく目次が使用されますので、`Top'ノードは排除されます。
1407+Topノードには、そのInfoファイルのマスターメニューが含まれます。
1408+印刷マニュアルではメニューではなく目次が使用されますので、Topノードは排除されます。
13981409 @samp{@@copying}のテキストの最初にある簡単な説明を再度記述しますが、著作権情報を繰り返す必要はありませんので、ここでは@samp{@@insertcopying}コマンドは使いません。
1399-@samp{@@top}コマンド自体は、@command{makeinfo}がノード間の関係を決定するのに利用されます。
1410+@samp{@@top}コマンド自体は、@command{makeinfo}がノード間の関係を決定するのに利用します。
14001411
14011412 @example
14021413 @@ifnottex
@@ -1419,8 +1430,8 @@ This is a short sample Texinfo file.
14191430 @subheading Part 5: ドキュメントの本体
14201431
14211432 @noindent
1422-本体部分は、ドキュメントの索引と目次以外の全テキストを含んでいます。
1423-この例では、ノードが一つと、列挙リストの入った章を一つ示します。
1433+本体部分には、ドキュメントの索引と目次以外の全テキストが入ります。
1434+ここでは、ノードが一つと、列挙リストの入った章を一つ例示します。
14241435
14251436 @example
14261437 @group
@@ -1449,10 +1460,10 @@ This is the second item.
14491460 @end example
14501461
14511462
1452-@subheading Part 6: ドキュメントの終り
1463+@subheading Part 6: ドキュメントの終わり
14531464
14541465 @noindent
1455-終わりの部分には、単独のノードと番号の振られない章として、索引を生成するコマンドが含まれています。
1466+終わりの部分には、一つのノードと番号の振られない章として、索引を生成するコマンドが含まれています。
14561467 また、ドキュメントの終わりを示す@code{@@bye}コマンドがあります。
14571468
14581469 @example
@@ -1471,7 +1482,7 @@ This is the second item.
14711482
14721483 @subheading その結果
14731484
1474-サンプルの第1章の内容は以下のように見えます。
1485+以下にサンプルの第1章の内容がどのように見えるかを示します。
14751486
14761487 @sp 1
14771488 @need 700
@@ -1502,7 +1513,7 @@ Richard M. StallmanはTexinfoフォーマットを考案し、最初の処理プ
15021513 Robert@tie{}J. Chasselはこのマニュアルを大幅に改訂加筆して、Edition 1.1を開始しました。
15031514 Brian Foxはバージョン3.8までスタンドアロンのTexinfo配布物を任されていました。
15041515 また、スタンドアロンの@command{makeinfo}プログラムと@command{info}プログラムを書いています。
1505-そしてKarl BerryはTexinfo 3.8(マニュアル Edition 2.22)以来保守作業を継続中です。
1516+そしてKarl BerryはTexinfo 3.8(マニュアルEdition 2.22)以来保守作業を継続中です。
15061517
15071518 @cindex Pinard, Fran@,{c}ois
15081519 @cindex Zuhn, David D.
@@ -1582,7 +1593,7 @@ Texinfoモードは、Texinfoファイルで作業するための特別な機能
15821593 Texinfoソースファイルの構造を表示。@refill
15831594
15841595 @item
1585-ノードの、`Next'、`Previous'、そして`Up'ポインタの自動的な作成と更新。
1596+ノードのNextポインタ、Previousポインタ、Upポインタの自動的な作成と更新。
15861597
15871598 @item
15881599 メニューの自動的な作成と更新。@refill
@@ -1602,16 +1613,16 @@ Infoに対するファイルの一部または全部の書式化。@refill
16021613 @node Emacs Editing
16031614 @section 通常のGNU Emacs編集コマンド
16041615
1605-ほとんどの状況で、通常のテキストモードのコマンドは、Texinfoモードでもテキストモード同様に動作します。
1616+大抵の場合、テキストモードの通常のコマンドは、Texinfoモードでも同様に動作します。
16061617 Texinfoモードでは、新しい編集コマンドやツールをGNU Emacsの汎用の編集機能に追加します。
16071618 両者の主な違いは追い込み処理(filling)に関することです。
1608-Texinfoモードでは、パラグラフを分けるのに使われる変数とシンタックステーブルが再定義され、単独行に存在しなければならないTexinfoコマンドが、うっかりとパラグラフ内に取り込まれてしまわないようになっています。
1609-ですので、@kbd{M-q} (@code{fill-paragraph})コマンドを使った場合でも、パラグラフは文字の追い込みが仕直されますが、パラグラフに隣接する索引コマンドをパラグラフに混ぜ込んでしまうことはありません。@refill
1619+Texinfoモードでは、段落を分けるのに使われる変数とシンタックステーブルが再定義され、単独行に存在しなければならないTexinfoコマンドが、うっかりと段落内に取り込まれてしまわないようになっています。
1620+ですので、@kbd{M-q} (@code{fill-paragraph})コマンドを使った場合でも、段落は文字の追い込みが仕直されますが、段落に隣接する索引コマンドを段落に混ぜ込んでしまうことはありません。@refill
16101621
16111622 さらに、Texinfoモードでは、@code{page-delimiter}変数を@code{texinfo-chapter-level-regexp}の値に設定します。
1612-デフォルトでは、これは、章、あるいは補遺のような章に類似するものにマッチする正規表現です。
1623+デフォルトでは、これは、章や章に類似のappendixなどにマッチする正規表現です。
16131624 ページ区切りに使われるこの値によって、@kbd{C-x ]} (@code{forward-page})コマンドや@kbd{C-x [} (@code{backward-page})コマンドを使って、章題から章題へとジャンプしたり、@kbd{C-x n p} (@code{narrow-to-page})コマンドを使って、ナローイングを行なったりすることが出来ます。
1614-これらのページコマンドについて詳しくは、@ref{Pages, , ,emacs, The GNU Emacs Manual}を参照してください。@refill
1625+これらのページコマンドについて詳しくは別のマニュアルを参照してください(@pxref{Pages, , ,emacs, The GNU Emacs Manual})。@refill
16151626
16161627 Texinfoファイルの名前は好きなように付けて構いませんが、慣習として、Texinfoファイルの名前は、@file{.texinfo}、@file{.texi}、@file{.txi}、@file{.tex}の内いずれかの拡張子で終わることになっています。
16171628 長い拡張子を使うほうが意味が明確になるので好ましいですが、ファイル名の長さに制限があるオペレーティングシステムであれば、短かい名前が必要となることもあります。
@@ -1621,7 +1632,7 @@ GNU Emacsでは、@file{.texinfo}、@file{.texi}、@file{.txi}といった拡張
16211632
16221633 他の全てのEmacsの機能と同様、望みのままにTexinfoモードをカスタマイズしたり拡張したりすることが可能です。
16231634 特にキーバインドは非常に簡単に変更できます。
1624-以下で、デフォルトのキーバインドあるいは標準的なキーバインドを説明します。@refill
1635+ここで説明するキーバインドはデフォルトキーバインドあるいは標準的なキーバインドです。@refill
16251636
16261637 @node Inserting
16271638 @comment node-name, next, previous, up
@@ -1631,9 +1642,9 @@ GNU Emacsでは、@file{.texinfo}、@file{.texi}、@file{.txi}といった拡張
16311642 @cindex Commands, inserting them
16321643
16331644 Texinfoモードは、よく使用する様々な@@-コマンドをバッファに挿入するコマンドを提供しています。
1634-これらのコマンドでキーストロークを減らすことができます。@refill
1645+これらのコマンドを使えばキーストロークを減らすことができます。@refill
16351646
1636-この挿入コマンドは、@kbd{C-c}を2度入力した後、@@-コマンドの最初の文字を入力して呼び出します。@refill
1647+挿入コマンドは、@kbd{C-c}を2度入力した後、@@-コマンドの最初の文字を入力して呼び出します。@refill
16371648
16381649 @table @kbd
16391650 @item C-c C-c c
@@ -1665,7 +1676,7 @@ Texinfoモードは、よく使用する様々な@@-コマンドをバッファ
16651676 @item C-c C-c n
16661677 @itemx M-x texinfo-insert-@@node
16671678 @findex texinfo-insert-@@node
1668-@code{@@node}とコメント行を挿入し、`Next'、`Previous'、そして`Up'ノードに対するシーケンスをリストします。
1679+@code{@@node}とコメント行を挿入し、Nextノード、Previousノード、Upノードに対するシーケンスをリストします。
16691680 @code{@@node}の後にポイントが移動します。@refill
16701681
16711682 @item C-c C-c o
@@ -1704,10 +1715,10 @@ Texinfoモードは、よく使用する様々な@@-コマンドをバッファ
17041715 @itemx C-c ]
17051716 @itemx M-x up-list
17061717 @findex up-list
1707-ブレースのペアの間から、その閉じブレースを前方へ過ぎた所へ移動します。
1718+中括弧のペアの間から、その閉じ中括弧を前方へ過ぎた所へ移動します。
17081719 @kbd{C-c @}}と入力するより@kbd{C-c ]}と入力する方が簡単ですが、@kbd{C-c @}}の方が覚え易いですね。
1709-そういうわけでキーバインドが二つあることになっています。
1710-(また、ブレース間からは@kbd{C-f}を入力すれば出ることが出来ます。)@refill
1720+そういうわけでキーバインドが二つあります。
1721+(また、中括弧間からは@kbd{C-f}を入力すれば出ることが出来ます。)@refill
17111722 @end table
17121723
17131724 @emph{既存の}ワードの前後に@w{@code{@@code@{@dots{}@}}}のようなコマンドを書くには、そのワードの前にカーソルを置き、@kbd{C-u 1 C-c C-c c}と入力します。
@@ -1737,7 +1748,7 @@ Texinfoモードは、よく使用する様々な@@-コマンドをバッファ
17371748
17381749 このコマンドはメニューエントリのデスクリプションを書く手伝いをするだけです。
17391750 必要なことを全てやるわけではありません。
1740-タイトルにはノード名と全く同じ文言が使われることが多いわけですが、デスクリプションが用を成すようにするには、別の文言を使うことになりますので、挿入テキストをユーザが編集しなければならないわけです。@refill
1751+タイトルにはノード名と全く同じ文言が使われることが多いわけですが、デスクリプションが用を成すようにするには、別の文言を使うことになりますので、挿入テキストをユーザが編集しなければなりません。@refill
17411752
17421753
17431754 @node Showing the Structure
@@ -1751,17 +1762,17 @@ Texinfoモードは、よく使用する様々な@@-コマンドをバッファ
17511762 @cindex File section structure, showing it
17521763 @cindex Texinfo file section structure, showing it
17531764
1754-@kbd{C-c C-s}コマンド(@code{texinfo-show-structure})を使用すれば、Texinfoファイルのセクション構造を表示することが出来ます。
1765+@kbd{C-c C-s}コマンド(@code{texinfo-show-structure}コマンド)を使用すれば、Texinfoファイルのセクション構造を表示することが出来ます。
17551766 このコマンドは、@code{@@chapter}や@code{@@section}のような、@@-コマンドで始まる行をリストアップし、Texinfoファイルのセクション構造を表示します。
17561767 それは、結果として目次を構成します。
17571768 このセクション構造は@samp{*Occur*}と呼ばれる別のバッファに表示されます。
1758-そのバッファでは、いずれかの行にカーソルを置いて、@kbd{C-c C-c}コマンド(@code{occur-mode-goto-occurrence})を使用すると、Texinfoファイルの対応する場所へジャンプすることが出来ます。@refill
1769+そのバッファでは、いずれかの行にカーソルを置いて、@kbd{C-c C-c}コマンド(@code{occur-mode-goto-occurrence}コマンド)を使用すると、Texinfoファイルの対応する場所へジャンプすることが出来ます。@refill
17591770
17601771 @table @kbd
17611772 @item C-c C-s
17621773 @itemx M-x texinfo-show-structure
17631774 @findex texinfo-show-structure
1764-Texinfoファイルの@code{@@chapter}、@code{@@section}、そしてそれに類似し
1775+Texinfoファイルの@code{@@chapter}行や@code{@@section}行、そしてそれに類似し
17651776 た行を表示します。@refill
17661777
17671778 @item C-c C-c
@@ -1770,23 +1781,20 @@ Texinfoファイルの@code{@@chapter}、@code{@@section}、そしてそれに
17701781 @file{*Occur*}バッファのカーソル位置の行に対応するTexinfoファイルの行に移動します。@refill
17711782 @end table
17721783
1773-@w{@kbd{C-u C-c C-s}}と入力して、前置引数付きで
1774-@code{texinfo-show-structure}を呼び出した場合、@code{@@chapter}、
1775-@code{@@section}、そしてこれに類する@@-コマンドがある行だけでなく、
1776-@code{@@node}行もリストアップします。前置引数を付けて
1777-@code{texinfo-show-structure}を使えば、@code{@@node}行の、`Next'、`Previous'、`Up'ポインタが正しいかどうか調査することが出来ます。
1784+@w{@kbd{C-u C-c C-s}}と入力して、前置引数付きで@code{texinfo-show-structure}を呼び出した場合、@code{@@chapter}、@code{@@section}、そしてこれに類する@@-コマンドがある行だけでなく、@code{@@node}行もリストアップします。
1785+前置引数を付けて @code{texinfo-show-structure}を使えば、@code{@@node}行のNextポインタ、Previousポインタ、Upポインタが正しいかどうか調査することが出来ます。
17781786
17791787 何らかのマニュアルの作業中、現在の章の構造のみに注目したいこともよくあります。
17801788 そういう場合には、バッファの関心のあるリージョンに対し、@kbd{C-x n n}(@code{narrow-to-region})コマンドを使ってマークすることが出来ます。
17811789 そうすると、@code{texinfo-show-structure}はそのリージョンに対してだけ動作します。
17821790 再びバッファ全体を参照するには、@w{@kbd{C-x n w}}(@code{widen})コマンドを使用してください。
1783-(ナローイングコマンドについては、@xref{Narrowing, , , emacs, The GNU Emacs Manual}.)@refill
1791+ナローイングコマンドについては別のマニュアルを参照してください(@pxref{Narrowing, , , emacs, The GNU Emacs Manual})。@refill
17841792
17851793 @vindex page-delimiter
17861794 @cindex Page delimiter in Texinfo mode
17871795 @code{texinfo-show-structure}コマンドの提供に加えて、Texinfoモードは、ページ区切り子の変数の値を、章レベルの@@-コマンドに一致するように設定します。
17881796 これにより、@kbd{C-x ]}(@code{forward-page})と@kbd{C-x [} (@code{backward-page})コマンドを使って章単位で前後に移動したり、@kbd{C-x n p} (@code{narrow-to-page})コマンドを使って、章の範囲になるようにナローイングしたりすることが出来るようになります。
1789-ページコマンドの詳細は、@xref{Pages, , , emacs, The GNU Emacs Manual}.@refill
1797+ページコマンドの詳細は別のマニュアルを参照してください(@pxref{Pages, , , emacs, The GNU Emacs Manual})。@refill
17901798
17911799 @node Updating Nodes and Menus
17921800 @comment node-name, next, previous, up
@@ -1796,9 +1804,9 @@ Texinfoファイルの@code{@@chapter}、@code{@@section}、そしてそれに
17961804 @cindex Insert nodes, menus automatically
17971805 @cindex Automatically insert nodes, menus
17981806
1799-Texinfoモードは、自動的にメニューとノードポインタを作成し更新するコマンドを提供しています。
1800-コマンドは``更新''コマンドと呼ばれ、その理由は、作業後にTexinfoファイルを更新するため最もよく使用されているためです。
1801-しかし、これらのコマンドを、そういったポインタを持たない@code{@@node}行の中に`Next'、`Previous'、`Up'ポインタを挿入したり、メニューを持たないファイルにメニューを作成したりするのにも使用することが出来ます。
1807+Texinfoモードは、メニューとノードポインタを自動的に作成し更新するコマンドを提供しています。
1808+これらのコマンドは、作業後にTexinfoファイルを更新するのに最も利用されているため、更新コマンドと呼ばれます。
1809+更新コマンドは、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタを持たない@code{@@node}行にポインタを挿入したり、メニューを持たないファイルにメニューを作成したりすることに使うことが出来ます。
18021810
18031811 更新コマンドを使用しない場合、メニューとノードポインタを手で書く必要があり、それは退屈な仕事です。@refill
18041812
@@ -1814,23 +1822,24 @@ Texinfoモードは、自動的にメニューとノードポインタを作成
18141822 @node Updating Commands
18151823 @subsection 更新コマンド
18161824
1817-以下を行なうために、更新コマンドを使用することが可能です。@refill
1825+次のような場合に更新コマンドを使用できます。@refill
18181826
18191827 @itemize @bullet
18201828 @item
1821-ノードに、`Next'、`Previous'、そして`Up'ポインタを挿入したり更新したりします。@refill
1829+ノードに、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタを挿入または更新する。@refill
18221830
18231831 @item
1824-セクションに対するメニューを挿入したり更新したりします。@refill
1832+セクションに対するメニューを挿入あるいは更新する。@refill
18251833
18261834 @item
1827-Texinfoソースファイルのためのマスターメニューを作成します。@refill
1835+Texinfoソースファイルのためのマスターメニューを作成する。@refill
18281836 @end itemize
18291837
1830-これらのコマンドは、リージョン内やTexinfoファイル全体にある全てのノードとメニューを更新するのにも使用することが出来ます。@refill
1838+これらのコマンドは、リージョン内やTexinfoファイル全体にある全てのノードとメニューを更新するのにも使用できます。@refill
18311839
1832-更新コマンドは慣習に従っているTexinfoファイルでしか動作せず、それは本に似た階層構造をしているものです。
1833-そのようなファイルでは、構造を作るコマンド行は、`Top'@code{@@node}行を除く、各@code{@@node}行の直後に続いているはずです。
1840+更新コマンドはよくある型通りのTexinfoファイルでしか機能しません。
1841+よくあるTexinfoファイルとは、本に似た階層構造をしたものです。
1842+そのようなファイルでは、Topの@code{@@node}行を除く各@code{@@node}行の直後に構造を作るコマンド行が続いているはずです。
18341843 (@dfn{構造を作るコマンド行}というのは@code{@@chapter}、@code{@@section}、および類似のコマンドで始まる行のことです。)
18351844
18361845 構造を作るコマンド行は@code{@@node}行の直後の行に書くことが出来ます。
@@ -1838,21 +1847,22 @@ Texinfoソースファイルのためのマスターメニューを作成しま
18381847 @code{@@node}行と構造を作るコマンド行の間には、複数の行を挟むことは出来ません。
18391848 @code{@@comment}行あるいは@code{@@ifinfo}行だけ間に入れることが出来ます。
18401849
1841-バッファ全体で動作するコマンドには、@code{@@chapter}や同等のレベルコマンドを持つノードの前に`Top'ノードが無ければなりません。
1850+バッファ全体で動作するコマンドでは、@code{@@chapter}や同等のレベルコマンドを持つノードの前にTopノードが無ければなりません。
18421851 メニュー更新コマンドは、@code{@@chapter}レベルのノードしか持たないTexinfoファイルに対して、メインメニューやマスターメニューを作成しません。
1843-メニュー更新コマンドは、より低レベルのノードの@emph{の中に}メニューを作成するだけです。
1844-章を並べたメニューを作成するには`Top'ノードを用意する必要があります。
1852+メニュー更新コマンドは、より低レベルのノードの@emph{中に}メニューだけを作成します。
1853+章を並べたメニューを作成するにはTopノードを用意する必要があります。
18451854
18461855 メニュー更新コマンドは別のInfoファイルを参照するメニューエントリを削除します。
18471856 これはそのメニューエントリが現在のバッファ内のノードを参照していないためですが、これは不完全な部分です。
18481857 別のInfoファイルを参照するのに、メニューエントリを使わず、クロスリファレンスを使うことも可能です。
1849-更新コマンドがクロスリファレンスに作用することはありません。@refill
1858+更新コマンドはクロスリファレンスに影響することはありません。@refill
18501859
1851-Texinfoモードには、よく使用される五つの更新コマンドがあります。二つは、一つのノード(や領域)のノードポインタやメニューを更新するものです。
1860+Texinfoモードには、よく使用される五つの更新コマンドがあります。
1861+そのうち二つのコマンドは、一つのノード(や領域)のノードポインタやメニューを更新するものです。
18521862 次の二つは、ファイルの全てのノードポインタとメニューを更新するものです。
18531863 そして最後の一つ、@code{texinfo-master-menu}コマンドは、完結したファイルのマスターメニューを作成し、さらに、これは任意ですが、Texinfoファイル全体の全てのノードとメニューを更新します。@refill
18541864
1855-@code{texinfo-master-menu}コマンドは中心となるコマンドです。@refill
1865+@code{texinfo-master-menu}コマンドが中心となるコマンドです。@refill
18561866
18571867 @table @kbd
18581868 @item C-c C-u m
@@ -1861,9 +1871,9 @@ Texinfoモードには、よく使用される五つの更新コマンドがあ
18611871 全ての他のメニューを含むマスターメニューを作成更新します(既存のメニューがあれば、そこからデスクリプションを取り込みます)。@refill
18621872
18631873 引数(対話的な場合は前置引数@kbd{C-u})があると、マスターメニューを構築する前に、バッファ中の全てのノードと通常のメニューを最初に作成更新します。
1864-(マスターメニューについては,@xref{The Top Node, , The Top Node and Master Menu}.)@refill
1874+マスターメニューについては別の節を参照してください(@pxref{The Top Node, , The Top Node and Master Menu})。@refill
18651875
1866-@code{texinfo-master-menu}を動作させるため、Texinfoファイルは、`Top'ノードと、少なくとも一つ後に続くノードがある必要があります。@refill
1876+@code{texinfo-master-menu}を動作させるためには、TexinfoファイルはTopノードと少なくとも一つ後に続くノードが必要となります。@refill
18671877
18681878 広範囲にTexinfoファイルを編集した後は、以下のように入力できます。
18691879
@@ -1874,11 +1884,11 @@ C-u C-c C-u m
18741884 @end example
18751885
18761886 @noindent
1877-これにより、一度に全てのノードとメニューを、完全に更新します。@refill
1887+これにより、一度に全てのノードとメニューを完全に更新します。@refill
18781888 @end table
18791889
18801890 その他の主要な更新コマンドはもう少し小さい仕事をします。
1881-Texinfoファイルを書きながら、ノードやメニューを更新する人向けに設計されています。@refill
1891+Texinfoファイルを書きながらノードやメニューを更新する人向けに設計されています。@refill
18821892
18831893 @need 1000
18841894 以下がそのコマンドです。@refill
@@ -1887,8 +1897,8 @@ Texinfoファイルを書きながら、ノードやメニューを更新する
18871897 @item C-c C-u C-n
18881898 @itemx M-x texinfo-update-node
18891899 @findex texinfo-update-node
1890-`Next'、`Previous'、そして`Up'ポインタを、カーソルがあるノード(すなわち、カーソルよりも前にある@code{@@node}に対して)に挿入します。
1891-@code{@@node}行に、`Next'、`Previous'、`Up'ポインタが既にある場合、古いポインタは削除され新しいものが挿入されます。
1900+Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタを、カーソルがあるノード(すなわち、カーソルよりも前にある@code{@@node}に対して)に挿入します。
1901+@code{@@node}行にNextポインタ、Previousポインタ、Upポインタが既にある場合、古いポインタは削除され新しいものが挿入されます。
18921902 引数(対話的に実行する場合は前置引数@kbd{C-u})を用いると、このコマンドはリージョン中の全ての@code{@@node}行を更新します(リージョンというのはポイント(カーソル位置)とマークの間のテキストのことです)。@refill
18931903
18941904 @item C-c C-u C-m
@@ -1904,16 +1914,16 @@ Texinfoファイルを書きながら、ノードやメニューを更新する
19041914 @item C-c C-u C-e
19051915 @itemx M-x texinfo-every-node-update
19061916 @findex texinfo-every-node-update
1907-バッファ内の全てのノードに対し、`Next'、`Previous'、そして`Up'ポインタを挿入する、または更新します。@refill
1917+バッファ内の全てのノードに対し、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタを挿入または更新します。@refill
19081918
19091919 @item C-c C-u C-a
19101920 @itemx M-x texinfo-all-menus-update
19111921 @findex texinfo-all-menus-update
1912-バッファ内の全てのメニューを作成するまたは更新します。
1922+バッファ内の全てのメニューを作成または更新します。
19131923 引数(対話的な場合は前置引数@kbd{C-u})を用いると、メニューに対して操作する前に、最初に全てのノードを挿入更新します。@refill
19141924
19151925 マスターメニューがある場合、@code{texinfo-all-menus-update}コマンドはマスターメニューを更新します。
1916-しかし、マスターメニューがまだ無くても、このコマンドは新しいマスターメニューを作成したりはしません。
1926+しかし、マスターメニューがまだ無い場合、このコマンドは新しいマスターメニューを作成したりはしません。
19171927 (そうするには、@code{texinfo-master-menu}コマンドを使用してください。)@refill
19181928
19191929 マスターメニューを作成するメリットが無いドキュメントで作業する場合、以下のように入力できます。
@@ -1929,25 +1939,26 @@ C-u M-x texinfo-all-menus-update
19291939 @end table
19301940
19311941 @code{texinfo-column-for-description}変数は、メニューのデスクリプションが字下げされるカラム数を指定します。
1932-デフォルトでは、その値は32ですが、24まで小さくすると便利なこともあります。
1942+デフォルトではその値は32ですが、24まで小さくすると便利なこともあります。
19331943 この変数は、カスタマイゼーション(@pxref{Changing an Option,,, emacs, The GNU Emacs Manual})や@kbd{M-x set-variable}コマンド(@pxref{Examining, , Examining and Setting Variables, emacs, The GNU Emacs Manual})を使って設定することが出来ます。
19341944
19351945 また、@code{texinfo-indent-menu-description}コマンドは、既存メニューのデスクリプションを指定カラムに字下げするのにも使用することが出来ます。
19361946 終わりに、希望があれば@code{texinfo-insert-node-lines}コマンドを、足りない@code{@@node}行をファイルに挿入するために使用することが可能です。
1937-(詳細は @xref{Other Updating Commands}.)@refill
1947+@xref{Other Updating Commands}.@refill
19381948
19391949 @node Updating Requirements
19401950 @subsection 更新の必要条件
19411951 @cindex Updating requirements
19421952 @cindex Requirements for updating commands
19431953
1944-更新コマンドを使用するためには、章、セクション、サブセクション、そしてそれに類するものを用いて、Texinfoファイルを階層的に組織化する必要があります。
1954+更新コマンドを使用するためには、章、セクション、サブセクションなどを使って、Texinfoファイルを階層的に構成する必要があります。
19451955 マニュアルの階層構造を構築するとき、複数階層を一度に「飛び降り」ないでください。
1946-章を`Top'ノードの次にすることは可能ですが、セクションでは不可能です。
1947-セクションを章の次にすることは可能ですが、サブセクションを章の次にすることは不可能です。
1956+Topノードの次に章を置くことは可能ですが、セクションは置けません。
1957+章の次にセクションを置くことは可能ですが、サブセクションは置けません。
19481958 しかし、一度に何レベルでも「飛び上がる」ことは可能です --- 例えば、サブセクション次を章にすることは可能です。@refill
19491959
1950-それぞれの@code{@@node}行は、`Top'ノードの行は例外として、@code{@@chapter}、@code{@@section}、または@code{@@unnumberedsubsec}のような、構造的なコマンドの行が続かなければなりません。@refill
1960+各@code{@@node}行には続けて、@code{@@chapter}コマンド、@code{@@section}コマンド、@code{@@unnumberedsubsec}コマンドのような、構造的なコマンド行を記述しなければなりません。
1961+但し、Topノードの行は例外です。@refill
19511962
19521963 それぞれの@code{@@node}行や構造的なコマンド行は、以下のような組合せにする必要があります。
19531964
@@ -1978,18 +1989,18 @@ C-u M-x texinfo-all-menus-update
19781989 @end example
19791990
19801991 @noindent
1981-この例では、`Comments'はノードとセクションの名前です。
1982-次のノードは`Minimum'と呼ばれ、前のノードは`Conventions'と呼ばれます。
1983-`Comments'セクションは`Overview'ノードにあり、`Up'ポインタで指定されています。
1992+この例では、「Comments」というのはノードとセクションの名前です。
1993+次のノードは「Minimum」という名前で、前のノードは「Conventions」という名前です。
1994+「Comments」セクションは「Overview」ノードにあり、Upポインタで指定されています。
19841995 (@code{@@comment}行の代わりに、@code{@@ifinfo}行を書いてもかまいません。)
19851996
1986-ファイルに`Top'ノードがある場合、それは、@samp{top}や@samp{Top}と呼ばれ、ファイルの最初のノードにする必要があります。
1997+ファイルにTopノードがある場合、Topノードは、@samp{top}あるいは@samp{Top}という名前で、ファイルの最初のノードにする必要があります。
19871998
1988-メニュー更新コマンドは、章の中のセクションメニュー、セクションの中のサブセクションメニューなどというようにメニューを作成します。
1989-これは、章のメニューが欲しい場合、`Top'ノードが必要だということを意味します。@refill
1999+メニュー更新コマンドは、章の中にセクションメニュー、セクションの中にサブセクションメニューなどというようにメニューを作成します。
2000+つまり、章のメニューが欲しい場合、Topノードが必要だということを意味します。@refill
19902001
1991-ところで、@code{makeinfo}コマンドは、`Next'、`Previous'、そして`Up'ポインタが無い階層的に組織化されたTexinfoファイルに対し、Infoファイルを作成します。
1992-このため、Texinfoファイルが@code{makeinfo}で書式化されることが確実な場合、ノード更新コマンドは不要です(@code{makeinfo}の詳細は、@pxref{Creating an Info File})。
2002+ところで、@code{makeinfo}コマンドは、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタが無い階層的に組織化されたTexinfoファイルに対し、Infoファイルを作成することが出来ます。
2003+このため、Texinfoファイルが@code{makeinfo}で書式化されることが確実な場合、ノード更新コマンドは不要です(@code{makeinfo}の詳細は別の節を参照してください(@pxref{Creating an Info File}))。
19932004 しかし、@code{makeinfo}と@code{texinfo-format-@dots{}}コマンドでは、どちらもユーザがファイルにメニューを挿入する必要があります。
19942005
19952006
@@ -2019,9 +2030,9 @@ C-x h C-u M-x texinfo-insert-node-lines
20192030
20202031 @item M-x texinfo-multiple-files-update
20212032 @findex texinfo-multiple-files-update @r{(in brief)}
2022-分割されているファイルから構築されたドキュメントのノードとメニューを更新します。
2033+分割されているファイルから構築されるドキュメントのノードとメニューを更新します。
20232034 前置引数として@kbd{C-u}を使用すると、外側のファイルにマスターメニューを作成し挿入します。
2024-@kbd{C-u 2}のように前置数値引数を使用すると、外側のファイルにマスターメニューを作成し挿入する前に、全てのメニューと全てのインクルードファイルの、全ての`Next'、`Previous'、そして`Up' ポインタを最初に更新します。
2035+@kbd{C-u 2}のように前置数値引数を使用すると、外側のファイルにマスターメニューを作成し挿入する前に、全てのインクルードファイルの全メニューと全てのNextポインタ、Previousポインタ、Upポインタを最初に更新します。
20252036 @xref{texinfo-multiple-files-update}.
20262037
20272038 @item M-x texinfo-indent-menu-description
@@ -2033,8 +2044,8 @@ C-x h C-u M-x texinfo-insert-node-lines
20332044
20342045 @item M-x texinfo-sequential-node-update
20352046 @findex texinfo-sequential-node-update
2036-現在のノードの直前直後にあるノードの名前を、それらのノードの階層レベルに係わらず、`Next'や`Previous'ポインタとして挿入します。
2037-つまり、サブセクションの`Next'ノードが次の章になることもありうるということです。
2047+現在のノードの直前直後にあるノードの名前を、それらのノードの階層レベルに係わらず、NextポインタやPreviousポインタとして挿入します。
2048+つまり、サブセクションのNextノードが次の章になることもありうるということです。
20382049 連続してノードが並んでいると、小説や、順番に読み通していくドキュメントでは便利です。
20392050 (しかしInfoでは、@kbd{g *} コマンドでファイルを順番に見ていくことができますので、厳密には、連続してノードが並ぶ必要はありません。)
20402051 引数(対話的な場合は、前置引数)を使用すると、@code{texinfo-sequential-node-update}コマンドはリージョン内のの全てのノードを連続して更新します。@refill
@@ -2048,9 +2059,9 @@ C-x h C-u M-x texinfo-insert-node-lines
20482059 @cindex Info formatting
20492060
20502061 Texinfoモードは、Texinfoファイルの一部または全体をInfoに書式化するコマンドも提供しています。
2051-ドキュメントを書いているとき、ファイルの一部だけ、すなわちリージョンを書式化したいことがよくあります。@refill
2062+ドキュメントを書いているとき、ファイルの一部だけ、すなわちリージョンだけを書式化したいことがよくあります。@refill
20522063
2053-リージョンを書式化するためには、@code{texinfo-format-region}や@code{makeinfo-region}コマンドを使用します。@refill
2064+リージョンを書式化するためには、@code{texinfo-format-region}コマンドや@code{makeinfo-region}コマンドを使用します。@refill
20542065
20552066 @table @kbd
20562067 @findex texinfo-format-region
@@ -2061,7 +2072,7 @@ Texinfoモードは、Texinfoファイルの一部または全体をInfoに書
20612072 現在のリージョンをInfoに書式化します。@refill
20622073 @end table
20632074
2064-バッファ全体を書式化するには、@code{texinfo-format-buffer}や@code{makeinfo-buffer}コマンドを使用してください。@refill
2075+バッファ全体を書式化するには、@code{texinfo-format-buffer}コマンドや@code{makeinfo-buffer}コマンドを使用してください。@refill
20652076
20662077 @table @kbd
20672078 @findex texinfo-format-buffer
@@ -2091,9 +2102,9 @@ C-c C-m C-b
20912102 M-x makeinfo-buffer
20922103 @end example
20932104
2094-@TeX{}やInfo書式化コマンドを動作させるため、ファイルのヘッダに@code{@@setfilename}行を含める@emph{必要が}あります。
2105+@TeX{}やInfo書式化コマンドを動作させるため、ファイルのヘッダに@code{@@setfilename}行を@emph{含める必要があります}。
20952106
2096-Infoの書式化の詳細は、@xref{Creating an Info File}.@refill
2107+Infoの書式化の詳細は別の節を参照してください(@pxref{Creating an Info File})。@refill
20972108
20982109 @node Printing
20992110 @comment node-name, next, previous, up
@@ -2104,22 +2115,22 @@ Infoの書式化の詳細は、@xref{Creating an Info File}.@refill
21042115 @cindex Buffer formatting and printing
21052116 @cindex Part of file formatting and printing
21062117
2107-Texinfoファイルの組版と印刷は、まず印刷するための(DVIと呼ばれる)ファイルを作成しその後でファイルを印刷するという、複数のステップによる処理になります。
2118+Texinfoファイルの組版と印刷は、まず印刷するための(DVIと呼ばれる)ファイルを作成し、その後ファイルを印刷するという、複数ステップの処理になります。
21082119 オプションで索引を作成することも可能です。
2109-これを行なうには、最初に@code{tex}組版コマンドを実行した後、@code{texindex}コマンドを実行する必要があります。
2120+索引を作成するには、最初に@code{tex}組版コマンドを実行した後、@code{texindex}コマンドを実行する必要があります。
21102121 そして、もう一度@code{tex}コマンドを実行しなければなりません。
2111-また別の方法として、@code{texi2dvi}コマンドを実行してください(@pxref{Format with texi2dvi})。
2122+また別の方法として、@code{texi2dvi}コマンドを実行することも出来ます(@pxref{Format with texi2dvi})。
21122123 このコマンドは必要な索引を自動的に作成します。
21132124
2114-ドキュメントを書いているとき、どのように見えるかを確認するため、ファイルの一部だけを組版し印刷したいときがよくあります。
2115-この目的には、@code{texinfo-tex-region}と関連するコマンドを使用することが可能です。
2116-@code{texinfo-tex-buffer}コマンドは、バッファ全体の書式化に使用してください。@refill
2125+ドキュメントを書いているとき、どのように見えるかを確認するため、ファイルの一部だけを組版し印刷したいことがよくあります。
2126+この目的には、@code{texinfo-tex-region}と関連するコマンドを利用できます。
2127+@code{texinfo-tex-buffer}コマンドは、バッファ全体の書式化に使用します。@refill
21172128
21182129 @table @kbd
21192130 @item C-c C-t C-b
21202131 @itemx M-x texinfo-tex-buffer
21212132 @findex texinfo-tex-buffer
2122-バッファで@code{texi2dvi}を実行します。
2133+バッファに対し@code{texi2dvi}を実行します。
21232134 このコマンドは、バッファ上で@TeX{}を実行するのに加え、必要な場合は自動的に索引を作成更新します。@refill
21242135
21252136 @item C-c C-t C-r
@@ -2139,27 +2150,27 @@ Texinfoファイルの組版と印刷は、まず印刷するための(DVIと呼
21392150 @item C-c C-t C-p
21402151 @itemx M-x texinfo-tex-print
21412152 @findex texinfo-tex-print
2142-前もって@code{texinfo-tex-buffer}や@code{texinfo-tex-region}で書式化されているファイル(またはファイルの一部)を印刷します。@refill
2153+事前に@code{texinfo-tex-buffer}コマンドや@code{texinfo-tex-region}コマンドで書式化されているファイル(またはファイルの一部)を印刷します。@refill
21432154 @end table
21442155
2145-@code{texinfo-tex-region}や@code{texinfo-tex-buffer}が動作するためには、ファイルを@samp{\input texinfo}行で始める@emph{必要}があり、また@code{@@settitle}行を含める必要があります。
2156+@code{texinfo-tex-region}コマンドや@code{texinfo-tex-buffer}コマンドが動作するためには、ファイルを@samp{\input texinfo}行で始める@emph{必要}があり、また@code{@@settitle}行を含める必要があります。
21462157 ファイルは、単独の@code{@@bye}行で終える必要があります。
21472158 (@code{texinfo-tex-region}を使用するときは、@code{@@settitle}行を、start-of-headerとend-of-header行で囲む必要があります。)@refill
21482159
2149-@code{tex-show-print-queue}のような、@TeX{}に関連する他のコマンドの説明は、@xref{Hardcopy}.@refill
2160+@code{tex-show-print-queue}のような、@TeX{}に関連する他のコマンドの説明は別の節を参照してください(@pxref{Hardcopy})。@refill
21502161
21512162 @node Texinfo Mode Summary
21522163 @comment node-name, next, previous, up
21532164 @section Texinfoモードのまとめ
21542165
2155-Texinfoモードでは、それぞれのコマンドの組に、同じキーで始まるデフォルトのキーバインドがあります。
2166+Texinfoモードでは、それぞれのコマンドの組ごとに、同じキーで始まるデフォルトのキーバインドがあります。
21562167 Texinfoモード用にカスタムで作成された全てのコマンドは@kbd{C-c}で始まります。
21572168 キーは多少覚え易くなっています。@refill
21582169
21592170 @subheading 挿入コマンド
21602171
21612172 挿入コマンドは、@kbd{C-c}を2度入力し、挿入する@@-コマンドの最初の文字を入力し呼び出します。
2162-(それは、`カスタム挿入'に対する@kbd{C-c C-i}の使用より記憶力が必要かもしれませんが、@kbd{C-c C-c}は素早く入力できます。)
2173+(それは、「カスタム挿入」に対する@kbd{C-c C-i}の使用より記憶力が必要かもしれませんが、@kbd{C-c C-c}は素早く入力できます。)
21632174 @refill
21642175
21652176 @example
@@ -2321,7 +2332,7 @@ M-x texinfo-sequential-node-update
23212332 @cindex Texinfo file beginning
23222333 @cindex File beginning
23232334
2324-特定の情報は、Texinfoファイルの最初に用意しておく必要があります。
2335+特定の情報については、Texinfoファイルの最初に用意しておく必要があります。
23252336 例えば、出力ファイルの名前、ドキュメントタイトル、Topノードなどです。
23262337 目次も普通はここで生成します。
23272338
@@ -2352,10 +2363,10 @@ Topノードの前には、コマンドの他にはテキストを書くのを
23522363 @cindex Example beginning of Texinfo file
23532364
23542365 以下のサンプルでは必要とされるものを示しています。
2355-ここで指定されている要素は続くセクションで詳細に説明します。
2366+ここで指定されている要素は次節以降で詳細に説明します。
23562367 それ以外のコマンドも、Texinfoファイルの最初に含められることがよくありますが、ここにあるものが最も重要なものです。
23572368
2358-GNUマニュアルで使用されるテキストの完全なものは、@xref{GNU Sample Texts}.
2369+GNUマニュアルで使用されるテキストの完全なものは別の節を参照してください(@pxref{GNU Sample Texts})。
23592370
23602371 @example
23612372 \input texinfo @@c -*-texinfo-*-
@@ -2438,9 +2449,9 @@ start-of-headerとend-of-headerの行はオプションですが無害なので
24382449
24392450 ドキュメント全体の書式化に影響のあるコマンドは、ヘッダに含める意味があります。
24402451 例えば、@code{@@synindex} (@pxref{synindex})はヘッダに含められることが多いコマンドです。
2441-見本のテキストの完全なものは、@xref{GNU Sample Texts}.
2452+見本のテキストの完全なものは別の節を参照してください(@pxref{GNU Sample Texts})。
24422453
2443-従って、Texinfoファイルの冒頭は以下のようになります。
2454+したがって、Texinfoファイルの冒頭は以下のようになります。
24442455
24452456 @example
24462457 @group
@@ -2506,7 +2517,8 @@ start-of-headerとend-of-headerの行で、Texinfoファイルの一部だけを
25062517 @xref{texinfo-format commands}.
25072518
25082519 @samp{%**}という奇妙な文字列は、他のコメントが偶然start-of-header行だと思われないことを保証します。
2509-Emacs変数@code{tex-start-of-header}と/や@code{tex-end-of-header}を設定することで、希望のものに変更することが可能です。@xref{Texinfo Mode Printing}.
2520+Emacs変数@code{tex-start-of-header}と/や@code{tex-end-of-header}を設定することで、希望のものに変更することが可能です。
2521+@xref{Texinfo Mode Printing}.
25102522
25112523
25122524 @node setfilename
@@ -2520,8 +2532,9 @@ Emacs変数@code{tex-start-of-header}と/や@code{tex-end-of-header}を設定す
25202532 @@setfilename @var{info-file-name}
25212533 @end example
25222534
2523-@code{@@setfilename}コマンドを行の最初に書き、同じ行にInfoファイル名を続けてください。
2524-その行に他のものは書かないでください、その行のコマンド後は、コメントであっても、全てファイル名の一部とみなされます。
2535+@code{@@setfilename}コマンドを行頭に書き、同じ行にInfoファイル名を続けて書いてください。
2536+その行に他のものは書かないでください。
2537+その行のコマンド後は、コメントであっても、全てファイル名の一部とみなされます。
25252538
25262539 @cindex Ignored before @code{@@setfilename}
25272540 @cindex @samp{\input} source line ignored
@@ -2562,7 +2575,7 @@ HTML出力を生成する際、@code{makeinfo}は拡張子を@samp{html}に置
25622575 @@settitle @var{title}
25632576 @end example
25642577
2565-@code{@@settitle}コマンドを行の最初に書き、同じ行にタイトルを続けてください。
2578+@code{@@settitle}コマンドを行頭に書き、その同じ行にタイトルを続けて書いてください。
25662579 これは、ヘッダやフッタで使用するタイトルを@TeX{}に指示するものです。
25672580 その行には他に何も書かないでください。
25682581 他の場所だとコメントになるはずのものであっても、コマンドより後ろの部分はタイトルの一部とみなされます。
@@ -2586,10 +2599,10 @@ HTML出力を生成する際、@code{makeinfo}は拡張子を@samp{html}に置
25862599
25872600 片面スタイルで印刷する場合でも、@TeX{}は@code{@@settitle}コマンド行を探し、マニュアルタイトルをヘッダに含める場合に備えます。
25882601
2589-@TeX{}は、Texinfoファイルの@code{@@end titlepage}以降のテキストや、見出しを付ける@code{@@headings}コマンド以降のテキストに対してのみ、ページ見出しを印刷します(詳細は、@pxref{headings on off, , The @code{@@headings} Command})。
2602+@TeX{}は、Texinfoファイルの@code{@@end titlepage}以降のテキストや、見出しを付ける@code{@@headings}コマンド以降のテキストに対してのみ、ページ見出しを印刷します(詳細は別の節を参照してください(@pxref{headings on off, , The @code{@@headings} Command}))。
25902603
25912604 希望があれば、独自のカスタムヘッダとフッタを作成することが可能です。
2592-この処理の詳細な記述は、@xref{Headings, , Page Headings}.
2605+この処理の詳細な記述は別の節を参照してください(@pxref{Headings, , Page Headings})。
25932606
25942607
25952608 @node End of Header
@@ -2597,7 +2610,7 @@ HTML出力を生成する際、@code{makeinfo}は拡張子を@samp{html}に置
25972610 @cindex End of header line
25982611
25992612 ヘッダ行の後に@w{end-of-header}行を続けます。
2600-この行は次のようなTexinfoのコメントになっています。
2613+この行は次のようなTexinfoのコメントです。
26012614
26022615 @example
26032616 @@c %**end of header
@@ -2607,7 +2620,7 @@ HTML出力を生成する際、@code{makeinfo}は拡張子を@samp{html}に置
26072620
26082621
26092622 @node Document Permissions
2610-@section ドキュメントの許可情報
2623+@section ドキュメントの許諾情報
26112624 @cindex Document Permissions
26122625 @cindex Copying Permissions
26132626
@@ -2645,9 +2658,9 @@ Permission is granted to @dots{}
26452658 @code{@@quotation}は法的に重要なわけではありません。
26462659 前後関係の読み易さを改善するために存在します。
26472660
2648-GNUのマニュアルで使用されている完全なテキストは、@xref{GNU Sample Texts}.
2649-GNUやそれ以外のフリーなマニュアル自身を配布するライセンスは、@xref{GNU Free Documentation License}.
2650-ドキュメントの付録としてライセンスを含める必要があります。
2661+GNUのマニュアルで使用されている完全なテキストは別の節を参照してください(@pxref{GNU Sample Texts})。
2662+GNUやそれ以外のフリーなマニュアル自身を配布するライセンスは別の節を参照してください(@pxref{GNU Free Documentation License})。
2663+ドキュメントのappendixとしてライセンスを含める必要があります。
26512664
26522665 @code{@@copying}のテキストは、Info、HTML、そしてXMLの出力ファイルの最初にコメントとして出力されます。
26532666 プレインテキストや@TeX{}では、暗黙的に出力されることは@emph{ありません}。
@@ -2663,7 +2676,7 @@ Copyright @copyright{} @var{years} @var{copyright-owner}.
26632676 @end example
26642677
26652678 @cindex Copyright word, always in English
2666-単語`Copyright'は、たとえ他の言語でマニュアルが書かれている場合でも、常に英語で書く必要があります。
2679+単語「Copyright」は、たとえ他の言語でマニュアルが書かれている場合でも、常に英語で書く必要があります。
26672680 これは国際法によるものです。
26682681
26692682 @cindex Years, in copyright line
@@ -2674,13 +2687,13 @@ Copyright @copyright{} @var{years} @var{copyright-owner}.
26742687 @cindex Holder of copyright for FSF works
26752688 @cindex Owner of copyright for FSF works
26762689 著作権の保有者(達)は、その作業に対して法的な著作権を保持するものなら誰でもです。
2677-作業をFSFに属している場合だと、保有者は`Free Software Foundation, Inc.'になります。
2690+作業をFSFに属している場合だと、保有者は「Free Software Foundation, Inc.」になります。
26782691
2679-著作権の`行'は、ソースドキュメントと出力の両方で、実際には複数の行に分割されていることがあります。
2692+著作権の「行」は、ソースドキュメントと出力の両方で、実際には複数の行に分割されていることがあります。
26802693 こういうことは、ドキュメントに長い歴史があり、出版した年が多いときによくあります。
26812694 複数行使う場合には、ソースファイルでは、それを(あるいは、@code{@@copying}ブロックにある他のものを)で字下げしないようにしてください。
26822695
2683-追加情報は、@xref{Copyright Notices,,,maintain,GNU Maintenance Instructions}.
2696+追加情報は別のマニュアルを参照してください(@pxref{Copyright Notices,,,maintain,GNU Maintenance Instructions})。
26842697
26852698
26862699 @node insertcopying
@@ -2697,13 +2710,13 @@ Copyright @copyright{} @var{years} @var{copyright-owner}.
26972710 @end example
26982711
26992712 これは、@code{@@copying}で前もって定義されているテキストを挿入します。
2700-法的な要求に対処するため、印刷されたマニュアルの著作権のページで使用する必
2701-要があります。
2713+法的な要求に対処するため、印刷されたマニュアルの著作権のページで使用する必要があります。
27022714
27032715 @code{@@copying}コマンド自身によって、許諾テキストはInfoファイルの最初のノードの@emph{前に}表示されることになります。
27042716 テキストは、分割された各Info出力ファイルの冒頭にも、法的な必要性からそのままコピーされます。
27052717 この場所では、Infoを使用してマニュアルを読んでいる人がこのテキストを見ることは@emph{ありません}(例外は、上級のInfoコマンド@kbd{g *}を使用しているときです)。
2706-しかし、これは法的な目的に対しては問題となりません。なぜなら、そのテキストは存在しているからです。
2718+しかし、これは法的な目的に対しては問題となりません。
2719+なぜなら、そのテキストは存在しているからです。
27072720
27082721 同様に、@code{@@copying}のテキストは、それぞれのHTML出力ファイルの先頭に、コメントとして、自動的に含められます。
27092722 また、このテキストは、(読者がHTMLのソースを見ない限り)見ることができません。
@@ -2717,7 +2730,7 @@ Copyright @copyright{} @var{years} @var{copyright-owner}.
27172730 ハードコピーの出力では、マニュアルの名前と著作者は、通常はタイトルページに印刷されます。
27182731 著作権情報は通常、タイトルページの裏に印刷されます。
27192732
2720-タイトルページと著作権ページは印刷されたマニュアルには現れますが、Infoファイルには現れません。
2733+タイトルページと著作権ページは印刷マニュアルには現れますが、Infoファイルには現れません。
27212734 このため、Infoファイルで使用不可能な、少し分かりにくい@TeX{}組版コマンドを、いくつか使用することが可能です。
27222735 さらに、Texinfoファイル冒頭のこの部分には、印刷されたマニュアルに現れる複製許諾
27232736 のテキストを含んでいます。
@@ -2750,43 +2763,45 @@ Copyright @copyright{} @var{years} @var{copyright-owner}.
27502763
27512764 タイトルページと、それに続く著作権ページのための材料は、@code{@@titlepage}の単独行で開始し、@code{@@end titlepage}の単独行で終了します。
27522765
2753-@code{@@end titlepage}コマンドは、新しいページから始め、ページの番号付けを開始します。
2754-(ページヘッダ生成の詳細は、@xref{Headings, , Page Headings}.)
2766+@code{@@end titlepage}コマンドは改ページを行ない、ページの番号付けを開始します。
2767+(ページヘッダ生成の詳細は別の節を参照してください(@pxref{Headings, , Page Headings})。)
27552768 番号付けされないページにしたいものは、@code{@@titlepage}と@code{@@end titlepage}コマンドの間に書きます。
2756-@code{@@setcontentsaftertitlepage}コマンドで、目次をその場所に表示することが可能です(@pxref{Contents})。
2769+目次をその場所に強制的に表示するには、@code{@@setcontentsaftertitlepage}コマンドを使用します(@pxref{Contents})。
27572770
27582771 @findex page@r{, within @code{@@titlepage}}
2759-@code{@@page}コマンドを使用することで、@code{@@titlepage}と@code{@@end titlepage}コマンドで線引きをした領域の中で強制的に改ページすることが出来ます。
2772+@code{@@page}コマンドを使用すると、@code{@@titlepage}と@code{@@end titlepage}コマンドで線引きをした領域の中で強制的に改ページすることが出来ます。
27602773 これによって番号付けされないページを複数作成することが出来ます。
27612774 これは、著作権ページを作成する方法です。
27622775 (@code{@@titlepage}コマンドは、おそらく@code{@@titleandadditionalpages}と名付けた方がいいのですが、それは長すぎます!)
27632776
27642777 コンピュータプログラムのマニュアルを書く場合は、マニュアルが適合するプログラムのバージョンをタイトルページに書くべきです。
2765-マニュアルがプログラムより変更頻度が高いとか、あるいは、プログラムとは独立したものである場合には、マニュアルのエディション番号@footnote{独立したマニュアルのバージョンを`edition'として、プログラムのバージョンを`version'として参照することが便利だと分かっています。
2778+マニュアルがプログラムより変更頻度が高いとか、あるいは、プログラムとは独立したものである場合には、マニュアルのエディション番号@footnote{独立したマニュアルのバージョンを「edition」として、プログラムのバージョンを「version」として参照することが便利だと分かっています。
27662779 そうしない場合、ドキュメントとソフトウェアの両方を同じ単語で言及することで、お互いに混乱しやすいことが分かりました。
27672780 }を含めるべきです。
2768-これは、マニュアルがどのプログラムのバージョンに対するものかを、読者が追跡する助けとなります(`Top'ノードもこの情報も含むべきでしょう。
2769-@ref{The Top Node}を参照してください。)。
2781+これは、マニュアルがどのプログラムのバージョンに対するものかを、読者が追跡する助けとなります。
2782+Topノードにもこの情報も入れるべきでしょう。
2783+@xref{The Top Node}.
27702784
2771-Texinfoでは、タイトルページの作成に対して二つの主な方法を提供しています。
2772-一つの方法は、@code{@@titlefont}、@code{@@sp}、そして@code{@@center}コマンドを、ページの単語を中央揃えしたタイトルページを生成するために使います。
2785+Texinfoでは、タイトルページの作成する主たる方法を二つ用意しています。
2786+一つは、@code{@@titlefont}コマンド、@code{@@sp}コマンド、@code{@@center}コマンドを使って、ページの単語を中央揃えしたタイトルページを生成する方法です。
27732787
2774-二番目の方法は、@code{@@title}、@code{@@subtitle}、そして@code{@@author}コマンドを、タイトルの下に黒い罫線をつけてタイトルページを作成し、著作者の行とサブタイトルテキストをページで右寄せするために使用します。
2788+もう一つは、@code{@@title}コマンド、@code{@@subtitle}コマンド、@code{@@author}コマンドを使って、タイトルに黒い下線を付けてタイトルページを作成し、著作者名とサブタイトルテキストをページで右寄せする方法です。
27752789 この方法では、タイトルページの実際の書式化を何も指定しません。
27762790 ユーザは必要なテキストを指定するだけで、後はTexinfoが書式化を行います。
27772791
27782792 どちらか一方だけを使用してもよいですし、両方を組み合わせてもかまいません。
2779-以下のセクションでサンプルを参照してください。
2793+次節以降のサンプルを参照してください。
27802794
27812795 @findex shorttitlepage
27822796 @cindex Bastard title page
27832797 @cindex Title page, bastard
2784-ごく簡単なドキュメントや、本の伝統的な前付けに使われる通常のものとは異なるタイトルページについては、Texinfoは、残りの部分をタイトルとして使う@code{@@shorttitlepage}コマンドも提供しています。
2798+ごく簡単なドキュメントや、本の伝統的な前付けに使われる通常のものとは異なるタイトルページについては、Texinfoは@code{@@shorttitlepage}コマンドを用意しています。
2799+このコマンドは、行の残りの部分をタイトルとして使用します。
27852800 その引数は、単独でページに組版され、空白のページがそれに続きます。
27862801
27872802
27882803 @node titlefont center sp
2789-@subsection @code{@@titlefont}、@code{@@center}、そして@code{@@sp}
2804+@subsection @code{@@titlefont}・@code{@@center}・@code{@@sp}
27902805 @findex titlefont
27912806 @findex center
27922807 @findex sp @r{(titlepage line spacing)}
@@ -2798,10 +2813,10 @@ Texinfoでは、タイトルページの作成に対して二つの主な方法
27982813 特に長いタイトルの場合には複数回@code{@@titlefont}を使うことも出来ます。
27992814
28002815 HTML出力では、各@code{@@titlefont}コマンドは@code{<h1>}の見出しを生成しますが、HTMLドキュメントの@code{<title>}には影響しません。
2801-そのためには、@code{titlefont}コマンドの前に@code{@@settitle}コマンドを置かなければなりません(@pxref{settitle})。
2816+@code{<title>}を変更するには、@code{titlefont}コマンドの前に@code{@@settitle}コマンドを置かなければなりません(@pxref{settitle})。
28022817
28032818 @need 700
2804-例えば、以下のようにします。
2819+例を挙げます。
28052820
28062821 @example
28072822 @@titlefont@{Texinfo@}
@@ -2826,7 +2841,8 @@ HTML出力では、各@code{@@titlefont}コマンドは@code{<h1>}の見出し
28262841 @end example
28272842
28282843 @noindent
2829-これで印刷されたページに二行の空白行が挿入されます(@code{@@sp}コマンドの詳細は、@pxref{sp, , @code{@@sp}})。
2844+これで印刷されたページに二行の空白行が挿入されます。
2845+@code{@@sp}コマンドの詳細は別の節を参照してください(@pxref{sp, , @code{@@sp}})。
28302846
28312847 この手法のテンプレートは、以下のようになります。
28322848
@@ -2851,15 +2867,16 @@ HTML出力では、各@code{@@titlefont}コマンドは@code{<h1>}の見出し
28512867 しかし、論理的なマークアップコマンドではありませんので、推奨はしません。
28522868
28532869 @node title subtitle author
2854-@subsection @code{@@title}、@code{@@subtitle}、そして@code{@@author}
2870+@subsection @code{@@title}・@code{@@subtitle}・@code{@@author}
28552871 @findex title
28562872 @findex subtitle
28572873 @findex author
28582874
28592875 @code{@@title}コマンド、@code{@@subtitle}コマンド、@code{@@author}コマンドを使うと、垂直方向、水平方向の空白調整が自動的に行なわれたタイトルページを生成することが出来ます。
2860-これは前のセクションで説明した、垂直方向の空白調整に@code{@@sp}コマンドが必要となる方法とは対照的です。
2876+これは前節で説明した、垂直方向の空白調整に@code{@@sp}コマンドが必要となる方法とは対照的です。
28612877
2862-@code{@@title}コマンド、@code{@@subtitle}コマンド、@code{@@author}コマンドは行頭に書いて、それぞれタイトル、サブタイトル、著作者を続けて記述してください。
2878+@code{@@title}コマンド、@code{@@subtitle}コマンド、@code{@@author}コマンドは行頭に書きます。
2879+続けてそれぞれにはタイトル、サブタイトル、著作者を続けて記述します。
28632880 これらのコマンドは@TeX{}出力でだけ効果があります。
28642881 @code{@@titlepage}の中以外の場所で使用するとエラーとなります。
28652882
@@ -2873,7 +2890,7 @@ HTML出力では、各@code{@@titlefont}コマンドは@code{<h1>}の見出し
28732890 @code{@@subtitle}コマンドは、通常の大きさのフォントでページの右側にサブタイトルを設定します。
28742891
28752892 @code{@@author}コマンドは、著作者の名前を中間の大きさのフォントで、タイトルページの一番下あたりに左揃えで配置します。
2876-名前は、タイトルに引かれる下線より細い黒い下線が引かれます。
2893+名前は、タイトルに引かれる黒い下線より細い下線が引かれます。
28772894 (黒い下線は、@code{@@author}コマンド行に、@code{@@page}コマンド行が続く場合にだけ表示されます。)
28782895
28792896 @code{@@author}コマンドには使い方が二つあります。
@@ -2884,7 +2901,7 @@ HTML出力では、各@code{@@titlefont}コマンドは@code{<h1>}の見出し
28842901 @end example
28852902
28862903 @noindent
2887-あるいは、二つ(またはそれ以上)の@code{@@author}コマンドを使って、上記の名前を一つずつ書くことも出来ます。
2904+もう一つは、二つ(またはそれ以上)の@code{@@author}コマンドを使って、上記の名前を一つずつ書く方法です。
28882905
28892906 @example
28902907 @group
@@ -2894,7 +2911,7 @@ HTML出力では、各@code{@@titlefont}コマンドは@code{<h1>}の見出し
28942911 @end example
28952912
28962913 @noindent
2897-(下の名前のみ、黒い罫線の下線がつきます。)
2914+(一番下の名前のみ、黒い罫線の下線がつきます。)
28982915
28992916 @need 950
29002917 A template for this method looks like this:
@@ -2928,7 +2945,7 @@ A template for this method looks like this:
29282945 @end example
29292946
29302947 @noindent
2931-(ここでの@code{@@value}の使い方は、@ref{value Example}で説明されています。)
2948+ここでの@code{@@value}の使い方は別の節で説明しています(@pxref{value Example})。
29322949
29332950
29342951 @node Copyright
@@ -2953,9 +2970,9 @@ A template for this method looks like this:
29532970 @noindent
29542971 これは、Info書式化コマンドがサポートしていない@TeX{}コマンドです。
29552972 @code{@@vskip}コマンドは空白を挿入します。
2956-@samp{0pt plus 1filll}は、0ポイントの必須の空白を書き、以下のテキストをページの下に書くことに必要な追加の空白を配置することを意味します。
2973+@samp{0pt plus 1filll}は、0ポイントの必須の空白を起き、以降のテキストをそのページの下部に配置するのに必要なだけの空白を配置するということを意味します。
29572974 @samp{filll}の三つの@samp{l}を使用していることに注意してください。
2958-これは正しい使い方です。
2975+これが正しい使い方です。
29592976
29602977 著作権のテキスト自身を挿入するためには、次のように@code{@@insertcopying}を書いてください(@pxref{Document Permissions})。
29612978
@@ -2994,7 +3011,7 @@ Cover art by @dots{}
29943011 このコマンドは、タイトルページと著作権ページの終わりを示すだけでなく、@TeX{}に対して、ページヘッダとページ番号の生成を開始するよう指示するものになります。
29953012
29963013 他で述べた繰り返しですが、Texinfoにはページヘッダの標準的な書式が二つあります。
2997-一つは紙のそれぞれの片側に印刷されたドキュメント(片面印刷)のためのもの、もう一はそれぞれの用紙の両側に印刷されたドキュメント(両面印刷)のためのものです。
3014+一つは各用紙の片側に印刷されたドキュメント(片面印刷)のためのもの、もう一は各用紙の両側に印刷されたドキュメント(両面印刷)のためのものです。
29983015 これらの書式をさまざまな方法で指定することが可能です。
29993016
30003017 @itemize @bullet
@@ -3003,12 +3020,12 @@ Cover art by @dots{}
30033020
30043021 @item
30053022 他の方法として、@code{@@headings}コマンドを使って、ページヘッダの生成を抑制したり、片面印刷用や両面印刷用にページヘッダの生成を開始したり出来ます。
3006-(@code{@@headings}コマンドは、@code{@@end titlepage}コマンドの直後に書いてください。
3007-詳細は、@xref{headings on off, , The @code{@@headings} Command}.)@refill
3023+@code{@@headings}コマンドは@code{@@end titlepage}コマンドの直後に書いてください。
3024+@xref{headings on off, , The @code{@@headings} Command}.@refill
30083025
30093026 @item
30103027 あるいは、独自にページヘッダやフッタの書式を指定できます。
3011-ページヘッダとフッタの詳細は、@xref{Headings, , Page Headings}.
3028+ページヘッダとフッタの詳細は別の節を参照してください(@pxref{Headings, , Page Headings})。
30123029 @end itemize
30133030
30143031 ほとんどのドキュメントは標準的な片面または両面の書式で書式化されます。
@@ -3061,8 +3078,7 @@ Cover art by @dots{}
30613078 @noindent
30623079 @code{@@headings off}コマンドは、@code{@@end titlepage}コマンドに優先し、それ以外の場合は@TeX{}にページヘッダを印刷させます。
30633080
3064-ページヘッダとフッタの独自のスタイルを指定することも可能です。
3065-詳細は、@xref{Headings, , Page Headings}.
3081+ページヘッダとフッタの独自のスタイルを指定することも可能です(@pxref{Headings, , Page Headings})。
30663082
30673083
30683084 @node Contents
@@ -3081,14 +3097,14 @@ Cover art by @dots{}
30813097 @table @code
30823098 @item @@contents
30833099 印刷マニュアルに目次を生成します。
3084-その目次には、章やセクション、サブセクションなどと一緒に、付録や番号付けされない章も含まれます。
3100+その目次には、章やセクション、サブセクションなどと一緒に、appendixや番号付けされない章も含まれます。
30853101 @code{@@majorheading}コマンドや@code{@@chapheading}、その他の@code{@@@dots{}heading}コマンドは目次の中に現われません(@pxref{Structuring Command Types})。
30863102
30873103 @item @@shortcontents
30883104 @itemx @@summarycontents
30893105 (@code{@@summarycontents}は@code{@@shortcontents}の別名です。)
30903106
3091-章や付録、番号付けされない章だけを一覧する簡略された目次を生成します。
3107+章やappendix、番号付けされない章だけを一覧する簡略された目次を生成します。
30923108 セクションやサブセクション、サブサブセクションは省略されます。
30933109 詳細な目次に加えて簡略目次が必要となるのは、長いマニュアルだけです。
30943110
@@ -3105,7 +3121,7 @@ Infoファイルでは目次ではなくメニューを使用しますので、I
31053121 詳細目次のリンクは本文を指しています。
31063122
31073123 これまで目次コマンドは、全ての索引の後ろで@code{@@bye}コマンドのすぐ前のファイルの終わりの部分に置かれることがありました。
3108-しかし、このようにするのはこれ以上推奨しません。
3124+しかし、このようにするのは今後は推奨しません。
31093125
31103126 @findex setcontentsaftertitlepage
31113127 @findex setshortcontentsaftertitlepage
@@ -3127,22 +3143,24 @@ texi2dvi --texinfo=@@setcontentsaftertitlepage foo.texi
31273143
31283144
31293145 @node The Top Node
3130-@section `Top'ノードとマスターメニュー
3146+@section Topノードとマスターメニュー
31313147 @cindex Top node
31323148 @cindex Node, `Top'
31333149
3134-`Top'ノードは、Infoマニュアルへの読者の入口です。
3135-そのため、`Top'ノードは、バージョン番号を含めたマニュアルの簡単な説明で始め、マニュアル全体に対するマスターメニューで終わるべきです。
3150+Topノードは、Infoマニュアルへの読者の入口です。
3151+そのため、Topノードは、バージョン番号を含めたマニュアルの簡単な説明で始め、マニュアル全体に対するマスターメニューで終わるべきです。
31363152 もちろん、読者が有用だと思うであろうその他の一般的な情報も含めるべきです。
31373153
31383154 @findex top
31393155 @code{@@node Top}行の直後に、ドキュメントのタイトルが入った区切りコマンドの@code{@@top}を記述するのは一般に行なわれていて、望ましいものです(@pxref{makeinfo top command, , The @code{@@top} Sectioning Command})。
31403156
3141-`Top'ノードの内容はオンラインの出力だけに現れます。
3157+Topノードの内容はオンラインの出力だけに現れます。
31423158 印刷されたマニュアルには何も現われませんので、@code{@@ifnottex}コマンドと@code{@@end ifnottex}コマンドで挟んでください。
3143-(@TeX{}は@code{@@node}行もメニューも印刷しません。
3144-それらはInfoだけに現れます。厳密には、@code{@@ifnottex}と@code{@@end ifnottex}でこれらの部分を囲む必要はありませんが、そうするのが最も簡単です。
3145-@xref{Conditionals, , Conditionally Visible Text}.)
3159+
3160+@TeX{}は@code{@@node}行もメニューも印刷しません。
3161+それらはInfoだけに現れます。
3162+厳密には、@code{@@ifnottex}と@code{@@end ifnottex}でこれらの部分を囲む必要はありませんが、そうするのが最も簡単です。
3163+@xref{Conditionals, , Conditionally Visible Text}.
31463164
31473165 @menu
31483166 * Top Node Example::
@@ -3186,16 +3204,16 @@ Additional general information.
31863204 @cindex Menu, master
31873205 @cindex Parts of a master menu
31883206
3189-@dfn{マスターメニュー(master menu)}は、ファイル全体のノードをリストアップする詳細なメインメニューです。
3207+@dfn{マスターメニュー}は、ファイル全体のノードをリストアップする詳細なメインメニューです。
31903208
3191-マスターメニューは、@code{@@menu}と@code{@@end menu}コマンドで囲まれていて、印刷されたドキュメントには現れません。
3209+マスターメニューは、@code{@@menu}と@code{@@end menu}コマンドで囲まれていて、印刷ドキュメントには現れません。
31923210
31933211 一般に、マスターメニューはいくつかの部分に分かれています。
31943212
31953213 @itemize @bullet
31963214 @item
31973215 最初の部分には、Texinfoファイルの主要なノードが入っています。
3198-章のノード、章のような部分、そして付録です。
3216+章のノード、章のような部分、そしてappendixです。
31993217
32003218 @item
32013219 二番目の部分には索引のノードが入ります。
@@ -3213,7 +3231,7 @@ Additional general information.
32133231
32143232 メニューの各セクションの前には、それを説明する行を置くことが出来ます。
32153233 行がアスタリスクで始まらない行は、メニューエントリとしては扱われません。
3216-(詳細は、@xref{Writing a Menu}.)
3234+(詳細は別の節を参照してください(@pxref{Writing a Menu})。)
32173235
32183236 例えば、このマニュアルのマスターメニューは、以下のようになっています(もっと多くの項目がありますが)。
32193237
@@ -3254,7 +3272,7 @@ Beginning a Texinfo File
32543272 @section 大域的なドキュメントコマンド
32553273 @cindex Global Document Commands
32563274
3257-前のセクションで言及した基本的なコマンドに加え、以下のようなドキュメント全体に影響のあるコマンドがあります。
3275+前節で言及した基本的なコマンドに加え、以下のようなドキュメント全体に影響のあるコマンドがあります。
32583276 そういったコマンドが指定されるとしたならば、通常はすべてTopノードの前で指定されます。
32593277
32603278 @menu
@@ -3301,14 +3319,14 @@ descriptive text.
33013319 @cindex Pages, starting odd
33023320 @findex setchapternewpage
33033321
3304-本格的に製本された本では、通常テキストは紙の両面に印刷され、章は右側のページから始まり、そして右のページは奇数番号です。
3322+本格的に製本された本では、通常、テキストは紙の両面に印刷され、章は右側のページから始まります。
3323+右のページは奇数番号です。
33053324 しかし、簡単なレポートではテキストが紙の片面だけに印刷されることもよくあります。
3306-また簡単なレポートでは、ページを改めずに章が始まり、小量の縦方向の空白の後、前の章が終わったのと同じページで印刷されることもあります。
3325+また簡単なレポートだと、前の章が終わったのと同じページで、改ページすることなく、縦方向に少量の空白を入れた後、新しい章が開始されることもあります。
33073326
3308-様々な引数を付けて@code{@@setchapternewpage}コマンドを使うと、@TeX{}が章を開始する方法や、@TeX{}がヘッダを書式化する際に、片面印刷にするか、両面印刷にするかを指定することが出来ます。
3327+様々な引数を付けて@code{@@setchapternewpage}コマンドを使うことで、@TeX{}が章を開始する方法や、@TeX{}がヘッダを書式化する際に片面印刷にするか、両面印刷にするかを指定することが出来ます。
33093328
3310-@code{@@setchapternewpage}コマンドは行頭に書き、続けて引数を書いてくださ
3311-い。
3329+@code{@@setchapternewpage}コマンドは行頭に書き、続けて引数を書いてください。
33123330
33133331 例えば、それぞれの章を新しい奇数ページから始めるため、以下のように書きます。
33143332
@@ -3316,7 +3334,7 @@ descriptive text.
33163334 @@setchapternewpage odd
33173335 @end example
33183336
3319-@code{@@setchapternewpage}コマンドで、三つの選択肢の一つを指定することが可能です。
3337+@code{@@setchapternewpage}コマンドでは、以下の三つの選択肢の一つを指定できます。
33203338
33213339 @table @asis
33223340
@@ -3327,7 +3345,7 @@ descriptive text.
33273345
33283346 @item @code{@@setchapternewpage on}
33293347 @TeX{}に、新しいページで章を開始し、片面印刷用のページヘッダを書式化させます。
3330-簡単なレポートや個人的な印刷で最も多用させる形式です。
3348+簡単なレポートや個人的な印刷で最も多用される形式です。
33313349 これがデフォルトです。
33323350
33333351 @item @code{@@setchapternewpage odd}
@@ -3341,8 +3359,9 @@ Texinfoには@code{@@setchapternewpage even}というコマンドはありませ
33413359 @code{@@setchapternewpage}が設定するデフォルトのヘッダが好みではない場合、@code{@@headings}コマンドを用いて明示的に制御することが可能です。
33423360 @xref{headings on off, , The @code{@@headings} Command}.
33433361
3344-マニュアルや本の最初では、ページの番号付けはされません --- 例えば、本のタイトルページや著作権のページは番号付けされていません。
3345-慣習で、目次のページと前付けのページはローマ数字で番号付けされ、それはドキュメントの残りの部分と連番にはなっていません。
3362+マニュアルや本の最初では、ページの番号付けはされません。
3363+例えば、本のタイトルページや著作権のページは番号付けされていません。
3364+慣習では、目次のページと前付けのページはローマ数字で番号付けされますが、それはドキュメントの残りの部分とは連番にはなっていません。
33463365
33473366 Infoファイルにはページというものが無いので、@code{@@setchapternewpage}はInfoファイルには効果がありません。
33483367
@@ -3381,10 +3400,10 @@ Info出力では@var{n}個のスペース文字、@TeX{}では@var{n}字下げ
33813400 @end table
33823401
33833402 @var{indent}のデフォルト値は3です。
3384-@code{@@paragraphindent}は、HTML出力では無視されます。
3403+@code{@@paragraphindent}はHTML出力では無視されます。
33853404
33863405 @code{@@paragraphindent}コマンドは、Texinfoファイル冒頭のend-of-header行の前に書くのが最適です。
3387-そうすればリージョンの書式化コマンドは指定した通りに段落を字下げします。
3406+そうすればリージョンを書式化するコマンドが指定した通りに段落を字下げできます。
33883407 @xref{Start of Header}.
33893408
33903409 @code{texinfo-format-buffer}コマンドと@code{texinfo-format-region}コマンドの特別なところは、@code{@@w}や@code{@@*}コマンドを含む段落を字下げしない(または追い込みしない)ことです。
@@ -3416,8 +3435,8 @@ Info出力では@var{n}個のスペース文字、@TeX{}では@var{n}字下げ
34163435 @code{@@paragraphindent asis}が有効の場合、@command{makeinfo}はこのオプションを無視します。
34173436
34183437 @item @code{insert}
3419-通常の段落字下げを入れます。
3420-この設定は@code{@@paragraphindent}コマンドで設定される段落字下げを尊重します(@pxref{paragraphindent})。
3438+通常の段落の字下げを入れます。
3439+この設定は@code{@@paragraphindent}コマンドで設定される段落の字下げを尊重します(@pxref{paragraphindent})。
34213440 @end table
34223441
34233442 HTMLやXMLの出力では、@code{@@firstparagraphindent}の設定は無視されます。
@@ -3442,7 +3461,7 @@ Texinfoの処理プログラムは、@code{@@example}や類似の環境の各行
34423461 @@exampleindent @var{indent}
34433462 @end example
34443463
3445-HTML出力では、@code{@@exampleindent}を無視します。
3464+HTML出力では@code{@@exampleindent}を無視します。
34463465 それ以外では、字下げは@var{indent}の値に従います。
34473466
34483467 @table @asis
@@ -3473,7 +3492,7 @@ Info出力において、環境を@var{n}個の空白文字で字下げします
34733492 @cindex Distribution
34743493 @cindex License agreement
34753494
3476-「General Public License」と、ドキュメントの対象になっているソフトウェアに関する配布情報や無保証の宣言などが入ったセクションがTexinfoファイルにある場合、これを`Top'ノードの直後に置くことをお勧めします。
3495+「General Public License」と、ドキュメントの対象になっているソフトウェアに関する配布情報や無保証の宣言などが入ったセクションがTexinfoファイルにある場合、これをTopノードの直後に置くことをお勧めします。
34773496 General Public Licenseは、GNUプロジェクトのソフトウェアにとって非常に重要なもので、皆さんがそのソフトウェアを使用し、共有し続けるということを確かなものにします。
34783497
34793498 複写や配布に関する情報や無保証条項の後には、マニュアルの第1章として、導入部分などが続きます。
@@ -3525,9 +3544,9 @@ Texinfoファイルの最後の部分には索引を生成するコマンドと
35253544 また、印刷マニュアルを作成する処理の中で、@code{texindex} (@pxref{Hardcopy})と呼ばれるプログラムを実行して生データをソートすることで、ソート済みの索引ファイルを作らなければなりません。
35263545 ソート済みの索引ファイルは、その索引を印刷するのに実際に使用されるものです。
35273546
3528-Texinfoは別々の定義済みの索引を6種類用意しています。
3547+Texinfoは定義済みの索引を別々に6種類用意しています。
35293548 大抵これで十分でしょう。
3530-定義済み索引についてや、独自の索引の定義、索引の結合、そして、実際の索引エントリを書く場合の最重要のアドバイスについては、@xref{Indices}.
3549+定義済み索引についてや、独自の索引の定義、索引の結合、そして、実際の索引エントリを書く場合の最重要のアドバイスについては別の節を参照してください(@pxref{Indices})。
35313550 このセクションは、@code{@@printindex}コマンドで行なわれる、索引の印刷に焦点を当てます。
35323551
35333552 @findex printindex
@@ -3607,7 +3626,7 @@ XML出力では、印刷する索引を単に記録します。
36073626 これらの注釈は書式化されず、Infoや印刷されたマニュアルに現れません。
36083627 @code{@@bye}後のテキストが@code{@@ignore}@dots{}@code{@@end ignore}の中にあるかのように処理されます。
36093628 また、@code{@@bye}行にEmacsに対するローカルな変数リストを続けてもかまいません。
3610-詳細は、@xref{Compile-Command, , Using Local Variables and the Compile Command}.
3629+@xref{Compile-Command, , Using Local Variables and the Compile Command}.
36113630
36123631
36133632 @node Structuring
@@ -3617,7 +3636,7 @@ XML出力では、印刷する索引を単に記録します。
36173636
36183637 @dfn{章の構造化(chapter structuring)}コマンドは、ドキュメントを、章、セクション、サブセクション、そしてサブサブセクションからなる階層構造に分割します。
36193638 これらのコマンドは大きな見出しを生成します。
3620-またそれらのコマンドは印刷マニュアルの目次情報も提供します(@pxref{Contents, , Generating a Table of Contents})。@refill
3639+また印刷マニュアルの目次情報も提供します(@pxref{Contents, , Generating a Table of Contents})。@refill
36213640
36223641 章の構造化コマンドはInfoノード構造を作成しませんので、通常は@code{@@node}コマンドをそれぞれの章の構造化コマンドの直前に書くべきです(@pxref{Nodes})。
36233642 ノードの構造化コマンドを使用せず章の構造化コマンドを使用する可能性があるのは、クロスリファレンスを含まず、Info形式に決して変換しないドキュメントを書く場合だけです。@refill
@@ -3676,25 +3695,24 @@ Section Section Section Section Section Section
36763695 @end group
36773696 @end example
36783697
3679-章の構造化コマンドは以降のセクションで説明します。
3680-@code{@@node}と@code{@@menu}コマンドは以降の章で説明します。
3681-(@xref{Nodes}.
3682-そして、@ref{Menus}を参照してください。)@refill
3698+章の構造化コマンドは次節以降で説明します。
3699+@code{@@node}と@code{@@menu}コマンドは次章以降で説明します。
3700+@xref{Nodes}, and see @ref{Menus}.@refill
36833701
36843702
36853703 @node Structuring Command Types
36863704 @section 構造化コマンドの種類
36873705
3688-章を構造化するコマンドは、四つのグループ、またはシリーズに分類され、それぞれは、章、セクション、サブセクション、そしてサブサブセクションの階層レベルに対応する構造化コマンドを含んでいます。@refill
3706+章を構造化するコマンドは、四つのグループ、すなわちシリーズに分類され、それぞれは、章、セクション、サブセクション、そしてサブサブセクションの階層レベルに対応する構造化コマンドを含んでいます。@refill
36893707
36903708 四つのグループは、@code{@@chapter}シリーズ、@code{@@unnumbered}シリーズ、@code{@@appendix}シリーズ、そして@code{@@heading}シリーズです。@refill
36913709
3692-それぞれのコマンドは、印刷されたページやInfoファイルで異なる見掛けを持つタイトルを生成します。
3693-いくつかのコマンドのみ、印刷された本やマニュアルの目次でリストアップされるタイトルを生成します。@refill
3710+それぞれのコマンドは、印刷されたページやInfoファイルにおいて、様々な見掛けを持つタイトルを生成します。
3711+いくつかのコマンドについては、印刷された本やマニュアルの目次にリストアップされるタイトルを生成します。@refill
36943712
36953713 @itemize @bullet
36963714 @item
3697-@code{@@chapter}シリーズや@code{@@appendix}シリーズのコマンドは、印刷物の本体やその目次に、番号や文字が付いたエントリを生成します。@refill
3715+@code{@@chapter}コマンドや@code{@@appendix}コマンドのシリーズは、印刷物の本体やその目次に、番号や文字が付いたエントリを生成します。@refill
36983716
36993717 @item
37003718 @code{@@unnumbered}シリーズのコマンドは、印刷物の本体やその目次に、番号の付かないエントリを生成します。
@@ -3702,8 +3720,9 @@ Section Section Section Section Section Section
37023720 @code{@@unnumbered}セクションは、ノードと関連付けられ、ドキュメント構造の通常部分であるべきでしょう。
37033721
37043722 @item
3705-@code{@@heading}シリーズのコマンドは、目次に現われず、ノードと関連付けされていなくて、クロスリファレンスされない、番号無しの単純な見出しを生成します。
3706-見出しコマンドは決して改ページすることはありません。
3723+@code{@@heading}シリーズのコマンドは、番号無しの単純な見出しを生成します。
3724+この見出しは、目次に現われず、ノードと関連付けされていなくて、クロスリファレンスされません。
3725+この見出しコマンドは決して改ページすることはありません。
37073726
37083727 @item
37093728 @code{@@majorheading}コマンドは@code{@@chapheading}コマンドと似ていますが、ただし、見出しの前の縦方向の空白を少し大きく生成します。
@@ -3738,9 +3757,9 @@ Section Section Section Section Section Section
37383757 @section @code{@@top}
37393758
37403759 @code{@@top}コマンドは、Texinfoファイル冒頭の@samp{@@node Top}行の後にだけ使用する特別なセクションコマンドです。
3741-@code{@@top}コマンドは、@code{makeinfo}フォーマッタに`Top'ノードがどれなのかを伝えますので、そのマニュアルで暗黙のノードポインタを使用する場合、@code{makeinfo}は、そのノードをノードツリーのルートとして使用することが出来ます。
3760+@code{@@top}コマンドは、@code{makeinfo}フォーマッタにTopノードがどれなのかを伝えますので、そのマニュアルで暗黙のノードポインタを使用する場合、@code{makeinfo}は、そのノードをノードツリーのルートとして使用することが出来ます。
37423761 このコマンドは@code{@@unnumbered}(@pxref{unnumbered & appendix, , @code{@@unnumbered} and @code{@@appendix}})と同じ組版の効果を持ちます。
3743-詳細は、@ref{makeinfo top command, , The @code{@@top} Command}を参照してください。
3762+詳細は別の節を参照してください(@pxref{makeinfo top command, , The @code{@@top} Command})。
37443763
37453764 @code{@@top}ノードと(あれば)そのメニューは、慣習として、@code{@@ifnottex}条件で挟まれています。
37463765 そのため、Info出力やHTML出力でだけ現われます。
@@ -3755,7 +3774,7 @@ Section Section Section Section Section Section
37553774 @code{@@chapter}はドキュメントの章を識別します。
37563775 このコマンドを行頭に書き、続けて同じ行に章のタイトルを書いてください。@refill
37573776
3758-例えば、このマニュアルのこの章は、``章の構造(Chapter Structuring)''というタイトルが付けられています。
3777+例えば、このマニュアルのこの章は、「章の構造(Chapter Structuring)」というタイトルが付けられています。
37593778 @code{@@chapter}行は以下のようになります。@refill
37603779
37613780 @example
@@ -3766,7 +3785,7 @@ Section Section Section Section Section Section
37663785 章は自動的に番号付けされます。@refill
37673786
37683787 Infoでは、@code{@@chapter}コマンドはタイトルを単独行に現し、下にはアスタリスクによる線が挿入されます。
3769-従って、Infoで上の例は以下の出力を生成します。@refill
3788+したがって、Infoで上の例は以下の出力を生成します。@refill
37703789
37713790 @example
37723791 Chapter Structuring
@@ -3776,7 +3795,7 @@ Chapter Structuring
37763795 @findex centerchap
37773796 また、Texinfoは@code{@@centerchap}コマンドを用意しています。
37783797 @code{@@unnumbered}に似ていますが、印刷出力でその引数を中央揃えします。
3779-この種の形式上の選択は、通常Texinfoでは提案されません。
3798+通常は、この種のスタイル上の選択肢がTexinfoで提示されることはありません。
37803799 @c but the Hacker's Dictionary wanted it ...
37813800
37823801
@@ -3785,8 +3804,8 @@ Chapter Structuring
37853804 @findex unnumbered
37863805 @findex appendix
37873806
3788-@code{@@unnumbered}コマンドは、印刷されたマニュアルであらゆる種類の数字が付かない章を作成するために使用してください。
3789-@code{@@appendix}コマンドは、印刷されたマニュアルで数字の代わりに文字(`A', `B', @dots{})でラベルが付く付録を作成するために使用してください。@refill
3807+@code{@@unnumbered}コマンドは、印刷マニュアルにおいて、番号が全く振られない章を作成するのに使用します。
3808+@code{@@appendix}コマンドは、印刷マニュアルにおいて、番号の代わりに文字(`A', `B', @dots{})でラベルが付くappendixを作成するのに使用します。@refill
37903809
37913810 @code{@@appendix}コマンドや@code{@@unnumbered}コマンドは、章を作成する時と同じように、コマンドを行頭に書き、続けて同じ行にタイトルを書いてください。
37923811
@@ -3796,24 +3815,25 @@ Chapter Structuring
37963815 @findex majorheading
37973816 @findex chapheading
37983817
3799-@code{@@majorheading}と@code{@@chapheading}コマンドは、ドキュメントの本体に章のような見出しを書き出します。@refill
3818+@code{@@majorheading}と@code{@@chapheading}コマンドは、ドキュメントの本体に章のような見出しを配置します。@refill
38003819
3801-しかし、いずれのコマンドも番号付の見出しや目次エントリを@TeX{}に生成させません。
3802-また、どちらのコマンドも、印刷マニュアルにおいて@TeX{}に新しいページを開始させません。@refill
3820+しかし、いずれのコマンドの場合も、@TeX{}は、番号付の見出しや目次エントリを生成しません。
3821+また、どちらのコマンドの場合も、@TeX{}は、印刷マニュアルにおいて改ページを行ないません。@refill
38033822
3804-@TeX{}では、@code{@@majorheading}コマンドが見出しの前に生成するは垂直方向の空白は、@code{@@chapheading}コマンドが生成するより大きいですが、それ以外は全く同じです。
3823+@TeX{}では、@code{@@majorheading}コマンドが見出しの前に生成する垂直方向の空白は、@code{@@chapheading}コマンドが生成するより大きいですが、それ以外は全く同じです。
38053824
38063825 Infoでは、@code{@@majorheading}と@code{@@chapheading}コマンドは@code{@@chapter}と同じで、下にアスタリスクの行が付いた単独行にタイトルを出力します。
3807-(@xref{chapter, , @code{@@chapter}}.)@refill
3826+@xref{chapter, , @code{@@chapter}}.@refill
38083827
38093828
38103829 @node section
38113830 @section @code{@@section}
38123831 @findex section
38133832
3814-@code{@@section}コマンドは、@code{@@chapter}コマンドや@code{@@unnumbered}コマンド、@code{@@appendix}コマンドで生成される章の中でセクションを識別できるようにし、章レベルのコマンドの番号付けの仕組みに従います。
3815-ですので、`1'と番号が付けられた@code{@@chapter}の章の中では、セクションは`1.2'のように番号付けされます。
3816-`A'とラベル付けされた@code{@@appendix}の「章」の中では、セクションは`A.2'のように番号付けされます。
3833+@code{@@section}コマンドは、@code{@@chapter}コマンドや@code{@@unnumbered}コマンド、@code{@@appendix}コマンドで生成される章の中でセクションを識別できるようにします。
3834+また、章レベルのコマンドの番号付けの仕組みに従います。
3835+ですので、「1」と番号が付けられた@code{@@chapter}の章の中では、セクションは「1.2」のように番号付けされます。
3836+「A」とラベル付けされた@code{@@appendix}の「章」の中では、セクションは「A.2」のように番号付けされます。
38173837 @code{@@unnumbered}の章の中では、セクションは番号付けされません。
38183838
38193839 例えば、このセクションは@code{@@section}コマンドで見出しが付けられていますので、Texinfoファイルでは次のようになります。
@@ -3843,16 +3863,16 @@ Infoでは、出力に@samp{=}による下線が引かれます。
38433863
38443864
38453865 @node unnumberedsec appendixsec heading
3846-@section @code{@@unnumberedsec}と@code{@@appendixsec}、@code{@@heading}
3866+@section @code{@@unnumberedsec}・@code{@@appendixsec}・@code{@@heading}
38473867 @findex unnumberedsec
38483868 @findex appendixsec
38493869 @findex heading
38503870
3851-@code{@@unnumberedsec}コマンドや@code{@@appendixsec}コマンド、@code{@@heading}コマンドは、前のセクションで述べたように、それぞれ@code{@@section}コマンドの番号無しバージョン、appendixのようなバージョン、headingのようなバージョンです。
3871+@code{@@unnumberedsec}コマンドや@code{@@appendixsec}コマンド、@code{@@heading}コマンドはそれぞれ、前節で述べた@code{@@section}コマンドの番号無しバージョン、appendixのようなバージョン、headingのようなバージョンです。
38523872
38533873 @table @code
38543874 @item @@unnumberedsec
3855-@code{@@unnumberedsec}コマンドは、番号無しの章の中や、通常の章、付録の中で、番号無しのセクションを提供するために使用できます。@refill
3875+@code{@@unnumberedsec}コマンドは、番号無しの章の中や、通常の章、appendixの中で、番号無しのセクションを提供するために使用できます。@refill
38563876
38573877 @item @@appendixsec
38583878 @itemx @@appendixsection
@@ -3860,14 +3880,14 @@ Infoでは、出力に@samp{=}による下線が引かれます。
38603880 この二つのコマンドは同じです。@refill
38613881 @findex appendixsection
38623882
3863-慣習的に、@code{@@appendixsec}コマンドや@code{@@appendixsection}コマンドは、付録の中でのみ使用します。@refill
3883+慣習的に、@code{@@appendixsec}コマンドや@code{@@appendixsection}コマンドは、appendixの中でのみ使用します。@refill
38643884
38653885 @item @@heading
3866-@code{@@heading}コマンドは、目次に現われないセクションスタイルの見出しを作るために使用するもので、好きな所で使用することが出来ます。@refill
3886+@code{@@heading}コマンドは、目次に現われない、セクションスタイルの見出しを作るために使用するもので、好きな所で使用することが出来ます。@refill
38673887 @end table
38683888
38693889 @code{@@unnumberedsec}コマンドと@code{@@appendixsec}コマンドは、@code{@@section}コマンドが@code{@@unnumbered}や@code{@@appendix}の章の中でも使用することが出来ますので、通常の状況では必要ありません。
3870-前のセクションをご覧ください。
3890+前節をご覧ください。
38713891
38723892
38733893 @node subsection
@@ -3875,7 +3895,7 @@ Infoでは、出力に@samp{=}による下線が引かれます。
38753895 @findex subsection
38763896
38773897 サブセクションとセクションの関係は、セクションと章の関係のようなものです。
3878-(@xref{section, , @code{@@section}}.)
3898+@xref{section, , @code{@@section}}.
38793899 Infoで、サブセクションのタイトルは、@samp{-}で下線が引かれます。
38803900 例えば以下のようにします。
38813901
@@ -3903,8 +3923,8 @@ Infoで、サブセクションのタイトルは、@samp{-}で下線が引か
39033923 @findex appendixsubsec
39043924 @findex subheading
39053925
3906-@code{@@unnumberedsubsec}コマンド、@code{@@appendixsubsec}コマンド、@code{@@subheading}コマンドは、それぞれ、@code{@@subsection}コマンドの番号無しバージョン、付録のようなバージョン、見出しのようなバージョンです。
3907-(@xref{subsection, , @code{@@subsection}}.)
3926+@code{@@unnumberedsubsec}コマンド、@code{@@appendixsubsec}コマンド、@code{@@subheading}コマンドは、それぞれ、@code{@@subsection}コマンドの番号無しバージョン、appendixのようなバージョン、headingのようなバージョンです。
3927+@xref{subsection, , @code{@@subsection}}.
39083928
39093929 Infoでは、@code{@@subsection}のようなコマンドはハイフンで下線が引かれたタイトルを生成します。
39103930 印刷されたマニュアルでは、@code{@@subheading}コマンドは、番号が付けられず、目次に現われないことを除けば、サブセクションと同じような見出しを生成します。
@@ -3915,30 +3935,30 @@ Infoでは、@code{@@subsection}のようなコマンドはハイフンで下線
39153935
39163936
39173937 @node subsubsection
3918-@section `subsub'コマンド
3938+@section 「subsub」コマンド
39193939 @cindex Subsub commands
39203940 @findex subsubsection
39213941 @findex unnumberedsubsubsec
39223942 @findex appendixsubsubsec
39233943 @findex subsubheading
39243944
3925-Texinfoにおける四番目で最も下のレベルのセクションコマンドが、`subsub'コマンドです。
3945+Texinfoにおける四番目で最も下のレベルのセクションコマンドが、「subsub」コマンドです。
39263946 以下のものがあります。@refill
39273947
39283948 @table @code
39293949 @item @@subsubsection
39303950 サブサブセクションとサブセクションの関係は、サブセクションとセクションの関係のようなものです。
3931-(@xref{subsection, , @code{@@subsection}}.)
3951+@xref{subsection, , @code{@@subsection}}.
39323952 印刷されたマニュアルで、サブサブセクションのタイトルは目次に現われ、四番目の深さのレベルで番号を付けられます。@refill
39333953
39343954 @item @@unnumberedsubsubsec
3935-番号付けされていないサブサブセクションのタイトルは、番号はありませんが、印刷されたマニュアルの目次に現われます。
3936-それ以外では、番号付けされていないサブサブセクションはサブサブセクションと同じです。
3937-実際にInfoでは、番号付けされていないサブサブセクションは、普通のサブサブセクションのように見えます。@refill
3955+番号付けされないサブサブセクションのタイトルは、番号はありませんが、印刷されたマニュアルの目次に現われます。
3956+それ以外では、番号付けされないサブサブセクションはサブサブセクションと同じです。
3957+実際にInfoでは、番号付けされないサブサブセクションは、普通のサブサブセクションのように見えます。@refill
39383958
39393959 @item @@appendixsubsubsec
3940-慣習的に、appendixのコマンド類は付録のためのみに使用され、印刷されたマニュアルでは文字と番号が適切に付けられます。
3941-それらは目次にも現われます。実際にInfoでは、付録のサブサブセクションは普通のサブサブセクションのように見えます。@refill
3960+慣習的に、appendixのコマンド類はappendixのためのみに使用され、印刷されたマニュアルでは文字と番号が適切に付けられます。
3961+それらは目次にも現われます。実際にInfoでは、appendixのサブサブセクションは普通のサブサブセクションのように見えます。@refill
39423962
39433963 @item @@subsubheading
39443964 @code{@@subsubheading}コマンドは、目次に現われない小さい見出しが必要なあらゆる場所で使用できます。
@@ -3946,10 +3966,10 @@ Texinfoにおける四番目で最も下のレベルのセクションコマン
39463966 @end table
39473967
39483968 @code{@@unnumberedsubsubsec}コマンドと@code{@@appendixsubsubsec}コマンドは、@code{@@subsubsection}が@code{@@unnumbered}の章や@code{@@appendix}の章のサブセクションの中で使用できますので、通常の状況では使う必要はありません。
3949-(@pxref{section,,@code{section}}).
3969+@xref{section,,@code{section}}.
39503970
39513971
3952-Infoでは、`subsub'タイトルはピリオドで下線が引かれます。
3972+Infoでは、「subsub」タイトルはピリオドで下線が引かれます。
39533973 例えば以下のようにします。@refill
39543974
39553975 @example
@@ -3998,7 +4018,7 @@ Infoでは、`subsub'タイトルはピリオドで下線が引かれます。
39984018 ノードポインタを暗黙に決定するという@command{makeinfo}の(推奨されている)機能を使ったドキュメントでは、もう一つの難題が発生することがあります。
39994019 @command{makeinfo}はポインタを決定するために、階層的に構成されたドキュメントであることを想定しなければなりませんので、ドキュメント中に@code{@@raisesections}や@code{@@lowersections}を好きなように混ぜ込むことが出来ないのです。
40004020 最終的に得られる結果では、階層の上げ下げに配慮したメニューとならなければなりません。
4001-従って、実際問題として、一般にユーザは、前述の外部ファイルのような、大きなかたまりを上げ下げしたいだけです。
4021+したがって、実際問題として、一般にユーザは、前述の外部ファイルのような、大きなかたまりを上げ下げしたいだけです。
40024022
40034023 この階層を上げ下げするコマンドを繰り返し使用すると、一回に一段階ずつ階層の上げ下げを続けます。
40044024 「章」の上に階層を引き上げるとchapterコマンドが再生されます。
@@ -4011,8 +4031,8 @@ Infoでは、`subsub'タイトルはピリオドで下線が引かれます。
40114031 @node Nodes
40124032 @chapter ノード
40134033
4014-@dfn{ノード}はTexinfoファイルの第一の区分です。
4015-ノードそれ自体としては、ファイル上の階層的な構造だったり、その他の構造だったりを強制するものではありません。
4034+@dfn{ノード}はTexinfoファイルの一番重要な区分です。
4035+ノードそれ自体は、ファイル上の階層的な構造だったり、その他の構造だったりを強制するものではありません。
40164036 ノードには他のノードを指す@dfn{ノードポインタ}を持ち、ノードの一覧である@dfn{メニュー}を入れることが出来ます。
40174037 Infoでは、移動コマンドを使うと、ポインタで指定されているノードや、メニューにリストされているノードへ移動することが出来ます。
40184038
@@ -4034,12 +4054,13 @@ Infoでは、移動コマンドを使うと、ポインタで指定されてい
40344054 @node Two Paths
40354055 @section 二つの経路
40364056
4037-ノードとメニューコマンドと章の構造化コマンドは、厳密にには互いに独立しています。
4057+ノードとメニューコマンドと章の構造化コマンドは、厳密には互いに独立しています。
40384058
40394059 @itemize @bullet
40404060 @item
40414061 Infoでは、ノードとメニューコマンドが構造を提供しています。
4042-章の構造化コマンドは、様々な下線が引かれた見出しを生成します --- 下線は章ではアスタリスク、セクションではハイフンのようになっています。
4062+章の構造化コマンドは、様々な下線が引かれた見出しを生成します。
4063+下線は章ではアスタリスク、セクションではハイフンなどのようになっています。
40434064 章の構造化コマンドは他には何もしません。@refill
40444065
40454066 @item
@@ -4060,12 +4081,11 @@ Info出力が印刷出力とは異なる構造を持つようにTexinfoファイ
40604081 @node Node Menu Illustration
40614082 @section ノードとメニューの図
40624083
4063-前で示した、章が三つでそれぞれが二つのセクションを含むTexinfoファイル図の、コピーは以下のようになります。@refill
4084+以下は、前に示した、章が三つでそれぞれが二つのセクションを含むTexinfoファイル図のコピーです。@refill
40644085
4065-``root''は図の最上部で、``leaves''が最下部です。
4066-これはそのような図を書く慣習的な方法です。
4067-それは、さかさまの木を描きます。
4068-このため、ルートノードは`Top'ノードと呼ばれ、`Up'ノードはルートに近い方向へ導きます。@refill
4086+「root」は図の最上部で、「leaves」が最下部です。
4087+これはそのような図を書く慣習的な方法で、さかさまになった木を描きます。
4088+このため、ルートノードはTopノードと呼ばれ、Upノードはルートに近い方向へ導かれることになります。@refill
40694089
40704090 @example
40714091 @group
@@ -4082,7 +4102,7 @@ Section Section Section Section Section Section
40824102 @end group
40834103 @end example
40844104
4085-Chapter 2を開始するため、完全に記述されたコマンドは以下のようになります。
4105+Chapter 2を開始する場合の完全に記述されたコマンドは以下のようになります。
40864106
40874107 @example
40884108 @group
@@ -4092,20 +4112,23 @@ Chapter 2を開始するため、完全に記述されたコマンドは以下
40924112 @end example
40934113
40944114 @noindent
4095-この@code{@@node}行は、このノード名が``Chapter 2''で、`Next'ノードが``Chapter 3''で、`Previous'ノードが``Chapter 1''で、`Up'ノードが``Top''だということを告げています。
4096-ドキュメントが階層的に組織化されている場合(@pxref{makeinfo Pointer Creation})、これらのノード名を書くことを省略可能ですが、ポインタの関係は得られます。
4115+この@code{@@node}行が示しているのは、このノードの名前名が「Chapter 2」、Nextノードが「Chapter 3」、Previousノードが「Chapter 1」、Upノードが「Top」だということです。
4116+ドキュメントが階層的に組織化されている場合(@pxref{makeinfo Pointer Creation})、これらのノード名は省略可能ですが、その場合もポインタの関係は得られます。
40974117
40984118 @quotation Note
4099-@strong{注意してください:}`Next'は、マニュアルで同じ階層レベルの次のノードを参照し、それは、Texinfoファイル内での次のノードである必要はありません。
4100-Texinfoファイルでは、次のノードは下のレベルかもしません --- 例えば、セクションレベルノードが章レベルのノードに続くことが多くあります。
4101-`Next'と`Previous'は、@emph{同じ}階層レベルのノードを参照します。
4102-(`Top'ノードはこの規則の例外です。
4103-`Top'ノードはそのレベルでの唯一のノードなので、`Next'は続く最初のノードを参照し、通常それは、章や章レベルのノードです。)@refill
4119+@strong{注意してください:}Nextは、マニュアルで同じ階層レベルの次のノードを参照します。
4120+Texinfoファイル内での次のノードである必要はありません。
4121+Texinfoファイルでは、次のノードは下位のレベルのことがあります。
4122+例えば、セクションレベルノードが章レベルのノードに続くことがよくあります。
4123+NextとPreviousは、@emph{同じ}階層レベルのノードを参照します。
4124+(Topノードはこの規則には当て嵌りません。
4125+Topノードはそのレベルでの唯一のノードなので、Nextは続く最初のノードを参照します。
4126+通常それは、章や章レベルのノードです。)@refill
41044127 @end quotation
41054128
4106-Infoを使用して、セクション2.1と2.2に行くため、2章の内部にメニューが必要です。
4107-(@xref{Menus}.)
4108-以下のように、セクション2.1をはじめる前に、メニューを書きます。@refill
4129+Infoを使用して、セクション2.1やセクション2.2に行くには、2章の内部にメニューが必要です。
4130+@xref{Menus}.
4131+以下のように、セクション2.1を開始する前にメニューを書きます。@refill
41094132
41104133 @example
41114134 @group
@@ -4125,16 +4148,16 @@ Infoを使用して、セクション2.1と2.2に行くため、2章の内部に
41254148 @end group
41264149 @end example
41274150
4128-Info形式では、ノードの`Next'と`Previous'ポインタは通常、同じレベルの他のノードへ導きます --- 章から章や、セクションからセクションのようになります(ここまで見てきたように、`Previous'ポインタが上を指すこともあります)。
4129-`Up'ポインタは通常、上のレベルのノードへ導きます(`Top'ノードに近い方向です)。
4130-`Menu'は下のレベルのノードへ導きます(`leaves'に近い方向です)。
4131-(クロスリファレンスは、あらゆるレベルのノードを指し示します。
4132-@ref{Cross References}を参照してください。)@refill
4151+Info形式では、ノードのNextポインタとPreviousポインタは、通常、同じレベルの他のノードへ誘導します。
4152+つまり、章から章や、セクションからセクションのようになります(ここまで見てきたように、Previousポインタが上位を指すこともあります)。
4153+Upポインタは、通常、上位レベルのノードへ誘導します(Topノードに近い方向です)。
4154+Menuは下のレベルのノードへ導きます(「leaves」に近い方向です)。
4155+クロスリファレンスはあらゆるレベルのノードを指し示します(@pxref{Cross References})。@refill
41334156
41344157 通常、@code{@@node}コマンドと章の構造化コマンドは、索引コマンドと一緒に順番に使用されます。
41354158 (@code{@@node}行に、指し示すものを覚えておくためのコメント行を続けてもかまいません。)@refill
41364159
4137-このマニュアルの``Ending a Texinfo File''という章の最初は以下のようになっています。
4160+このマニュアルの「Ending a Texinfo File」という章の最初は以下のようになっています。
41384161 これには、@code{@@node}行、それに続くコメント行、@code{@@chapter}行、そして索引行があります。@refill
41394162
41404163 @example
@@ -4158,34 +4181,34 @@ Info形式では、ノードの`Next'と`Previous'ポインタは通常、同じ
41584181 @dfn{ノード(node)}とは、@code{@@node}コマンドで始まり、次の@code{@@node}コマンドまで続くテキストの塊です。
41594182 ノードの定義は章やセクションとは異なります。
41604183 章にセクションを含めてもかまいませんし、セクションにサブセクションを含めてもかまいません。
4161-しかし、ノードにサブノードを含めることは不可能です。
4162-ノードのテキストは、ファイルの次の@code{@@node}コマンドまで続くだけです。
4184+しかし、ノードにサブノードを含めることは出来ません。
4185+ノードのテキストは、そのファイルの次の@code{@@node}コマンドまで続くだけです。
41634186 ノードは通常、章の構造化コマンドを一つだけ含み、そのコマンドは@code{@@node}行に続けて書きます。
41644187 一方、印刷出力ではノードはクロスリファレンスとしてのみ使用されるので、章やセクションに複数のノードを含めてもかまいません。
41654188 実際、章は通常、それぞれのセクション、サブセクション、そしてサブサブセクションとなる複数のノードを含んでいます。
41664189
41674190 ノードを記述するには、行頭に@code{@@node}コマンドを書き、続けて同じ行に、カンマで区切られた最大で四つの引数を書きます。
4168-最初の引数は必須で、そのノードの名前です(ノード名の詳細は@pxref{Node Line Requirements}))。
4169-続く引数は順番に、`Next'、`Previous'、`Up'ポインタの名前です。
4191+最初の引数は必須で、そのノードの名前となります(ノード名の詳細は別の節を参照してください(@pxref{Node Line Requirements}))。
4192+続く引数は順番に、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタの名前です。
41704193 そのTexinfoドキュメントが階層構造になっていれば省略してもかまいません(@pxref{makeinfo Pointer Creation})。
41714194
41724195 @opindex accesskey@r{, in HTML output}
4173-ノードポインタの指定が暗黙的か明示的かに関わらず、@command{makeinf}のHTML出力では、各ノードについて、`Next'ノード、`Previous'ノード、`Up'ノードへのリンクが入っています。
4196+ノードポインタの指定が暗黙的か明示的かに関わらず、@command{makeinf}のHTML出力では、各ノードについて、Nextノード、Previousノード、Upノードへのリンクが入っています。
41744197 また、HTMLでは、それぞれ@samp{n}、@samp{p}、@samp{u}という値を持つ@code{accesskey}属性を使っています。
4175-こうすることで、ウェブブラウザを使う場合に(通常)@kbd{M-@var{letter}}キーを使用したナビゲーション、例えば、`Next'ノードについては@kbd{M-n}などを利用して、そのノードのどこにいても移動できるようになります。
4198+こうすることで、ウェブブラウザを使う場合に(通常)@kbd{M-@var{letter}}キーを使用したナビゲーション、例えば、Nextノードについては@kbd{M-n}などを利用して、そのノードのどこにいても移動できるようになります。
41764199
41774200 @code{@@node}行の名前の前に複数の空白を入れたい場合は、入れてもかまいません。
4178-空白は無視されます。ノード名と、(あれば)`Next'ポインタの名前、`Previous'ポインタの名前、`Up'ポインタの名前は全て同じ行に書かなければなりません。
4201+空白は無視されます。ノード名と、(あれば)Nextポインタの名前、Previousポインタの名前、Upポインタの名前は全て同じ行に書かなければなりません。
41794202 そうしなかった場合はフォーマッタが失敗することになります。
41804203 (Infoにおけるノードについては@inforef{Top, info, info}を参照してください。)
41814204
4182-通常は章の構造化コマンド行の一つ、例えば@code{@@section}コマンドや@code{@@subsection}コマンドの行は@code{@@node}の直後に書きます。
4183-(@xref{Structuring Command Types}.)
4205+通常は章の構造化コマンド行を一つ@code{@@node}の直後に記述します。
4206+例えば@code{@@section}コマンドや@code{@@subsection}コマンドの行を書くことになります。
4207+@xref{Structuring Command Types}.
41844208
41854209 @TeX{}は@code{@@node}行を、クロスリファレンスで使用する名前を識別するのに使用します。
41864210 このため、Info形式で書式化するつもりが無い場合でも、印刷用に書式化するつもりのTexinfoファイルの中に@code{@@node}コマンドの行を書かなければなりません。
4187-(このセンテンスの最後にあるようなクロスリファレンスは@code{@@xref}コマンドや関係するコマンドで作成されます。
4188-@ref{Cross References}を参照してください。)
4211+このセンテンスの最後にあるようなクロスリファレンスは@code{@@xref}コマンドや関係するコマンドで作成されます(@pxref{Cross References})。
41894212
41904213 @menu
41914214 * Node Names:: How to choose node and pointer names.
@@ -4198,24 +4221,24 @@ Info形式では、ノードの`Next'と`Previous'ポインタは通常、同じ
41984221
41994222
42004223 @node Node Names
4201-@subsection ノードとポインタの名前の選択
4224+@subsection ノードの名前とポインタの名前の選択
42024225
42034226 @cindex Node names, choosing
4204-ノードの名前はそのノードを区別するものです(ノード名については@pxref{Node Line Requirements})。
4227+ノードの名前はそのノードを区別するものです(ノード名については別の節を参照してください(@pxref{Node Line Requirements}))。
42054228 ポインタはユーザが他のノードへ到達できるようにするもので、単にそういったノードの名前から構成されます。
42064229
4207-通常、あるノードの`Up'ポインタには、そのノードの名前が記載されているメニューを持つノードの名前が入っています。
4208-そのノードの`Next'ポインタには、そのメニュー内の当該ノードに続くノードの名前が入っています。
4209-そして、`Previous'ポインタには、メニューの当該ノードの前にあるノード名が入ってい
4210-ます。
4211-あるノードの`Previous'ノードが`Up'ノードと同じであれば、ノードポインタは両方とも同じノードを指します。
4230+通常、あるノードのUpポインタには、そのノードの名前が記載されているメニューを持つノードの名前が入っています。
4231+そのノードのNextポインタには、そのメニュー内の当該ノードに続くノードの名前が入っています。
4232+そして、Previousポインタには、メニューの当該ノードの前にあるノード名が入っています。
4233+あるノードのPreviousノードがUpノードと同じであれば、ノードポインタは両方とも同じノードを指します。
42124234
4213-通常、Texinfoファイルの最初のノードは`Top'ノードで、`Top'ノードの`Up'ポインタと`Previous'ポインタは@file{dir}ファイルを指し示しています。
4235+通常、Texinfoファイルの最初のノードはTopノードです。
4236+TopノードのUpポインタとPreviousポインタは@file{dir}ファイルを指し示しています。
42144237 @file{dir}ファイルにはInfo全てに対するメインメニューが入っています。
42154238
4216-`Top'ノード自体には、そのマニュアルに対するメインメニューあるいはマスターメニューが入っています。
4217-また、`Top'ノードには、そのマニュアルの簡単な説明があると役立ちます。
4218-Texinfoファイルの最初のノードを書く方法については@xref{First Node}.
4239+Topノード自体には、そのマニュアルに対するメインメニューあるいはマスターメニューが入っています。
4240+また、Topノードには、そのマニュアルの簡単な説明があると便利です。
4241+Texinfoファイルの最初のノードを書く方法については別の節を参照してください(@pxref{First Node})。
42194242
42204243 ポインタを全て明示的に書いた場合でも、Texinfoのソースファイル中にあるノードを好きな順番に書けるわけではありません。
42214244 @TeX{}はノードポインタとは無関係にファイルをシーケンシャルに処理しますので、出力に現われて欲しい順番でノードを記述する必要があります。
@@ -4236,26 +4259,27 @@ Texinfoファイルの最初のノードを書く方法については@xref{Firs
42364259
42374260 GNU Emacsを使用している場合は、Texinfoモードに用意されているノードを更新するコマンドを使用すれば、ポインタの名前を挿入することが出来ます。
42384261 あるいは、Texinfoファイルにポインタを記述せず、@code{makeinfo}によって、生成するInfoファイル中にノードポインタを挿入させることも出来ます。
4239-(@xref{Texinfo Mode}, and @ref{makeinfo Pointer Creation}.)
4262+@xref{Texinfo Mode}, and @ref{makeinfo Pointer Creation}.
42404263
4241-あるいはまた、`Next'ポインタ、`Previous'ポインタ、`Up'ポインタをユーザ自身が挿入することも出来ます。
4264+あるいはまた、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタをユーザ自身が挿入することも出来ます。
42424265 この場合は、Texinfoモードのキーボードコマンド@kbd{C-c C-c n}が役に立つでしょう。
42434266 このコマンドは@samp{@@node}を挿入し、また、ポインタの名前をその適切な順番でリストにしたコメント行を挿入します。
42444267 このコメント行があると、どの引数がどのポインタのためのものなのかを追跡しやすくなります。
42454268 このコメント行は特に、ユーザがTexinfoに慣れていない場合に役に立ちます。
42464269
4247-`Next'ポインタ、`Previous'ポインタ、`Up'ポインタを付けて完全に書き出されたnode行のテンプレートは次のようなものになります。
4270+Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタを付けて完全に書き出されたnode行のテンプレートは次のようなものになります。
42484271
42494272 @example
42504273 @@node @var{node-name}, @var{next}, @var{previous}, @var{up}
42514274 @end example
42524275
4253-引数@var{node-name}は存在しなければなりませんが、それ以外は省略可能です。
4276+引数@var{node-name}は必須ですが、それ以外は省略可能です。
42544277 省略可能な引数全部ではなく、一部だけを指定したい場合には、例えば@samp{@@node mynode,,,uppernode}のように、必要に応じてカンマだけを挿入してください。
42554278 しかし、前述のように、ポインタを全て省略して@code{makeinfo}にポインタを決定させるようにすることをお勧めします。
42564279
42574280 望むなら、最初の草稿では@code{@@node}行を全く無視してしまって、後で@code{texinfo-insert-node-lines}コマンドを使って、@code{@@node}行を作成することも可能です。
4258-しかし、この方法はお勧めしません。一区切りの文章を書いたならば、同時にそのノード自体に名前を付けるのがより良い方法です。
4281+しかし、この方法はお勧めしません。
4282+文章をひとしきり書いたならば、すぐそのノード自体に名前を付けるのがより良い方法です。
42594283 そうすれば、クロスリファレンスを作成するのも簡単になります。
42604284 クロスリファレンスが十分あるということは、良いInfoファイルの特に大切な特徴です。
42614285
@@ -4267,7 +4291,7 @@ GNU Emacsを使用している場合は、Texinfoモードに用意されてい
42674291
42684292
42694293 @node Node Line Tips
4270-@subsection @code{@@node}行の助言
4294+@subsection @code{@@node}行のTips
42714295
42724296 ここに三つの提案があります。
42734297
@@ -4283,7 +4307,8 @@ Infoファイルでは、ファイル名、ノード名、そしてポインタ
42834307 これで、Infoの自動的な名前補完が使用しやすくなります。@refill
42844308
42854309 @item
4286-慣例により、ノード名は、ちょうどセクションや章のタイトルで使われるかのように語頭が大文字で書かれます---最初の単語と重要な単語の語頭は大文字で書かれ、それ以外は大文字で書かれません。@refill
4310+慣例により、ノード名は、ちょうどセクションや章のタイトルで使われるかのように語頭を大文字で書きます。
4311+最初の単語と重要な単語の語頭は大文字を使い、それ以外は大文字を使いません。@refill
42874312 @end itemize
42884313
42894314
@@ -4301,10 +4326,10 @@ Infoファイルでは、ファイル名、ノード名、そしてポインタ
43014326 単一のInfoファイルにおけるノード名は、他に同じ名前のノードがあってはいけません。
43024327
43034328 同じ名前のノードがあるとInfoの移動コマンドが混乱します。
4304-すなわち、例えば、各章の最後に必ず概要(summary)を書く場合と、各章の概要のノードは全て違う名前を付けなければならないという意味です。
4305-全部のノードを単に「Summary」と呼ぶわけにはいきません。
4306-しかしながら、章やセクションなどのタイトルは重複することが出来ます。
4307-ですので、ノード名が全て異なってさえいれば、本の各章の最後に「Summary」と言うセクションであってもかまいません。
4329+すなわち、例えば、各章の最後に必ず概要(summary)を書く場合、各章の概要のノードは全て違う名前を付けなければならないという意味です。
4330+全部のノードを単に「Summary」と名付けることは出来ません。
4331+但し、章やセクションなどのタイトルは重複することが出来ます。
4332+ノード名が全て異なってさえいれば、「Summary」と言う名前のセクションが各章の最後にあってもかまいません。
43084333
43094334 @item
43104335 ポインタ名はノード名でなければなりません。
@@ -4316,8 +4341,7 @@ Infoファイルでは、ファイル名、ノード名、そしてポインタ
43164341 @item
43174342 ノード名の中で@@-コマンドを使うことは出来ません。
43184343 これには、@code{@@}や@code{@{}のような@samp{@@}でエスケープされる文字や、@samp{@@'}のようなアクセントコマンドのような文字も含まれます。
4319-(これが有用となる少数のケースについて、Texinfoは、ノード名での@w{@@-コマンド}の使用を限定的にサポートしています。
4320-@ref{Pointer Validation}を参照してください。)
4344+これが有用となる少数のケースについて、Texinfoは、ノード名での@w{@@-コマンド}の使用を限定的にサポートしています(@pxref{Pointer Validation})。
43214345 恐らく、この制約はいつか取り除かれることになるでしょう。
43224346
43234347 @item
@@ -4333,7 +4357,7 @@ Infoファイルでは、ファイル名、ノード名、そしてポインタ
43334357 恐らく、この制約も将来取り除かれることになるでしょう。
43344358
43354359 @need 700
4336-例えば、以下はこのマニュアルにあるセクションのタイトルです。
4360+以下はこのマニュアルにあるセクションのタイトルです。
43374361
43384362 @smallexample
43394363 @@code@{@@@@unnumberedsec@}, @@code@{@@@@appendixsec@}, @@code@{@@@@heading@}
@@ -4372,9 +4396,9 @@ unnumberedsec appendixsec heading
43724396 @cindex Top node is first
43734397 @cindex First node
43744398
4375-インクルードファイル中の場合は別とすると(@pxref{Include Files})、Texinfoファイルの最初のノードは@dfn{トップ(Top)}ノードです。
4376-トップノードには、ドキュメントの簡単な要約、複製の許諾条件、マスターメニューが入っているはずです。
4377-Topノードの内容と例の詳細は、@xref{The Top Node}.
4399+インクルードファイル中の場合は別とすると(@pxref{Include Files})、Texinfoファイルの最初のノードは@dfn{Top}ノードです。
4400+Topノードには、ドキュメントの簡単な要約、複製の許諾条件、マスターメニューが入っているはずです。
4401+Topノードの内容と例の詳細は別の節を参照してください(@pxref{The Top Node})。
43784402
43794403 以下では、Topノードで使用されるノードポインタを説明します。
43804404
@@ -4383,7 +4407,7 @@ Topノードの内容と例の詳細は、@xref{The Top Node}.
43834407 @item
43844408 @cindex Up node of Top node
43854409 @cindex (dir) as Up node of Top node
4386-Topノード(@samp{top}もしくは@samp{Top}という名前でなければなりません)は、`Up'ノードとして別ファイルのノード名を保持しています。
4410+Topノード(@samp{top}もしくは@samp{Top}という名前でなければなりません)は、Upノードとして別ファイルのノード名を保持しています。
43874411 その別ファイルのノードには、このファイルへ誘導するためのメニューがあります。
43884412 ファイル名を括弧で括って指定してください。
43894413
@@ -4394,15 +4418,15 @@ Topノード(@samp{top}もしくは@samp{Top}という名前でなければな
43944418
43954419 @item
43964420 @cindex Prev node of Top node
4397-Topノードの`Prev'ノードも@samp{(dir)}ファイルにします。
4421+TopノードのPrevノードも@samp{(dir)}ファイルにします。
43984422
43994423 @item
44004424 @cindex Next node of Top node
4401-Topノードの`Next'ノードはドキュメントの最初の章にします。
4425+TopノードのNextノードはドキュメントの最初の章にします。
44024426
44034427 @end itemize
44044428
4405-@file{info}ディレクトリへのInfoファイルのインストールについては、@xref{Installing an Info File}.
4429+@file{info}ディレクトリへのInfoファイルのインストールについては別の節を参照してください(@pxref{Installing an Info File})。
44064430
44074431 ポインタを完全に省略して、黙ってツールにポインタを定義させてしまうのが通常はベストです。
44084432 ポインタを省略して得られた結果はシンプルな次のようなものとなります。
@@ -4416,14 +4440,14 @@ Topノードの`Next'ノードはドキュメントの最初の章にします
44164440 @subsection 区切りコマンドの@code{@@top}
44174441 @findex top @r{(@@-command)}
44184442
4419-特別な区切りコマンドである@code{@@top}は、@code{@@node Top}行と一緒に使います。
4420-区切りコマンド@code{@@top}は、ファイル中の`Top'ノードに印を付けていることを@code{makeinfo}に通知します。
4443+特別な区切りコマンドである@code{@@top}コマンドは、@code{@@node Top}行と一緒に使います。
4444+区切りコマンド@code{@@top}は、そのノードがファイル中のTopノードであることを@code{makeinfo}に通知します。
44214445 これは、@code{makeinfo}がノードポインタを自動的に挿入するのに必要な情報を提供するものです。
44224446 @code{@@top}コマンドは@code{@@node Top}行の直後の行の行頭に書いてください。
44234447 @code{@@top}コマンドの同じ行の残りの部分にはタイトルを書いてください
44244448
44254449
4426-Infoでは、区切りコマンド@code{@@top}は、タイトルが単独行に現れるようにし、他の区切りコマンドと同様、アスタリスクの線を下に挿入します。
4450+Infoでは、区切りコマンドの@code{@@top}コマンドによって、そのタイトルが単独行で表示され、他の区切りコマンドと同様、アスタリスクの線が下に挿入されます。
44274451
44284452 @TeX{}と@code{texinfo-format-buffer}では、区切りコマンド@code{@@top}は、@code{@@unnumbered}の単なる別名に過ぎません。
44294453 こういったフォーマッタのいずれも@code{@@top}コマンドを必要としていませんし、このコマンドに対して何ら特別なことは行ないません。
@@ -4445,20 +4469,20 @@ Infoでは、区切りコマンド@code{@@top}は、タイトルが単独行に
44454469 @cindex Pointer creation with @code{makeinfo}
44464470 @cindex Automatic pointer creation with @code{makeinfo}
44474471
4448-@code{makeinfo}プログラムには、階層的構造を持つドキュメントに対して、ノードポインタを自動的に決定する機能があります。
4472+@code{makeinfo}プログラムには、階層構造を持つドキュメントに対して、ノードポインタを自動的に決定する機能があります。
44494473 この機能の使用を強く推奨します。
44504474
4451-この機能を利用する場合、ノード名の後に、`Next'ポインタ、`Previous'ポインタ、`Up'ポインタを書く必要がありません。
4475+この機能を利用する場合、Nextポインタ、Previousポインタ、Upポインタをノード名の後ろに書く必要はありません。
44524476 しかし、その短かく切り詰められた@code{@@node}行の直後には、@code{@@chapter}や@code{@@section}などの区切りコマンドを書かなければなりません(間に挟まれるコメント行は除きます)。
44534477
4454-加えて、`Top'の@code{@@node}行には@code{@@top}で始まる行を続けて、ファイルの`Top'ノードに印を付けなければなりません。
4478+加えて、Topノードの@code{@@node}行には@code{@@top}で始まる行を続けて記述し、ファイルのTopノードとして印を付けなければなりません。
44554479 @xref{makeinfo top, , @code{@@top}}.
44564480
4457-最後に、各ノードの名前(`Top'ノード以外)を、そのノードの階層レベルよりも一つ以上階層レベルが上のメニューに書かなければなりません。
4481+Topノード以外の各ノードの名前を、そのノードの階層レベルよりも上にある階層レベルのメニューに書かなければなりません。
44584482
44594483 @cindex Detail menu
44604484 @findex detailmenu
4461-マスタメニューで詳細メニューを使用している場合(@pxref{Master Menu Parts})、@code{@@detailmenu @@dots@{@} @@end detailmenu}環境で囲んでください。
4485+マスターメニューで詳細メニューを使用している場合(@pxref{Master Menu Parts})、@code{@@detailmenu @@dots@{@} @@end detailmenu}環境で囲んでください。
44624486 そうでなければ、主にドキュメントの最後のノードあるいは最初のノードについて@command{makeinfo}が混乱してしまいます。
44634487
44644488 @code{makeinfo}におけるこの暗黙のノードポインタ生成機能は、メニューやポインタを手作業で更新したり、Texinfoモードのコマンドで更新したりする必要からユーザを解放してくれます。
@@ -4478,7 +4502,7 @@ Infoでは、区切りコマンド@code{@@top}は、タイトルが単独行に
44784502
44794503 @dfn{アンカー}というのは、ノードを参照できるのと同様に、クロスリファレンスが参照できるようにラベル付けされた、ドキュメント内の位置を表わします。
44804504 アンカーを作るには@code{@@anchor}コマンドを使います。
4481-コマンドには通常のブレースで区切られた引数をラベルとして指定します。
4505+コマンドには通常の中括弧で区切られた引数をラベルとして指定します。
44824506 例えば次のようになります。
44834507
44844508 @example
@@ -4495,20 +4519,20 @@ This marks the spot.
44954519 See [the spot], page 1.
44964520 @end example
44974521
4498-御覧のように、@code{@@anchor}コマンド自身は出力を生成しません。
4522+これで分かるように、@code{@@anchor}コマンド自体は出力を生成しません。
44994523 この例では「spot」という単語の直前に「x-spot」というアンカーを定義しています。
45004524 示されている通り、@code{@@xref}コマンドや他のクロスリファレンスコマンドを使ってこのアンカーを後で参照することが出来ます。
4501-クロスリファレンスコマンドについては、@xref{Cross References}.
4525+クロスリファレンスコマンドについては別の節を参照してください(@pxref{Cross References})。
45024526
45034527 @code{@@anchor}コマンドは参照したい位置の直前に置くのが最適です。
45044528 そうすれば、アンカーへジャンプした場合に、読者の目を適切なテキストへと誘導することが出来ます。
4505-ソースが読み易くするために、@code{@@anchor}コマンドを単独行に書くことも出来ます。
4529+ソースを読み易くするために、@code{@@anchor}コマンドを単独行に書くことも出来ます。
45064530 @code{@@anchor}コマンドの後ろの空白(改行を含むは無視されます。
45074531
45084532 アンカー名とノード名は衝突してはいけません。
45094533 アンカーとノードは同じように扱われることもあります。
45104534 例えば、スタンドアローンInfoの@code{goto-node}コマンドは、アンカー名やノード名を引数としてとります。
4511-(@xref{goto-node,,,info-stnd-ja,GNU Info}.)
4535+@xref{goto-node,,,info-stnd-ja,GNU Info}.
45124536
45134537 また、ノード名と同様、アンカー名も使用できない文字があります(@pxref{Node Line Requirements})。
45144538
@@ -4519,12 +4543,12 @@ See [the spot], page 1.
45194543 @findex menu
45204544
45214545 @dfn{メニュー}には、下位のノードへのポインタが入っています。
4522-オンライン用の出力では、メニューを使ってそういったノードへ移動することになります。
4523-メニューは印刷されたマニュアルでは無効で、そこへ表われることはありません。
4546+オンライン用の出力では、メニューを使って下位ノードへ移動することになります。
4547+メニューは印刷されたマニュアルでは無効で、現われることはありません。
45244548
45254549 メニューがあるノードにはテキストを沢山入れるべきではありません。
4526-メニューの前にテキストを沢山書いていることに気付いたら、そのテキストの大半、一つ二つの段落を残した全てを新たなサブノードへ移動することを通常は推奨します。
4527-そうでない場合、僅かな行しか表示出来ない端末を使っている読者がメニューとその関連テキストを見落としてしまうかもしれません。
4550+メニューの前にテキストを沢山書いている場合は、そのテキストの大半、一つ二つの段落を残した全てを新たなサブノードへ移動することを通常は推奨します。
4551+そうしなければ、僅かな行しか表示出来ない端末を使っている読者がメニューとその関連テキストを見落としてしまうかもしれません。
45284552 実際問題として、ノードの最初の20行目辺りまでにメニューを置くのが最適です。
45294553
45304554 @menu
@@ -4543,7 +4567,7 @@ See [the spot], page 1.
45434567 @cindex Location of menus
45444568
45454569 メニューはノードの最後の位置に配置しなければなりません。
4546-@code{@@end menu}と次のノードの開始位置との間には通常のテキストや余分なコマンドを置かないようにします。
4570+@code{@@end menu}コマンドと次のノードの開始位置との間には通常のテキストや余分なコマンドを置かないようにします。
45474571 (当然、ノードにはメニューを一つだけしか入れられません。)
45484572
45494573 @cindex Info format, and menus
@@ -4552,16 +4576,16 @@ See [the spot], page 1.
45524576 ですのでこの制限が必要なのです。
45534577
45544578 @cindex Hierarchical documents, and menus
4555-技術的に言えば、メニューは、ドキュメントの構造とは無関係にどのようなノードにでもユーザが移動できるようにするものです。
4579+技術的に言えば、メニューとは、ドキュメントの構造とは無関係にどのようなノードにでもユーザが移動できるようにするものです。
45564580 別のInfoファイルのノードであっても移動できます。
45574581 しかし、これを常用するのはお勧めしません。
45584582 @command{makeinfo}の自動ポインタ生成機能(@pxref{makeinfo Pointer Creation})やGNU EmacsのTexinfoモードでの更新コマンドは、階層的に構造化されたドキュメントにおける、下位ノードのメニュー作成でだけ機能するからです。
45594583 自由にノードを参照するには、代わりにクロスリファレンスを使用してください。
45604584
4561-過去に、メニューがある極短かいノードの後に通常の区切りコマンドを書くのではなく、@code{@@ifinfo}条件で囲んだ@samp{@@heading}コマンドを使うように推奨していました。
4562-二つの見出しに挟まれた非常に短かいテキストがページ上に現われませんので、より良い印刷出力を得る上でこの方法は利点がありました。
4585+以前は、メニューがあるごく短かいノードの後に、通常の区切りコマンドではなく、@code{@@ifinfo}条件で囲んだ@samp{@@heading}コマンドを使うように推奨していました。
4586+そのページ上の二つの見出しに挟まれた非常に短かいテキストがありませんので、より良い印刷出力を得る上でこの方法は利点がありました。
45634587 しかし、これは@command{makeinfo}の自動ポインタ生成と一緒には使えず、また、実際のドキュメント構造を反映しないため、正しくXML出力を生成することもできません。
4564-ですので、遺憾てすが、もはやこの方法を推奨することは出来ません。
4588+ですので、遺憾ですが、もはやこの方法を推奨することは出来ません。
45654589
45664590
45674591 @node Writing a Menu
@@ -4569,7 +4593,9 @@ See [the spot], page 1.
45694593 @cindex Writing a menu
45704594 @cindex Menu writing
45714595
4572-メニューを構成するには、@code{@@menu}コマンドを単独行に書き、続けてメニューエントリの行やメニューコメントの行を書き、そして、@code{@@end menu}コマンドを単独で書きます。
4596+メニューを構成するには、@code{@@menu}コマンドを単独行に書きます。
4597+続けてメニューエントリの行やメニューコメントの行を記述します。
4598+そして、@code{@@end menu}コマンドを単独で書きます。
45734599
45744600 メニューは以下のようになります。
45754601
@@ -4585,14 +4611,13 @@ Larger Units of Text
45854611 @end group
45864612 @end example
45874613
4614+@cindex Spaces, in menus
45884615 メニューにおいて、@w{@samp{* }}で始まる行は全て@dfn{メニューエントリ}です。
45894616 (アスタリスクの後ろの空白に注意してください。)
45904617 @w{@samp{* }}で開始されない行もメニューに現われます。
45914618 そういった行はメニューエントリではなく、Infoファイルに現われるメニューコメント行です。
45924619 上記の例では、@samp{Larger Units of Text}というのがメニューコメント行です。
4593-@w{@samp{* }}で始まる二
4594-@cindex Spaces, in menus
4595-行はメニューエントリです。
4620+@w{@samp{* }}で始まる二行はメニューエントリです。
45964621 メニュー内の空白文字はそのまま保持されます。
45974622 これによって、好きなようにメニューを書式化することが出来ます。
45984623
@@ -4611,25 +4636,26 @@ Larger Units of Text
46114636
46124637 @enumerate
46134638 @item
4614-メニューエントリ名(省略可能)。
4639+メニューエントリ名(省略可能)
46154640
46164641 @item
4617-ノード名(必須)。
4642+ノード名(必須)
46184643
46194644 @item
4620-項目の説明(省略可能)。
4645+項目の説明(省略可能)
46214646 @end enumerate
46224647
4623-一般的なメニューエントリのテンプレートは次のようになります(別の形のものについては次のセクションを参照してください)。
4648+一般的なメニューエントリのテンプレートは次のようになります(別の形のものについては次節を参照してください)。
46244649
46254650 @example
46264651 * @var{menu-entry-name}: @var{node-name}. @var{description}
46274652 @end example
46284653
4629-メニューエントリ名に続けてシングルコロン、そしてノード名に続けてタブやカンマ、改行、あるいはピリオドと空白の二文字(@samp{. })を続けます。
4654+メニューエントリ名に続けてシングルコロンを置きます。
4655+そしてノード名に続けてタブやカンマ、改行、あるいはピリオドと空白の二文字(@samp{. })を記述します。
46304656
4631-Infoでは、ユーザはノードを@kbd{m}(@code{Info-menu})コマンドで選択します。
4632-メニューエントリ名は、@kbd{m}コマンドの後でユーザが入力します。
4657+Infoでは、ユーザは@kbd{m}(@code{Info-menu})コマンドでノードを選択します。
4658+メニューエントリ名は、@kbd{m}コマンドの後でユーザが入力するものです。
46334659
46344660 メニューエントリの3番目の部分は説明の語句や文章です。
46354661 メニューエントリ名とノード名は短かいことがよくあります。
@@ -4736,7 +4762,7 @@ Larger Units of Text
47364762 メニューに現われますがエントリではありません。@refill
47374763
47384764 @samp{Files}や@samp{Buffers}のどちらにもファイル名が指定されていませんので、同じInfoファイルにあるノード名ということになります。
4739-(@pxref{Other Info Files, , Referring to Other Info Files}).@refill
4765+@xref{Other Info Files, , Referring to Other Info Files}.@refill
47404766
47414767 @node Other Info Files
47424768 @comment node-name, next, previous, up
@@ -4747,12 +4773,12 @@ Larger Units of Text
47474773 @cindex Going to other Info files' nodes
47484774 @cindex Info; other files' nodes
47494775
4750-ノード名の直前で括弧の中にファイル名を書くことで、別のInfoファイルのノードへ移動することが出来るようにするメニューエントリを作成することが出来ます。
4776+括弧の中にファイル名を入れてノード名の直前に書くと、別のInfoファイルのノードへ移動できるメニューエントリを作成することが出来ます。
47514777 この場合、三つの項目から成るメニューエントリ形式を使用すべきです。
4752-この形式だと、Infoの読者はファイル名を入力しなくてもよくなります。@refill
4778+この形式だと、Infoの読者がファイル名を入力しなくてもよくなります。@refill
47534779
47544780 @need 800
4755-この書式は以下のようになります。@refill
4781+書式は以下のようになります。@refill
47564782
47574783 @example
47584784 @group
@@ -4776,11 +4802,11 @@ Larger Units of Text
47764802 @end group
47774803 @end example
47784804
4779-ノード名を記述せず、ファイル名だけであれば、Infoは`Top'ノードを参照しているものとみなします。@refill
4805+ノード名を記述せず、ファイル名だけであれば、InfoはTopノードを参照しているものとみなします。@refill
47804806
47814807 Infoのメインメニューが入っている@file{dir}ファイルには、ファイル名だけを記載したメニューエントリが入っています。
4782-これらのエントリによって、各Infoドキュメントの`Top'ノードへ直接移動します。
4783-(@xref{Installing an Info File}.)
4808+これらのエントリによって、各InfoドキュメントのTopノードへ直接移動します。
4809+@xref{Installing an Info File}.
47844810
47854811 @need 700
47864812 例えば、以下のようになります。
@@ -4807,7 +4833,7 @@ GNU EmacsのTexinfoモードでのメニュー更新コマンドはカレント
48074833 @cindex References
48084834
48094835 @dfn{クロスリファレンス}は、同じTexinfoファイルの他の部分か、もしくは別のTexinfoファイルを読者に参照させるために使用するものです。
4810-Texinfoでは、クロスリファレンスが参照できる場所はノードとアンカーです。
4836+Texinfoでは、クロスリファレンスによって参照できる場所はノードとアンカーです。
48114837
48124838 @menu
48134839 * References:: What cross references are for.
@@ -4825,23 +4851,23 @@ Texinfoでは、クロスリファレンスが参照できる場所はノード
48254851 @node References
48264852 @section リファレンスの目的
48274853
4828-印刷されるドキュメントは、常にではありませんが、連続して読むことが出来るように設計されていることが多いです。
4829-必要な時に、欲しい情報を探してページを前後にめくるのには疲れます。@refill
4854+いつもというわけではありませんが、印刷ドキュメントは、連続して読むことが出来るように設計されていることが多いです。
4855+必要な時に、欲しい情報を探してページを前後にめくるのは疲れます。@refill
48304856
4831-しかし、どんなドキュメントでも、現在の文脈に対して詳細に過ぎたり、大して重要でなかったりするような情報がある場合があります。
4857+しかし、どのようなドキュメントにおいても、現在の文脈に対して詳しすぎたり、大して重要でなかったりするような情報がある場合があります。
48324858 クロスリファレンスは、そういった情報へアクセスするのに使用してください。
48334859 また、オンラインのヘルプシステムやリファレンスマニュアルは小説ではありません。
48344860 そういったドキュメントを最初から最後まで順番に読む人はほとんどいません。
48354861 そうではなく、必要なところを探して読むのです。
48364862 こういったことから、そのようなドキュメントは、沢山のクロスリファレンスを入れることによって、読者が読まなかったかもしれないその他の情報を見つけられるよう手助けをするべきでしょう。@refill
48374863
4838-印刷されたマニュアルでは、完全に別のマニュアルを指すものでなければ、ページ参照となります。
4864+印刷マニュアルでは、完全に別のマニュアルを指すものでなければ、ページを参照するものとなります。
48394865 別のマニュアルを参照する場合には、クロスリファレンスはそのマニュアルを指すものとなります。@refill
48404866
48414867 Infoでは、クロスリファレンスはInfoの@samp{f}コマンドを使って辿ることの出来るエントリになります。
48424868 (@inforef{Help-Xref, Following cross-references, info}.)
48434869
4844-様々なクロスリファレンスコマンドが、クロスリファレンスの場所を定義するのにノード(およびアンカー@pxref{anchor,,@code{@@anchor}})を使用します。
4870+様々なクロスリファレンスコマンドが、クロスリファレンスの場所を定義するのにノード(およびアンカー(@pxref{anchor,,@code{@@anchor}}))を使用します。
48454871 このことは、クロスリファレンスによって指定場所へ移動できるInfoでははっきりと分かります。
48464872 @TeX{}もまたクロスリファレンスの場所を定義するのにノードを使用しますが、その効果はそれほど明らかではありません。
48474873 @TeX{}でDVIファイルを生成する時、@TeX{}は各ノードのページ番号を記録し、リファレンスの作成にそのページ番号を使用します。
@@ -4853,23 +4879,23 @@ Infoでは、クロスリファレンスはInfoの@samp{f}コマンドを使っ
48534879 @section 様々なクロスリファレンスコマンド
48544880 @cindex Different cross reference commands
48554881
4856-クロスリファレンスのコマンドは別々に四つあります。@refill
4882+クロスリファレンスのコマンドは四つあります。@refill
48574883
48584884 @table @code
48594885 @item @@xref
4860-印刷されたマニュアルで、@w{`See @dots{}'}という文章を開始するのに使用されます。
4886+印刷されたマニュアルで、@w{「See @dots{}」}という文章を開始するのに使用されます。
48614887 Infoのクロスリファレンスでは@samp{*Note @var{name}: @var{node}.}というようになります。
48624888
48634889 @item @@ref
48644890 文中で使用されます。
48654891 よくあるのは文末です。
48664892 Infoの場合は@code{@@xref}と同じです。
4867-印刷されたマニュアルでは`See'が前に付かないリファレンスだけを生成します。@refill
4893+印刷されたマニュアルでは「See」が前に付かないリファレンスだけを生成します。@refill
48684894
48694895 @item @@pxref
48704896 括弧内で使用し、Infoファイルや印刷されたマニュアルの両方に適したリファレンスを生成します。
4871-印刷マニュアルでは小文字の`see'から始まります。
4872-(@samp{p}は`parenthesis'の意味です。)@refill
4897+印刷マニュアルでは小文字の「see」から始まります。
4898+(@samp{p}は「parenthesis」の意味です。)@refill
48734899
48744900 @item @@inforef
48754901 印刷されたマニュアルが無いInfoファイルに対してリファレンスを生成するのに使用されます。@refill
@@ -4887,8 +4913,8 @@ Infoの場合は@code{@@xref}と同じです。
48874913 @cindex Parts of a cross reference
48884914
48894915 クロスリファレンスのコマンドは必須な引数を一つだけ取ります。
4890-引数は参照先のノード名です。
4891-しかし、クロスリファレンスのコマンドには、最大四つまでの追加の引数を付けることが出来ます。
4916+参照先のノード名です。
4917+クロスリファレンスのコマンドには、最大四つまでの追加の引数を付けることが出来ます。
48924918 追加の引数を使うと、Infoにおいてクロスリファレンスの名前を指定したり、印刷されたマニュアルにおいてトピックの説明やセクションのタイトルを指定したり、別のInfoファイル名を指定したり、あるいは、別の印刷マニュアルの名前を指定したりすることが出来ます。@refill
48934919
48944920 以下に単純なクロスリファレンスの例を挙げます。:@refill
@@ -5038,8 +5064,8 @@ See Section @var{section-number} [@var{title-or-topic}], page @var{page}.
50385064 @code{@@xref}コマンドは、Infoファイルでも印刷出力でも、クロスリファレンスの最後にピリオドやカンマを生成することはありません。
50395065 ピリオドやカンマは自分で記述しなければなりません。
50405066 記述しなかった場合、Infoはリファレンスの終わりを認識しません。
5041-(The @code{@@pxref} command works differently.
5042-@xref{pxref, , @code{@@pxref}}.)@refill
5067+
5068+@code{@@pxref}コマンドは違う動作をします(@pxref{pxref, , @code{@@pxref}})。
50435069
50445070 @quotation Caution
50455071 @code{@@xref}コマンドは、閉じ括弧に続けてピリオドかカンマを書かなければなりません。
@@ -5048,7 +5074,7 @@ See Section @var{section-number} [@var{title-or-topic}], page @var{page}.
50485074 @end quotation
50495075
50505076 @code{@@xref}はInfoをノード名で参照する必要があります。
5051-@code{@@node}をノードの定義に使用してください(@pxref{Writing a Node})。@refill
5077+ノードを定義するには、@code{@@node}コマンドを使用してください(@pxref{Writing a Node})。@refill
50525078
50535079 @code{@@xref}に続けて、カンマで区切られた複数の引数を括弧の中に書きます。
50545080 カンマの前後の空白は無視されます。@refill
@@ -5382,16 +5408,13 @@ Meteorology}, for details.
53825408 こういう場合には、4番目の引数だけを指定する必要があります。5番目の引数は必要ありません。@refill
53835409
53845410 @node Top Node Naming
5385-@section `Top'ノードの指定
5411+@section Topノードの指定
53865412 @cindex Naming a `Top' Node in references
53875413 @cindex @samp{@r{Top}} node naming for references
53885414
5389-クロスリファレンスでは、常にノード名を指定する必要があります。
5390-これは、マニュアル全体を参照するためには、@code{@@xref}コマンドの1番目の引数として`Top'ノードを書いて、ノードを識別しなければならないということを意味して
5391-います。
5392-(これは、メニューエントリを書く場合とは異なります。
5393-@ref{Other Info Files, , Referring to Other Info Files}.)
5394-同時に、印刷されるクロスリファレンスにおいて(`Top'という言葉でなく)意味のあるセクショントピックやタイトルを付けるためには、@code{@@xref}コマンドの3番目の引数に適切なエントリを記述する必要があります。@refill
5415+クロスリファレンスでは常にノード名を指定する必要があります。
5416+これは、マニュアル全体を参照するためには、@code{@@xref}コマンドの1番目の引数としてTopノードを書いて、ノードを識別しなければならないということを意味しています(これは、メニューエントリを書く場合とは異なります(@pxref{Other Info Files, , Referring to Other Info Files}))。
5417+同時に、印刷されるクロスリファレンスにおいて(「Top」という言葉でなく)意味のあるセクショントピックやタイトルを付けるためには、@code{@@xref}コマンドの3番目の引数に適切なエントリを記述する必要があります。@refill
53955418
53965419 @noindent
53975420 ですので、@cite{The GNU Make Manual}へのクロスリファレンスを作成するとしたら、次のように書いてください。@refill
@@ -5545,11 +5568,12 @@ Infoの書式化コマンドは、終わりのコロンやピリオドを使っ
55455568 @end quotation
55465569
55475570 @code{@@pxref}コマンドは、@code{@@xref}コマンドとのように、最大五つまでの引数を付けて使用することが出来ます。
5548-(@pxref{xref, , @code{@@xref}}).
5571+@xref{xref, , @code{@@xref}}.
55495572
5550-Texinfoの以前のバージョンでは@code{@@pxref}の後ろに句読点を書くことが許されていませんでしたので、右括弧の前で@emph{only}使用することが出来ました。
5573+Texinfoの以前のバージョンでは@code{@@pxref}の後ろに句読点を書くことが許されていませんでしたので、右括弧の前で@emph{だけ}使用することが出来ました。
55515574 しかし、もうこれは当て嵌りません。現在は、(例えば)文末で使用することが出来ます。
5552-文末では小文字の「see」が一番上手くいきます。以下に例を挙げます。
5575+文末では小文字の「see」が一番上手くいきます。
5576+以下に例を挙げます。
55535577
55545578 @example
55555579 @dots{} For more information, @@pxref@{More@}.
@@ -5586,13 +5610,13 @@ Texinfoの以前のバージョンでは@code{@@pxref}の後ろに句読点を
55865610
55875611 @enumerate
55885612 @item
5589-ノード名。
5613+ノード名
55905614
55915615 @item
5592-クロスリファレンス名(省略可能)。
5616+クロスリファレンス名(省略可能)
55935617
55945618 @item
5595-Infoファイル名。
5619+Infoファイル名
55965620 @end enumerate
55975621
55985622 @noindent
@@ -5636,15 +5660,16 @@ for more information.
56365660 See Info file @file{info}, node @samp{Advanced}, for more information.
56375661 @end quotation
56385662
5639-(InfoマニュアルがTexinfoで書かれているために、全ての形式が利用可能ですので、この例は実際的なものではありません。)
5663+(InfoのマニュアルはTexinfoで書かれています。
5664+そのため全ての形式が利用可能ですので、この例は実際的なものではありません。)
56405665
56415666 @code{@@inforef}の逆は@code{@@cite}です。
5642-@code{@@cite}はInfo形式が存在しない印刷物を参照するのに使用されます。
5667+@code{@@cite}はInfo形式が存在しない印刷物を参照するのに使用します。
56435668 @xref{cite, , @code{@@cite}}.
56445669
56455670
56465671 @node uref
5647-@section @code{@@url}, @code{@@uref@{@var{url}[, @var{text}][, @var{replacement}]@}}
5672+@section @code{@@url}・@code{@@uref@{@var{url}[, @var{text}][, @var{replacement}]@}}
56485673 @findex uref
56495674 @cindex Uniform resource locator, referring to
56505675 @cindex URL, referring to
@@ -5670,7 +5695,8 @@ InfoやDVIの出力ではURLも出力されますが、HTMLの出力ではURLは
56705695 3番目の引数が指定されると、2番目の引数は無視されます。
56715696
56725697 改行されて問題が起きるほどURLが長い場合、改行を入れても良い場所(例えば、@samp{/}文字の後ろ)へ@code{@@/}を挿入すると便利です。
5673-これは、そこで改行することを許す(強制的に改行するわけではない)よう@TeX{}に指示するものです。
5698+これは、そこで改行することを許すよう@TeX{}に指示するものです。
5699+強制的に改行するわけではありません。
56745700 @xref{Line Breaks}.
56755701
56765702 引数一つの単純な形式の例を以下へ示します。
@@ -5726,7 +5752,7 @@ The @uref{/man.cgi/1/ls,,ls} program @dots{}
57265752 The <a href="/man.cgi/1/ls">ls</a> program @dots{}
57275753 @end example
57285754
5729-辿ることが出来るリンクを作成せずに単にURLを示す場合には、@code{@@indicateurl}を使用してください(@pxref{indicateurl, @code{@@indicateurl}}).。
5755+辿ることが出来るリンクを作成せずに単にURLを示す場合には、@code{@@indicateurl}を使用してください(@pxref{indicateurl, @code{@@indicateurl}})。
57305756
57315757 明確な書式でURLを表示するのを好む人もいます。
57325758
@@ -5737,7 +5763,7 @@ The <a href="/man.cgi/1/ls">ls</a> program @dots{}
57375763 @noindent
57385764 @cindex <URL: convention, not used
57395765 好みにより入力ファイルでこの形式を使うことも出来ます。
5740-テキスト中のURLの検出を試みるどんなソフトウェアも、前々から利便のために、@samp{<URL:}無しでURLを検出しなければなりませんので、l@samp{<URL:}と@samp{>}を出力中に含める必要性を感じません。
5766+テキスト中のURLの検出を試みるどんなソフトウェアも、前々から利便のために、@samp{<URL:}無しでURLを検出しなければなりませんので、@samp{<URL:}と@samp{>}を出力中に含める必要性を感じません。
57415767
57425768
57435769 @node cite
@@ -5760,8 +5786,8 @@ Texinfoで本が記述されている場合は、クロスリファレンスコ
57605786 @cindex Text, marking up
57615787
57625788 Texinfoでは、語句を様々な方法でマークすることが出来ます。
5763-Texinfoのフォーマッタは、この情報を使って、テキストを目立たせる方法を決定します。
5764-語句が、例えば、定義の発生なのか、メタ構文変数なのか、プログラムで使用されるシンボルなのかということを指定することが出来ます。
5789+Texinfoのフォーマッタは、この情報を使ってテキストを目立たせる方法を決定します。
5790+例えば、言葉の定義があるのか、メタ構文変数なのか、プログラムで使用されるシンボルなのかということをその語句に指定することが出来ます。
57655791 また、テキストを複数の異なる方法で強調することも出来ます。
57665792
57675793 @menu
@@ -5771,7 +5797,7 @@ Texinfoのフォーマッタは、この情報を使って、テキストを目
57715797
57725798
57735799 @node Indicating
5774-@section 定義、コマンド等の表示
5800+@section 定義やコマンド等の表示
57755801 @cindex Highlighting text
57765802 @cindex Indicating commands, definitions, etc.
57775803
@@ -5821,7 +5847,8 @@ Texinfoには、あるテキストの断片が参照しているものの種類
58215847 @xref{code,,@code{@@code}}.
58225848
58235849 @item @@kbd@{@var{keyboard-characters}@}
5824-キーボード入力を示します。@xref{kbd,,@code{@@kbd}}.
5850+キーボード入力を示します。
5851+@xref{kbd,,@code{@@kbd}}.
58255852
58265853 @item @@key@{@var{key-name}@}
58275854 キーボードのキーに対する慣習的な名前を示します。
@@ -5832,22 +5859,28 @@ Texinfoには、あるテキストの断片が参照しているものの種類
58325859 @xref{samp,,@code{@@samp}}.
58335860
58345861 @item @@verb@{@var{text}@}
5835-そのままの文字並びを書きます。@xref{verb,,@code{@@verb}}.
5862+そのままの文字並びを書きます。
5863+@xref{verb,,@code{@@verb}}.
58365864
58375865 @item @@var@{@var{metasyntactic-variable}@}
5838-メタ構文変数を示します。@xref{var,,@code{@@var}}.
5866+メタ構文変数を示します。
5867+@xref{var,,@code{@@var}}.
58395868
58405869 @item @@env@{@var{environment-variable}@}
5841-環境変数を示します。 @xref{env,,@code{@@env}}.
5870+環境変数を示します。
5871+@xref{env,,@code{@@env}}.
58425872
58435873 @item @@file@{@var{file-name}@}
5844-ファイル名を示します。@xref{file,,@code{@@file}}.
5874+ファイル名を示します。
5875+@xref{file,,@code{@@file}}.
58455876
58465877 @item @@command@{@var{command-name}@}
5847-コマンド名を示します。 @xref{command,,@code{@@command}}.
5878+コマンド名を示します。
5879+@xref{command,,@code{@@command}}.
58485880
58495881 @item @@option@{@var{option}@}
5850-コマンドラインオプションを示します。@xref{option,,@code{@@option}}.
5882+コマンドラインオプションを示します。
5883+@xref{option,,@code{@@option}}.
58515884
58525885 @item @@dfn@{@var{term}@}
58535886 用語が最初に使用されていることや用語がよく表わされていることを示します。
@@ -5866,10 +5899,13 @@ Texinfoには、あるテキストの断片が参照しているものの種類
58665899 @item @@indicateurl@{@var{uniform-resource-locator}@}
58675900 ユニフォームリソースロケータ(URL)の例示(つまり機能しないもの)であることを示します。
58685901 @xref{indicateurl,,@code{@@indicateurl}}.
5869-(生きたURLには@code{@@url}を使用してください(@pxref{uref,,@code{@@url}})。)
5902+
5903+生きたURLには@code{@@url}を使用してください。
5904+@xref{uref,,@code{@@url}}.
58705905
58715906 @item @@email@{@var{email-address}[, @var{displayed-text}]@}
5872-電子メールアドレスを示します。@xref{email,,@code{@@email}}.
5907+電子メールアドレスを示します。
5908+@xref{email,,@code{@@email}}.
58735909
58745910 @ignore
58755911 @item @@ctrl@{@var{ctrl-char}@}
@@ -5925,7 +5961,7 @@ The function returns `nil'.
59255961 @end example
59265962 @end iftex
59275963
5928-@code{@@code}を@emph{使用しない}ようにするほうが望ましい場合を以下に示します。
5964+@code{@@code}を@emph{使用しない}ほうが望ましい場合を以下に示します。
59295965
59305966 @itemize @bullet
59315967 @item
@@ -5947,8 +5983,7 @@ The function returns `nil'.
59475983
59485984 @item
59495985 一般に、トークンで使用されている文字について書く場合。
5950-例えば、関数名で使用することの出来る文字や表示シンボルを説明しているような場合には、@code{@@code}を使わないようにしてください。
5951-(@code{@@samp}を使うようにしてください。)
5986+例えば、関数名で使用することの出来る文字や表示シンボルを説明しているような場合には、@code{@@code}を使わないようにしてください(@code{@@samp}を使うようにしてください)。
59525987 また、プログラム言語のような言語で書かれた入力データでなければ、そのプログラムへの入力とみなされるテキストを@code{@@code}でマークすべきではありません。
59535988 例えば、キー入力によって起動されるEmacs Lispの関数名については@code{@@code}を使用できますが、GNU Emacsへのキー入力コマンド自体については@code{@@code}を使用すべきではありません(代わりに@code{@@kbd}を使ってください)。
59545989
@@ -5983,7 +6018,7 @@ The function returns `nil'.
59836018
59846019 @cindex User input
59856020 @cindex Slanted typewriter font, for @code{@@kbd}
5986-デフォルトでは、@code{@@kbd}コマンドは、印刷されたマニュアルでは異なったフォント(ノーマルタイプライターではなく斜体タイプライター)を生成しますので、タイプするはずの文字をコンピュータの出力する文字とは区別できるようになります。
6021+@code{@@kbd}コマンドは、デフォルトでは印刷されたマニュアルでは異なったフォント(ノーマルタイプライターではなく斜体タイプライター)を生成しますので、タイプされる文字をコンピュータの出力する文字とは区別できるようになります。
59876022
59886023 Infoの出力では、@code{@@kbd}は通常@code{@@code}コマンドと同じで、引数の前後に「引用符」を生成します。
59896024 しかし、@code{@@example}環境(@pxref{example})や@code{@@code}コマンド自体のようなタイプライター風のコンテキストでは、引用符が省略されます。
@@ -6016,8 +6051,7 @@ Infoの出力では、@code{@@kbd}は通常@code{@@code}コマンドと同じで
60166051 @end example
60176052
60186053 @noindent
6019-これは@kbd{r @key{RET}}を生成します。
6020-(このマニュアルでは@code{@@kbdinputstyle}についてはデフォルトを使用しています。)
6054+これは@kbd{r @key{RET}}を生成します(このマニュアルでは@code{@@kbdinputstyle}についてはデフォルトを使用しています)。
60216055
60226056 また、入力した文字を詳しく説明するのに@code{@@kbd}コマンドを使用することも可能です。
60236057 例えば、以下のようにします。
@@ -6035,8 +6069,8 @@ To give the @code{logout} command,
60356069 type the characters @kbd{l o g o u t @key{RET}}.
60366070 @end quotation
60376071
6038-(また、この例は分かりやすさのためにスペース文字を追加できることを示しています。
6039-入力される文字の一つとしてのスペース文字に言及したい場合には、@kbd{@@key@{SPC@}}と記述してください。)@refill
6072+また、この例は分かりやすさのためにスペース文字を追加できることを示しています。
6073+入力される文字の一つとしてのスペース文字に言及したい場合には、@kbd{@@key@{SPC@}}と記述してください。@refill
60406074
60416075
60426076 @node key
@@ -6155,9 +6189,9 @@ In English, the vowels are @samp{a}, @samp{e},
61556189 @cindex Verbatim in-line text
61566190
61576191 @cindex Delimiter character, for verbatim
6158-そのままの文字並びを表示するには、@code{@@verb}コマンドを使用してください。
6192+そのままの文字並びを表示するには@code{@@verb}コマンドを使用してください。
61596193
6160-@LaTeX{}の@code{\verb}コマンドと同様、字面そのままのテキストは、任意のユニークな区切り文字を使って示すことが出来ます。
6194+@LaTeX{}の@code{\verb}コマンドと同様、任意のユニークな区切り文字を使って、字面そのままのテキストを示すことが出来ます。
61616195 字面そのままのテキストは、括弧の中に区切り文字を含めて括ってください。
61626196 テキストは等幅フォントで印刷されます。
61636197
@@ -6174,7 +6208,7 @@ How many @verb{|@|}-escapes does one need to print this
61746208 @verb{.@a @b @c.} string or these @verb{+@'e?`{}!`\+} this?
61756209 @end example
61766210
6177-これは、@code{@@samp}コマンド(前のセクションを参照)や@code{@@code}コマンド、そして類似のコマンドとは対照的です。
6211+これは、@code{@@samp}コマンド(前節参照)や@code{@@code}コマンド、そして類似のコマンドとは対照的です。
61786212 これらのコマンドの場合は、引数は通常のTexinfoのテキストで、@code{@@@{@}}という3文字は特別扱いが成されます。
61796213 @code{@@verb}の場合は、ユーザが選択した区切り文字を除けば特別扱いされるものはありません。
61806214
@@ -6186,8 +6220,8 @@ How many @verb{|@|}-escapes does one need to print this
61866220 @subsection @code{@@var}@{@var{metasyntactic-variable}@}
61876221 @findex var
61886222
6189-メタ構文変数を示すには、@code{@@var}コマンドを使用してください。
6190-@dfn{メタ構文変数}とは別のテキストを表わすものです。
6223+メタ構文変数を示すには@code{@@var}コマンドを使用してください。
6224+@dfn{メタ構文変数}とは別のテキスト断片の代わりとして使われるものです。
61916225 例えば、ある関数のドキュメントの中で、その関数に引き渡される引数を記述するのにメタ構文変数を使うべきでしょう。@refill
61926226
61936227 プログラミング言語の特定の変数名に対して@code{@@var}コマンドを使用しないようにしてください。
@@ -6195,9 +6229,9 @@ How many @verb{|@|}-escapes does one need to print this
61956229 例えば、Emacs Lispの変数@code{texinfo-tex-command}はメタ構文変数ではありませんので、@code{@@code}コマンドを使って適切に書式化されます。
61966230
61976231 環境変数に対しても@code{@@var}コマンドを使用しないようにしてください。
6198-@code{@@env}コマンドが正しいです(次のセクションを参照してください)。
6232+@code{@@env}コマンドを使うのが正しいです(次節参照)。
61996233
6200-Infoファイルにおける@code{@@var}コマンドの効果は、引数を全て大文字に変更することです。
6234+Infoファイルにおいては、@code{@@var}コマンドによって引数が全て大文字に変換されます。
62016235 印刷されたマニュアルやHTML出力では引数が斜体で印刷されます。
62026236
62036237 @need 700
@@ -6257,9 +6291,9 @@ To delete file @var{filename}, type @samp{rm @var{filename}}.
62576291 @subsection @code{@@env}@{@var{environment-variable}@}
62586292 @findex env
62596293
6260-GNUを含め多くのオペレーティングシステムで使用されような環境変数を示すには、@code{@@env}コマンドを使用してください。
6294+GNUを含め多くのオペレーティングシステムで使用されるような環境変数を示す場合は、@code{@@env}コマンドを使用してください。
62616295 このコマンドはメタ構文変数に対して使用しないようにしてください。
6262-代わりに@code{@@var}コマンドを使用します(前のセクションを参照してください)。
6296+メタ構文変数に対しては、代わりに@code{@@var}コマンドを使用します(前節参照)。
62636297
62646298 @code{@@env}コマンドは、効果の上では、@code{@@code}コマンドと同じです。
62656299 例えば以下を見てください。
@@ -6277,7 +6311,7 @@ The @env{PATH} environment variable @dots{}
62776311 @subsection @code{@@file}@{@var{file-name}@}
62786312 @findex file
62796313
6280-ファイル、バッファ、ディレクトリの名前、あるいは、Infoにおけるノード名のテキストを示すには、@code{@@file}コマンドを使用してください。
6314+ファイル、バッファ、ディレクトリの名前、Infoにおけるノード名のテキストを示すには、@code{@@file}コマンドを使用してください。
62816315 このコマンドをファイル名の接尾辞に使用することも出来ます。
62826316 プログラミング言語のシンボルに対して@code{@@file}コマンドを使わないようにしてください。
62836317 その場合@code{@@code}コマンドを使用します。
@@ -6341,7 +6375,7 @@ The option @@option@{-l@} produces a long listing.
63416375 The option @option{-l} produces a long listing.
63426376 @end quotation
63436377
6344-表の中の場合、@code{@@code}コマンドの中にオプションを書くと、より満足できる効果が得られます。
6378+表の中の場合、@code{@@code}コマンドの中にオプションを書くとより満足できる効果が得られます。
63456379
63466380 @node dfn
63476381 @comment node-name, next, previous, up
@@ -6365,8 +6399,8 @@ Getting rid of a file is called @@dfn@{deleting@} it.
63656399 Getting rid of a file is called @dfn{deleting} it.
63666400 @end quotation
63676401
6368-原則として、用語を定義的に使用する一文は、その用語の定義となるはずです。
6369-その一文が、定義であることを明示的に述べている必要はありませんが、定義に関する情報が入っているべきです。
6402+原則として、用語を定義的に使用する一文はその用語の定義となるはずです。
6403+その一文が定義であることを明示的に述べている必要はありませんが、定義に関する情報が入っているべきです。
63706404 つまり、その情報によって用語の意味が明確になるはずです。
63716405
63726406 @ignore
@@ -6429,7 +6463,7 @@ identify that control character: an uparrow followed by the character
64296463 スタイルの問題として、あるいは特定の略語について、@samp{@@abbr@{Mr@} Stallman}のように、ピリオドを省略する場合もあるでしょう。
64306464
64316465 @code{@@abbr}コマンドは2番目の引数を受け付けます。
6432-2番目の引数は省略可能で、その略語の意味を表わすのに使うことを意図したものです。
6466+2番目の引数は略語の意味を表わすのに使うためのもので、省略可能です。
64336467
64346468 略語が小文字とピリオドで終了し、かつ文末でなく、2番目の引数を持たない場合、@code{@@.}コマンド(@pxref{Not Ending a Sentence})を使って正しく空白調整することを覚えておいてください。
64356469 しかしながら、その略語自体の中で@code{@@.}コマンドを使用しなければならないわけではありません。
@@ -6467,9 +6501,9 @@ Docbookでは、@code{<abbrev>}タグが使用されます。
64676501 スタイルの問題として、あるいは、特定の頭字語に対して、@samp{@@acronym@{N.A.S.A.@}}のようにピリオドを使うことがあるかもしれません。
64686502
64696503 @code{@@acronym}コマンドは二つ目の引数を受け付けます。
6470-この二つ目の引数は省略可能で、その頭字語の意味を表わすために使うことを意図しています。
6504+この二つ目の引数は、その頭字語の意味を表わすために使うもので、省略可能です。
64716505
6472-頭字語が文末にあって、かつ2番目の引数が無い場合、@code{@@.}コマンドや類似のコマンドを使って(@pxref{Ending a Sentence})、正しく空白調整するようにすることを覚えておいてください。
6506+頭字語が文末にあって、かつ、2番目の引数が無い場合、@code{@@.}コマンドや類似のコマンドを使って(@pxref{Ending a Sentence})、正しく空白調整するようにすることを覚えておいてください。
64736507
64746508 @cindex <acronym> tag
64756509 @TeX{}では、頭字語は少しだけ小さなフォントで印刷されます。
@@ -6529,8 +6563,7 @@ Texinfoでは、(略語ではない)頭字語は、大文字とピリオドだ
65296563
65306564 ワールドワイドウェブ(WWW)上のユニフォームリソースロケータ(URL)を示すには、@code{@@indicateurl}コマンドを使用してください。
65316565 これは@code{@@file}コマンドや@code{@@var}コマンドなどと類似のもので、純粋にマークアップすることが目的です。
6532-このコマンドでは、HTML出力において辿ることの可能なリンクを生成することはありません(そういう場合は@code{@@uref}コマンドを使用してください。
6533-@pxref{uref,, @code{@@uref}})。
6566+このコマンドでは、HTML出力において辿ることの可能なリンクを生成することはありません(そういう場合は@code{@@uref}コマンドを使用してください(@pxref{uref,, @code{@@uref}}))。
65346567 このコマンドは、実際には存在しないURLに対して使用すると便利です。
65356568 例えば以下を見てください。
65366569
@@ -6554,9 +6587,10 @@ For example, the url might be @indicateurl{http://example.org/path}.
65546587 また、省略可能な引数として、表示するテキスト(デフォルトではアドレスそのもの)を取ります。
65556588
65566589 @cindex Mailto link
6557-Infoでは、アドレスが山括弧に括られて表示され、表示テキストが存在すれば、そのアドレスの前に出力されます。
6558-@TeX{}では、山括弧は省略されます。
6559-HTML出力では、@code{@@email}コマンドは、大抵はメール作成ウィンドウが開くことになる@samp{mailto}リンクを生成します。
6590+Infoではアドレスが山括弧に括られて表示され、表示テキストが存在すれば、そのアドレスの前に出力されます。
6591+@TeX{}では山括弧は省略されます。
6592+HTML出力では@code{@@email}コマンドは@samp{mailto}リンクを生成します。
6593+このリンクを使うと、大抵、メール作成ウィンドウが開きます。
65606594 例えば以下を見てください。
65616595
65626596 @example
@@ -6574,12 +6608,13 @@ suggestions to the @email{bug-texinfo@@gnu.org, same place}.
65746608 @section テキストの強調
65756609 @cindex Emphasizing text
65766610
6577-通常、Texinfoは、テキスト中の語が属すカテゴリに応じてフォントを変更し、その語に印付けします。
6578-例えば@code{@@code}コマンドです。殆どの場合、こうするのが語をマークする一番良い方法です。
6611+通常、Texinfoはテキスト中の語が属すカテゴリに応じてフォントを変更し、その語に印付けします。
6612+例えば、@code{@@code}コマンドです。
6613+ほとんどの場合、こういったコマンドを使ってマークするのがベストです。
65796614 しかし、カテゴリを示すことなくテキストを強調したいようなこともあるでしょう。
6580-Texinfoはそのためののコマンドを二つ用意しています。
6615+Texinfoはそのためのコマンドを二つ用意しています。
65816616 また、Texinfoは、@TeX{}がテキストを組版する際に使用するフォントを指定するコマンドを複数用意しています。
6582-これらのコマンドは、Infoでは効果がありません。
6617+これらのコマンドはInfoでは効果がありません。
65836618 また、これらのコマンドの一つ、@code{@@r}コマンドだけが常用されます。@refill
65846619
65856620 @menu
@@ -6589,7 +6624,7 @@ Texinfoはそのためののコマンドを二つ用意しています。
65896624 @end menu
65906625
65916626 @node emph & strong
6592-@subsection @code{@@emph}@{@var{text}@}と@code{@@strong}@{@var{text}@}
6627+@subsection @code{@@emph}@{@var{text}@}・@code{@@strong}@{@var{text}@}
65936628 @cindex Emphasizing text, font for
65946629 @findex emph
65956630 @findex strong
@@ -6641,7 +6676,7 @@ Infoがクロスリファレンスの連携に失敗してしまいます。
66416676 @cindex Small caps font
66426677 @findex sc @r{(small caps font)}
66436678
6644-(可能な場所では)テキストを@sc{a small caps font}に設定するには、@samp{@@sc}コマンドを使います。
6679+(可能な場所で)テキストを@sc{a small caps font}に設定するには、@samp{@@sc}コマンドを使います。
66456680 次のように、small capsを使用したいテキストを括弧の中に小文字で書いてください。
66466681
66476682 @example
@@ -6660,7 +6695,7 @@ Richard @sc{Stallman} founded @acronym{GNU}.
66606695 その出力は全く同じにはなりませんが(@code{@@acronym}コマンドはより小さなフォントで表示します。
66616696 small capsフォントというわけではありません)、重要なのは、実際のテキストがより的確に表わされるということです。
66626697
6663-また、ここで示されているように、姓は、small capitalsが望ましい場合の一つです。
6698+また、ここで示されているように、姓はsmall capitalsが望ましい場合の一つです。
66646699
66656700 @cindex <small> tag
66666701 @TeX{}は、@code{@@sc}コマンドの括弧の間にある大文字を全てフルサイズの大文字として植字します。
@@ -6691,16 +6726,16 @@ Texinfoでは、ドキュメントの@TeX{}出力で本文のフォントサイ
66916726 @end example
66926727
66936728 @cindex Printing cost, reducing
6694-その効果は、本文のフォントを10@dmn{pt}のサイズに縮小することです(デフォルトは11@dmn{pt}です)。
6729+このコマンドによって、本文のフォントが10@dmn{pt}のサイズに縮小されます(デフォルトは11@dmn{pt}です)。
66956730 他の要素に対するフォント、例えばセクションや章なども、それに合わせて縮小されます。
66966731 このコマンドは、@code{@@smallbook}コマンド(@pxref{smallbook,,Printing ``Small'' Books})や類似のコマンドと組み合わせる場合にだけ使用されます。
66976732 標準的な紙面(8.5x11 or A4)に10@dmn{pt}フォントで印刷するのは小さ過ぎるからです。
66986733 このコマンドを使う理由の一つは、ページ数を抑制して、それによって物理的な本に対する印刷コストを削減することです。
66996734
6700-Texinfoには、現時点では、使用するフォントファミリーを切り替えるコマンドや、もっと汎用的なサイズ変更コマンドはありません。
6735+現時点では、Texinfoには、使用するフォントファミリーを切り替えるコマンドや、もっと汎用的なサイズ変更コマンドはありません。
67016736
67026737 @cindex Styles, font
6703-Texinfoはまた、印刷されたマニュアルにおけるフォントや(可能であれば)HTML出力におけるフォントを指定する数々のフォントコマンドを用意しています。
6738+Texinfoはまた、印刷マニュアルにおけるフォントや(可能であれば)HTML出力におけるフォントを指定する数々のフォントコマンドを用意しています。
67046739 しかし、これらはInfoファイルでは効果を持ちません。
67056740 これらのコマンドは全てコマンドに続く括弧に括られた引数に対して適用されます。
67066741
@@ -6744,7 +6779,7 @@ Texinfoはまた、印刷されたマニュアルにおけるフォントや(可
67446779
67456780 @end table
67466781
6747-(長い名前を持つコマンドは、その他のものに比べてかなり遅く作られました。
6782+長い名前を持つコマンドは、他のものに比べてかなり後になってから作られました。
67486783 その時点で、そのような滅多に必要とされない機能に対して非常に短かい名前を使用する価値はあまり無いように思えました。
67496784
67506785 @cindex <lineannotation> Docbook tag
@@ -6770,19 +6805,21 @@ exampleのような環境では、等幅フォントではなく、標準的な
67706805 @end lisp
67716806
67726807 一般に、これ以外のフォントコマンドを使うのは避けるべきです。
6773-それらのフォントコマンドの中には、@TeX{}や関連パッケージでのように、特定のフォントの効果についての機能をドキュメント化する際にだけ役に立ちます。
6808+それらのフォントコマンドの中には、@TeX{}や関連パッケージでのように、特定のフォントの効果についての機能をドキュメント化する際にだけ役に立つものもあります。
67746809
67756810
67766811 @node Quotations and Examples
67776812 @chapter 引用(quotation)と例示(example)
67786813
6779-引用(quotation)と例示(example)は、一つ以上の完全な段落から構成されるテキストブロックで、大部分のテキストの中で強調され、異なった取り扱いがなされます。
6814+引用(quotation)と例示(example)は、一つ以上の完全な段落から構成されるテキストブロックです。
6815+大部分のテキストの中で強調され、異なった取り扱いがなされます。
67806816 出力において、引用と例示は通常字下げされます。
67816817
67826818 @findex end
67836819 Texinfoでは、引用(quotation)あるいは例示(example)を開始するには、必ず行頭に単独で@@-コマンドを書きます。
6784-終了するには、@code{@@end}コマンドを、これも行頭に単独で書きます。
6785-例えば、例示を開始するには、@code{@@example}コマンドを行頭に単独で書き、その例示を終了するには、@code{@@end example}コマンドを行頭に単独で書きます。
6820+終了する場合にも、@code{@@end}コマンドを行頭に単独で書きます。
6821+例えば、例示を開始するには、@code{@@example}コマンドを行頭に単独で書きます。
6822+その例示を終了するには、@code{@@end example}コマンドを行頭に単独で書きます。
67866823 @code{@@end}と@code{example}の間にはスペースが一つだけです。
67876824
67886825 @menu
@@ -6806,44 +6843,52 @@ Texinfoでは、引用(quotation)あるいは例示(example)を開始するに
68066843 @node Block Enclosing Commands
68076844 @section ブロックを囲むコマンド
68086845
6809-続くセクションでさらに説明しますが、以下は引用(quotation)と例示(example)のためのコマンドです。
6846+以下は引用(quotation)と例示(example)のためのコマンドです。
6847+次節以降で詳述します。
68106848
68116849 @table @code
68126850 @item @@quotation
68136851 引用されるテキストを示します。
6814-テキストは追い込みや(両側から)字下げが行なわれ、デフォルトではローマンフォントで印刷されます。
6852+テキストは追い込みや(両側から)字下げが行なわれます。
6853+デフォルトではローマンフォントで印刷されます。
68156854
68166855 @item @@example
68176856 プログラムコードやコマンドのようなものを示します。
6818-テキストは等幅フォントで印刷され、字下げはされますが、追い込みはされません。
6857+テキストは等幅フォントで印刷されます。
6858+字下げされます。
6859+追い込みはされません。
68196860
68206861 @item @@verbatim
68216862 文字そのままに印刷されるテキストの一片をマークします。
68226863 次の@code{@@end verbatim}コマンドが来るまで、文字の置換は行なわれず、コマンドは全て無視されます。
6823-テキストは等幅フォントで印刷されますが、字下げも追い込みもされません。
6864+テキストは等幅フォントで印刷されます。
6865+字下げも追い込みもされません。
68246866 余分な空白や空行も全て意味を持ち、タブ文字は展開されます。
68256867
68266868 @item @@smallexample
68276869 @code{@@example}コマンドと同じです。
6828-但し@TeX{}では、このコマンドを使うと、テキストがより小さいフォントで植字されます。
6870+但し、@TeX{}ではテキストがより小さいフォントで植字されます。
68296871
68306872 @item @@lisp
68316873 @code{@@example}コマンドに似ていますが、特にLispコードを示すためのものです。
6832-テキストは等幅フォントで表示され、字下げされますが、追い込みはされません。
6874+テキストは等幅フォントで表示されます。
6875+字下げされます。
6876+追い込みはされません。
68336877
68346878 @item @@smalllisp
68356879 @code{@@example}コマンドに対する@code{@@smallexample}コマンドと同じく、@code{@@lisp}コマンドに対するものです。
68366880
68376881 @item @@display
68386882 実例的なテキストを表示します。
6839-テキストは字下げされますが、追い込みはされません。
6883+テキストは字下げされます。
6884+追い込みはされません。
68406885 また、フォントは選択されません(ですので、デフォルトでは、フォントはローマンフォントです)。@refill
68416886
68426887 @item @@smalldisplay
68436888 @code{@@example}コマンドに対する@code{@@smallexample}コマンドと同じく、@code{@@display}コマンドに対するものです。
68446889
68456890 @item @@format
6846-@code{@@display}コマンド(テキストは追い込みが行なわれず、フォントも選択されません)と似ていますが、テキストは字下げされません。
6891+@code{@@display}コマンドと同様、追い込みが行なわれず、フォントも選択されませんが、字下げ処理は行なわれません。
68476892
68486893 @item @@smallformat
68496894 @code{@@example}コマンドに対する@code{@@smallexample}コマンドと同じく、@code{@@format}コマンドに対するものです。
@@ -6876,8 +6921,8 @@ quotationのテキストは、次のことを除いて、通常通り処理さ
68766921 @end itemize
68776922
68786923 @quotation
6879-これは、@code{@@quotation}コマンドと@code{@@end quotation}コマンドで挟まれて書かれたテキストの実例です。
6880-@code{@@quotation}コマンドは大抵の場合、別の(実際のまたは不確定の)出版物から引用されたテキストを示すのに使用されます。
6924+このテキストは、@code{@@quotation}コマンドと@code{@@end quotation}コマンドで挟まれて書かれたテキストの実例です。
6925+@code{@@quotation}コマンドは大抵の場合、別の(実際の、または、不確定の)出版物から引用されたテキストを示すのに使用されます。
68816926 @end quotation
68826927
68836928 @code{@@quotation}コマンドは単独行のテキストとして書いてください。
@@ -6905,7 +6950,7 @@ This is
69056950 a foo.
69066951 @end quotation
69076952
6908-@code{@@quotation}コマンドの引数が、次の語の中のいずれかと正確に同じであるとします。
6953+ここで、@code{@@quotation}コマンドの引数が、次の語の中のいずれかと正確に同じである場合を考えます。
69096954
69106955 @example
69116956 Caution Important Note Tip Warning
@@ -6962,18 +7007,17 @@ cp foo @var{dest1}; \
69627007 他方、開始の@code{@@example}コマンドと終了の@code{@@end example}コマンドの中にある空行は全て出力に現われます。
69637008
69647009 @quotation Caution
6965-exampleの中の行ではタブを使用しないようにしてください。
6966-(あるいは、Texinfoでは、verbatim環境以外のどのような場所でもそうです。)
7010+exampleの中の行ではタブを使用しないようにしてください(あるいは、Texinfoでは、verbatim環境以外のどのような場所でもそうです)。
69677011 @TeX{}は、タブ文字をそれぞれ一つの空白として処理します。
69687012 そしてそれはタブの見え方とは異なるものとなります。
69697013 Emacsでは、@kbd{M-x untabify}コマンドを使って、リージョン内のタブを複数のスペースに変換することが出来ます。
69707014 @end quotation
69717015
69727016 論理的に言うと、exampleは段落の「途中」であることが多いです。
6973-また、その後に続くテキストは、その上のexampleのように、字下げされるべきではありません。
6974-@code{@@noindent}コマンドを使うと、あるテキストの断片が、新しい段落であるかのように字下げされてしまうのを抑制します(@pxref{noindent,,@code{@@noindent}})。
7017+example環境に続くテキストは、その上のexample環境のようには字下げされるべきではありません。
7018+@code{@@noindent}コマンドを使うと、新しい段落であるかのようにテキストを字下げしてしまうのを抑制します(@pxref{noindent,,@code{@@noindent}})。
69757019
6976-文章中にプログラムコードを埋め込みたい場合には、displayコマンドを使うのではなく、@code{@@code}コマンドか、関連コマンドを使用してください(@pxref{code,,@code{@@code}})。
7020+文章中にプログラムコードを埋め込みたい場合には、displayコマンドを使うのではなく、@code{@@code}コマンドか関連コマンドを使用してください(@pxref{code,,@code{@@code}})。
69777021
69787022 exampleの行に、ノーマルのローマンフォントで「コメント」を書きたい場合には、@code{@@r}コマンドを利用できます(@pxref{Fonts})。
69797023
@@ -6989,8 +7033,8 @@ exampleの行に、ノーマルのローマンフォントで「コメント」
69897033
69907034 通常、出力は入力と全く同じになります。
69917035 置換されてしまうような文字はありません。
6992-例えば、空白や空行は、タブ文字も含め、全て意味を持ちます。
6993-印刷されたマニュアルでは、テキストは等幅フォントで植字され、字下げも追い込みも行なわれません。
7036+例えば、空白や空行は、タブ文字も含め全て意味を持ちます。
7037+印刷マニュアルでは、テキストは等幅フォントで植字され、字下げも追い込みも行なわれません。
69947038
69957039 @code{@@verbatim}コマンドは、行頭に単独で記述してください。
69967040 この行は出力には現われません。
@@ -7136,9 +7180,10 @@ programs; and that you know you can do these things.
71367180 @findex display
71377181
71387182 @code{@@display}コマンドはexample環境の一種を開始します。
7139-その中では、入力の各行が出力の行を生成し、出力は字下げされます。
7140-ですので、印刷されたマニュアルで@code{@@display}環境が等幅フォントを選択しないことを除けば、このコマンドは@code{@@example}コマンドのようなものです。
7141-実際、このコマンドはフォントを全く指定しませんので、@code{@@display}コマンドが無かった場合に表示されるであろうフォントと同じフォントでテキストが表示されます。
7183+この環境の中では、入力されるそれぞれの行が出力の行を生成します。
7184+また、出力は字下げされます。
7185+印刷マニュアルでは、@code{@@display}環境が等幅フォントとならないことを除けば、このコマンドは@code{@@example}コマンドに似ています。
7186+実際、このコマンドはフォントを全く指定しませんので、@code{@@display}コマンドが無かった場合に表示されるフォントと同じフォントでテキストが表示されます。
71427187
71437188 @display
71447189 This is an example of text written between an @code{@@display} command
@@ -7154,9 +7199,9 @@ Texinfoは@code{@@smalldisplay}コマンドも用意しています。
71547199 このコマンドは@code{@@display}コマンドのようなものですが、@code{@@smallbook}形式の中で小さいフォントを使用するものです。
71557200 @xref{small}.
71567201
7157-@code{@@table}コマンド(@pxref{table})は@code{@@display}環境の中では機能しません。
7202+@code{@@table}コマンドは@code{@@display}環境の中では機能しません(@pxref{table})。
71587203 @code{@@display}環境は行指向ですので、それらのコマンドを一緒に使う意味はありません。
7159-表を字下げしたいのであれば、@code{@@quotation}環境(@pxref{quotation})を試してみてください。
7204+表を字下げしたいのであれば、@code{@@quotation}環境を試してみてください(@pxref{quotation})。
71607205
71617206
71627207 @node format
@@ -7164,7 +7209,8 @@ Texinfoは@code{@@smalldisplay}コマンドも用意しています。
71647209 @findex format
71657210
71667211 @code{@@format}コマンドは@code{@@example}コマンドと似ています。
7167-但し、@code{@@format}コマンドは、印刷されたマニュアルでは等幅フォントを選択せず、また、マージンを狭くすることがありません。
7212+但し、印刷マニュアルでは等幅フォントを選択しません。
7213+また、マージンを狭くすることはありません。
71687214
71697215 @format
71707216 This is an example of text written between an @code{@@format} command
@@ -7177,7 +7223,8 @@ the @code{@@format} command does not fill the text.
71777223 @end format
71787224
71797225 @findex smallformat
7180-Texinfoは@code{@@smallformat}も提供していて、それは、@code{@@format}に似ていますが、@code{@@smallbook}書式でより小さいフォントを使用します。
7226+Texinfoは@code{@@smallformat}コマンドも提供しています。
7227+@code{@@format}コマンドに似ていますが、@code{@@smallbook}書式において、より小さいフォントを使用します。
71817228 @xref{small}.
71827229
71837230
@@ -7190,7 +7237,7 @@ Texinfoは@code{@@smallformat}も提供していて、それは、@code{@@format
71907237 @code{@@exdent}コマンドは行が持つ字下げを全て削除します。
71917238 このコマンドは行頭に記述し、同じ行にあるこのコマンドに続くテキストにだけ適用されます。
71927239 テキストの前後に括弧を書かないようにしてください。
7193-印刷されたマニュアルでは、@code{@@exdent}コマンドの行にあるテキストはローマンフォントで印刷されます。@refill
7240+印刷マニュアルでは、@code{@@exdent}コマンドの行にあるテキストはローマンフォントで印刷されます。@refill
71947241
71957242 @code{@@exdent}コマンドは通常example環境の中で使用されます。
71967243 ですので次のようになります。@refill
@@ -7289,11 +7336,11 @@ left end ragged.
72897336 @cindex Indentation, omitting
72907337 @findex noindent
72917338
7292-exampleやその他段落に入れ込まれるものは、段落を分断してしまうことになります。
7339+exampleなど段落に入れ込まれるものは、その段落を分断してしまうことになります。
72937340 通常、フォーマッタはexampleに続くテキストを新しい段落として字下げします。
72947341 この動作は、その継続するテキストの前で、@code{@@noindent}コマンドを行頭に書くことによってその都度抑制することが出来ます。
72957342 @code{@@paragraphindent}コマンドを使うと、全ての段落の字下げをグローバルに無効化することも出来ます。
7296-(@pxref{paragraphindent, Paragraph Indenting}).
7343+@xref{paragraphindent, Paragraph Indenting}.
72977344
72987345 ほとんどの環境の中では、コマンドに続く空白は無視されませんので、@code{@@noindent}コマンドは単独で書くのがベストです。
72997346 どの環境の中にも無い場合は、コマンドを行頭に書いて、続けてテキストを書いてもかまいません。
@@ -7337,7 +7384,7 @@ Infoファイル出力において空行の数を正しく調整するため、@
73377384
73387385 @code{@@noindent}コマンドの後ろには括弧を置かないようにしてください。
73397386 @code{@@noindent}は段落の外で使用されるコマンドですので括弧は不要です。
7340-(@pxref{Command Syntax})。
7387+@xref{Command Syntax}.
73417388
73427389
73437390 @node indent
@@ -7348,7 +7395,7 @@ Infoファイル出力において空行の数を正しく調整するため、@
73487395 @findex indent
73497396
73507397 @indent
7351-@code{@@noindent}コマンドを補完するため(前セクションを参照)、Texinfoは段落を強制的に字下げする@code{@@indent}コマンドを用意しています。
7398+@code{@@noindent}コマンドを補完するため(前節参照)、Texinfoは段落を強制的に字下げする@code{@@indent}コマンドを用意しています。
73527399 例えば、この段落は@code{@@indent}コマンドを使って字下げされています。
73537400 セクションの最初の段落は@code{@@indent}コマンドを使うのに最も相応しい場所です。
73547401 そこでは字下げが行なわれないという通常の動作をオーバーライドすることになります。
@@ -7363,12 +7410,12 @@ Info出力において、環境の中では@code{@@indent}コマンドの行が
73637410
73647411
73657412 @node cartouche
7366-@section @code{@@cartouche}: (カルトゥーシュ)example周囲の丸みを帯びた矩形
7413+@section @code{@@cartouche}: example周囲の丸みを帯びた矩形
73677414 @findex cartouche
73687415 @cindex Box with rounded corners
73697416 @cindex Rounded rectangles, around examples
73707417
7371-印刷されるマニュアルでは、@code{@@cartouche}コマンドは、角が丸みを帯びた枠を描いて、その内容を囲みます。
7418+印刷されるマニュアルでは、@code{@@cartouche}(カルトゥーシュ)コマンドは、角が丸みを帯びた枠を描いて、その内容を囲みます。
73727419 HTMLでは、通常の矩形が描かれます(HTMLで最大限可能なことです)。
73737420 @code{@@cartouche}コマンドはInfo出力には影響しません。
73747421
@@ -7412,7 +7459,7 @@ HTMLで正しく出力するには、@code{@@example}環境の周りに@code{@@c
74127459
74137460 Texinfoにはリストと表を作成する方法がいくつかあります。
74147461 リストは黒丸または番号が付きます。
7415-二列の表は、最初の列の項目が強調されます。
7462+二列の表は最初の列の項目が強調されます。
74167463 複数列の表もサポートされています。
74177464
74187465 @menu
@@ -7427,13 +7474,17 @@ Texinfoにはリストと表を作成する方法がいくつかあります。
74277474 @section Introducing Lists
74287475
74297476 Texinfoは、リストや表のテキストの字下げや、列挙リストの番号付けを自動的に行ないます。
7430-この番号付けの機能は、自分で番号を振り直す必要がありませんので、リストを修正する場合に便利です。@refill
7477+自分で番号を振り直す必要がありませんので、リストを修正する場合に便利です。@refill
74317478
7432-番号付きリストと表は、行頭に適切な@@-コマンドを記述することで開始し、対応する@code{@@end}コマンドを単独で書くことによって終了します。
7479+番号付きリストと表は、行頭に適切な@@-コマンドを記述することで開始します。
7480+対応する@code{@@end}コマンドを単独で書いて終了します。
74337481 表のコマンドとitemizeリストのコマンドでは、開始の@@-コマンドと同じ行に、書式化のための情報を記述する必要があります。@refill
74347482
7435-例えば、列挙リストを開始するには、@code{@@enumerate}コマンドを使い、リストを終了するには、@code{@@end enumerate}コマンドを使ってください。
7436-itemizeリストを開始するには、@code{@@itemize}コマンドを使い、@code{@@bullet}のような書式化コマンドを同じ行に記述して、また、@code{@@end itemize}コマンドを使って、そのリストを終了させます。@refill
7483+例えば、列挙リストを開始するには、@code{@@enumerate}コマンドを使います。
7484+このリストを終了するには、@code{@@end enumerate}コマンドを使ってください。
7485+itemizeリストを開始するには、@code{@@itemize}コマンドを使います。
7486+このコマンドの同じ行に、@code{@@bullet}のような書式化コマンドを記述します。
7487+@code{@@end itemize}コマンドを使って、そのリストを終了させます。@refill
74377488 @findex end
74387489
74397490 リストの各要素の前には、@code{@@item}コマンドや@code{@@itemx}コマンドを置きます。@refill
@@ -7444,13 +7495,13 @@ itemizeリストを開始するには、@code{@@itemize}コマンドを使い、
74447495
74457496 @itemize @bullet
74467497 @item
7447-黒点有りと無しのitemizeリスト。
7498+黒点有りと無しのitemizeリスト
74487499
74497500 @item
7450-番号や文字を使用した列挙(enumerate)リスト。
7501+番号や文字を使用した列挙(enumerate)リスト
74517502
74527503 @item
7453-強調のある二列の表。
7504+強調のある2列の表
74547505 @end itemize
74557506
74567507 @sp 1
@@ -7459,18 +7510,18 @@ itemizeリストを開始するには、@code{@@itemize}コマンドを使い、
74597510
74607511 @enumerate
74617512 @item
7462-黒点有りと無しのitemizeリスト。
7513+黒点有りと無しのitemizeリスト
74637514
74647515 @item
7465-番号や文字を使用した列挙(enumerate)リスト。
7516+番号や文字を使用した列挙(enumerate)リスト
74667517
74677518 @item
7468-強調のある二列の表。
7519+強調のある2列の表
74697520 @end enumerate
74707521
74717522 @sp 1
74727523 @noindent
7473-そして、同じ項目とその@w{@@-コマンド}の二列の表は以下のようになります。
7524+そして、同じ項目とその@w{@@-コマンド}の2列の表は以下のようになります。
74747525 @refill
74757526
74767527 @table @code
@@ -7483,7 +7534,7 @@ itemizeリストを開始するには、@code{@@itemize}コマンドを使い、
74837534 @item @@table
74847535 @itemx @@ftable
74857536 @itemx @@vtable
7486-強調のある二列の表。
7537+強調のある2列の表。
74877538 索引化も可能。
74887539 @end table
74897540
@@ -7493,15 +7544,16 @@ itemizeリストを開始するには、@code{@@itemize}コマンドを使い、
74937544 @cindex Itemization
74947545 @findex itemize
74957546
7496-@code{@@itemize}コマンドは字下げされた段落の並びを生成するもので、マークが必要な各段落の冒頭では、左マージンの中に黒丸やその他のマークを付けます。
7547+@code{@@itemize}コマンドは字下げされた段落の並びを生成するものです。
7548+マークが必要な各段落の冒頭では、左マージンの中に黒丸やその他のマークが付けられます。
74977549 @refill
74987550
74997551 @cindex @code{@@w}, for blank items
75007552 itemizeリストを開始するには、行頭に@code{@@itemize}コマンドを記述します。
7501-コマンドの続けて同じ行に、文字を一つ、あるいはマークを生成するTexinfoのコマンドを一つ書きます。
7553+コマンドに続けて同じ行に、文字を一つ、あるいはマークを生成するTexinfoのコマンドを一つ書きます。
75027554 通常@code{@@itemize}コマンドの後には@code{@@bullet}コマンドを書きますが、@code{@@minus}コマンドや、Infoファイルの中で最終的に一文字となるようなコマンドや文字を何でも書くことができます。
75037555 マークを全く付けたくないのでしたら、@code{@@w}コマンドを使用してください。
7504-(@code{@@itemize}コマンドの後ろに@code{@@bullet}のようなマークコマンドを書く際には、@samp{@{@}}を省略することが出来ます。)
7556+@code{@@itemize}コマンドの後ろに@code{@@bullet}のようなマークコマンドを書く際には、@samp{@{@}}を省略することが出来ます。
75057557 マークコマンドを指定しなければ、デフォルトは@code{@@bullet}コマンドになります。
75067558
75077559 @code{@@itemize}コマンドの後には、@code{@@end itemize}と記述された行に至るまで、字下げされる段落自体のテキストを記述してください。@refill
@@ -7511,8 +7563,7 @@ itemizeリストを開始するには、行頭に@code{@@itemize}コマンドを
75117563 その@code{@@item}コマンドの後ろにテキストが続いてもかまいません。
75127564
75137565 通常、@code{@@item}コマンドの前には空行を置くべきです。
7514-こうすることによって、Infoファイルでも空行が置かれることになります。
7515-(@TeX{}は、どちらにしても行間の空白を適切に挿入します。)
7566+こうすることによって、Infoファイルでも空行が置かれることになります(@TeX{}は、どちらにしても行間の空白を適切に挿入します)。
75167567 各エントリが極端に短かい場合を除けば、空行があるほうがリストの見た目が良くなります。@refill
75177568
75187569 以下は、@code{@@itemize}コマンドを使用した例です。
@@ -7600,15 +7651,16 @@ Second outer item.
76007651
76017652 @code{@@enumerate}コマンドは行頭に書いてください。
76027653 このコマンドは引数を必須としませんが、オプションとして数字か文字のどちらかを受け付けます。
7603-引数が指定されない場合、@code{@@enumerate}コマンドは、番号@samp{1}からリストを開始します。
7604-例えば@samp{3}のような数値の引数を付けると、@code{@@enumerate}コマンドはその数字からリストを開始します。
7605-例えば、@samp{a}や@samp{A}のように、大文字もしくは小文字の引数を付けた場合、@code{@@enumerate}コマンドはその文字からリストを開始します。
7654+引数が指定されない場合、番号@samp{1}からリストを開始します。
7655+例えば、@samp{3}のような数値の引数を付けると、その数字からリストを開始します。
7656+例えば、@samp{a}や@samp{A}のように、大文字もしくは小文字の引数を付けた場合、その文字からリストを開始します。
76067657
76077658 enumerateリストのテキストはitemizeリストの場合と同じ方法で記述してください。
7608-列挙したい各段落の冒頭で@code{@@item}コマンドで始まる行を書きます。
7659+列挙したい各段落の冒頭に@code{@@item}コマンドで始まる行を書きます。
76097660 @code{@@item}の後ろにテキストを続けて書いても構いません。
76107661
7611-リストの各エントリの間には空行を置くべきです。こうすることで、通常、Infoファイルが読み易くなります。
7662+リストの各エントリの間には空行を置くべきです。
7663+通常は、こうすることでInfoファイルが読み易くなります。
76127664
76137665 @need 1500
76147666 以下は、引数を付けない@code{@@enumerate}コマンドの例です。
@@ -7698,12 +7750,13 @@ Perpetuating causes.
76987750 アウトラインのように、enumerateリストを入れ子にすることも可能です。
76997751
77007752 @node Two-column Tables
7701-@section 二列の表の作成
7753+@section 2列の表の作成
77027754 @cindex Tables, making two-column
77037755 @findex table
77047756
77057757 @code{@@table}コマンドは@code{@@itemize}コマンド(@pxref{itemize,,@code{@@itemize}})と似ていますが、各項目に対して名前や見出しの行を指定することが可能です。
7706-@code{@@table}コマンドは2列の表を生成するのに使用され、特に、用語集や説明表示、コマンドラインオプションの概要などを記述するのに便利です。
7758+2列の表を生成するのに使用されます。
7759+特に、用語集や説明表示、コマンドラインオプションの概要などを記述するのに便利です。
77077760
77087761 @menu
77097762 * table:: How to construct a two-column table.
@@ -7727,7 +7780,8 @@ Perpetuating causes.
77277780
77287781 @findex asis
77297782 @code{@@table}コマンドの引数として@code{@@asis}コマンドを使用することも出来ます。
7730-@code{@@asis}コマンドは何もしないコマンドです。このコマンドを@code{@@table}コマンドの後に記述した場合、第一カラムのエントリは強調が加えられることなく出力されます(``as is'')。
7783+@code{@@asis}コマンドは何もしないコマンドです。
7784+このコマンドを@code{@@table}コマンドの後に記述した場合、第1カラムのエントリは強調が加えられることなく出力されます(「as is」)。
77317785
77327786 @code{@@table}コマンドは、ここで明示的に述べたコマンドに加え、他のコマンドと一緒に使用することが出来ます。
77337787 しかし、使用できるのは通常は括弧の中に引数を取るコマンドだけです。
@@ -7735,13 +7789,11 @@ Perpetuating causes.
77357789
77367790 @findex item
77377791 行頭に@code{@@item}コマンドを書いて、表の各エントリを開始します。
7738-第一カラムのテキストは@code{@@item}コマンドと同じ行に記述してください。
7739-第二カラムのテキストは@code{@@item}コマンドの行に続く行とそれ以降の行に書きま
7740-す。
7741-(第二カラムのエントリが空の場合は何も入力する必要はありません。)
7792+第1カラムのテキストは@code{@@item}コマンドと同じ行に記述してください。
7793+第2カラムのテキストは@code{@@item}コマンドの行の次の行以降に記述します(第2カラムのエントリが空の場合は何も入力する必要はありません)。
77427794 サポートテキストは好きな行数だけ書くことが出来ます。
77437795 複数の段落があっても構いません。
7744-しかし、@code{@@item}コマンドと同じ行にあるテキストだけが、第一カラムに配置されます(脚注も全て含まれます)。
7796+しかし、@code{@@item}コマンドと同じ行にあるテキストだけが、第1カラムに配置されます(脚注も全て含まれます)。
77457797
77467798 通常、@code{@@item}コマンドの行の前に空行を置くべきです。
77477799 こうすることで、Infoファイルに空行が入ります。
@@ -7779,40 +7831,42 @@ Text for @samp{bar}.
77797831 @end table
77807832
77817833 二つ以上の名前を持つ項目を、一つのテキストブロックでリストにしたい場合には、@code{@@itemx}コマンドを使用してください。
7782-(@xref{itemx,,@code{@@itemx}}.)
7834+@xref{itemx,,@code{@@itemx}}.
77837835
77847836
77857837 @node ftable vtable
7786-@subsection @code{@@ftable}と@code{@@vtable}
7838+@subsection @code{@@ftable}・@code{@@vtable}
77877839 @cindex Tables with indexes
77887840 @cindex Indexing table entries automatically
77897841 @findex ftable
77907842 @findex vtable
77917843
7792-@code{@@ftable}コマンドと@code{@@vtable}コマンドは@code{@@table}コマンドと同じですが、但し、@code{@@ftable}コマンドが、表の第一カラムの各項目を関数索引の中に自動的に入れ、@code{@@vtable}コマンドが、表の第一カラムの各項目を変数索引に自動的に入れるというところが異なります。
7844+@code{@@ftable}コマンドと@code{@@vtable}コマンドは@code{@@table}コマンドと同じです。
7845+但し、@code{@@ftable}コマンドは、表の第1カラムの各項目を関数索引の中に自動的に入れます。
7846+また、@code{@@vtable}コマンドは、表の第1カラムの各項目を変数索引に自動的に入れます。
77937847 これによって、索引を作成する作業が簡単になります。
77947848 @code{@@item}コマンドと同じ行の項目だけが、その行に表われる形式と全く同様にインデックスされます。
7795-索引については、@xref{Indices}.@refill
7849+索引については別の節を参照してください(@pxref{Indices})。@refill
77967850
77977851 @code{@@ftable}コマンドや@code{@@vtable}コマンドを使って2列の表を開始するには、行頭に@@-コマンドを記述してください。
77987852 続けて同じ行に、@code{@@code}コマンドのようなTexinfoコマンドを引数として書きます。
77997853 これは@code{@@table}コマンドに対して行なうのと全く同じです。
78007854 そして、その表を終了させるには、@code{@@end ftable}コマンドや@code{@@end vtable}コマンドを単独で記述します。
78017855
7802-前のセクションの@code{@@table}の例を参照してください。
7856+前節の@code{@@table}の例を参照してください。
78037857
78047858 @node itemx
78057859 @subsection @code{@@itemx}
78067860 @cindex Two named items for @code{@@table}
78077861 @findex itemx
78087862
7809-それぞれ単独行に表示される第一カラムのエントリが、同じ項目に対して二つ以上あるような場合は、tableの中で@code{@@itemx}コマンドを使用してください。
7863+それぞれ単独行に表示される第1カラムのエントリが、同じ項目に対して二つ以上あるような場合は、tableの中で@code{@@itemx}コマンドを使用してください。
78107864
78117865 最初のエントリについては@code{@@item}コマンドを使用し、続く残りのエントリに対しては全て@code{@@itemx}コマンドを使用してください。
78127866 @code{@@itemx}は必ず@code{@@item}コマンドに続けなければなりません。
78137867 間には空行を入れません。
78147868
7815-@code{@@itemx}コマンドは、第一カラムの上に縦方向の余分なスペースを生成しないことを除けば@code{@@item}コマンドと全く同じです。
7869+@code{@@itemx}コマンドは、第1カラムの上に縦方向の余分なスペースを生成しないことを除けば@code{@@item}コマンドと全く同じです。
78167870 連続する@code{@@itemx}コマンドが複数ある場合は、それらの間に空行を挿入しないようにしてください。
78177871
78187872 例えば、以下のようにします。
@@ -7841,7 +7895,7 @@ case) character or string.@refill
78417895 @end table
78427896
78437897 @noindent
7844-(この例では、2列の表における複数行のサポートテキストについて説明していることにも注意してください。)@refill
7898+この例では、2列の表における複数行のサポートテキストについて説明していることにも注意してください。@refill
78457899
78467900
78477901 @node Multi-column Tables
@@ -7852,10 +7906,11 @@ case) character or string.@refill
78527906 @code{@@multitable}コマンドを使うと、いくつもの列を持った表を作成することが出来ます。
78537907 各列には好きな幅を持たせることが出来ます。
78547908
7855-列の幅は@code{@@multitable}コマンドの行自体で定義し、@code{@@item}コマンドに続けて実際の各行を記述します。
7856-その際各列は@code{@@tab}コマンドを使って分割します。
7909+列の幅は@code{@@multitable}コマンドの行自体で定義します。
7910+実際の各行は、@code{@@item}コマンドに続けて記述します。
7911+その際、各列は@code{@@tab}コマンドを使って分割します。
78577912 最後に、@code{@@end multitable}コマンドで表を終了します。
7858-詳細は次のセクションを見てください。
7913+詳細は次節を見てください。
78597914
78607915 @menu
78617916 * Multitable Column Widths:: Defining multitable column widths.
@@ -7863,13 +7918,13 @@ case) character or string.@refill
78637918 @end menu
78647919
78657920 @node Multitable Column Widths
7866-@subsection 複数列の表の幅
7921+@subsection マルチカラムの表の幅
78677922 @cindex Multitable column widths
78687923 @cindex Column widths, defining for multitables
78697924 @cindex Widths, defining multitable column
78707925
78717926 複数列の表のカラム幅は二通りの方法で定義できます。
7872-一つは行長に対する割合で指定する方法、もう一つは、プロトタイプ行を使用する方法です。
7927+一つは行長に対する割合で指定する方法で、もう一つは、プロトタイプ行を使用する方法です。
78737928 この二つの方法を混用することはサポートしていません。
78747929 どちらの場合も、@code{@@multitable}コマンドと同じ行に全て定義します。
78757930
@@ -7877,8 +7932,9 @@ case) character or string.@refill
78777932 @item
78787933 @findex columnfractions
78797934 @cindex Line length, column widths as fraction of
7880-行長に対する割合としてカラム幅を指定するには、@code{@@columnfractions}コマンドと10進数(当然1より小さい。
7881-先行する0は書いても良いですが無視されます)を、@code{@@multitable}コマンドの後に書いてください。
7935+行長に対する割合としてカラム幅を指定するには、@code{@@multitable}コマンドの後ろに、@code{@@columnfractions}コマンドと10進数を記述してください。
7936+当然、この10進数は1より小さいものです。
7937+先行する0は書いても構いませんが、無視されます。
78827938 次のようになります。
78837939
78847940 @example
@@ -7909,13 +7965,13 @@ case) character or string.@refill
79097965
79107966
79117967 @node Multitable Rows
7912-@subsection 複数カラムの表の行
7968+@subsection マルチカラムの表の行
79137969 @cindex Multitable rows
79147970 @cindex Rows, of a multitable
79157971
79167972 @findex item
79177973 @findex tab
7918-カラム幅(前節を参照)を定義する@code{@@multitable}コマンドの後、@code{@@item}コマンドを使ってmultitableの本体の各行を開始します。
7974+カラム幅(前節参照)を定義する@code{@@multitable}コマンドの後、@code{@@item}コマンドを使ってmultitableの本体の各行を開始します。
79197975 その際、カラムのエントリは@code{@@tab}コマンドを使って分割します。
79207976 改行は表の本体では特別な意味を持たず、必要に応じてソースファイルの入力行に改行を入れることが出来ます。
79217977
@@ -7926,7 +7982,7 @@ case) character or string.@refill
79267982 そういう行の@TeX{}の出力はboldフォントとなり、HTMLやXML、Docbookの出力では@code{<thead>}タグが使用されます。
79277983 Infoでは、見出し行に続けてダッシュ(@samp{-}文字)で出来た分割線が入れられます。
79287984
7929-以下は、複数カラムの表の完全な例です(このテキストは@cite{The GNU Emacs Manual}のものです@pxref{Split Window,, Splitting Windows, emacs, The GNU Emacs Manual})。
7985+以下は、複数カラムの表の完全な例です(このテキストは@cite{The GNU Emacs Manual}のものです(@pxref{Split Window,, Splitting Windows, emacs, The GNU Emacs Manual}))。
79307986
79317987 @example
79327988 @@multitable @@columnfractions .15 .45 .4
@@ -7972,7 +8028,8 @@ split that window.
79728028 この章で紹介するコマンドは、通常のドキュメントの流れから離れて、特別に表示されるテキストを書けるようにするものです。
79738029
79748030 そういうコマンドのセットの一つは、「フロート」を作成するものです。
7975-フロートとは即ち図表などのことで、本文とは区切られていて、番号やキャプションを付けることが可能で、ドキュメントの他の部分から参照されることがあります。
8031+フロートとは即ち図表などのことで、本文とは区切られています。
8032+番号やキャプションを付けることが可能で、ドキュメントの他の部分から参照されることがあります。
79768033 画像はこの表示に含めることが多いです。
79778034
79788035 もう一つのコマンドグループはTexinfoに脚注を作成するものです。
@@ -7992,10 +8049,9 @@ split that window.
79928049 通常は「Figure」「Table」「Example」あるいは同様な種類のラベルが付けられます。
79938050
79948051 @cindex Floating, not yet implemented
7995-フロートは、印刷出力において、原則として、現在のページの上部や下部、あるいは次のページに移動することがあるということからその名前が付けられています。
7996-(他の出力フォーマットではフロートさせる意味がありません。)
7997-しかしながら、Texinfoの現在のバージョンでは、このフロート機能は残念ながらまだ実装されていません。
7998-そういう動作の代わりに、フロートの素材は、おおよそ@code{@@group}コマンドのように、現在位置に単に出力されます(@pxref{group,,@code{@@group}})。
8052+フロートは、印刷出力において、原則として、現在のページの上部や下部、あるいは次のページに移動することがあるということからその名前が付けられています(他の出力フォーマットではフロートさせる意味がありません)。
8053+残念ながら、Texinfoの現在のバージョンでは、このフロート機能はまだ実装されていません。
8054+そういう動作の代わりに、フロートの素材は、おおよそ@code{@@group}コマンドのように、単純に現在位置に出力されます(@pxref{group,,@code{@@group}})。
79998055
80008056 @menu
80018057 * float:: Producing floating material.
@@ -8011,7 +8067,7 @@ split that window.
80118067
80128068 フロート素材を作るには、表示したい素材を、単独で別々に書いた@code{@@float}コマンドと@code{@@end float}コマンドで囲んでください。
80138069
8014-フロート素材は、既存の図(@pxref{Images})を表示するのに@code{@@image}コマンドを使用し、表(@pxref{Multi-column Tables})を表示するのに@code{@@multitable}コマンドを使用します。
8070+フロート素材では、既存の図(@pxref{Images})を表示する場合、@code{@@image}コマンドを使用し、表(@pxref{Multi-column Tables})を表示する場合、@code{@@multitable}コマンドを使用します。
80158071 しかし、フロートする内容は何でも構いません。
80168072 以下は単純なテキストを表示する例です。
80178073
@@ -8039,12 +8095,13 @@ This is an example float.
80398095
80408096 @item label
80418097 このフロートに対するクロスリファレンスのラベルを指定します。
8042-この引数が指定されると、このフロートは自動的に番号が振られ、@code{@@listoffloats}(@pxref{listoffloats})の出力に現われるようになります。
8098+この引数が指定されると、このフロートは自動的に番号が振られ、@code{@@listoffloats} (@pxref{listoffloats})の出力に現われるようになります。
80438099 @var{label}へのクロスリファレンスは可能です。
80448100
80458101 @cindex Floats, making unnumbered
80468102 @cindex Unnumbered float, creating
8047-反対に@var{label}が指定されない場合、フロートには番号が振られず、その結果、@code{@@listoffloats}の出力に現われなかったり、クロスリファレンスで使用できなかったりします。
8103+反対に、@var{label}が指定されない場合、フロートには番号が振られません。
8104+その結果、@code{@@listoffloats}の出力に現われなかったり、クロスリファレンスで使用できなかったりします。
80488105 @end table
80498106
80508107 @noindent 通常は、ラベルが付けられ、番号の振られたフロートにするため、@var{type}と@var{label}の両方を指定します。
@@ -8219,8 +8276,7 @@ pdf@TeX{}は@file{@var{filename}.png}あるいは@file{@var{filename}.jpg}、@fi
82198276 HTML出力では、@code{@@image}コマンドに対する省略可能な4番目の引数@var{alttext}が指定されていれば、@code{makeinfo}は、この引数をインライン画像の@dfn{ALT属性}に設定します。
82208277 引数が指定されていなければ、@code{makeinfo}は、表示される画像の完全なファイル名を使用します。
82218278 @var{alttext}はTexinfoのテキストとして解釈されますので、例えば@samp{"}や@samp{<}、@samp{&}のような特殊な文字は、HTMLやXMLの出力ではエスケープされます。
8222-また、@code{alt}の文字列を空にしたい場合には、@code{@@-}コマンドを使うことで可能です(このコマンドは何も出力しないコマンドです。
8223-@pxref{- and hyphenation})。
8279+また、@code{alt}の文字列を空にしたい場合には、@code{@@-}コマンドを使うことで可能です(このコマンドは何も出力しないコマンドです(@pxref{- and hyphenation}))。
82248280
82258281 Info出力では、@code{alt}文字列もTexinfoテキストとして処理され、出力されます。
82268282 この場合、@samp{\}は@samp{\\}とエスケープされ、@samp{"}は@samp{\"}とエスケープされます。
@@ -8328,10 +8384,9 @@ HTMLやその他の出力では実装されていません。
83288384 @cindex Footnotes
83298385 @findex footnote
83308386
8331-@dfn{脚注}は、本文に注釈を付けたり、本文を明確にする際に参照されるものです。
8332-@footnote{脚注は本文を補足したり、詳述したりするものですが、読者が本文を理解するために読まなければならないものであってはなりません。
8387+@dfn{脚注}は、本文に注釈を付けたり、本文を明確にする際に参照されるものです@footnote{脚注は本文を補足したり、詳述したりするものですが、読者が本文を理解するために読まなければならないものであってはなりません。
83338388 脚注に関する深い議論は@cite{The Chicago Manual of Style}を参照してください。
8334-これはthe University of Chicago Pressから出版されています。}
8389+これはthe University of Chicago Pressから出版されています。}。
83358390 脚注は気が散るものです。
83368391 使う場合には慎重に使うようにしてください。
83378392 普通であれば、参考文献への参照は、始めから終わりまで脚注を使用するよりも、ドキュメントの最後に参考文献目録を配置するほうが良いです。
@@ -8345,7 +8400,7 @@ HTMLやその他の出力では実装されていません。
83458400 @node Footnote Commands
83468401 @subsection 脚注コマンド
83478402
8348-Texinfoでは、脚注は@code{@@footnote}コマンドで作成します。
8403+脚注は@code{@@footnote}コマンドで作成します。
83498404 このコマンドの直後には左括弧を書き、続けて脚注のテキスト、そして脚注を終了するための右括弧を書きます。
83508405 脚注はどのような長さになっても構いません(必要なら複数のページに渡って分割されます)が、通常は短かいものです。
83518406 テンプレートは次のようになります。
@@ -8368,9 +8423,9 @@ footnote.@}; in the Texinfo source@dots{}
83688423
83698424 これで分かるように、このソースには二つの句読点記号が隣り合って存在しています。
83708425 この場合は、@samp{.@};}というのがその並びです。
8371-これは正常ですので、奇妙な感じに見えますが、気にしないようにしてください(最初の記号は脚注を終わらせるもの、2番目の記号は脚注が付けられている一文に属するものです)。
8426+奇妙な感じに見えますが、これで正常ですので気にしないようにしてください(最初の記号は脚注を終わらせるもの、2番目の記号は脚注が付けられている一文に属するものです)。
83728427
8373-印刷されたマニュアルや本では、脚注に対する参照記号として、小さな上付きの数字が付けられます。
8428+印刷マニュアルや本では、脚注に対する参照記号として、小さな上付きの数字が付けられます。
83748429 そして脚注のテキストはページの一番下の水平線の下に示されます。
83758430
83768431 Infoでは、脚注に対する参照記号として、@samp{(1)}のような括弧の中に脚注番号が書かれたものが使われます。
@@ -8461,9 +8516,10 @@ Infoファイルの脚注スタイルを指定するには@code{@@footnotestyle}
84618516 @chapter 索引
84628517 @cindex Indices
84638518
8464-Texinfoを使用すると、手作業でエントリを並べ替えたり、照合したりすることなく索引を生成することが出来ます。
8465-索引では、エントリがアルファベット順にリストされ、各エントリについて論述されている場所の情報も一緒に示されます。
8466-印刷されたマニュアルでは場所の情報はページ番号です。
8519+Texinfoを使用すると、手作業でエントリを並べ替えたり照合したりすることなく、索引を生成することが出来ます。
8520+索引では、エントリがアルファベット順にリストされます。
8521+各エントリについて論述されている場所の情報も一緒に示されます。
8522+印刷マニュアルでは場所の情報がページ番号となります。
84678523 Infoファイルでは、参照されている最初のノードへ誘導するメニューエントリとなっています。
84688524
84698525 Texinfoでは数種類の索引が予め用意されています。
@@ -8471,7 +8527,7 @@ Texinfoでは数種類の索引が予め用意されています。
84718527 索引を組み合わせたり、標準的な目的とは違うものに対して索引を使用することも出来ます。
84728528 独自の新たな索引を定義することも可能です。
84738529
8474-索引の印刷方法については@xref{Printing Indices & Menus}.
8530+索引の印刷方法については別の節を参照してください(@pxref{Printing Indices & Menus})。
84758531
84768532 @menu
84778533 * Index Entries:: Choose different words for index entries.
@@ -8499,7 +8555,7 @@ Texinfoでは数種類の索引が予め用意されています。
84998555 組版と同じように、索引の作成は高度に熟練した腕が必要な、専門的な作業です。
85008556 自分で索引作りをやってみない限り、繊細な索引のありがたみを感じることは無いでしょう。
85018557
8502-巻末での索引の印刷や、Infoファイルにおける索引メニューの作成については、@xref{Printing Indices & Menus}.
8558+巻末での索引の印刷や、Infoファイルにおける索引メニューの作成については別の節を参照してください(@pxref{Printing Indices & Menus})。
85038559
85048560
85058561 @node Predefined Indices
@@ -8563,7 +8619,7 @@ Texinfoは六つの定義済み索引を用意しています。
85638619
85648620 索引エントリは、行頭に書いた索引コマンドと、続けてその行の残りの部分に書いたエントリによって構成されます。@refill
85658621
8566-例えば、このセクションは概念索引に対する以下のような五つのエントリで始まります。:@refill
8622+例えば、このセクションは概念索引に対する以下のような五つのエントリで始まります。@refill
85678623
85688624 @example
85698625 @@cindex Defining indexing entries
@@ -8581,15 +8637,14 @@ Texinfoは六つの定義済み索引を用意しています。
85818637 @cindex Index entry writing
85828638 概念索引のエントリはテキストで出来ています。
85838639 索引を書く最も良い方法は、簡潔でなおかつ分かりやすいエントリを選択することです。
8584-こうすることが出来れば、そのエントリが大文字化しないほうが大抵見栄えが良くなりますが、文の途中に書かれているかのようになります。
8585-(常に大文字で書かれる固有名詞は頭字語は大文字で書くようにしてください。)
8640+こうすることが出来れば、そのエントリが大文字化しないほうが大抵見栄えが良くなりますが、文の途中に書かれているかのようになります(常に大文字で書かれる固有名詞は頭字語は大文字で書くようにしてください)。
85868641 これが、大部分のGNUマニュアルの索引で行なわれている慣習です。
85878642
85888643 エントリを簡潔かつ分かりやすいものとする方法が見出せない場合には、より長くて分かりやすいものを選んでください。
8589-簡潔だが分かりにくいものではありません。
8590-数語からなるエントリが多くある場合、各エントリの最初の語の語頭を大文字化するという、違った慣習を使うほうが索引の見栄えが良くなることがあります。
8644+簡潔だが分かりにくいものを選ぶのではありません。
8645+数語からなるエントリが多数ある場合、各エントリの最初の語の語頭を大文字化するという、別の慣習を使うほうが索引の見栄えが良くなることがあります。
85918646 C言語やLisp言語の関数名あるいはシェルコマンドのように、大文字小文字が区別される名前を大文字化して変更してしまわないようにしてください。
8592-綴を間違ってしまうことになると思います。
8647+綴りを間違ってしまうことになると思います。
85938648
85948649 どちらの慣習を使っていたとしても、それを首尾一貫使うようにしてください。
85958650
@@ -8597,14 +8652,16 @@ C言語やLisp言語の関数名あるいはシェルコマンドのように、
85978652 こういった名前は通常大文字小文字が区別されますので、その必要に応じて大文字あるいは小文字を使用するようにしてください。
85988653
85998654 @cindex Index font types
8600-デフォルトでは、概念索引のエントリは小さいローマンフォントで印刷され、それ以外の索引のエントリは小さい@code{@@code}のフォントで印刷されます。
8655+デフォルトでは、概念索引のエントリは小さいローマンフォントで印刷されます。
8656+それ以外の索引のエントリは小さい@code{@@code}のフォントで印刷されます。
86018657 エントリの一部が印刷される方法は通常のTexinfoコマンドを使って変更することが出来ます。
86028658 例えば、ファイル名については@code{@@file}コマンドを使う(@pxref{Marking Text})とか、ノーマルのローマンフォントに変更するのに@code{@@r}コマンドを使う(@pxref{Fonts})などしてください。
86038659
86048660 @quotation Caution
86058661 索引エントリの中ではコロンを使用しないようにしてください。
8606-Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード名を分けていますので、エントリ自体にコロンが含まれるとInfoが混乱することになります。
8607-メニューエントリの構造については、@xref{Menu Parts}.
8662+Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード名を分けています。
8663+エントリ自体にコロンが含まれるとInfoが混乱することになります。
8664+メニューエントリの構造については別の節を参照してください(@pxref{Menu Parts})。
86088665 @end quotation
86098666
86108667
@@ -8614,10 +8671,10 @@ Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード
86148671 @cindex Indices, combining them
86158672
86168673 関数索引と概念索引のように、本質的に異なる二つの索引を一つにまとめたいことがあります。
8617-それは恐らく、十分な数のエントリが無く、別々の索引にしておくと間の抜けた感じに見えてしまうからというような理由でしょう。
8674+それは恐らく、十分な数のエントリが無く、別々の索引にしておくと間の抜けた感じに見えてしまうからというような理由だったりするでしょう。
86188675
86198676 @code{@@findex}コマンドでなく@code{@@cindex}コマンドを記述すれば関数を概念索引に入れることが出来ます。
8620-そして概念索引を「Function and Concept Index」とタイトルを付けて印刷し、「Function Index」を全く印刷しないようにすれば、一貫したマニュアルを生成できます。
8677+そして、概念索引を「Function and Concept Index」とタイトルを付けて印刷し、「Function Index」を全く印刷しないようにすれば、一貫したマニュアルを生成できます。
86218678 しかし、これはしっかりとした手順ではありません。
86228679 そのドキュメントが、関数索引を別に持つように設計された他のドキュメントの一部としてインクルードされないのであれば、こういう方法で上手く行きます。
86238680 ドキュメントがそういった別のドキュメントにインクルードされるものであったとしたら、そのドキュメントに記載された関数と別のドキュメントに記載された関数とが最終的に一緒になることはありません。
@@ -8634,10 +8691,11 @@ Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード
86348691 @subsection @code{@@syncodeindex}
86358692 @findex syncodeindex
86368693
8637-関数と概念を一つの索引にまとめたい場合、関数は@code{@@findex}コマンドで、概念は@code{@@cindex}コマンドでインデックスし、そして、@code{@@syncodeindex}コマンドを使って関数索引のエントリを概念索引の方へリダイレクトするようにしなければなりません。@refill
8694+関数と概念を一つの索引にまとめたい場合、関数は@code{@@findex}コマンドでインデックスし、概念は@code{@@cindex}コマンドでインデックスします。
8695+そして、@code{@@syncodeindex}コマンドを使って関数索引のエントリを概念索引の方へリダイレクトするようにしなければなりません。@refill
86388696
86398697 @code{@@syncodeindex}コマンドは引数が二つあります。
8640-リダイレクトする索引の名前と、リダイレクト先の索引の名前です。
8698+リダイレクトする索引の名前とリダイレクト先の索引の名前です。
86418699 テンプレートは次のようになります。@refill
86428700
86438701 @example
@@ -8665,7 +8723,7 @@ Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード
86658723 データ型索引(data type index)
86668724 @end table
86678725
8668-@code{@@syncodeindex}コマンドは、Texinfoファイルの冒頭のend-of-header行の前あるいはすぐ後ろに書いてください。
8726+@code{@@syncodeindex}コマンドは、Texinfoファイルの冒頭のend-of-header行の前か、すぐ後ろに書いてください。
86698727 例えば、関数索引を概念索引にマージするには次のように記述します。@refill
86708728
86718729 @example
@@ -8693,9 +8751,9 @@ Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード
86938751 @findex synindex
86948752
86958753 @code{@@sysindex}コマンドは@code{@@syncodeindex}コマンドとほぼ同じですが、「from」索引のエントリを@code{@@code}のフォントにしないところだけが異なります。
8696-従って、@code{@@synindex}コマンドは、概念索引を関数索引にマージするような場合に使います。@refill
8754+したがって、@code{@@synindex}コマンドは、概念索引を関数索引にマージするような場合に使います。@refill
86978755
8698-本の巻末の索引を印刷したり、Infoファイルにおける索引メニューを作成したりすることについては、@xref{Printing Indices & Menus}.@refill
8756+本の巻末の索引を印刷したり、Infoファイルにおける索引メニューを作成したりすることについては別の節を参照してください(@pxref{Printing Indices & Menus})。@refill
86998757
87008758
87018759 @node New Indices
@@ -8753,7 +8811,8 @@ Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード
87538811 @end group
87548812 @end example
87558813
8756-@code{@@defcodeindex}コマンドは@code{@@defindex}コマンドと似ていますが、印刷出力において、ローマンフォントではなく、デフォルトで@code{@@code}のフォントを使用してエントリを印刷することが異なります。
8814+@code{@@defcodeindex}コマンドは@code{@@defindex}コマンドと似ています。
8815+但し、印刷出力において、ローマンフォントではなく、デフォルトで@code{@@code}のフォントを使用してエントリを印刷することが異なります。
87578816
87588817 新しい索引は、Texinfoファイルのend-of-header行の前、(当然@code{@@synindex}コマンドもしくは@code{@@syncodeindex}コマンドの前で定義すべきでしょう(@pxref{Texinfo File Header})。
87598818
@@ -8763,7 +8822,7 @@ Infoでは、コロンを使ってメニューエントリの名前とノード
87638822 @cindex Inserting special characters and symbols
87648823 @cindex Special insertions
87658824
8766-Texinfoでは、ブレース(中括弧)のようなTexinfoで特殊な意味を持つ文字を挿入するコマンドや、その他タイプ可能な単純文字とは異なるグラフィック要素に対するコマンドなどを用意しています。
8825+ブレース(中括弧)のようなTexinfoで特殊な意味を持つ文字を挿入するコマンドや、その他タイプ可能な単純文字とは異なるグラフィック要素に対するコマンドなどが用意されています。
87678826
87688827 @iftex
87698828 そういったコマンドは次の通りです。
@@ -8807,14 +8866,14 @@ Texinfoでは、ブレース(中括弧)のようなTexinfoで特殊な意味を
88078866
88088867
88098868 @node Atsign Braces Comma
8810-@section @@、@{@}、@comma{}の挿入
8869+@section @@・@{@}・@comma{}の挿入
88118870 @cindex Special characters, inserting
88128871 @cindex Commands to insert special characters
88138872
8814-@samp{@@}と波括弧はTexinfoにおいて特別な意味を持っています。
8873+@samp{@@}と中括弧(波括弧)はTexinfoにおいて特別な意味を持っています。
88158874 テキスト中に現われるようにこれらの文字を挿入するには、Texinfoが誤って解釈しないように、文字の前に@samp{@@}文字を置かなければなりません。
88168875
8817-カンマ「,」は、ある通常とは異なるコンテキストにおいてだけ特別な意味を持ちます。
8876+カンマ「,」は、通常とは異なるあるコンテキストにおいてだけ特別な意味を持ちます。
88188877 即ち、複数の引数を取るコマンドに対する引数を区切るのに使用されます。
88198878
88208879 @menu
@@ -8835,7 +8894,6 @@ Texinfoでは、ブレース(中括弧)のようなTexinfoで特殊な意味を
88358894
88368895
88378896 @node Inserting Braces
8838-@subsection Inserting `@{' and `@}' with @code{@@@{} and @code{@@@}}
88398897 @subsection @code{@@@{}コマンドと@code{@@@}}コマンドによる「@{」と「@}」の挿入
88408898 @cindex Braces, inserting
88418899 @findex @{ @r{(literal @samp{@{})}
@@ -8855,11 +8913,12 @@ Texinfoでは、ブレース(中括弧)のようなTexinfoで特殊な意味を
88558913
88568914 通常、カンマ「,」は必要な場所で単にタイプして入力することの出来る普通の文字です。
88578915
8858-しかしTexinfoでは、通常とは異なるコンテキストにおいて、カンマを特殊文字として使用します。
8859-例えば、@code{@@acronym}コマンド(@pxref{acronym})や@code{@@xref}コマンド(@pxref{Cross References})、そしてユーザ定義マクロ(@pxref{Defining Macros})のように、複数の引数を取ることがあるコマンドがあります。
8916+しかし、Texinfoでは、通常とは異なるコンテキストにおいて、カンマを特殊文字として使用します。
8917+例えば、@code{@@acronym}コマンド(@pxref{acronym})、@code{@@xref}コマンド(@pxref{Cross References})、ユーザ定義マクロ(@pxref{Defining Macros})のように、複数の引数を取ることがあるコマンドがあります。
88608918 こういう場合、カンマ文字は引数を区切るのに使用されます。
88618919
8862-カンマ文字があると、複数の引数を取るコマンドを解釈する場合にTexinfoが混乱することになりますので、実際にカンマを引き渡したい場合には、代わりに@samp{@@comma@{@}}コマンドを使わなければなりません。
8920+カンマ文字があると、複数の引数を取るコマンドを解釈する場合にTexinfoが混乱することになります。
8921+実際にカンマを引き渡したい場合には、代わりに@samp{@@comma@{@}}コマンドを使わなければなりません。
88638922 以下に例を示します。
88648923
88658924 @example
@@ -8883,8 +8942,7 @@ Texinfoの一般的な入力慣習に関して述べた最初のほうのセク
88838942
88848943 これはテキストについては全て上手く機能します。
88858944 しかし、コンピュータコードの例示の場合だと、読者がテキストをそのままカットアンドペーストすることが特に多くあるでしょう。
8886-残念なことに、ドキュメントを閲覧するプログラムによっては、こういった文字を滅茶苦茶にしてしまうことがあります。
8887-(フリーのPDFリーダ@command{xpdf}は上手く動作しますが、その他のPDFリーダは、フリーのものでもノンフリーのものでも問題が起きます。)
8945+残念なことに、ドキュメントを閲覧するプログラムによっては、こういった文字を滅茶苦茶にしてしまうことがあります(フリーのPDFリーダ@command{xpdf}は上手く動作しますが、その他のPDFリーダは、フリーのものでもノンフリーのものでも問題が起きます)。
88888946
88898947 これがドキュメントにとって大事である場合を考えて、Texinfoには、@code{@@set}コマンドを使った二つの特別な設定が用意されています。
88908948
@@ -8911,7 +8969,7 @@ Texinfoの一般的な入力慣習に関して述べた最初のほうのセク
89118969
89128970 これらの設定は@code{@@code}コマンド、@code{@@example}コマンド、@code{@@verbatim}コマンドに影響します。
89138971 @code{@@samp}コマンドには影響しません。
8914-(@xref{Useful Highlighting}.)
8972+@xref{Useful Highlighting}.
89158973
89168974
89178975 @node Inserting Space
@@ -8931,16 +8989,16 @@ Texinfoの一般的な入力慣習に関して述べた最初のほうのセク
89318989
89328990
89338991 @node Not Ending a Sentence
8934-@subsection Not Ending a Sentence
8992+@subsection 文末外での空白調整
89358993
89368994 @cindex Not ending a sentence
89378995 @cindex Sentence non-ending punctuation
89388996 @cindex Periods, inserting
89398997 組版されるマニュアルでは、ピリオド、感嘆符、疑問符が文の途中なのか文末なのかによって、ピリオドの後ろに挿入される空白の量が変わります。
89408998 ピリオドが文を終了させるのか、略語で使用されているのかを確定するのは常に可能とは限りませんので、場合によっては特殊なコマンドが必要となります。
8941-通常Texinfoはピリオドの処理方法を推測によって決めることが出来ますので、特殊なコマンドを使用する必要はありません。
8999+通常、Texinfoはピリオドの処理方法を推測によって決めることが出来ますので、特殊なコマンドを使用する必要はありません。
89429000 タイプライターを打っているかのようにピリオドを打つだけです。
8943-つまりセンテンスを終わらせるピリオド、疑問符、感嘆符の後ろにはスペースを二つ入力してください。
9001+つまり、センテンスを終わらせるピリオド、疑問符、感嘆符の後ろにはスペースを二つ入力してください。
89449002
89459003 @findex <colon> @r{(suppress end-of-sentence space)}
89469004 余分なスペースが後ろに付いて欲しくないピリオド、疑問符、感嘆符、コロンの後では@code{@@:}@:コマンドを使用してください。
@@ -8976,7 +9034,7 @@ DocbookとXMLでは、前の句読点文字(.?!:)は、通常の文字の代わ
89769034
89779035
89789036 @node Ending a Sentence
8979-@subsection Ending a Sentence
9037+@subsection 文末での空白調整
89809038
89819039 @cindex Ending a Sentence
89829040 @cindex Sentence ending punctuation
@@ -9016,7 +9074,7 @@ Texinfoにおける@code{@@:}と@code{@@.}@:の意味は、Emacsのセンテン
90169074
90179075
90189076 @node Multiple Spaces
9019-@subsection 複数の空白
9077+@subsection 複数空白の挿入
90209078
90219079 @cindex Multiple spaces
90229080 @cindex Whitespace, inserting
@@ -9025,7 +9083,7 @@ Texinfoにおける@code{@@:}と@code{@@.}@:の意味は、Emacsのセンテン
90259083 @findex <tab>
90269084 @findex <newline>
90279085
9028-通常@TeX{}では複数の空白文字(スペース、タブ、改行)は単一のスペースへと畳み込んでしまいます。
9086+通常、@TeX{}では、複数の空白文字(スペース、タブ、改行)は単一のスペースへと畳み込んでしまいます。
90299087 他方、Info出力は入力された通りの空白を保持します。
90309088 但し、改行はスペースに変換されます。
90319089 これが、Texinfoのドキュメントでセンテンスの末尾に二つスペースを入力することが大切である理由です。
@@ -9052,11 +9110,10 @@ example.
90529110
90539111 これらのコマンドに続けて中括弧を書かないようにしてください。
90549112
9055-改行されないスペースを生成する場合は、@ref{tie, @code{@@tie}}を参照してください。
9113+改行されないスペースを生成する場合は、別の節を参照してください(@pxref{tie, @code{@@tie}})。
90569114
90579115
90589116 @node frenchspacing
9059-@subsection @code{@@frenchspacing} @var{val}: Control sentence spacing
90609117 @subsection @code{@@frenchspacing} @var{val}: センテンススペースの制御
90619118 @findex frenchspacing
90629119 @cindex French spacing
@@ -9092,7 +9149,7 @@ This is text. Two sentences. Three sentences. Non-French spacing.
90929149 @code{@@frenchspacing}コマンドは主に印刷出力に作用します。
90939150 それには、@code{@@.}や@code{@@!}、@code{@@?}の後ろの出力も含まれます(@pxref{Ending a Sentence})。
90949151
9095-Infoでは通常、入力中の空白文字は変更されずに出力へ書き出されます。
9152+通常、Infoでは、入力中の空白文字は変更されずに出力へ書き出されます。
90969153 @code{@@frenchspacing}コマンドはこれを変更することはありません。
90979154 このコマンドは、@command{makeinfo}が独自のスペースを出力する場合にだけ変更を行ないます。
90989155 つまり、ソース中において改行でセンテンスが終わるような場合です。
@@ -9162,15 +9219,16 @@ A4 paper is 8.27@dmn{in} wide.
91629219
91639220 以下に示すのは、フローティングアクセントを挿入するためにTexinfoが用意しているコマンドの表です。
91649221 これらのコマンドにはそれぞれ引数が一つ必要です。
9165-引数はアクセントを付ける文字で、通常のように中括弧の中に引数を書く(@code{@@'@{e@}})か、あるいは、特別な場合として、括弧を省略して引数を書くことが出来ます。
9166-括弧を省略した場合は引数は次の文字です(@code{@@'e})。
9222+引数はアクセントを付ける文字です。
9223+通常通り中括弧の中に引数を書く(@code{@@'@{e@}})か、あるいは、特別な場合として、括弧を省略して引数を書くことが出来ます。
9224+括弧を省略した場合は次の文字が引数となります(@code{@@'e})。
91679225 言語によってはアクセントの付いた文字が非常によく使用されますので、括弧を省略して書くことで可能な限りソースを読み書きしやすく出来ます。
91689226
91699227 @code{@@dotaccent}コマンドのように、コマンドがアルファベットの名前の場合、中括弧を使わないのであれば、コマンド名と引数の間にスペースが一つ必要です。
91709228 @code{@@'}コマンドのように、コマンドがアルファベットでない名前の場合、スペースを@emph{入れてはいけません}。
91719229 引数は直後の文字となります。
91729230
9173-例外: @code{@@tieaccent}コマンドの引数は中括弧で括らなければなりません(このコマンドは一文字ではなく二文字だからです)。
9231+例外: @code{@@tieaccent}コマンドの引数は中括弧で括らなければなりません(このコマンドは1文字ではなく2文字だからです)。
91749232
91759233 @findex documentencoding
91769234 Infoにおいて、ASCIIによる置き換えでなく、実際にアクセントの付いた文字の出力を得るには、必要とされる文字をサポートするエンコードを@code{@@documentencoding}コマンドに指定する必要があります(@pxref{documentencoding,,@code{@@documentencoding}})。
@@ -9293,9 +9351,6 @@ Infoにおいて、ASCIIによる置き換えでなく、実際にアクセン
92939351 @cindex Quotation characters (`'), in source
92949352 引用を開始終了するには、@w{@t{`@w{}`@dots{}'@w{}'}}のように、単引用符を重ねて使用してください。
92959353 @TeX{}では、単引用符が二つあると、左右の二重引用符に変換します。
9296-Use doubled single-quote characters to begin and end quotations:
9297-@w{@t{`@w{}`@dots{}'@w{}'}}. @TeX{} converts two single quotes to
9298-left- and right-hand doubled quotation marks,
92999354 @c this comes out as "like this" in Info, which is just confusing.
93009355 @iftex
93019356 ``このように''なります。
@@ -9401,13 +9456,14 @@ Texinfoでは、英語以外で使用される引用符を他にいくつかサ
94019456 二重の三角引用符については、Adobeと@LaTeX{}のグリフ名もサポートされています。
94029457 @code{@@guillemotleft}と@code{@@guillemotright}です。
94039458 この名前は実際には正しくありません。
9404-「guillemot」というのは鳥の一種(ウミスズメの一種ですね。
9459+「guillemot」というのは鳥の一種(ウミスズメの一種)ですね。
94059460
94069461 引用符の使用法に関する慣習というのは言語間で大きく異なります(@url{http://@/en.wikipedia.org/@/wiki/@/Quotation_mark%2C_non-English_usage@/#Overview})。
94079462 Texinfoは、数多ある慣習に応じた引用符の組版に対してコマンドを用意しているわけではありません。
94089463 ですので、ユーザが、作成するマニュアルの言語に対して適切なコマンドを選択しなければなりません。
94099464 エイリアス(@pxref{alias,,@code{@@alias}})を使うことで、引用符の使い方が単純化され、ソースコードが読み易くなることもあります。
9410-例えばドイツ語では、@code{@@quotedblbase}コマンドが左の二重引用符に対して使用され、右の二重引用符は実際@code{@@quotedblleft}です。
9465+例えば、ドイツ語では、@code{@@quotedblbase}コマンドが左の二重引用符に対して使用されます。
9466+右の二重引用符は実際は@code{@@quotedblleft}です。
94119467 これは直感的ではありません。
94129468 ですので、こういう場合以下のようにエイリアスを使用すると便利になります。
94139469
@@ -9432,7 +9488,7 @@ Texinfoは、数多ある慣習に応じた引用符の組版に対してコマ
94329488 コマンド名と括弧の間に空白は入れません。
94339489 (コマンド直後に別のテキストを書くことが出来るように、これらのコマンドには括弧を使う必要があります。
94349490 括弧が無いと書式化するプログラムが混乱することになるでしょう。
9435-詳細は@xref{Command Syntax, ,@@-Command Syntax}.)@refill
9491+@xref{Command Syntax, ,@@-Command Syntax}.)@refill
94369492
94379493 @menu
94389494 * dots:: How to insert dots @dots{}
@@ -9441,7 +9497,6 @@ Texinfoは、数多ある慣習に応じた引用符の組版に対してコマ
94419497
94429498
94439499 @node dots
9444-@subsection @code{@@dots}@{@} (@dots{}) and @code{@@enddots}@{@} (@enddots{})
94459500 @subsection @code{@@dots}@{@} (@dots{})と@code{@@enddots}@{@} (@enddots{})
94469501 @findex dots
94479502 @findex enddots
@@ -9470,14 +9525,14 @@ Texinfoは、数多ある慣習に応じた引用符の組版に対してコマ
94709525 @subsection @code{@@bullet}@{@} (@bullet{})
94719526 @findex bullet
94729527
9473-大きな丸い点、もしくはそれに近いものを生成するには@code{@@bullet@{@}}コマンドを使用してください。
9528+大きな丸い点、もしくは、それに近いものを生成するには@code{@@bullet@{@}}コマンドを使用してください。
94749529 Infoではアスタリスクが使用されます。@refill
94759530
94769531 これが黒丸(bullet)です: @bullet{}
94779532
94789533 @code{@@itemize}コマンドの中で@code{@@bullet}コマンドを使用する場合には、中括弧を入力する必要はありません。
94799534 @code{@@itemize}コマンドが中括弧を補ってくれます。
9480-(@xref{itemize, , @code{@@itemize}}.)@refill
9535+@xref{itemize, , @code{@@itemize}}.@refill
94819536
94829537
94839538 @node TeX and copyright
@@ -9508,9 +9563,10 @@ Infoではアスタリスクが使用されます。@refill
95089563 Infoでは、@samp{TeX}と同じようになります。
95099564
95109565 同様に、「@LaTeX{}」を生成するには@code{@@LaTeX@{@}}コマンドを使用してください。
9511-このロゴは印刷ではさらに特別です(そして、誤った書き方の@code{La@@TeX@{@}}とは違います)。
9566+このロゴは印刷ではさらに特別です(@code{La@@TeX@{@}}は間違った書き方で、出力が異なります)。
95129567 Infoでは@samp{LaTeX}と同じ結果となります。
9513-(@LaTeX{}は@TeX{}上に構築されたマクロパッケージの一つで、論理構造を強調する点においてTexinfoと何となく似たものですが、Texinfoと比べて、かなり(かなり)巨大なものです。)
9568+(@LaTeX{}は@TeX{}上に構築されたマクロパッケージの一つです。
9569+論理構造を強調する点においてTexinfoと何となく似たものですが、Texinfoと比べて、かなり(かなり)巨大なものです。)
95149570
95159571 これらのコマンドの綴りは大文字小文字の両方を使うため、Texinfoのコマンドの中では特異なものとなっています。
95169572
@@ -9552,8 +9608,7 @@ Texinfoは、下位のシステム(フォントやソフトウェアなど何で
95529608
95539609 @cindex ISO 8859-15
95549610 @cindex Latin 9
9555-エンコードされているInfo出力においてユーロ記号を得るには、例えば、@code{@@documentencoding ISO-8859-15}と記述する必要があります。
9556-(@xref{documentencoding,,@code{@@documentencoding}}.)
9611+エンコードされているInfo出力においてユーロ記号を得るには、例えば、@code{@@documentencoding ISO-8859-15}と記述する必要があります(@pxref{documentencoding,,@code{@@documentencoding}})。
95579612 ユーロ記号はISO 8859-15 (別名Latin@tie{}9)にはありますが、より広く使われてサポートされているISO 8859-1 (Latin@tie{}1)には@emph{含まれていません}。
95589613
95599614 @pindex feymr10
@@ -9611,7 +9666,7 @@ Infoで使用される等幅フォントでは、@code{@@minus@{@}}はハイフ
96119666 そこで使用される等幅フォントの中では幅の区別がつかないからです。
96129667
96139668 itemizeリストの各エントリを開始するマークを指定するのに@code{@@minus}コマンドを使用する場合は、中括弧を入力する必要はありません。
9614-(@pxref{itemize, , @code{@@itemize}}).
9669+@xref{itemize, , @code{@@itemize}}.
96159670
96169671
96179672 @node geq leq
@@ -9946,7 +10001,7 @@ In a Texinfo source file, this example is written as follows:
994610001 @end ifnottex
994710002
994810003 @need 700
9949-従って以下を見てください。
10004+したがって、以下を見てください。
995010005
995110006 @example
995210007 @@lisp
@@ -9988,7 +10043,7 @@ Wrong type argument: integer-or-marker-p, x
998810043 @code{@@equiv@{@}}コマンドはInfoやHTMLでは@samp{@equiv{}}と表示され、印刷出力では等価を表わす標準的符号(平行な三本の横線)として表示されます。
998910044 @end ifnottex
999010045
9991-従って以下を見てください。
10046+したがって、以下を見てください。
999210047
999310048 @example
999410049 @@lisp
@@ -10074,7 +10129,7 @@ This is the changed @@point@{@}contents of foo.
1007410129
1007510130 @cindex Line breaks
1007610131 通常、Texinfoファイルは@TeX{}といずれかのInfo書式化コマンドの両方で処理されます。
10077-出力形式のいずれかで、改行あるいは改パラグラフ、改ページが「間違った」場所で発生することがあります。
10132+出力形式のいずれかで、改行あるいは改段落、改ページが「間違った」場所で発生することがあります。
1007810133 印刷されたマニュアルでもInfoファイルでも、テキストが正しく見えるように確認しなければなりません。
1007910134
1008010135 @cindex White space, excessive
@@ -10101,7 +10156,7 @@ This is the changed @@point@{@}contents of foo.
1010110156 @node Break Commands
1010210157 @section ブレイクコマンド
1010310158
10104-ブレイクコマンドは改行や改パラグラフを行なったり許可したりするコマンドです。
10159+ブレイクコマンドは改行や改段落を行なったり許可したりするコマンドです。
1010510160
1010610161 @table @code
1010710162 @item @@*
@@ -10199,17 +10254,17 @@ The official Texinfo home page is on the GNU web site:
1019910254 @cindex Hyphenation, helping @TeX{} do
1020010255 @cindex Fine-tuning, and hyphenation
1020110256
10202-@TeX{}のハイフン処理アルゴリズムは一般的にはかなり良いものなのですが、時々ハイフン処理に有効な箇所を逃がしてしまいます。
10203-(あるいは、滅多にありませんが、間違った所にハイフンを挿入してしまいます。)
10204-ですので、一般的でない語彙を用いたドキュメントや、印刷版の微調整をしたいような場合、@TeX{}の処理を手伝いたいと思うことがあるかもしれません。
10257+@TeX{}のハイフン処理アルゴリズムは一般的にはかなり良いものです。
10258+しかし、時々ハイフン処理に有効な箇所を逃がしてしまいます(あるいは、滅多にありませんが、間違った所にハイフンを挿入してしまいます)。
10259+ですので、一般的でない語彙を用いたドキュメントや、印刷版の微調整をしたいような場合、@TeX{}の処理を補助したいと思うことがあるかもしれません。
1020510260 このため、Texinfoは二つのコマンドを用意しています。
1020610261
1020710262 @table @code
1020810263 @item @@-
1020910264 任意のハイフンを挿入します。
10210-任意のハイフンとは、即ち@TeX{}がハイフンを入れることの出来る(しかし、必ず入れなければならないわけではない)位置のことです。
10211-これは特に、@TeX{}のハイフン処理が上手くいかなかったことによるoverfull hboxが発生した際に役に立ちます(@pxref{Overfull hboxes})。
10212-@TeX{}は@code{@@-}コマンドが含まれる単語の中にどのようなハイフネーションポイントも挿入しません。
10265+任意のハイフンとは、即ち、@TeX{}がハイフンを入れられる(しかし、必ず入れなければならないわけではない)位置のことです。
10266+特に、@TeX{}のハイフン処理が上手くいかなかったことによるoverfull hboxが発生した際に役に立ちます(@pxref{Overfull hboxes})。
10267+@TeX{}は、@code{@@-}コマンドが含まれる単語の中にどのようなハイフネーションポイントも挿入しません。
1021310268
1021410269 @item @@hyphenation@{@var{hy-phen-a-ted words}@}
1021510270 @var{hy-phen-a-ted words}にハイフンを入れる方法を@TeX{}に指示します。
@@ -10221,7 +10276,7 @@ The official Texinfo home page is on the GNU web site:
1022110276 @noindent @TeX{}は語が正確に一致した時にだけ指定されたハイフネーションポイントを使用しますので、複数形のような変化形も必要であれば全て指定してください。
1022210277 @end table
1022310278
10224-InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為されませんので、これらのコマンドはそこでは全く効果を持ちません。
10279+InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為されませんので、これらのコマンドは全く効果を持ちません。
1022510280
1022610281
1022710282 @node allowcodebreaks
@@ -10238,8 +10293,8 @@ InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為され
1023810293 通常@TeX{}は、@code{@@code}コマンドや関連コマンド(@pxref{code,,@code{@@code}})の中では、@samp{-}文字や@samp{_}文字のある場所での改行を考慮します。
1023910294 これはそういった位置が「空」のハイフネーションポイントであるのとほぼ同じです。
1024010295
10241-この振る舞いは、非常に長い識別子を記述しなければならない多数のマニュアル、特にLisp系の言語のマニュアルなどで必要とされるものです。
10242-他方、そういうマニュアルでなければこういう問題はありませんし、例えば@code{SIZE_MAX}のアンダースコアや、あるいは、さらに悪い@code{__typeof__}の四つのアンダースコア全ての後ろで改行させたいとは思わないでしょう。
10296+この動作は、非常に長い識別子を記述しなければならない多数のマニュアル、特にLisp系の言語のマニュアルなどで必要となります。
10297+他方、そういうマニュアルでなければこういう問題はありませんし、例えば、@code{SIZE_MAX}のアンダースコアや、あるいは、さらに悪い@code{__typeof__}の四つのアンダースコア全ての後ろで改行させたいとは思わないでしょう。
1024310298
1024410299 ですので、Texinfoでは次のコマンドを用意しています。
1024510300
@@ -10247,12 +10302,12 @@ InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為され
1024710302 @@allowcodebreaks false
1024810303 @end example
1024910304
10250-@noindent これは@TeX{}が、@code{@@code}内の@samp{-}や@samp{_}で改行しないようにするためのコマンドです。
10305+@noindent これは、@TeX{}が、@code{@@code}内の@samp{-}や@samp{_}で改行しないようにするためのコマンドです。
1025110306 その種の改行を元に戻して許可するためには@code{@@allowcodebreaks true}コマンドを利用します。
1025210307 これらのコマンドは単独行に記述してください。
1025310308
1025410309 これらのコマンドはドキュメントのあらゆる場所で使用できます。
10255-例えば、この改行を無効にする必要がある問題パラグラフは一つだけで、通常はこの改行を有効にしたいという場合があるでしょうし、あるいはその逆のこともあるでしょう。
10310+例えば、この改行を無効にする必要がある段落が一つだけで、通常はこの改行を有効にしたいという場合があるでしょうし、あるいは、その逆のこともあるでしょう。
1025610311
1025710312 このコマンドはInfoやHTML、その他の@TeX{}以外の出力では効果を持ちません。
1025810313
@@ -10278,8 +10333,8 @@ InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為され
1027810333 @w{ } @w{ } @w{ } indentation.
1027910334 @end display
1028010335
10281-@code{@@w@{@w{ }@}}のスペース改行されないと同時に、広がったり縮んだりすることもありません。
10282-それが必要な場合もあるでしょう。
10336+@code{@@w@{@w{ }@}}のスペースは改行されないと同時に、広がったり縮んだりすることもありません。
10337+こういったスペースが必要な場合もあるでしょう。
1028310338 例えば、手動で字下げするような場合です。
1028410339 しかし、通常は伸び縮みする普通の単語間スペースが(印刷出力では)必要です。
1028510340 次節の@code{@@tie}コマンドを参照してください。
@@ -10303,7 +10358,7 @@ InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為され
1030310358 @cindex Unbreakable space, variable
1030410359
1030510360 @code{@@tie@{@}}コマンドは、そこで改行されることのない通常の単語間スペースを生成します。
10306-パラグラフ内で使用される通常のコマンドと同様、必ず続けて(空の)中括弧を書いてください。
10361+段落内で使用される通常のコマンドと同様、必ず続けて(空の)中括弧を書いてください。
1030710362 以下に例を示します。
1030810363
1030910364 @example
@@ -10320,7 +10375,7 @@ InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為され
1032010375
1032110376 @itemize
1032210377 @item
10323-@code{@@tie@{@}}コマンドで生成されるスペースは、パラグラフ内の通常の単語間スペースに同調して、わずかに伸び縮みします。
10378+@code{@@tie@{@}}コマンドで生成されるスペースは、段落内の通常の単語間スペースに同調して、わずかに伸び縮みします。
1032410379 @code{@@w@{@w{ }@}}コマンドによって生成されるスペースは変化しません。
1032510380
1032610381 @item
@@ -10337,8 +10392,8 @@ InfoやHTML、その他@TeX{}ではない出力はハイフン処理が為され
1033710392 @cindex Blank lines
1033810393 @cindex Line spacing
1033910394
10340-行頭から始めて@code{@@sp @var{n}}とだけ書いてある行があると、印刷されたマニュアルでもInfoファイルでも@var{n}行の空行分のスペースを生成します。
10341-@code{@@sp}コマンドはまたパラグラフを強制的に分割します。
10395+行頭から@code{@@sp @var{n}}とだけ書いてある行があると、印刷されたマニュアルでもInfoファイルでも@var{n}行の空行分のスペースを生成します。
10396+@code{@@sp}コマンドはまた段落を強制的に分割します。
1034210397 例を挙げます。
1034310398
1034410399 @example
@@ -10396,7 +10451,7 @@ The @code{@@br} command is seldom used.
1039610451 @cindex Page breaks
1039710452 @findex page
1039810453
10399-@code{@@page}コマンドだけの行があると印刷されたマニュアルでは新しいページが開始されます。
10454+@code{@@page}コマンドだけの行があると、印刷マニュアルでは新しいページが開始されます。
1040010455 Infoファイルはページというものがありませんので、このコマンドはInfoファイルには影響しません。
1040110456 @code{@@page}コマンドは、Texinfoファイルの@code{@@titlepage}のセクションで、著作権のページを開始するためによく使用されます。
1040210457
@@ -10409,10 +10464,11 @@ Infoファイルはページというものがありませんので、このコ
1040910464 @cindex Vertically holding text together
1041010465 @findex group
1041110466
10412-単独行の@code{@@group}コマンドは、@code{@@example}環境や類似のコンストラクトの中で、分割できない縦方向のグループ(group)を開始するのに使用されます。
10413-このgroupは印刷出力において全体が一ページに入るように出力されます。
10414-このgroupは@code{@@end group}コマンドが単独で存在する行によって終了します。
10415-これら二つのコマンド行自体は何ら出力を生成しませんし、また、Infoファイルの出力では、これらのコマンドは全く効果を持ちません。@refill
10467+単独で@code{@@group}コマンドを記述すると、@code{@@example}環境や類似のコンストラクトの中で、分割できない縦方向のグループ(group)を開始します。
10468+このグループは印刷出力において全体が1ページに収まるように出力されます。
10469+このグループは@code{@@end group}コマンドが単独で存在する行によって終了します。
10470+これら二つのコマンド行自体は何ら出力を生成しません。
10471+また、Infoファイルの出力では、これらのコマンドは全く効果を持ちません。@refill
1041610472
1041710473 @c Once said that these environments
1041810474 @c turn off vertical spacing between ``paragraphs''.
@@ -10436,13 +10492,13 @@ Infoファイルはページというものがありませんので、このコ
1043610492 @end example
1043710493
1043810494 @noindent
10439-つまり、@code{@@example}コマンドと@code{@@end example}コマンドの間に@code{@@group}コマンドと@code{@@end group}コマンドがあります。
10495+つまり、@code{@@example}コマンドと@code{@@end example}コマンドの間に@code{@@group}コマンドと@code{@@end group}コマンドを書きます。
1044010496
10441-@code{@@group}コマンドはexampleを一ページにまとめるのに最もよく使用されます。
10497+@code{@@group}コマンドはexampleを1ページにまとめるのに最もよく使用されます。
1044210498 このTexinfoのマニュアルでは、100以上のexampleにおいて、@code{@@group}コマンドと@code{@@end group}コマンドの間にテキストを記述しています。
1044310499
10444-groupを終了させるのを忘れてしまった場合、@TeX{}を実行すると、奇妙で理解しがたいエラーメッセージを受け取るかもしれません。
10445-これは、Texinfoファイルの残りの部分を何とか一ページに入れようとしつづけ、かなりの量のテキストを処理してしまうまでエラーメッセージが生成されないために起こることです。
10500+groupを終了させるのを忘れてしまった場合、@TeX{}を実行すると、奇妙で理解しがたいエラーメッセージが出力されることがあります。
10501+これは、Texinfoファイルの残りの部分を何とか1ページに入れようとしつづけ、かなりの量のテキストを処理してしまうまでエラーメッセージが生成されないために起こることです。
1044610502 @TeX{}で不可解なエラーメッセージが出力された場合には、@code{@@end group}を書き忘れていないかどうか調べてみるというのが間違いのない経験則です。@refill
1044710503
1044810504 @node need
@@ -10456,7 +10512,7 @@ groupを終了させるのを忘れてしまった場合、@TeX{}を実行する
1045610512 Infoファイルの場合はページ処理がありませんので、@code{@@need}コマンドは効果を持ちません。@refill
1045710513
1045810514 @need 800
10459-このパラグラフの前には、ページの残りが800 mils (10分の8インチ)よりも少なければ新しいページを開始するよう@TeX{}に指示する@code{@@need}コマンドが置かれています。
10515+この段落の前には、ページの残りが800 mils (10分の8インチ)よりも少なければ新しいページを開始するよう@TeX{}に指示する@code{@@need}コマンドが置かれています。
1046010516 次のようになっています。@refill
1046110517
1046210518 @example
@@ -10473,16 +10529,16 @@ This paragraph is preceded by @dots{}
1047310529 @chapter 定義コマンド
1047410530 @cindex Definition commands
1047510531
10476-@code{@@deffn}コマンドとその他の@dfn{定義コマンド}は、関数や変数、マクロ、コマンド、ユーザオプション、特殊形式、その他そういったアーチファクトを統一した書式で説明できるようにします。
10532+@code{@@deffn}コマンドとその他の@dfn{定義コマンド}は、関数、変数、マクロ、コマンド、ユーザオプション、特殊形式、その他そういったアーチファクトを統一した書式で説明できるようにします。
1047710533
10478-Infoファイルでは定義を使うと、その実体のカテゴリ、つまり「Function」や「Variable」などがその定義の最初の行の冒頭に現われ、その実体の名前と引数がそれに続きます。
10479-印刷されたマニュアルでは、定義コマンドを使うと、@TeX{}は、実体の名前と引数を左余白に表示し、右余白の隣にカテゴリを表示します。
10534+Infoファイルで定義を使うと、その実体のカテゴリ、つまり「Function」「Variable」などがその定義の最初の行の冒頭に現われ、その実体の名前と引数がそれに続きます。
10535+印刷マニュアルでは、定義コマンドを使うと、@TeX{}は、実体の名前と引数を左余白に表示し、右余白の隣にカテゴリを表示します。
1048010536 両方の出力フォーマットとも、定義の本体は字下げされます。
1048110537 また、実体の名前は適切な索引に入れられます。
10482-つまり@code{@@deffn}コマンドは実体名を関数索引に入れますし、@code{@@defvr}コマンドは変数索引に入れます。
10538+つまり、@code{@@deffn}コマンドは実体名を関数索引に入れますし、@code{@@defvr}コマンドは変数索引に入れます。
1048310539 他も同様です(@pxref{Predefined Indices})。
1048410540
10485-マニュアルには、一つの指定された名前に対して複数の定義は必要ではありませんし、複数の定義を入れるべきではありません。
10541+マニュアルには一つの指定された名前に対して複数の定義は必要ではありませんし、複数の定義を入れるべきではありません。
1048610542 概要を入れるappendixには定義コマンドよりも@code{@@table}コマンドを使用すべきでしょう。@refill
1048710543
1048810544 @menu
@@ -10502,9 +10558,10 @@ Infoファイルでは定義を使うと、その実体のカテゴリ、つま
1050210558 @cindex Template for a definition
1050310559
1050410560 @code{@@deffn}コマンドは関数などのような実体の定義に使用します。
10505-@code{@@deffn}コマンドを使って定義を書く場合には、@code{@@deffn}コマンドを行頭に書き、続けて同じ行にその実体のカテゴリ、実体自体の名前、そして引数があればその引数を記述してください。
10506-そして、定義の本体を次の行以降に記述します。
10507-(本体にexampleを使うことも出来ます。)
10561+@code{@@deffn}コマンドを使って定義を書く場合には、@code{@@deffn}コマンドを行頭に書きます。
10562+続けて同じ行にその実体のカテゴリ、実体自体の名前を書きます。
10563+引数がある場合はその引数を記述してください。
10564+そして、定義の本体を次行以降に記述します(本体にexampleを使うことも出来ます)。
1050810565 最後に、@code{@@end deffn}コマンドを単独で記述してその定義を終了させます。
1050910566
1051010567 その他の定義コマンドも同じ書式に沿っています。
@@ -10557,25 +10614,24 @@ This command moves point forward @var{count} words
1055710614
1055810615 @noindent
1055910616 このようにしなかった場合、2番目の単語が実体の名前と間違って解釈されてしまいます。
10560-原則として、最初の行の引数のうち最後の一語を除く引数の語数が複数であれば、それらの引数を括弧で括る必要があります。
10561-またこれは、テキストがコマンドを含んでいる場合にも必要となります。
10562-例えばスペイン語で@samp{@{declaraci@@'on@}}と書いている場合などです。
10617+原則として、最初の行の引数のうち、最後の一語を除く引数の語数が複数であれば、それらの引数を括弧で括る必要があります。
10618+また、これは、テキストがコマンドを含んでいる場合にも必要となります。
10619+例えば、スペイン語で@samp{@{declaraci@@'on@}}と書いている場合などです。
1056310620
1056410621 定義コマンドの中には他のものに比べてより汎用的なものもあります。
1056510622 例えば、@code{@@deffn}コマンドは、関数やその類似のもの、つまり引数を取るものに対する汎用の定義コマンドです。
1056610623 このコマンドを使用する時には、その実体が属するカテゴリを指定します。
10567-このコマンドを特化させた変種のコマンドが三つ定義されていて(@code{@@defun}コマンド、@code{@@defmac}コマンド、@code{@@defspec}コマンド)、それぞれ「Function」「Macro」「Special Form」というカテゴリをユーザに代わって指定してくれます。
10568-(Lisp言語では、特殊形式(special form)というのは関数とよく似たものです。)
10624+このコマンドを特化させた変種のコマンドが三つ定義されています(@code{@@defun}コマンド、@code{@@defmac}コマンド、@code{@@defspec}コマンド)。
10625+それぞれ「Function」「Macro」「Special Form」というカテゴリをユーザに代わって指定してくれます(Lisp言語では、特殊形式(special form)というのは関数とよく似たものです)。
1056910626 同様に、汎用の@code{@@defvr}コマンドにも、特定の種類の変数を記述するために特化した変種コマンドがいくつか用意されています。
1057010627
10571-定義中での@code{@@example}の使い方など、関数定義の詳細な例は@xref{Sample Function Definition}.
10628+定義中での@code{@@example}の使い方など、関数定義の詳細な例は別の節を参照してください(@pxref{Sample Function Definition})。
1057210629
1057310630 @cindex Macros in definition commands
10574-残念ながら実装が難しいため、@code{@@deffn}コマンドや他の全ての定義コマンドの中ではマクロは展開されません。
10631+残念ながら、実装が難しいため、@code{@@deffn}コマンドや他の全ての定義コマンドの中ではマクロは展開されません。
1057510632
1057610633
1057710634 @node Def Cmd Continuation Lines
10578-@section Definition Command Continuation Lines
1057910635 @section 定義コマンドの継続行
1058010636 @cindex Continuation lines in definition commands
1058110637 @cindex Definition command headings, continuing
@@ -10678,7 +10734,7 @@ Texinfoのソースファイルでは、この@code{@@defspec}コマンドの行
1067810734
1067910735
1068010736 @node deffnx
10681-@section 「一行目」の二行以上の記述
10737+@section 「一行目」の2行以上の記述
1068210738 @cindex Two `First' Lines for @code{@@deffn}
1068310739 @cindex Grouping two definitions together
1068410740 @cindex Definitions grouped together
@@ -10716,11 +10772,11 @@ These two search commands are similar except @dots{}
1071610772 @node Def Cmds in Detail
1071710773 @section 定義コマンド
1071810774
10719-Texinfoは、1ダースを超える定義コマンドが用意しています。
10720-それらのコマンドは全てこのセクションで説明します。@refill
10775+Texinfoでは、1ダースを超える定義コマンドが用意されています。
10776+全てこの節で説明します。@refill
1072110777
1072210778 定義コマンドはその実体の名前を適切な索引に自動的に入れます。
10723-例えば、@code{@@deffn}コマンドや@code{@@defun}コマンド、@code{@@defmac}コマンド
10779+例えば、@code{@@deffn}コマンド、@code{@@defun}コマンド、@code{@@defmac}コマンド
1072410780 は関数名を関数索引に入れます。
1072510781 また、@code{@@defvr}コマンドや@code{@@defvar}コマンドは変数名を変数索引に入れます。@refill
1072610782
@@ -10744,7 +10800,7 @@ Texinfoは、1ダースを超える定義コマンドが用意しています。
1074410800 @table @code
1074510801 @findex deffn
1074610802 @item @@deffn @var{category} @var{name} @var{arguments}@dots{}
10747-@code{@@deffn}コマンドは、引数を取ることのある関数や対話的コマンド、あるいは、それらに類似したものに使われる汎用の定義コマンドです。
10803+@code{@@deffn}コマンドは、引数を取ることのある関数、対話的コマンド、あるいは、それらに類似したものに使われる汎用の定義コマンドです。
1074810804 定義されるものが属すカテゴリを説明する用語を選択しなければなりません。
1074910805 例えば、その実体が関数であるならば「Function」を使うことが出来るでしょう。
1075010806 @code{@@deffn}コマンドは行頭に記述し、続けて同じ行にそのコマンドが説明しようとしている実体のカテゴリと、この特定の実体の名前、そして引数があればその引数を記述します。
@@ -10765,8 +10821,8 @@ Move point forward @@var@{nchars@} characters.
1076510821 これは、引数@var{nchars}を一つ取る@code{forward-char}という名前の「コマンド」についてのかなり簡単な定義を示しています。
1076610822
1076710823 @code{@@deffn}コマンドは@var{nchars}のような引数名を印刷出力では斜体として出力します。
10768-これはこれらの名前が、メタ構文変数、つまり実際の引数の値の代わりと考えられるからです。
10769-しかし、デスクリプションのテキスト中では、引数の値を参照するのに、@code{@@var}コマンドを使って明示的に引数名を記述してください。
10824+これはこれらの名前が、メタ構文変数、つまり、実際の引数の値の代わりと考えられるからです。
10825+しかし、説明のテキスト中では、引数の値を参照する場合、@code{@@var}コマンドを使って明示的に引数名を記述してください。
1077010826 上述の例では、この方法で@samp{@@var@{nchars@}}を使用しました。
1077110827
1077210828 引数名に@samp{--}が含まれているとか、その他の特殊な処理がされる文字並びが含まれているような特別な場合には(@pxref{Conventions})、その引数を@code{@@var}コマンドで囲んでください。
@@ -10788,7 +10844,7 @@ Move point forward @@var@{nchars@} characters.
1078810844 @code{@@defun}コマンドは関数に対する定義コマンドです。
1078910845 @code{@@defun}コマンドは@samp{@@deffn Function @dots{}}コマンドと等価です。
1079010846 @code{@@end defun}コマンドを単独で記述して定義を終了してください。
10791-従ってテンプレートは次のようになります。
10847+したがって、テンプレートは次のようになります。
1079210848
1079310849 @example
1079410850 @group
@@ -10805,9 +10861,7 @@ Move point forward @@var@{nchars@} characters.
1080510861
1080610862 @findex defspec
1080710863 @item @@defspec @var{name} @var{arguments}@dots{}
10808-@code{@@defspec}コマンドは特殊形式に対する定義コマンドです。
10809-(Lisp言語において、特殊形式とは関数とよく似たものです。
10810-@pxref{Special Forms,,, elisp, GNU Emacs Lisp Reference Manual})
10864+@code{@@defspec}コマンドは特殊形式に対する定義コマンドです(特殊形式とは、Lisp言語にあるもので、関数とよく似たものです(@pxref{Special Forms,,, elisp, GNU Emacs Lisp Reference Manual}))。
1081110865 @code{@@defspec}コマンドは@samp{@@deffn @{Special Form@} @dots{}}コマンドと等価で、@code{@@defun}コマンドと同様に機能します。
1081210866 @end table
1081310867
@@ -10822,13 +10876,13 @@ Move point forward @@var@{nchars@} characters.
1082210876 @table @code
1082310877 @findex defvr
1082410878 @item @@defvr @var{category} @var{name}
10825-@code{@@defvr}コマンドは変数のようなもの、つまり値を記録するものに対する汎用の定義コマンドです。
10879+@code{@@defvr}コマンドは変数のようなもの、つまり、値を記録するものに対する汎用の定義コマンドです。
1082610880 定義する実体が属するカテゴリを説明する用語を選択しなければなりません。
1082710881 例えば、その実体が変数であれば「Variable」を使うことが出来るでしょう。
1082810882 @code{@@defvr}コマンドを行頭に記述し、その同じ行に続けて、その実体のカテゴリと名前を記述してください。
1082910883
10830-カテゴリ名は、タイトルにするのと同じように各語頭を大文字にしてください。
10831-例えば「User Option」のように、カテゴリ名にスペースが入る場合には、カテゴリ名を中括弧で括ってください。
10884+カテゴリ名は、タイトルにするのと同じように、各語頭を大文字にしてください。
10885+例えば、「User Option」のように、カテゴリ名にスペースが入る場合には、カテゴリ名を中括弧で括ってください。
1083210886 そうしなければ、2番目の単語がその実体の名前として誤って解釈されてしまいます。
1083310887 例を挙げます。
1083410888
@@ -10892,7 +10946,7 @@ the maximum width of filled lines.
1089210946 ユーザオプションはつまり、ユーザが好みに合わせて変更できる変数のことです。
1089310947 Emacsにはそういったオプションが多数あります(@pxref{Variables,,, emacs, The GNU Emacs Manual})。
1089410948 @code{@@defopt}コマンドは@samp{@@defvr @{User Option@} @dots{}}コマンドと等価で、@code{@@defvar}コマンドと同様に機能します。
10895-またこのコマンドは変数索引にエントリを作成します。
10949+また、このコマンドは変数索引にエントリを作成します。
1089610950 @end table
1089710951
1089810952
@@ -10922,7 +10976,7 @@ Emacsにはそういったオプションが多数あります(@pxref{Variables,
1092210976
1092310977 @need 1000
1092410978 @noindent
10925-(「@dots{}」の前にあるテキストは上記では二行で示されていますが、これは実際のTexinfoファイルでは一行で書かれます。)
10979+(「@dots{}」の前にあるテキストは上記では2行で示されていますが、これは実際のTexinfoファイルでは1行で書かれます。)
1092610980 上記はInfoファイルにおいて以下を生成します。
1092710981
1092810982 @smallexample
@@ -10933,7 +10987,7 @@ Emacsにはそういったオプションが多数あります(@pxref{Variables,
1093310987 @end smallexample
1093410988 @iftex
1093510989
10936-印刷されたマニュアルでは、以下のように生成されます。
10990+印刷されたマニュアルでは以下のように生成されます。
1093710991
1093810992 @quotation
1093910993 @deftypefn {Library Function} int foobar (int @var{foo}, float @var{bar})
@@ -10963,7 +11017,7 @@ Emacsにはそういったオプションが多数あります(@pxref{Variables,
1096311017 @noindent
1096411018 @var{category}や@var{data type}の語数が複数ある場合には、一つの引数として扱うように中括弧で括らなければなりませんので注意してください。@refill
1096511019
10966-Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述している場合、前のパラグラフで説明した慣習とは幾分対照的な方法で@code{@@deftypefn}コマンドを使うことを考慮しても良いでしょう。
11020+Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述している場合、前の段落で説明した慣習とは幾分対照的な方法で@code{@@deftypefn}コマンドを使うことを考慮しても良いでしょう。
1096711021 例えば以下を見てください。
1096811022
1096911023 @example
@@ -10977,7 +11031,7 @@ Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述し
1097711031 @end example
1097811032
1097911033 @noindent
10980-(この@code{@@deftypefn}の引数は継続(@pxref{Def Cmd Continuation Lines})を使用して示されていますが、実際のTexinfoファイルでは一行にすることが出来ます。)
11034+(この@code{@@deftypefn}の引数は継続(@pxref{Def Cmd Continuation Lines})を使用して示されていますが、実際のTexinfoファイルでは1行にすることが出来ます。)
1098111035
1098211036 この例では、このプロシージャは、「procedure」として分類するのではなく、@code{stacks}というパッケージに属しているものとして分類されています。
1098311037 データ型は@code{private}として記述されています。
@@ -11014,9 +11068,9 @@ Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述し
1101411068 @table @code
1101511069 @findex deftypevr
1101611070 @item @@deftypevr @var{category} @var{data-type} @var{name}
11017-@code{@@deftypevr}コマンドは型付き言語における変数のようなもの、つまり値を記録するものに対する汎用の定義コマンドです。
11071+@code{@@deftypevr}コマンドは型付き言語における変数のようなもの、つまり、値を記録するものに対する汎用の定義コマンドです。
1101811072 定義しようとしている実体のカテゴリを説明する用語を選択しなければなりません。
11019-例えばその実体が変数であれば「Variable」を使うことが出来るでしょう。@refill
11073+例えば、その実体が変数であれば「Variable」を使うことが出来るでしょう。@refill
1102011074
1102111075 @code{@@deftypevr}コマンドは行頭に記述し、同じ行に続けて、説明している実
1102211076 体の属すカテゴリ、データ型、この特定の実体の名前を記述します。@refill
@@ -11090,11 +11144,11 @@ Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述し
1109011144 @item @@deftp @var{category} @var{name} @var{attributes}@dots{}
1109111145 @code{@@deftp}コマンドはデータ型用の汎用定義コマンドです。
1109211146 このコマンドは行頭に記述し、同じ行に続けて、カテゴリ、型名(@code{int}や@code{float}のような語)、そして、その型のオブジェクトのアトリビュート名を記述します。
11093-従って、このコマンドは@code{int}や@code{float}を説明するのに使用することが出来ます。
11147+したがって、このコマンドは@code{int}や@code{float}を説明するのに使用することが出来ます。
1109411148 その場合、カテゴリとしては@code{data type}を使うことが出来るでしょう。
1109511149 (データ型は、あるオブジェクトに対して実行可能な操作を決定するために使われるカテゴリです。)@refill
1109611150
11097-例えばLisp言語において、@dfn{pair}はある特定のデータ型を指し、その型のオジェクトには@sc{car}と@sc{cdr}と呼ばれるスロットが二つあります。
11151+例えば、Lisp言語において、@dfn{pair}はある特定のデータ型を指し、その型のオジェクトには@sc{car}と@sc{cdr}と呼ばれるスロットが二つあります。
1109811152 以下に、@code{pair}の定義の一行目をどのように書くかということを示します。@refill
1109911153
1110011154 @example
@@ -11126,7 +11180,7 @@ Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述し
1112611180 @cindex Object-oriented programming
1112711181
1112811182 以下は、オブジェクト指向プログラミングで使用されるような抽象オブジェクトについての説明を書式化するのに使用されるコマンドです。
11129-クラスは抽象オブジェクトの定義された型です。
11183+クラスは定義された抽象オブジェクト型です。
1113011184 クラスのインスタンスはそのクラスの型を持つ特定のオブジェクトのことです。
1113111185 インスタンス変数はそのクラスに属す変数ですが、各インスタンスがその変数に対して独自の値を保持することが出来ます。
1113211186
@@ -11254,7 +11308,7 @@ Adaのようにパッケージを持つ言語のプロシージャを記述し
1125411308
1125511309 メソッドと@dfn{オペレーション}を区別するほうが便利な場合もあります。
1125611310 オペレーションとはメソッドの仕様とみなすことが出来ます。
11257-従って、例えばあるウィンドウシステムは全てのウィンドウクラスが@code{expose}という名前のメソッドを持っていると条件付けているかもしれません。
11311+したがって、例えば、あるウィンドウシステムは全てのウィンドウクラスが@code{expose}という名前のメソッドを持っていると条件付けているかもしれません。
1125811312 このウィンドウシステムでは、ウィンドウには普通@code{expose}というオペレーションが定義されていると言えるでしょう。
1125911313 通常、オペレーションには名前があり、引数のパターンも指定されています。
1126011314 そのオペレーションを実装するメソッドは全て同じ引数を受け付けなければなりません。
@@ -11331,7 +11385,7 @@ they were usually defined with @code{defmethod}.
1133111385 @cindex Definition conventions
1133211386 @cindex Conventions for writing definitions
1133311387
11334-@code{@@deffn}コマンドや@code{@@defun}コマンド、あるいはその他の定義コマンドのいずれかを使って定義を書く場合、例えば@code{forward-word}関数に対する@var{count}引数のように、その意味を表す引数を使うように十分注意してください。
11388+@code{@@deffn}コマンドや@code{@@defun}コマンド、あるいは、その他の定義コマンドのいずれかを使って定義を書く場合、例えば@code{forward-word}関数に対する@var{count}引数のように、その意味を表す引数を使うように十分注意してください。
1133511389 また、引数の名前に@var{integer}のような型名が含まれている場合、その引数が実際にその型を持つのか注意するようにしてください。@refill
1133611390
1133711391
@@ -11345,7 +11399,7 @@ they were usually defined with @code{defmethod}.
1134511399 関数定義には@code{@@defun}コマンドと@code{@@end defun}コマンドを使用します。
1134611400 @code{@@defun}コマンドの直後に関数名を記述し、同じ行に続けてパラメータリストを記述します。
1134711401
11348-以下は、@ref{Calling Functions,,, elisp, The GNU Emacs Lisp Reference Manual}からの定義です。
11402+以下は別のマニュアルからの定義です(@pxref{Calling Functions,,, elisp, The GNU Emacs Lisp Reference Manual})。
1134911403
1135011404 @quotation
1135111405 @defun apply function &rest arguments
@@ -11611,11 +11665,11 @@ This will be in Info, but not plain text.
1161111665 @cindex Plain @TeX{}
1161211666
1161311667 @code{@@iftex}コマンドと@code{@@end iftex}コマンドで区切られた領域の内部には生の@TeX{}コマンドをいくつか埋め込むことが出来ます。
11614-Texinfoの処理プログラムは、@TeX{}出力が生成されない場合、そういった領域を無視します。
11668+@TeX{}出力が生成されない場合、Texinfoの処理プログラムはそういった領域を無視します。
1161511669 通常の@TeX{}ファイルにコマンドを記述するのと同じように@TeX{}コマンドを記述することが出来ます。
1161611670 ただし、@TeX{}で使用される@samp{\}文字を@samp{@@}に置き換えなければなりません。
1161711671 例えば、Texinfoファイルの@code{@@titlepage}セクションにおいて、@TeX{}の@code{@@vskip}コマンドを使って、著作権のページを書式化することが出来ます。
11618-(@code{@@titlepage}コマンドを使うと、@code{@@iftex}コマンドの場合と同じように、Infoはその領域を自動的に無視するようになります。)
11672+(@code{@@titlepage}コマンドを使うと、@code{@@iftex}コマンドの場合と同じようにInfoはその領域を自動的に無視するようになります。)
1161911673
1162011674 しかし、plain @TeX{}の機能の大半はTexinfoの機能でオーバーライドされていて、@code{@@iftex}内では動作しません。
1162111675 @code{@@iftex}コマンドの目的は、Texinfoソースの条件付処理を提供することにあります。
@@ -11626,11 +11680,11 @@ Texinfoの処理プログラムは、@TeX{}出力が生成されない場合、
1162611680 また、@TeX{}コマンドでは@samp{\}を使うことが出来ます。
1162711681 plain @TeX{}のコマンドとカテゴリコードは全て、@code{@@tex}の領域内では元に戻されます。
1162811682 唯一の例外は、@code{@@end tex}コマンドを正しく認識できるように、@code{@@}文字が依然としてコマンドを開始する機能を持っていることです。
11629-@code{@@iftex}コマンドの場合と同様、Texinfoの処理プログラムは、@TeX{}出力が生成されない場合には、このような領域を無視します。
11683+@code{@@iftex}コマンドの場合と同様、@TeX{}出力が生成されない場合には、Texinfoの処理プログラムはこのような領域を無視します。
1163011684
1163111685 @findex \gdef @r{within @code{@@tex}}
1163211686 複雑なケースでは、@code{@@tex}の内部で@TeX{}の新しいマクロを定義したくなることがあるかもしれません。
11633-それを実現するには@code{\def}ではなく、@code{\gdef}を使用しなければなりません。
11687+それを実現するには、@code{\def}ではなく@code{\gdef}を使用しなければなりません。
1163411688 これは、@code{@@tex}領域が@TeX{}のグループの中で処理されるからです。
1163511689
1163611690 @cindex Mathematical expressions
@@ -11645,8 +11699,8 @@ $$ \chi^2 = \sum_@{i=1@}^N
1164511699 @end example
1164611700
1164711701 @noindent
11648-この例の出力は印刷されたマニュアルにだけ現われます。
11649-これをInfoで読んでいる場合には、印刷されたマニュアルでは現われる等式は見えないでしょう。
11702+この例の出力は印刷マニュアルにだけ現われます。
11703+これをInfoで読んでいる場合には、印刷マニュアルでは現われる等式は見えないでしょう。
1165011704 @iftex
1165111705 印刷されたマニュアルでは、上記の式は次のように見えます。
1165211706 @end iftex
@@ -11659,35 +11713,36 @@ $$ \chi^2 = \sum_{i=1}^N
1165911713
1166011714 @findex ifhtml
1166111715 @findex html
11662-同様に、@code{@@ifhtml @dots{} @@end ifhtml}を使ってHTML出力にだけインクルードされる領域を区切ることが出来ます。
11663-また@code{@@html @dots{} @@end html}を使うと生のHTMLを記述できる領域となります。
11716+同様に、@code{@@ifhtml @dots{} @@end ifhtml}を使って、HTML出力にだけインクルードされる領域を区切ることが出来ます。
11717+また、@code{@@html @dots{} @@end html}を使うと、生のHTMLを記述できる領域となります。
1166411718
1166511719 @findex ifxml
1166611720 @findex xml
11667-また同様に、@code{@@ifxml @dots{} @@end ifxml}を使ってXML出力にだけインクルードされる領域を区切ることが出来ます。
11668-また、@code{@@xml @dots{} @@end xml}を使うと生のXMLを記述できる領域となります。
11721+また、同様に、@code{@@ifxml @dots{} @@end ifxml}を使って、XML出力にだけインクルードされる領域を区切ることが出来ます。
11722+また、@code{@@xml @dots{} @@end xml}を使うと、生のXMLを記述できる領域となります。
1166911723
1167011724 @findex ifdocbook
1167111725 @findex docbook
11672-さらに同様に、@code{@@ifdocbook @dots{} @@end ifdocbook}を使ってDocbook出力にだけインクルードされる領域を区切ることが出来ます。
11673-また、@code{@@docbook @dots{} @@end docbook}を使うと生のDocbookを記述できる領域となります。
11726+さらに、同様に、@code{@@ifdocbook @dots{} @@end ifdocbook}を使って、Docbook出力にだけインクルードされる領域を区切ることが出来ます。
11727+また、@code{@@docbook @dots{} @@end docbook}を使うと、生のDocbookを記述できる領域となります。
1167411728
1167511729 これら全ての場合において、生のデータ処理の例外となっているのは、@code{@@}が依然としてエスケープ文字であることです。
11676-そうすることで@code{@@end}コマンドが認識できることになります。
11730+そうすることで、@code{@@end}コマンドが認識できることになります。
1167711731
1167811732
1167911733 @node set clear value
11680-@section @code{@@set}、@code{@@clear}、@code{@@value}
11734+@section @code{@@set}・@code{@@clear}・@code{@@value}
1168111735
1168211736 @code{@@set}コマンド、@code{@@clear}コマンド、@code{@@ifset}コマンド、@code{@@ifclear}コマンドを使ってTexinfoの書式化コマンドに指示することで、Texinfoファイルの各部分を書式化したり無視したりすることが出来ます。
1168311737
1168411738 これらのコマンドの簡単な説明を以下に示します。
11685-詳細は後節を参照してください。
11739+詳細は後の節を参照してください。
1168611740
1168711741 @table @code
1168811742 @item @@set @var{flag} [@var{value}]
1168911743 変数@var{flag}を設定します。
11690-@var{value}は省略可能で、指定されていれば値を@var{value}に設定します。
11744+@var{value}は省略可能です。
11745+指定されていれば値を@var{value}に設定します。
1169111746
1169211747 @item @@clear @var{flag}
1169311748 変数@var{flag}を未定義にします。
@@ -11715,8 +11770,8 @@ $$ \chi^2 = \sum_{i=1}^N
1171511770 @findex value
1171611771 @findex clear
1171711772
11718-@code{@@set}コマンドを使ってフラグの値を指定することが出来ます。
11719-フラグの値は後で@code{@@value}コマンドを使って展開されます。
11773+@code{@@set}コマンドを使って、フラグの値を指定することが出来ます。
11774+後で@code{@@value}コマンドを使って、フラグの値は展開されます。
1172011775
1172111776 @dfn{フラグ}(別名:@dfn{変数})は識別子です。
1172211777 フラグ名には@samp{-}や@samp{_}を使わず、文字と数字だけを使うのがベストです。
@@ -11732,10 +11787,10 @@ $$ \chi^2 = \sum_{i=1}^N
1173211787 @end example
1173311788
1173411789 @noindent
11735-これはフラグ@code{foo}の値を「This is a string.」に設定します。
11790+これは、フラグ@code{foo}の値を「This is a string.」に設定します。
1173611791
11737-Texinfoの書式化プログラムは@code{@@value@{@var{flag}@}}コマンドをフラグ@var{flag}に設定されている文字列で置き換えます。
11738-従って、フラグ@code{foo}が上記の通りに設定されていれば、Texinfoの書式化プログラムは次の変換を行ないます。
11792+Texinfoの書式化プログラムは、@code{@@value@{@var{flag}@}}コマンドを、フラグ@var{flag}に設定されている文字列で置き換えます。
11793+したがって、フラグ@code{foo}が上記の通りに設定されていれば、Texinfoの書式化プログラムは次の変換を行ないます。
1173911794
1174011795 @example
1174111796 @group
@@ -11745,8 +11800,8 @@ This is a string.
1174511800 @end group
1174611801 @end example
1174711802
11748-パラグラフの中で@code{@@value}コマンドを記述することも可能です。
11749-しかし@code{@@set}コマンドはその行にそのコマンドだけ単独で記述しなければなりません。
11803+段落の中で@code{@@value}コマンドを記述することも可能です。
11804+しかし、@code{@@set}コマンドは単独でその行に記述しなければなりません。
1175011805
1175111806 @code{@@set}コマンドを次のように書いたとします。
1175211807
@@ -11756,7 +11811,7 @@ This is a string.
1175611811
1175711812 @noindent
1175811813 文字列は指定していません。
11759-この場合@code{foo}の値は空文字列となります。
11814+この場合、@code{foo}の値は空文字列となります。
1176011815
1176111816 @code{@@clear @var{flag}}コマンドを使って前に設定されていたフラグをクリアした場合、それ以降の@code{@@value@{flag@}}コマンドはエラーを報告します。
1176211817
@@ -11767,7 +11822,7 @@ This is a string.
1176711822 @end example
1176811823
1176911824 @noindent
11770-すると書式化プログラムは次の変換を行ないます。
11825+すると、書式化プログラムは次の変換を行ないます。
1177111826
1177211827 @example
1177311828 @group
@@ -11800,7 +11855,7 @@ It is a @{No value for "howmuch"@} wet day.
1180011855
1180111856 @findex ifset
1180211857 @var{flag}フラグが設定されている場合、Texinfoの書式化コマンドは、それ以降の@code{@@ifset @var{flag}}コマンドと@code{@@end ifset}コマンドの組について、その間にあるテキストを書式化します。
11803-@var{flag}フラグがクリアされている場合、Texinfoの書式化コマンドは、同じテキストを@emph{書式化しません}。
11858+@var{flag}フラグがクリアされている場合、Texinfoの書式化コマンドは同じテキストを@emph{書式化しません}。
1180411859 @code{@@ifclear}コマンドも同様な操作を行ないます。
1180511860
1180611861 条件付きで書式化されるテキストは、@code{@@ifset @var{flag}}コマンドと@code{@@end ifset}コマンドの間に記述してください。
@@ -11836,9 +11891,10 @@ Remember to replant promptly @dots{}
1183611891 @var{flag}フラグがクリアされている場合、Texinfoの書式化コマンドは@code{@@ifset @var{flag}}コマンドと@code{@@end ifset}コマンドに挟まれたテキストを@emph{書式化しません}。
1183711892 該当するテキストは無視され、印刷出力にもInfo出力にも現われません。
1183811893
11839-例えば、@code{@@set large}コマンドの後ろ(しかし条件コマンドの前)で@code{@@clear large}コマンドを使用して上記の例のフラグをクリアした場合、Texinfoの書式化コマンドは@code{@@ifset large}コマンドと@code{@@end ifset}コマンドに挟まれたテキストを無視します。
11894+例えば、@code{@@set large}コマンドの後ろ(しかし条件コマンドの前)で@code{@@clear large}コマンドを使用して、上記の例のフラグをクリアしたとします。
11895+その場合、Texinfoの書式化コマンドは、@code{@@ifset large}コマンドと@code{@@end ifset}コマンドに挟まれたテキストを無視します。
1184011896 書式化された出力には当該テキストは現われません。
11841-印刷出力でもInfo出力でも「You can use this machine to dig up shrubs without hurting them. Remember to replant promptly @dots{}」という行が表示されるだけです。
11897+印刷出力でもInfo出力でも、「You can use this machine to dig up shrubs without hurting them. Remember to replant promptly @dots{}」という行が表示されるだけです。
1184211898
1184311899 @findex ifclear
1184411900 @code{@@clear @var{flag}}コマンドを使ってフラグをクリアした場合、書式化コマンドは、それ以降にある@code{@@ifclear}コマンドと@code{@@end ifclear}コマンドの組で挟まれたテキストを書式化します。
@@ -11855,9 +11911,9 @@ Remember to replant promptly @dots{}
1185511911 @subsection @code{@@value}コマンドの使用例
1185611912
1185711913 @code{@@value}コマンドを使用すると、マニュアルの更新時に変更する必要がある箇所を最小限にすることが出来ます。
11858-Automakeの配布物で使用するためにこの機能を利用する例の完全なテキストについては、@xref{GNU Sample Texts}.
11914+Automakeの配布物で使用するためにこの機能を利用する例の完全なテキストについては別の節を参照してください(@pxref{GNU Sample Texts})。
1185911915
11860-この例は@ref{Top,, Overview, make, The GNU Make Manual}を作り変えたものです。
11916+この例は、別のマニュアルのものを作り変えたものです(@pxref{Top,, Overview, make, The GNU Make Manual})。
1186111917
1186211918 @enumerate
1186311919 @item
@@ -11937,7 +11993,7 @@ of `The GNU Make Manual', for `make', Version 3.63 Beta.
1193711993 @end example
1193811994 @end enumerate
1193911995
11940-このマニュアルを更新する際には、フラグの値を変更するだけです。
11996+このマニュアルを更新する際にはフラグの値を変更するだけです。
1194111997 三つあるセクションは編集する必要がありません。
1194211998
1194311999
@@ -11967,7 +12023,7 @@ Somevar is set, anothervar is not.
1196712023 @@end ifset
1196812024 @end example
1196912025
11970-厳密には、Texinfoは、無視されるテキストが、失敗する条件コマンドに対して適切にネストしているということを必要としています。
12026+厳密には、Texinfoは、無視されるテキストが失敗する条件コマンドに対して適切にネストしているということを必要としています。
1197112027 残念ながら、@emph{全ての}条件コマンドが正しくネストされていることを常に調べられるわけではありません。
1197212028 そうするには、処理プログラムが無視されるテキストを完全に解釈できなければならないからです。
1197312029 それではこのコマンドの目的には合致しません。
@@ -11994,7 +12050,7 @@ Somevar is set, anothervar is not.
1199412050 Texinfoは英語以外の言語で記述することをサポートしています。
1199512051 しかし、この領域については今後も相当な作業が必要です。
1199612052
11997-Texinfoがサポートしている様々なアクセント文字や特殊文字の一覧については、@ref{Inserting Accents}を参照してください。
12053+Texinfoがサポートしている様々なアクセント文字や特殊文字の一覧については別の節を参照してください(@pxref{Inserting Accents})。
1199812054
1199912055 @menu
1200012056 * documentlanguage:: Declaring the current language.
@@ -12011,7 +12067,7 @@ Texinfoがサポートしている様々なアクセント文字や特殊文字
1201112067 @cindex Document language, declaring
1201212068
1201312069 @code{@@documentlanguage}コマンドはドキュメントの現在のロケールを宣言するものです。
12014-ファイルの冒頭付近の@code{@@setfilename}コマンドの後に、このコマンド単独の行で記述してください(@pxref{setfilename,,@code{@@setfilename}})。
12070+ファイルの冒頭付近の@code{@@setfilename}コマンドの後にこのコマンド単独の行で記述してください(@pxref{setfilename,,@code{@@setfilename}})。
1201512071
1201612072 @example
1201712073 @@documentlanguage @var{ll}[_@var{cc}]
@@ -12037,11 +12093,11 @@ Infoやその他のオンライン用の出力では、このコマンドは、
1203712093 例えば、@code{@@setdocumentlanguage de_DE}が指定されている場合、@TeX{}はまず、@file{txi-de_DE.tex}というファイルを探し、次に@file{txi-de.tex}というファイルを探します。
1203812094
1203912095 これらの@file{txi-*}ファイルは、例えば「Chapter」や「See」など、@TeX{}の出力で使用される様々な英単語を再定義するのに使用されます。
12040-こういった個々の単語は必ずしも個別に翻訳が可能ではないことは分かっていますし、中でも表意文字で書かれるものに対しては、全く異なった戦略が必要となるでしょう。
12096+こういった個々の単語は必ずしも個別に翻訳が可能ではないことは分かっていますし、中でも、表意文字で書かれるものに対しては全く異なった戦略が必要となるでしょう。
1204112097 Texinfoにおける言語サポートを改善するための支援は喜んで受け入れます。
1204212098
1204312099 @cindex Hyphenation patterns, language-dependent
12044-このコマンドによって、@TeX{}で使用されるハイフン処理の現在のパターンも変更できると良いのでしょうが、現在のところ実装には至っていません。
12100+@TeX{}で使用されるハイフン処理の現在のパターンもこのコマンドによって変更できると良いのでしょうが、現在のところ実装には至っていません。
1204512101
1204612102 2006年9月、W3C Internationalization Activityが言語指定に関する新たな勧告をリリースしました。
1204712103 @url{http://www.rfc-editor.org/rfc/bcp/bcp47.txt}です。
@@ -12074,7 +12130,7 @@ Gettextがこの新しいスキームをサポートする時にTexinfoもそう
1207412130 @@documentencoding @var{enc}
1207512131 @end example
1207612132
12077-現時点ではTexinfoは以下のエンコーディングだけをサポートしています。
12133+現時点では、Texinfoは、以下のエンコーディングだけをサポートしています。
1207812134
1207912135 @table @code
1208012136 @item US-ASCII
@@ -12088,7 +12144,7 @@ Texinfoの処理プログラムは、Unicodeに対する細かい部分まで処
1208812144 @itemx ISO-8859-1
1208912145 @itemx ISO-8859-15
1209012146 @item ISO-8859-2
12091-これらはそれぞれ西欧における言語(最初の二つ)と東欧における言語(三番目のもの)の標準的なエンコーディングを指定するものです。
12147+これらは、それぞれ、西欧における言語(最初の二つ)と東欧における言語(三番目のもの)の標準的なエンコーディングを指定するものです。
1209212148 ISO-8859-15は、8859-1からあまり使われない文字(例えば分数記号)を、ユーロのシンボル(@euro{})のように、もう少し広く必要とされる文字に置き換えたものです。
1209312149
1209412150 このエンコーディングに関するちゃんとした説明はここでは埒外です。
@@ -12117,7 +12173,7 @@ coding: @var{enc}
1211712173 End:
1211812174 @end example
1211912175
12120-また、Info出力やプレインテキストの出力では、@option{--disable-encoding}が無い場合、例えば@code{@@'e}のようなアクセントコンストラクトや特殊文字が、指定エンコーディングにおける実際の8ビット文字として出力されます。
12176+また、Info出力やプレインテキストの出力では、@option{--disable-encoding}が無い場合、例えば、@code{@@'e}のようなアクセントコンストラクトや特殊文字が、指定エンコーディングにおける実際の8ビット文字として出力されます。
1212112177
1212212178 @cindex HTML output, and encodings
1212312179 @cindex @code{http-equiv}, and charset specification
@@ -12136,7 +12192,7 @@ HTML出力では、@samp{<head>}セクション内に、@var{enc}を指定する
1213612192 XML出力とDocbook出力においては、それぞれの書式で通常行なわれる方法によって、指定されたドキュメントエンコーディングがファイルに書き出されます。
1213712193
1213812194 @TeX{}出力では、標準のComputer Modernフォントでサポートされている文字はそれなりに出力されます。
12139-(例えばこれは、事前に用意されたグリフではなく構成されたアクセントを使用するという意味です。)
12195+(例えば、これは、事前に用意されたグリフではなく構成されたアクセントを使用するという意味です。)
1214012196 見当らない文字を使うと、未実装のエンコーディングを指定したのと同じく、警告メッセージが生成されます。
1214112197
1214212198
@@ -12196,7 +12252,7 @@ Texinfoの@code{@@macro}コマンドを使ってマクロを定義します。
1219612252 @cindex Macro names, valid characters in
1219712253 @cindex Names of macros, valid characters of
1219812254 マクロを常に@TeX{}と一緒に使えるようにするためには、@var{macroname}は完全に英文字だけで構成しなければなりません。
12199-つまり数字やハイフン、アンダースコア、その他特殊な文字は使えません。
12255+つまり、数字、ハイフン、アンダースコア、その他特殊な文字は使えません。
1220012256 ですので、英文字だけ使用することを推奨します。
1220112257 しかし、@command{makeinfo}は@samp{@{@}_^=}以外は何でも受け付けます。
1220212258 後ろにスペースを付けなくても@code{@@math}モードでマクロを呼び出せるように、@samp{_}と@samp{^}は除外されています(@pxref{math,,@code{@@math}})。
@@ -12207,11 +12263,11 @@ Texinfoの@code{@@macro}コマンドを使ってマクロを定義します。
1220712263 @cindex Body of a macro
1220812264 @cindex Mutually recursive macros
1220912265 @cindex Recursion, mutual
12210-マクロの定義、つまり@dfn{本体}には、Texinfoコマンドの大半を書くことが出来ます。
12266+マクロの定義、つまり、@dfn{本体}には、Texinfoコマンドの大半を書くことが出来ます。
1221112267 それ以前に定義されたマクロも記述できます。
1221212268 定義されていないマクロの呼び出しは許されません。
1221312269 ですので、Texinfoマクロを相互再帰することは出来ません。
12214-また、別のマクロを定義するマクロ定義は、@code{@@macro}コマンドの設計上の制約により@TeX{}では動作しません。
12270+また、@code{@@macro}コマンドの設計上の制約により、別のマクロを定義するマクロ定義は@TeX{}では動作しません。
1221512271
1221612272 @cindex Parameters to macros
1221712273 マクロの本体では、上の例の@samp{\@var{param1}\}のように前後をバックスラッシュで挟まれたパラメータ名のインスタンスは、マクロ呼び出しで指定された対応する引数に置き換えられます。
@@ -12225,12 +12281,12 @@ Texinfoの@code{@@macro}コマンドを使ってマクロを定義します。
1222512281 @cindex Spaces in macros
1222612282 @cindex Whitespace in macros
1222712283 @code{@@macro}行の後ろにある改行と@code{@@end macro}行の前にある改行は無視されます。
12228-つまりマクロ本体には含まれません。
12229-他の空白は全て通常のTexinfoのルールに沿って処理されます。
12284+つまり、マクロ本体には含まれません。
12285+他の空白は、通常のTexinfoのルールに沿って全て処理されます。
1223012286
1223112287 @cindex Recursive macro invocations
1223212288 @findex rmacro
12233-マクロを再帰的に使えるようにするため、つまりマクロの呼び出しにそのマクロ自身を入れられるようにするためには、@samp{@@rmacro}コマンドを使ってマクロを定義しなければななりません。
12289+マクロを再帰的に使えるようにするため、つまり、マクロの呼び出しにそのマクロ自身を入れられるようにするためには、@samp{@@rmacro}コマンドを使ってマクロを定義しなければななりません。
1223412290 次のようになります。
1223512291
1223612292 @example
@@ -12241,7 +12297,7 @@ a\arg\b
1224112297 @@rmac@{1@@rmac@{text@}2@}
1224212298 @end example
1224312299
12244-これによって「a1atextb2b」という出力が生成されます。
12300+これによって、「a1atextb2b」という出力が生成されます。
1224512301 @samp{@@rmacro}でなく@samp{@@macro}を使用すると、エラーメッセージが出力されます。
1224612302
1224712303 @findex unmacro
@@ -12263,7 +12319,7 @@ a\arg\b
1226312319 @cindex Running macros
1226412320 @cindex Macro invocation
1226512321
12266-マクロが定義されると(前節参照)、次のようにドキュメントの中でそのマクロを使用する(@dfn{呼び出す})ことが出来ます。
12322+マクロが定義されると(前節参照)、次のように、ドキュメントの中でそのマクロを使用する(@dfn{呼び出す})ことが出来ます。
1226712323
1226812324 @example
1226912325 @@@var{macroname} @{@var{arg1}, @var{arg2}, @dots{}@}
@@ -12278,15 +12334,15 @@ Together: \p\ & \q\.
1227812334 @@foo@{a, b@}
1227912335 @end example
1228012336
12281-@noindent これは以下を静止します。
12337+@noindent これは以下を生成します。
1228212338
1228312339 @display
1228412340 Together: a & b.
1228512341 @end display
1228612342
1228712343 @cindex Backslash, and macros
12288-従って、引数とパラメータはカンマによって区切られ、中括弧で括られます。
12289-カンマの後ろ(前ではない)空白は全て無視されます。
12344+したがって、引数とパラメータはカンマによって区切られ、中括弧で括られます。
12345+カンマの後ろ(前ではない)の空白は全て無視されます。
1229012346 中括弧は呼び出し時には必要です(定義時は不要です)。
1229112347 Texinfoの他の全てのコマンドと同じで、マクロが引数を取らない時でも中括弧は必要となりす。
1229212348 例えば以下を見てください。
@@ -12308,11 +12364,11 @@ No arguments here.
1230812364 マクロの引数としてカンマを含む文字列を引き渡す場合、特別な注意を払って、そういったカンマと引数のセパレータを@command{makeinfo}が混同しないように正しく@dfn{クォートし}なければなりません。
1230912365 手作業でカンマをクォートする場合は、バックスラッシュをカンマの前に付けてください。
1231012366 @code{\,}のようになります。
12311-代わりに@code{@@comma}コマンドを使用することも出来ます(@pxref{Inserting a Comma})。
12367+代わりに、@code{@@comma}コマンドを使用することも出来ます(@pxref{Inserting a Comma})。
1231212368 しかし、マクロの使用を簡単にするため、@command{makeinfo}は@dfn{自動クォート}と呼ばれる一連のルールを実装しています。
1231312369
1231412370 @enumerate 1
12315-@item マクロが引数を一つだけ取る場合、呼び出し時のカンマは全てデフォルトで引用されます。
12371+@item マクロが引数を一つだけ取る場合、呼び出し時のカンマはデフォルトで全て引用されます。
1231612372 例えば以下を見てください。
1231712373
1231812374 @example
@@ -12332,17 +12388,18 @@ No arguments here.
1233212388 @strong{FIXME: A nice feature, though it can be dangerous.}
1233312389 @end example
1233412390
12335-そして確かに可能です。
12336-これはつまり、@command{makeinfo}は引数一つのマクロへ渡される引数の数を制御しないということですので、呼び出し時には注意が必要です。
12391+そして、確かに可能です。
12392+これは、つまり、@command{makeinfo}は引数一つのマクロへ渡される引数の数を制御しないということですので、呼び出し時には注意が必要です。
1233712393
12338-@item もしマクロ呼び出しに別のコマンドが含まれていれば(再帰呼び出しの場合も含む)、入れ子になっているコマンド呼び出しのカンマはデフォルトでクォートされます。
12394+@item もし、マクロ呼び出しに別のコマンドが含まれていれば(再帰呼び出しの場合も含む)、入れ子になっているコマンド呼び出しのカンマはデフォルトでクォートされます。
1233912395 例えば以下を見てください。
1234012396
1234112397 @example
1234212398 @@say@{@@strong@{Yes, I do@}, person one@}
1234312399 @end example
1234412400
12345-この中@samp{Yes}の後ろにあるカンマは暗黙のうちにクォートされます。以下は再帰マクロを使った別の例です。
12401+この@samp{Yes}の後ろにあるカンマは暗黙のうちにクォートされます。
12402+以下は再帰マクロを使った別の例です。
1234612403
1234712404 @example
1234812405 @group
@@ -12357,11 +12414,12 @@ No arguments here.
1235712414 @noindent
1235812415 これは@samp{foobarbaz}という文字列を生成します。
1235912416
12360-@item それ以外の場合、前述のようにカンマは明示的にクォートしなければなりません。そうすれば引数の一部として処理されます。
12417+@item それ以外の場合、前述のようにカンマは明示的にクォートしなければなりません。
12418+そうすれば、引数の一部として処理されます。
1236112419 @end enumerate
1236212420
1236312421 @cindex Braces, in macro arguments
12364-マクロの引数の中でクォートする必要のある文字には他に、波括弧とバックスラッシュがあります。
12422+マクロの引数の中でクォートする必要のある文字には、他に、波括弧とバックスラッシュがあります。
1236512423 例えば以下を見てください。
1236612424
1236712425 @example
@@ -12370,10 +12428,10 @@ No arguments here.
1237012428
1237112429 @noindent
1237212430 これは、@var{macname}に引数として@samp{\@{@},}を渡します。
12373-しかし、パラメータ中のカンマは、バックスラッシュでエスケープしていたとしても、@TeX{}において問題を発生させることがあるでしょう。
12431+しかし、バックスラッシュでエスケープしていたとしても、パラメータ中のカンマは@TeX{}において問題を発生させることがあるでしょう。
1237412432
1237512433 このマクロが一つの引数を取るように定義されていて、括弧を全く付けずに呼び出された場合、その行のマクロ名の後ろの残りの部分が全て引数として引き渡されます。
12376-例えば以下を見てください。
12434+例えば、以下を見てください。
1237712435
1237812436 @example
1237912437 @@macro bar @{p@}
@@ -12391,7 +12449,7 @@ Twice: aah & aah.
1239112449
1239212450 マクロが引数一つを取るように定義されていて、中括弧を付けて呼び出された場合、その中括弧で括られたテキストが引数として引き渡されます。
1239312451 この場合カンマは無関係です。
12394-例えば以下を見てください。
12452+例えば、以下を見てください。
1239512453
1239612454 @example
1239712455 @@macro bar @{p@}
@@ -12425,23 +12483,23 @@ Twice: a,b & a,b.
1242512483 残念ながら、これらに属する名前は膨大な量がありますので、エラーとなり得るようなものを前もってお知らせすることは出来ません。
1242612484
1242712485 @item
12428-マクロは全て少なくとも一つの@TeX{}グループの中で展開されます。
12429-これはつまり、@code{@@set}や他のそういったコマンドはマクロ内では効果が無いということを意味します。
12486+マクロは、少なくとも一つの@TeX{}グループの中で全て展開されます。
12487+これは、つまり、@code{@@set}や他のそういったコマンドはマクロ内では効果が無いということを意味します。
1243012488
1243112489 @item
12432-マクロの引数にあるカンマは、バックスラッシュでエスケープされていたとしても、必ず上手くいくとは限りません。
12490+バックスラッシュでエスケープされていたとしても、マクロの引数にあるカンマは必ず上手くいくとは限りません。
1243312491
1243412492 @item
1243512493 マクロの引数は複数行に渡って書くことは出来ません。
1243612494
1243712495 @item
1243812496 マクロ定義内のコメントは書かないのが(通常は)ベストです。
12439-しかし次の項目も見てください。
12497+しかし、次の項目も見てください。
1244012498
1244112499 @item
12442-条件コマンドのような単独行に書く必要があるコマンドが入ったマクロは、行の途中で呼び出すことは出来ません。
12500+条件コマンドのような単独行に書く必要があるコマンドが入ったマクロは行の途中で呼び出すことは出来ません。
1244312501 一般に、マクロ定義中とマクロ呼び出し中の改行の関係は、具体的なコマンドとコンテキストに依存します。
12444-問題によっては@code{@@c}コマンドを慎重に使用することで対処可能かもしれません。
12502+問題によっては、@code{@@c}コマンドを慎重に使用することで対処可能かもしれません。
1244512503 常に単独行で使用されることが期待されているマクロを次のように定義しているとしましょう。
1244612504
1244712505 @example
@@ -12455,7 +12513,7 @@ foo
1245512513 bar
1245612514 @end example
1245712515
12458-@code{@@c}コマンドを使わなかった場合、@samp{@@cindex whatever}と@samp{bar}の間に望まない空行が入ります(一つはマクロ定義によるもの。もう一つは呼び出し後のものです)。
12516+@code{@@c}コマンドを使わなかった場合、@samp{@@cindex whatever}と@samp{bar}の間に望まない空行が入ります(一つはマクロ定義によるもの、もう一つは呼び出し後のものです)。
1245912517 これによって段落が中断されることになります。
1246012518
1246112519 その一方で、そのマクロが行の途中で呼び出されることがあるのであれば、@code{@@c}コマンドを使いたくないと思います(その呼び出しの後ろにあるテキストがコメントとして処理されてしまいます)。
@@ -12480,7 +12538,7 @@ off
1248012538 @item
1248112539 マクロは自然な方法ではマクロを定義することは出来ません。
1248212540 マクロでマクロを定義するには、条件コマンドと生の@TeX{}を使わなければなりません。
12483-例えば以下を見てください。
12541+例えば、以下を見てください。
1248412542
1248512543 @example
1248612544 @@ifnottex
@@ -12504,13 +12562,13 @@ something involving \arg\ somehow
1250412562 @item
1250512563 @code{@@verbatim}コマンドとマクロは相性が悪いです。
1250612564 例えば、マクロの内部でverbatimブロックを開始し、マクロの外で終了させることは出来ません。
12507-(@xref{verbatim}.)
12508-さらに言えば、マクロ内部で何らかの環境を開始し、マクロ外で終了させるのは、上手くいったり、いかなかったりします。
12565+@xref{verbatim}.
12566+さらに言えば、マクロ内部で何らかの環境を開始し、マクロ外で終了させるのは上手くいったりいかなかったりします。
1250912567
1251012568 @item
1251112569 完全にマクロを定義してしまうマクロはokですが、不適切に入れ子になったマクロ定義は出来ません。
1251212570 つまり、@code{@@macro}コマンドと@code{@@end macro}コマンドは正しくペアになっていなければなりません(@code{@@rmacro}コマンドでも同様です)。
12513-例えば、あるマクロでマクロ定義を開始し、そのマクロの外でその入れ子になった定義を終了させることは出来ません。
12571+例えば、あるマクロでマクロ定義を開始し、そのマクロの外で、その入れ子になった定義を終了させることは出来ません。
1251412572
1251512573 @item
1251612574 @code{@@rmacro}はあまり上手に実装されていません。
@@ -12529,25 +12587,26 @@ something involving \arg\ somehow
1252912587 @findex alias
1253012588
1253112589 @samp{@@alias}コマンドは既存のコマンドと全く同じ新たなコマンドを定義します。
12532-このコマンドは、追加的なマークアップ名を定義するのに使われ、たとえ出力結果が全く同一であっても、入力データ中に意味的な情報を保持することが出来るようになります。
12590+このコマンドは、追加的なマークアップ名を定義するのに使われます。
12591+たとえ出力結果が全く同一であっても、入力データ中に意味的な情報を保持することが出来るようになります。
1253312592
1253412593 @samp{@@alias}コマンドは単独行に記述し、続けて新しいコマンド名、イコール記号、既存のコマンド名を記述してください。
1253512594 イコール記号の前後の空白は無視されます。
12536-従って次のようになります。
12595+したがって、次のようになります。
1253712596 @example
1253812597 @@alias @var{new} = @var{existing}
1253912598 @end example
1254012599
12541-例えば、ドキュメントにおいて、図書への言及と図書以外の何らかのメディア(例えば映画)への言及が共になされている場合、通常の@code{@@cite@{@}}コマンドと全く同じことを行なう@code{@@moviecite@{@}}マクロを定義すると良いでしょう。このマクロを使うことで意味的な情報も余分に伝えることが出来ます。
12600+例えば、ドキュメントにおいて、図書への言及と図書以外の何らかのメディア(例えば映画)への言及が共になされている場合、通常の@code{@@cite@{@}}コマンドと全く同じことを行なう@code{@@moviecite@{@}}マクロを定義すると良いでしょう。
12601+このマクロを使うことで、意味的な情報も余分に伝えることが出来ます。
1254212602 以下のようにすれば実現できるでしょう。
1254312603
1254412604 @example
1254512605 @@alias moviecite = cite
1254612606 @end example
1254712607
12548-引数の解析には気紛れところがあるため、マクロは必ずしもエイリアスと全く同じ効果を持つわけではありません。
12549-また、マクロと比べるとエイリアスのほうが定義するのがかなり簡単ですので、このコマンドは冗長なところがありません。
12550-(そしてまたエイリアスはJargon Fileでもガンガン使われました。)
12608+引数の解析には気紛れところがあるため、必ずしも、エイリアスと全く同じ効果をマクロが持つわけではありません。
12609+また、マクロと比べると、エイリアスのほうが定義するのがかなり簡単ですので、このコマンドは冗長なところがありません(そして、また、エイリアスはJargon Fileでもガンガン使われました)。
1255112610
1255212611 エイリアスは直接間接問わず再帰してはなりません。
1255312612
@@ -12561,7 +12620,8 @@ something involving \arg\ somehow
1256112620 @cindex Customized highlighting
1256212621 @findex definfoenclose
1256312622
12564-@code{@@definfoenclose}コマンドは、Infoに対する強調コマンドを定義するのに使用されることがあります。@TeX{}に対するものではありません。
12623+@code{@@definfoenclose}コマンドは、Infoに対する強調コマンドを定義するのに使用されることがあります。
12624+@TeX{}に対するものではありません。
1256512625 @code{@@definfoenclose}コマンドを使って定義されたコマンドは、テキストの前後を文字列で挟んで括ることによってテキストをマークします。
1256612626 これによって、Info出力をより細かく制御できるようになります。
1256712627
@@ -12569,12 +12629,12 @@ something involving \arg\ somehow
1256912629
1257012630 @code{@@definfoenclose}コマンドを行に書いて、続けて三つの引数をカンマで区切って記述します。
1257112631 @code{@@definfoenclose}コマンドの最初の引数は@@-コマンドの名前です(@code{@@}は書きません)。
12572-2番目の引数はInfoの開始区切り文字列、そして3番目の引数はInfoの終了区切り文字列です。
12632+2番目の引数はInfoの開始区切り文字列、3番目の引数はInfoの終了区切り文字列です。
1257312633 後の二つの引数は、Infoファイルにおいて強調されるテキストを囲むものです。
1257412634 区切り文字列にはスペースを含めることが出来ます。
1257512635 開始区切り文字列も終了区切り文字列も必須ではありません。
1257612636 開始区切り文字列は不要で、終了区切り文字列が必要な場合、コマンド名の後ろにカンマを二つ記述しなければなりません。
12577-そうしなければ、Infoの書式化コマンドは当然、終了区切り文字列のはずだったものを開始区切り文字列として誤って解釈してしまうでしょう。
12637+そうしなければ、当然、Infoの書式化コマンドは、終了区切り文字列のはずだったものを開始区切り文字列として誤って解釈してしまうでしょう。
1257812638
1257912639 定義済みマクロ(例えば、@code{@@emph}、@code{@@strong}、@code{@@t}、@code{@@i}))に対して@code{@@definfoenclose}コマンドを実行する場合、その封入の定義は組み込みの定義をオーバーライドします。
1258012640
@@ -12589,9 +12649,9 @@ something involving \arg\ somehow
1258912649
1259012650 @noindent
1259112651 これをTexinfoファイルの冒頭に記述し、@code{@@phoo}の引数の前に`//'、後ろに`\\'を挿入するInfoの書式化コマンドとして@code{@@phoo}を定義します。
12592-そして、Infoで強調される`//bar\\'という文字列が必要な場所に、@code{@@phoo@{bar@}}と記述することが出来ます。
12652+そして、Infoで強調される`//bar\\'という文字列が必要な場所に@code{@@phoo@{bar@}}と記述することが出来ます。
1259312653
12594-また@TeX{}の書式化では、次のように書けるでしょう。
12654+また、@TeX{}の書式化では次のように書けるでしょう。
1259512655
1259612656 @example
1259712657 @@iftex
@@ -12614,7 +12674,7 @@ something involving \arg\ somehow
1261412674 @end example
1261512675
1261612676 @noindent
12617-これをファイルの冒頭近くに記述してください。
12677+これを、ファイルの冒頭近くに記述してください。
1261812678 @code{@@headword}に対する引数の前には何も付けず、後ろにはコロンを挿入するInfoの書式化コマンドとして@code{@@headword}を定義されます。
1261912679
1262012680 @samp{@@definfoenclose}の定義は直接間接問わず再帰的であってはなりません。
@@ -12631,11 +12691,14 @@ something involving \arg\ somehow
1263112691 @cindex @TeX{} index sorting
1263212692 @pindex texindex
1263312693
12634-Texinfoファイルから印刷されたマニュアルを作成するための主要なシェルコマンドが三つあります。
12635-一つ目、Texinfoファイルを印刷されるファイルへ変換するためのもの、二つ目は索引を並べ替えるためのもの、三つ目は書式化済みのドキュメントを印刷するためのものです。
12694+Texinfoファイルから印刷マニュアルを作成するための主要なシェルコマンドは三つあります。
12695+一つ目は、Texinfoファイルを印刷されるファイルへ変換するためのものです。
12696+二つ目は、索引を並べ替えるためのものです。
12697+そして、三つ目は、書式化済みのドキュメントを印刷するためのものです。
1263612698 これらのシェルコマンドを使用する際には、オペレーティングシステムで直接作業することも出来ますし、GNU Emacs上のシェルで作業することも出来ます。
1263712699
12638-GNU Emacsを使用しているならば、シェルコマンドではなくTexinfoモードが提供しているコマンドを利用できます。ファイルを書式化する三つのコマンドに加え、ファイルの書式化、索引の並べ替え、結果の印刷などを行なうため、Texinfoモードでは、出力バッファをリセンター(recenter)したり、プリントキューを表示したり、プリントキューのジョブを削除したりするコマンドに対してキーバインドを提供しています。
12700+GNU Emacsを使用しているならば、シェルコマンドではなくTexinfoモードが提供しているコマンドを利用できます。
12701+ファイルを書式化する三つのコマンドに加え、ファイルの書式化、索引の並べ替え、結果の印刷などを行なうため、Texinfoモードでは、出力バッファをリセンター(recenter)したり、プリントキューを表示したり、プリントキューのジョブを削除したりするコマンドに対してキーバインドを提供しています。
1263912702
1264012703 @menu
1264112704 * Use TeX:: Use @TeX{} to format for hardcopy.
@@ -12660,11 +12723,12 @@ GNU Emacsを使用しているならば、シェルコマンドではなくTexin
1266012723 @node Use TeX
1266112724 @section @TeX{}の使用
1266212725
12663-@TeX{}と呼ばれる組版プログラムはTexinfoファイルを書式化するのに使用されます。
12664-@TeX{}は非常に強力な組版プログラムで、正しく使用すれば、非常良い仕事をします。
12665-(@xref{Obtaining TeX, , How to Obtain @TeX{}}, for information on how to obtain @TeX{}.)
12726+@TeX{}と呼ばれる組版プログラムは、Texinfoファイルを書式化するのに使用されます。
12727+@TeX{}は非常に強力な組版プログラムです。
12728+正しく使用すれば、非常良い仕事をします。
12729+@TeX{}の入手方法については別の節を参照してください(@pxref{Obtaining TeX, , How to Obtain @TeX{}})。
1266612730
12667-スタンドアロンの@code{makeinfo}プログラムやEmacs関数の@code{texinfo-format-region}コマンド、@code{texinfo-format-buffer}コマンドは、@TeX{}が行なうの全く同じTexinfoファイルの@@-コマンドを読み込みますが、そられに対して異なった処理を行なってInfoファイルを作成します(@pxref{Creating an Info File})。
12731+スタンドアロンの@code{makeinfo}プログラム、Emacs関数の@code{texinfo-format-region}コマンド、@code{texinfo-format-buffer}コマンドは、@TeX{}が行なうの全く同じTexinfoファイルの@@-コマンドを読み込みますが、それらに対して異なった処理を行なってInfoファイルを作成します(@pxref{Creating an Info File})。
1266812732
1266912733
1267012734 @node Format with tex/texindex
@@ -12681,26 +12745,27 @@ tex foo.texi
1268112745 @end example
1268212746
1268312747 @noindent @TeX{}は、索引やクロスリファレンスなどの情報が入ったいくつかの補助的なファイルと共に@dfn{DVIファイル}を生成します。
12684-このDVIファイル(@dfn{DeVice Independent}ファイル)は、事実上あらゆるデバイスに出力できるものです(後節参照)。
12748+このDVIファイル(@dfn{DeVice Independent}ファイル)は、事実上、あらゆるデバイスに出力できるものです(後節参照)。
1268512749
1268612750 @pindex texindex
1268712751 @code{tex}という書式化コマンド自体は索引の並べ替えは行なわず、ソートされていない索引データの出力ファイルを生成します。
12688-@command{tex}コマンドの実行後、印刷される索引を生成するには、まず作業を開始するためのソート済み索引が必要となります。
12752+@command{tex}コマンドの実行後、印刷される索引を生成するには、まず、作業を開始するためのソート済み索引が必要となります。
1268912753 @command{texindex}コマンドは索引をソートします。
1269012754 (ソースファイルの@file{texindex.c}は、他にもありますが、標準のTexinfo配布物の一部として含まれています。)
1269112755 (@command{texi2dv}コマンドは必要に応じて@command{tex}コマンドや@command{texindex}を実行します。)
1269212756
1269312757 @cindex Names of index files
1269412758 @cindex Index file names
12695-書式化コマンドの@code{tex}は未ソート索引ファイルを出力します。この索引ファイルの名前は標準的な慣習に従って名前が付けられます。
12696-この慣習とはつまり、メインの入力ファイルの@samp{.tex} (あるいは類似のもの@pxref{tex invocation,,, web2c, Web2c})という拡張子を取り除き、索引を表わす二文字名を付けたものです。
12697-例えば、入力ファイル@file{foo.texinfo}に対する生の索引出力ファイルは@file{foo.cp}、@file{foo.vr}、@file{foo.fn}、@file{foo.tp}、@file{foo.pg}、@file{foo.ky}になります。
12759+書式化コマンドの@code{tex}は未ソート索引ファイルを出力します。
12760+この索引ファイルの名前は標準的な慣習に従って名前が付けられます。
12761+この慣習とは、つまり、メインの入力ファイルの@samp{.tex} (あるいは、類似のもの(@pxref{tex invocation,,, web2c, Web2c}))という拡張子を取り除き、索引を表わす二文字名を付けたものです。
12762+例えば、入力ファイル@file{foo.texinfo}に対する生の索引出力ファイルは、@file{foo.cp}、@file{foo.vr}、@file{foo.fn}、@file{foo.tp}、@file{foo.pg}、@file{foo.ky}になります。
1269812763 これらは@code{texindex}へ渡される引数そのものです。
1269912764
1270012765 @need 1000
1270112766 @cindex Wildcards
1270212767 @cindex Globbing
12703-未ソートの索引ファイルを全て明示的に指定するのではなく、シェルのワイルドカードとして@samp{??}を使用して、コマンドに指定することも出来ます。
12768+未ソートの索引ファイルを全て明示的に指定するのではなく、シェルのワイルドカードとして@samp{??}を使用してコマンドに指定することも出来ます。
1270412769 次のような形式になります。
1270512770
1270612771 @example
@@ -12708,18 +12773,18 @@ texindex foo.??
1270812773 @end example
1270912774
1271012775 @noindent
12711-このコマンドは全ての未ソートの索引ファイルに対して@code{texindex}コマンドを実行します。
12776+このコマンドは、全ての未ソートの索引ファイルに対して@code{texindex}コマンドを実行します。
1271212777 @code{@@defindex}や@code{@@defcodeindex}を使ってユーザが定義した索引も含まれます。
12713-(例えば@samp{foo.el}のように、索引ファイルではないが二文字拡張子の付いた似た名前を持つファイルがあった場合でも@samp{texindex foo.??}を実行できます。
12778+(例えば@samp{foo.el}のように、索引ファイルではないが二文字拡張子の付いた似た名前を持つファイルがあった場合でも、@samp{texindex foo.??}を実行できます。
1271412779 @code{texindex}コマンドはそのことを報告するだけで、そういったファイルを無視します。)
1271512780
12716-指定された各ファイルに対して、@code{texindex}はソート済み索引ファイルを生成します。
12781+指定された各ファイルに対して@code{texindex}はソート済み索引ファイルを生成します。
1271712782 この索引ファイルの名前は入力ファイル名の後ろに@samp{s}を付加したものです。
1271812783 @code{@@printindex}コマンドはそういう名前のファイルを探します(@pxref{Printing Indices & Menus})。
1271912784 @code{texindex}コマンドは生の索引出力ファイルを変更することはありません。
1272012785
1272112786 索引をソートした後は、当該Texinfoファイルに対して@code{tex}コマンドを再実行する必要があります。
12722-これによってDVIファイルが再生成され、今回は索引エントリが最新の状態になります。
12787+これによってDVIファイルが再生成され、この時点で索引エントリが最新の状態になります。
1272312788
1272412789 最後に、@code{tex}コマンドをもう一度実行して、クロスリファレンスのページ番号を取得する必要があるかもしれません。
1272512790
@@ -12732,19 +12797,19 @@ Texinfoファイルに対して@code{tex}を実行してください。
1273212797
1273312798 @item
1273412799 生の索引ファイルに対して@code{texindex}を実行してください。
12735-これによって対応するソート済み索引ファイル(三文字拡張子)が作成されます。
12800+これによって、対応するソート済み索引ファイル(三文字拡張子)が作成されます。
1273612801
1273712802 @item
1273812803 Texinfoファイルに対して再度@code{tex}を実行してください。
12739-これによってDVIファイルが再生成されます。
12740-今回は索引付きで、クロスリファレンスが定義されていますが、前回作成されたクロスリファレンスのページ番号が付いていますので、通常は正しくありません。
12804+これによって、DVIファイルが再生成されます。
12805+今回は索引付きでクロスリファレンスが定義されていますが、前回作成されたクロスリファレンスのページ番号が付いていますので、通常は正しくありません。
1274112806
1274212807 @item
1274312808 @code{texindex}コマンドを使って索引を再度ソートします。
1274412809
1274512810 @item
1274612811 @code{tex}コマンドを最後にもう一度実行してください。
12747-今度はクロスリファレンスに正しいページ番号が書き出されます。
12812+今度は、クロスリファレンスに正しいページ番号が書き出されます。
1274812813 @end enumerate
1274912814
1275012815 @pindex texi2dvi
@@ -12752,19 +12817,19 @@ Texinfoファイルに対して再度@code{tex}を実行してください。
1275212817 @code{texi2dvi}を実行する方法です(@pxref{Format with texi2dvi})。
1275312818
1275412819 @code{tex}コマンドを実行するたびに@code{texindex}コマンドを実行する必要はありません。
12755-次の実行時に、@code{texindex}コマンドを実行しない場合には、前回@code{texindex}が使ったソート済み索引ファイルがたまたま存在すれば、書式化コマンドの@code{tex}はその索引ファイルを何でも使用します。
12756-これはデバッグ中は通常問題ありません。
12820+次の実行時に@code{texindex}コマンドを実行しない場合には、前回@code{texindex}が使ったソート済み索引ファイルがたまたま存在すれば、書式化コマンドの@code{tex}はその索引ファイルを何でも使用します。
12821+通常、これはデバッグ中には問題ありません。
1275712822
1275812823 @cindex Auxiliary files, avoiding
1275912824 @findex novalidate
1276012825 @cindex Pointer validation, suppressing
1276112826 @cindex Chapters, formatting one at a time
1276212827 ドキュメントが不完全であったとしても、印刷したいと思うことがあります。
12763-あるいはドキュメントの一つの章だけを印刷したいこともあります。
12828+あるいは、ドキュメントの一つの章だけを印刷したいこともあります。
1276412829 そういった場合には、@TeX{}が作成する通常の補助ファイルや、クロスリファレンスが不十分な際に@TeX{}が出す警告は邪魔なだけになります。
12765-@code{@@novalidate}コマンドを使えばそういった邪魔なものを避けることが出来ます。
12830+@code{@@novalidate}コマンドを使えば、そういった邪魔なものを避けることが出来ます。
1276612831 このコマンドは、@code{@@setfilename}コマンドの@emph{前に}指定しなければなりません(@pxref{setfilename,,@code{@@setfilename}})。
12767-従ってファイルの冒頭は大体次のようになります。
12832+したがって、ファイルの冒頭は大体次のようになります。
1276812833
1276912834 @example
1277012835 \input texinfo
@@ -12773,18 +12838,18 @@ Texinfoファイルに対して再度@code{tex}を実行してください。
1277312838 @dots{}
1277412839 @end example
1277512840
12776-@noindent @code{@@novalidate}コマンドはまた、@code{makeinfo}コマンドにおける検証機能を無効にします。
12777-これは丁度@code{makeinfo}コマンドの@code{--no-validate}オプションを使ったのと同じになります(@pxref{Pointer Validation})。
12841+@noindent また、@code{@@novalidate}コマンドは、@code{makeinfo}コマンドにおける検証機能を無効にします。
12842+これは、丁度、@code{makeinfo}コマンドの@code{--no-validate}オプションを使ったのと同じになります(@pxref{Pointer Validation})。
1277812843
1277912844
1278012845 @node Format with texi2dvi
1278112846 @section @code{texi2dvi}を使った書式化
1278212847 @pindex texi2dvi @r{(shell script)}
1278312848
12784-@code{texi2dvi}コマンドは、ソート済み索引を持ち、クロスリファレンスを完全に解決したDVIファイルを生成するのに必要な回数だけ、@TeX{}と@command{texindex}を自動的に繰り返し実行します。
12849+ソート済み索引を持ち、クロスリファレンスを完全に解決したDVIファイルを生成するのに必要な回数だけ、@code{texi2dvi}コマンドは@TeX{}と@command{texindex}を自動的に繰り返し実行します。
1278512850 そのため、前節で説明した@code{tex}---@code{texindex}---@code{tex}---@code{tex}というシーケンスを手作業で実行するよりも簡単です。
1278612851
12787-@file{foo.texi}という入力ファイルに対して@code{texi2dvi}コマンドを実行するには次のようにしてください(@samp{prompt$ }というのはユーザのシェルプロンプトです)。
12852+@file{foo.texi}という入力ファイルに対して@code{texi2dvi}コマンドを実行するには、次のようにしてください(@samp{prompt$ }というのはユーザのシェルプロンプトです)。
1278812853
1278912854 @example
1279012855 prompt$ @kbd{texi2dvi foo.texi}
@@ -12795,28 +12860,28 @@ MS-DOSや恐らくその他の環境においては、オペレーティング
1279512860
1279612861 @opindex --command @r{(@command{texi2dvi})}
1279712862 @code{texi2dvi}コマンドに対する便利なオプションの一つは@samp{--command=@var{cmd}}です。
12798-このオプションは@TeX{}を実行する前に、入力ファイルの一時的なコピーの@code{@@setfilename}コマンドの後ろに単独行として@var{cmd}を挿入するものです。
12799-これを使うことで、ドキュメントのソースを実際に変更することなく、例えば@code{@@smallbook} (@pxref{smallbook})や@code{@@afourpaper} (@pxref{A4 Paper})、@code{@@pagesizes} (@pxref{pagesizes})のような違う印刷書式を指定できるようになります。
12800-(また、@file{texinfo.cnf}ファイルを使ってサイト全体に対してこういうことを行なうことも出来ます。@pxref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}})
12863+このオプションは、@TeX{}を実行する前に、入力ファイルの一時的なコピーの@code{@@setfilename}コマンドの後ろに単独行として@var{cmd}を挿入するものです。
12864+これを使うことで、ドキュメントのソースを実際に変更することなく、例えば、@code{@@smallbook} (@pxref{smallbook})や@code{@@afourpaper} (@pxref{A4 Paper})、@code{@@pagesizes} (@pxref{pagesizes})のような違う印刷書式を指定できるようになります。
12865+また、@file{texinfo.cnf}ファイルを使ってサイト全体に対してこういうことを行なうことも出来ます(@pxref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}})。
1280112866
1280212867 @opindex --pdf @r{(@command{texi2dvi})}
1280312868 @option{--pdf}オプションを使うと、@command{texi2dvi}は@command{tex}ではなく@command{pdftex}を実行して、DVIの代わりにPDF出力を生成します。
1280412869 また、@samp{texi2dvi --pdf}の短縮形である@command{texi2pdf}コマンドを使うことも出来ます。
1280512870 AUC-@TeX{}ユーザへの利便として@command{pdftexi2dvi}コマンドもサポートされています。
12806-後者のものは、DVIの生成ツールに対しただ単に@samp{pdf}を前置してPDFの生成ツールの用意をするというものだからです。
12871+後者のものは、DVIの生成ツールに対し、ただ単に、@samp{pdf}を前置してPDFの生成ツールの用意をするというものだからです。
1280712872
1280812873 @cindex @LaTeX{}, processing with @command{texi2dvi}
1280912874 @command{texi2dvi}は@LaTeX{}ファイルを処理するのに使用することも出来ます。
1281012875 単に@samp{texi2dvi filename.ext}を実行してください。
1281112876
1281212877 @opindex --language @r{(@command{texi2dvi})}
12813-通常@command{texi2dvi}は入力ファイルの言語をその内容とファイル名の拡張子から推測することが出来ます。
12878+通常、@command{texi2dvi}は、入力ファイルの内容とファイル名の拡張子から言語を推測することが出来ます。
1281412879 しかし、推測に失敗した場合には、@option{--language=@var{lang}}というコマンドラインオプションを使って入力言語を指定することが出来ます。
1281512880 @var{lang}は@samp{latex}か@samp{texinfo}のどちらかです。
1281612881
12817-@command{texi2dvi}は、利用可能であれば@command{etex} (もしくは@command{pdfetex})を使用します。
12882+利用可能であれば、@command{texi2dvi}は@command{etex} (もしくは、@command{pdfetex})を使用します。
1281812883 この@TeX{}の拡張版は必須ではなく、DVI(あるいはPDF)の出力は同一となります。
12819-しかしこれを使うことで、状況によっては@TeX{}のプログラミングを簡単にすることが出来ます。
12884+しかし、これを使うことで、状況によっては、@TeX{}のプログラミングを簡単にすることが出来ます。
1282012885 また、@file{texinfo.tex}のデバッグ時に追加的なトレース情報を提供することが出来ます。
1282112886
1282212887 @opindex --translate-file @r{(@command{texi2dvi})}
@@ -12828,8 +12893,8 @@ ASCII以外の文字セットで記述されたドキュメントを処理する
1282812893 @option{--recode}オプションはドキュメントを、@samp{@@documentencoding}コマンド(@pxref{documentencoding,,@code{documentencoding}})で指定されたエンコーディングからプレインの7ビット@samp{texinfo}エンコーディングに再コード化します。
1282912894
1283012895 @opindex --recode-from @r{(@command{texi2dvi})}
12831-@option{--recode-from=@var{enc}}オプションはドキュメントを@var{enc}エンコーディングから@samp{@@documentencoding}コマンドで指定されているエンコーディングに再コード化します。
12832-例えばこれは、ドキュメントが@samp{UTF-8}エンコーディングで書かれていて、等価な8ビットエンコーディングが@command{makeinfo}でサポートされている場合に便利です。
12896+@option{--recode-from=@var{enc}}オプションは、@var{enc}エンコーディングから@samp{@@documentencoding}コマンドで指定されているエンコーディングにドキュメントを再コード化します。
12897+例えば、これは、ドキュメントが@samp{UTF-8}エンコーディングで書かれていて、等価な8ビットエンコーディングが@command{makeinfo}でサポートされている場合に便利です。
1283312898
1283412899 @option{--recode}オプションと@option{--recode-from=@var{enc}}オプションの両方とも@command{recode}ユーティリティを使って変換を実行します。
1283512900 @command{recode}がファイルを処理するのに失敗した場合、@command{texi2dvi}は警告を表示し、変更されていない入力ファイルを使って処理を継続します。
@@ -12844,7 +12909,7 @@ ASCII以外の文字セットで記述されたドキュメントを処理する
1284412909 DVIファイルを出力するための正確なコマンドは、ユーザが使用しているシステムのインストール状態によって異なります。
1284512910 広く使われるものは@samp{dvips foo.dvi -o}と@samp{lpr -d foo.dvi}という二つのコマンドです。
1284612911
12847-例えば、@cite{Bison Manual}について、索引をソートし、書式化し、印刷するには以下のコマンドで(恐らく)十分間に合うでしょう。
12912+例えば、@cite{Bison Manual}について索引をソートし、書式化し、印刷するには以下のコマンドで(恐らく)十分間に合うでしょう。
1284812913
1284912914 @example
1285012915 @group
@@ -12857,9 +12922,9 @@ lpr -d bison.dvi
1285712922
1285812923 @noindent
1285912924 (使用している環境によってシェルコマンドが異なることがありますので注意してください。
12860-ですがここに示したのは一般的なものです。)
12925+ですが、ここに示したのは一般的なものです。)
1286112926
12862-@code{texi2dvi}シェルスクリプト(前節参照)を使用する場合は次のようになります。
12927+@code{texi2dvi}シェルスクリプト(前節参照)を使用する場合、次のようになります。
1286312928
1286412929 @example
1286512930 @group
@@ -12872,16 +12937,17 @@ lpr -d bison.dvi
1287212937 @cindex Shell printing, on MS-DOS/MS-Windows
1287312938 @cindex Printing DVI files, on MS-DOS/MS-Windows
1287412939 @pindex lpr@r{-d, replacements on MS-DOS/MS-Windows}
12875-@code{lpr}コマンドはUnixシステムでは標準的なプログラムですが、MS-DOS/MS-Windowsには普通ありません。
12876-ネットワークパッケージには@code{lpr}という名前のプログラムが付属することもありますが、これらは通常、ネットワーク越しでプリントサーバにファイルを送るよう制限されていて、一般には@samp{-d}オプションをサポートしていません。
12940+@code{lpr}コマンドはUnixシステムでは標準的なプログラムですが、普通、MS-DOS/MS-Windowsにはありません。
12941+ネットワークパッケージには、@code{lpr}という名前のプログラムが付属することもあります。
12942+しかし、通常、これらは、ネットワーク越しでプリントサーバにファイルを送るよう制限されていて、@samp{-d}オプションを一般にはサポートしていません。
1287712943 残念なことにこういったシステムで作業している場合は、DVIファイルを印刷する代替手段がいくつかあります。
1287812944
1287912945 @itemize @bullet{}
12880-@item Unixライクな@code{lpr}プログラム、つまりクローンプログラムを探してインストールします。
12946+@item Unixライクな@code{lpr}プログラム、つまり、クローンプログラムを探してインストールします。
1288112947 これが可能であれば、前述の通りにDVIファイルを印刷できるようになるでしょう。
1288212948
1288312949 @item DVIファイル用のネットワークプリンタキューにDViファイルを送ります。
12884-ネットワークプリンタによってはDVIファイル用に特別に用意されたキューがあることがあります。
12950+ネットワークプリンタによっては、DVIファイル用に特別に用意されたキューがあることがあります。
1288512951 そういったキューへファイルを送るためのネットワークソフトウェアをセットアップできる必要があります。
1288612952 場合によっては、ネットワークソフトウェア付属の@code{lpr}プログラムに、特定のキューに対してファイルを送る特別なオプションが用意されています。
1288712953 次のようになります。
@@ -12892,7 +12958,7 @@ lpr -Qdvi -hprint.server.domain bison.dvi
1289212958
1289312959 @item DVIファイルをPostscriptファイルかPCLファイルに変換して、そのファイルをローカルプリンタに送ります。
1289412960 そういったツールの詳しい説明は@code{dvilj}のmanページを見てください。
12895-あるいは@xref{Invoking Dvips,,, dvips, Dvips}.
12961+あるいは、dvipsのマニュアルを見てください(@pxref{Invoking Dvips,,, dvips, Dvips})。
1289612962 DVIファイルをローカルプリンタで直接解釈可能なフォーマットに変換すれば、適切なポートへそれを送るだけです。
1289712963 通常は@samp{PRN}です。
1289812964 @end itemize
@@ -12909,10 +12975,10 @@ DVIファイルをローカルプリンタで直接解釈可能なフォーマ
1290912975 GNU Emacs内部のシェルで書式化コマンドや印刷コマンドを指定することが可能です。
1291012976 Emacs内にシェルを作成するには、@kbd{M-x shell}と入力してください。
1291112977 このシェル内ではドキュメントを書式化したり印刷したりが可能です。
12912-詳細は、@xref{Hardcopy, , Format and Print Hardcopy}.
12978+@xref{Hardcopy, , Format and Print Hardcopy}.
1291312979
12914-@code{tex}が実行されている間、シェルバッファと別のバッファの間を自由に切り替えて、他の編集作業を行なうことが出来ます。
12915-遅いマシン上で大きなドキュメントを書式化している場合に、この機能は非常に便利でしょう。@refill
12980+@code{tex}が実行されている間、シェルバッファと別のバッファの間を自由に切り替えて他の編集作業を行なうことが出来ます。
12981+遅いマシン上で大きなドキュメントを書式化している場合、この機能は非常に便利でしょう。@refill
1291612982
1291712983 また、Emacsシェルから@code{texi2dvi}を使うことも可能です。
1291812984 例えば、@code{texi2dvi}を使って、Emacs内から@cite{Using and Porting GNU CC}を書式化し、印刷する方法を以下に示します。
@@ -12978,9 +13044,7 @@ Texinfoモードでは、@TeX{}の書式化や印刷のための定義済みキ
1297813044 @end table
1297913045
1298013046 @need 1000
12981-バッファを書式化する場合の通常のコマンドシーケンスウは以下のようになります(右側にコメントを付けます)。@refill
12982-Thus, the usual sequence of commands for formatting a buffer is as
12983-follows (with comments to the right):@refill
13047+バッファを書式化する場合の通常のコマンドシーケンスは以下のようになります(右側にコメントを付けます)。@refill
1298413048
1298513049 @example
1298613050 @group
@@ -13019,8 +13083,8 @@ tex-show-queue-command "lpq"
1301913083 これらの変数値は@kbd{M-x set-variable}コマンド(@pxref{Examining, , Examining and Setting Variables, emacs, The GNU Emacs Manual})や@file{.emacs}初期化ファイル(@pxref{Init File, , , emacs, The GNU Emacs Manual})を使って変更できます。
1302013084
1302113085 @cindex Customize Emacs package (@t{Development/Docs/Texinfo})
13022-バージョン20から、GNU Emacsは@dfn{Customize}と呼ばれるユーザフレンドリなインターフェイスを提供して、ユーザが定義できる変数の値を変更できるようにしています。
13023-詳細は、@xref{Easy Customization, , Easy Customization Interface, emacs, The GNU Emacs Manual}.
13086+GNU Emacsは、バージョン20から、@dfn{Customize}と呼ばれるユーザフレンドリなインターフェイスを提供して、ユーザが定義できる変数の値を変更できるようにしています。
13087+@xref{Easy Customization, , Easy Customization Interface, emacs, The GNU Emacs Manual}.
1302413088 @kbd{M-x customize}コマンドを実行すれば、Texinfoの変数は@samp{Development/Docs/Texinfo}グループで見つけられます。
1302513089
1302613090
@@ -13032,8 +13096,8 @@ tex-show-queue-command "lpq"
1303213096
1303313097 @TeX{}の書式化コマンドをTexinfoファイルに適用するもう一つの方法は、Texinfoファイル末尾の@dfn{ローカル変数リスト}にコマンドを記述する方法です。
1303413098 そして、@code{tex}や@code{texi2dvi}を@code{compile-command}として指定し、@kbd{M-x compile}を入力することによってEmacsに実行させることができます。
13035-これによって、@file{*compilation*}バッファと呼ばれる特殊なシェルが作成され、その中でEmacsがコンパイルコマンドを実行します。
13036-例えば、@file{gdb.texinfo}ファイルの末尾の@code{@@bye}コマンドの後ろには、次のようなものを記述することが出来るでしょう。@refill
13099+これによって、@file{*compilation*}バッファと呼ばれる特殊なシェルが作成され、その中で、コンパイルコマンドをEmacsが実行します。
13100+例えば、@file{gdb.texinfo}ファイルの末尾の@code{@@bye}コマンドの後ろには次のようなものを記述することが出来るでしょう。@refill
1303713101
1303813102 @example
1303913103 @group
@@ -13044,19 +13108,18 @@ End:
1304413108 @end example
1304513109
1304613110 @noindent
13047-このテクニックはこういうやり方でプログラムもコンパイルするプログラマによって最もよく使われます。
13048-@ref{Compilation, , , emacs, The GNU Emacs Manual}を見てください。@refill
13111+このテクニックは、こういうやり方でプログラムもコンパイルするプログラマによって最もよく使われます。
13112+@xref{Compilation, , , emacs, The GNU Emacs Manual}.@refill
1304913113
1305013114
1305113115 @node Requirements Summary
13052-@section @TeX{} Formatting Requirements Summary
1305313116 @section @TeX{}による書式化の要件のまとめ
1305413117 @cindex Requirements for formatting
1305513118 @cindex Minimal requirements for formatting
1305613119 @cindex Formatting requirements
1305713120
13058-@TeX{}に入力されるTexinfoファイルは全て、@code{\input}コマンドで開始しなければなりません。
13059-また@code{@@setfilename}コマンドが記述されていなければなりません。
13121+@TeX{}に入力されるTexinfoファイルは@code{\input}コマンドで全て開始しなければなりません。
13122+また、@code{@@setfilename}コマンドが記述されていなければなりません。
1306013123
1306113124 @example
1306213125 \input texinfo
@@ -13064,10 +13127,10 @@ End:
1306413127 @end example
1306513128
1306613129 @noindent
13067-この最初のコマンドはTexinfoファイルを処理するのに必要なマクロをロードするよう@TeX{}に指示します。
13130+この最初のコマンドは、Texinfoファイルを処理するのに必要なマクロをロードするよう@TeX{}に指示します。
1306813131 2番目のコマンドは補助的なファイルを開きます。
1306913132
13070-Texinfoファイルは全て@TeX{}の処理を終了させて、未完のページを強制的に出力させる行で終わらなければなりません。
13133+Texinfoファイルは@TeX{}の処理を全て終了させて、未完のページを強制的に出力させる行で終わらなければなりません。
1307113134 次のようになります。
1307213135
1307313136 @example
@@ -13076,8 +13139,8 @@ Texinfoファイルは全て@TeX{}の処理を終了させて、未完のペー
1307613139
1307713140 厳密に言うと、Texinfoファイルが@TeX{}で上手く処理されるのに必要なものはこれらの行で全てとなります。
1307813141
13079-しかし通常は、ファイルの冒頭に、タイトルを定義する@code{@@settitle}コマンドや@code{@@setchapternewpage}コマンド、タイトルページ、著作権ページ、許諾などをインクルードします。
13080-ファイルの末尾には通常、@code{@@bye}コマンドに加えて、索引や目次がインクルードされます。
13142+しかし、通常は、ファイルの冒頭に、タイトルを定義する@code{@@settitle}コマンドや@code{@@setchapternewpage}コマンド、タイトルページ、著作権ページ、許諾などをインクルードします。
13143+通常、ファイルの末尾には、@code{@@bye}コマンドに加えて索引や目次がインクルードされます。
1308113144 (もちろん大半のマニュアルには本文というものもあります。)
1308213145
1308313146 詳細は以下を参照してください。
@@ -13102,31 +13165,32 @@ Texinfoファイルは全て@TeX{}の処理を終了させて、未完のペー
1310213165
1310313166 @TeX{}は、最初の行にある@samp{\input texinfo}コマンドが読み込む@file{texinfo.tex}ファイルが置かれている場所を知っている必要があります。
1310413167 @file{texinfo.tex}ファイルは@@-コマンドの処理方法を@TeX{}に指示するもので、標準のGNUの配布物には全て含まれています。
13105-最新版はTexinfoのソースリポジトリから常に取得可能です。
13168+最新版は、Texinfoのソースリポジトリから常に取得可能です。
1310613169 @smalldisplay
1310713170 @uref{http://savannah.gnu.org/cgi-bin/viewcvs/texinfo/texinfo/doc/texinfo.tex?rev=HEAD}
1310813171 @end smalldisplay
1310913172
1311013173 @pindex texinfo.tex@r{, installing}
1311113174
13112-通常は、GNU TexinfoやEmacs、あるいはその他のGNUソフトウェアがインストールされた際、そのインストーラが、@TeX{}のマクロが置かれるデフォルトディレクトリに@file{texinfo.tex}ファイルを配置します。
13175+通常、GNU Texinfo、Emacs、その他のGNUソフトウェアがインストールされた際、そのインストーラが、@TeX{}のマクロが置かれるデフォルトディレクトリに@file{texinfo.tex}ファイルを配置します。
1311313176 この場合だと、@TeX{}はファイルの場所が分かりますので、ユーザが何か特別なことをする必要はありません。
1311413177 これが行なわれなかった場合、@TeX{}を実行する際のカレントディレクトリに@file{texinfo.tex}ファイルを置いておくことが出来ます。
1311513178 そうすれば、@TeX{}がファイルを見つけられるでしょう。
1311613179
1311713180 @pindex epsf.tex@r{, installing}
1311813181 また、@file{epsf.tex}ファイルが別の配布物によってまだインストールされていない場合は、このファイルもインストールすべきでしょう。
13119-詳しいことは@code{@@image}コマンドの説明の終わりの部分にあります(@pxref{Images})。
13182+詳細は、@code{@@image}コマンドの説明の終わりの部分にあります(@pxref{Images})。
1312013183
1312113184 @cindex European Computer Modern fonts, installing
1312213185 @cindex EC fonts, installing
1312313186 @cindex CM-Super fonts, installing
1312413187 英語以外の言語で使用される引用符を使えるようにする場合、European Computer ModernフォントとCM-Superフォントがまだインストールされていなければ、インストールする必要があるでしょう。
13125-CM-Superは無くても構いません。(@pxref{Inserting Quotation Marks})
13188+CM-Superは無くても構いません(@pxref{Inserting Quotation Marks})。
1312613189
1312713190 @pindex feymr10@r{, installing}
1312813191 @cindex Euro font, installing
13129-@code{@@euro}コマンドを使うことがある場合、まだインストールされていなければ、Euroフォントもインストールすべきです。@xref{euro}.
13192+@code{@@euro}コマンドを使うことがある場合、まだインストールされていなければ、Euroフォントもインストールすべきです。
13193+@xref{euro}.
1313013194
1313113195 @pindex texinfo.cnf @r{installation}
1313213196 @cindex Customizing of @TeX{} for Texinfo
@@ -13134,16 +13198,16 @@ CM-Superは無くても構いません。(@pxref{Inserting Quotation Marks})
1313413198 任意ですが、@file{texinfo.cnf}ファイルを追加的に作成して、インストールすることも出来ます。
1313513199 このファイルは、@code{@@setfilename}コマンドが実行される際に@TeX{}によって読み込まれます(@pxref{setfilename,, @code{@@setfilename}})。
1313613200 その中には、ローカルサイト全体の慣習に応じて、好きなコマンドを何でも入れることが可能です。
13137-ここに書かれたコマンドは、あらゆるTexinfoドキュメントが処理されるたびに、@TeX{}によって読み込まれることになります。
13138-例えば、@file{texinfo.cnf}ファイルに@samp{@@afourpaper} (@pxref{A4 Paper})という行があると、Texinfoドキュメントは全てそのページサイズで処理されるようになります。
13201+ここに書かれたコマンドは、あらゆるTexinfoドキュメントが処理されるたびに@TeX{}によって読み込まれることになります。
13202+例えば、@file{texinfo.cnf}ファイルに@samp{@@afourpaper} (@pxref{A4 Paper})という行があると、Texinfoドキュメントはそのページサイズで全て処理されるようになります。
1313913203 @file{texinfo.cnf}ファイルに入れるものが何も無ければ、ファイルを作成する必要はありません。
1314013204
1314113205 @cindex Environment variable @code{TEXINPUTS}
1314213206 @vindex TEXINPUTS
13143-これらシステムファイルについて上述した場所のいずれでも不足の場合には、ディレクトリを明示的に指定することも出来ます。
13207+これらシステムファイルについて、上述した場所のいずれでも不足の場合には、ディレクトリを明示的に指定することも出来ます。
1314413208 @file{texinfo.tex}ファイルについては、@code{\input}コマンドの後ろにファイルへの完全なパスを記述することで対処できます。
1314513209 別の方法として、ユーザが使用する@file{.cshrc}ファイルや@file{.profile}ファイルの中で@code{TEXINPUTS}環境変数を設定する方法があります。
13146-これは@file{texinfo.tex}ファイルと@file{texinfo.cnf}ファイル(およびその他@TeX{}が読み込むかもしれないファイル)のいずれにも効果があります。
13210+これは、@file{texinfo.tex}ファイルと@file{texinfo.cnf}ファイル(および、その他@TeX{}が読み込むかもしれないファイル)のいずれにも効果があります。
1314713211
1314813212 @file{.cshrc}ファイルか@file{.profile}ファイルのどちらを使うのかは、ユーザが使用しているコマンドインタプリタがBourneシェル互換(@code{sh}、@code{bash}、@code{ksh}、@dots{})なのかCシェル互換(@code{csh}、@code{tcsh})なのかによって変わります。
1314913213 後者は初期化情報として@file{.cshrc}を読み込みますし、前者は@file{.profile}を読み込みます。
@@ -13164,7 +13228,7 @@ export TEXINPUTS
1316413228 @end group
1316513229 @end example
1316613230
13167-MS-DOS/MS-Windowsの場合、同じことを次のように書けます。@footnote{これらのシステムではディレクトリセパレータとして@samp{:}文字ではなく、@samp{;}文字を使いますので注意してください。}
13231+MS-DOS/MS-Windowsの場合、同じことを次のように書けます@footnote{これらのシステムでは、ディレクトリセパレータとして、@samp{:}文字ではなく@samp{;}文字を使いますので注意してください。}。
1316813232
1316913233 @example
1317013234 @group
@@ -13173,7 +13237,7 @@ set TEXINPUTS=.;d:/home/me/mylib;c:
1317313237 @end example
1317413238
1317513239 @noindent
13176-DOS/Windowsユーザは、こういったコマンドを@file{autoexec.bat}ファイルに入れるか、あるいはウィンドウズのレジストリに入れるのが通例となっています。
13240+DOS/Windowsユーザは、こういったコマンドを@file{autoexec.bat}ファイルに入れるか、あるいは、ウィンドウズのレジストリに入れるのが通例となっています。
1317713241
1317813242 @noindent
1317913243 これらの設定を使うと、@TeX{}は、まず@samp{.}で示されているカレントディレクトリの中で@file{\input}のファイルを探索します。
@@ -13184,7 +13248,7 @@ DOS/Windowsユーザは、こういったコマンドを@file{autoexec.bat}フ
1318413248 @cindex Format file, dumping
1318513249 @TeX{}がTexinfoをより速くロードできるように、@file{.fmt}ファイル(@pxref{Memory dumps,,, web2c, Web2c})をダンプしたいと思うかもしれません。
1318613250 (これの不利な点は、@file{texinfo.tex}が更新されると再ダンプが必要となるところです。)
13187-次のコマンドを実行すればこれを行なうことが出来ます。
13251+これは、次のコマンドを実行すれば、行なうことが出来ます。
1318813252 @file{epsf.tex}ファイルを@TeX{}が読み込めるものとします。
1318913253
1319013254 @example
@@ -13194,7 +13258,7 @@ initex texinfo @@dump
1319413258 @noindent
1319513259 (@code{dump}は@TeX{} primitiveです。)
1319613260 次に、@file{texinfo.fmt}をユーザの@code{.fmt}ファイルがある場所へ移動してください。
13197-通常は@TeX{}がインストールされている場所の@file{web2c}というサブディレクトリの中にあります。
13261+通常は、@TeX{}がインストールされている場所の@file{web2c}というサブディレクトリの中にあります。
1319813262
1319913263
1320013264 @node Overfull hboxes
@@ -13203,8 +13267,8 @@ initex texinfo @@dump
1320313267 @cindex @samp{hboxes}, overfull
1320413268 @cindex Final output
1320513269
13206-@TeX{}は、右マージンへ行がはみ出さなければ組版することが出来ないことがあります。
13207-これは、例えばEメールのネットワークアドレスや極端に長いタイトルのように、ハイフンを入れることが出来ないような長い単語として解釈されるものに@TeX{}が遭遇した時に発生します。
13270+@TeX{}は、右マージンへ行がはみ出さなければ組版できないことがあります。
13271+これは、例えば、Eメールのネットワークアドレスや極端に長いタイトルのようにハイフンを入れることが出来ないような長い単語として解釈されるものに@TeX{}が遭遇した時に発生します。
1320813272 こうなった場合、@TeX{}は次のようなエラーメッセージを表示します。
1320913273
1321013274 @example
@@ -13213,15 +13277,16 @@ Overfull @@hbox (20.76302pt too wide)
1321313277
1321413278 @findex hbox
1321513279 @noindent
13216-(@TeX{}では、行のことを「horizontal box」と呼びますので、「hbox」という用語が使われます。
13217-@samp{@@hbox}は@TeX{} primitiveで、Texinfo言語では必要ありません。)
13280+(@TeX{}では行のことを「horizontal box」と呼びますので、「hbox」という用語が使われます。
13281+@samp{@@hbox}は@TeX{} primitiveです。
13282+Texinfo言語では必要ありません。)
1321813283
13219-@TeX{}はまた、Texinfoソースファイルに行番号と、問題が発生している行のテキストを表示します。
13220-テキストはハイフンの挿入が考慮される場所全てにマークがされています。
13221-組版時のエラーについては、@xref{Debugging with TeX, , Catching Errors with @TeX{} Formatting}.
13284+また、@TeX{}は、Texinfoソースファイルの行番号と問題が発生している行のテキストを表示します。
13285+テキストは、ハイフンの挿入が考慮される場所全てにマークがされています。
13286+組版時のエラーについては別の節を参照してください(@pxref{Debugging with TeX, , Catching Errors with @TeX{} Formatting})。
1322213287
1322313288 Texinfoファイルがoverfull hboxになる場合には、overfull hboxが発生しないようセンテンスを書き直すことも可能です。
13224-あるいはそのままにすることも可能です。
13289+あるいは、そのままにすることも可能です。
1322513290 右余白へ少しくらいはみ出ても問題無く、目立たないことも多いです。
1322613291
1322713292 overfull boxが沢山発生したりして、書き換えるのを避けたいような場合は、@TeX{}に、単語間のスペースを可能な限り大きく広げさせることも可能です。
@@ -13245,12 +13310,12 @@ overfull boxが沢山発生したりして、書き換えるのを避けたい
1324513310 @cindex Rectangle, black in hardcopy
1324613311 @cindex Box, ugly black in hardcopy
1324713312 @cindex Ugly black rectangles in hardcopy
13248-しかし@TeX{}は、別に指示が無ければ、overfull boxになった行に対して大きくて見苦しく黒い長方形を出力します。
13249-これは、ドラフトを修正している場合に問題がある箇所を見つけやすくするためです。
13313+しかし、@TeX{}は、別に指示が無ければ、overfull boxになった行に対して大きくて見苦しく黒い長方形を出力します。
13314+これは、ドラフトを修正している場合に、問題がある箇所を見つけやすくするためです。
1325013315
1325113316 @findex finalout
1325213317 そういう異常物体によって最終的な出力が台無しにされないようにするためには、Texinfoファイルの冒頭に次のように書いてください。
13253-これは@code{@@titlepage}コマンドの前に単独で書きます。
13318+これは、@code{@@titlepage}コマンドの前に単独で書きます。
1325413319
1325513320 @example
1325613321 @@finalout
@@ -13267,7 +13332,7 @@ overfull boxが沢山発生したりして、書き換えるのを避けたい
1326713332
1326813333 デフォルトでは、@TeX{}は8.5x11インチの体裁で印刷するようにページを組みます。
1326913334 しかし、製本された本に適した7x9.25インチの書式でドキュメントを組版するように@TeX{}に指示することも出来ます。
13270-そうするには、Texinfoファイルの冒頭でタイトルページの前に以下のコマンドを単独で記述します。
13335+そうするには、Texinfoファイルの冒頭で、タイトルページの前に、以下のコマンドを単独で記述します。
1327113336
1327213337 @example
1327313338 @@smallbook
@@ -13278,9 +13343,9 @@ overfull boxが沢山発生したりして、書き換えるのを避けたい
1327813343
1327913344 start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを記述した場合、Texinfoモードの@TeX{}によるリージョン書式化コマンド@code{texinfo-tex-region}は、「small」な本の大きさでリージョンを書式化します(@pxref{Start of Header})。@refill
1328013345
13281-より小さいマニュアルに対するexampleをもっと簡単に生成できるようにするコマンドについては、@xref{small}.
13346+より小さいマニュアルに対するexampleをもっと簡単に生成できるようにするコマンドについては別の節を参照してください(@pxref{small})。
1328213347
13283-ソースファイルを変更することなく@code{@@smallbook}で書式化する他の方法については@ref{Format with texi2dvi}と@ref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}}を参照してください。
13348+ソースファイルを変更することなく@code{@@smallbook}で書式化する他の方法については別の節を参照してください(@pxref{Format with texi2dvi}, and @ref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}})。
1328413349
1328513350
1328613351 @node A4 Paper
@@ -13291,9 +13356,9 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1329113356 @cindex European A4 paper
1329213357 @findex afourpaper
1329313358
13294-@code{@@afourpaper}コマンド(あるいは@code{@@afivepaper}コマンド)を使うと、欧州サイズのA4用紙(あるいはA5用紙)へ印刷するドキュメントを書式化するよう@TeX{}に指示することが出来ます。
13295-このコマンドはTexinfoファイルの冒頭付近のタイトルページの前に単独で記述してください。
13296-例えば、以下はこのマニュアルのヘッダを記述する方法を示しています。
13359+@code{@@afourpaper}コマンド(あるいは、@code{@@afivepaper}コマンド)を使うと、欧州サイズのA4用紙(あるいはA5用紙)へ印刷するドキュメントを書式化するよう@TeX{}に指示することが出来ます。
13360+このコマンドは、Texinfoファイルの冒頭付近のタイトルページの前に単独で記述してください。
13361+例えば、以下は、このマニュアルのヘッダを記述する方法を示しています。
1329713362
1329813363 @example
1329913364 @group
@@ -13306,7 +13371,7 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1330613371 @end group
1330713372 @end example
1330813373
13309-ソースファイルを変更すること無く違う用紙サイズ向けの書式化を行なう方法については、@ref{Format with texi2dvi}や@ref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}}を参照してください。
13374+ソースファイルを変更すること無く違う用紙サイズ向けの書式化を行なう方法については別の節を参照してください(@pxref{Format with texi2dvi}, and @ref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}})。
1331013375
1331113376 @findex afourlatex
1331213377 @findex afourwide
@@ -13324,9 +13389,9 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1332413389 @cindex Depth of text area
1332513390
1332613391 @code{@@pagesizes}コマンドを使って、ページ上の主たるテキスト領域の高さと幅(幅は省略可能)を明示的に指定することも出来ます。
13327-このコマンドはTexinfoファイルの冒頭付近のタイトルページより前に単独で記述してください。
13392+このコマンドは、Texinfoファイルの冒頭付近のタイトルページより前に、単独で記述してください。
1332813393 高さを先に記述します。
13329-必要があれば次に幅を記述してください。
13394+必要があれば、次に幅を記述してください。
1333013395 間はカンマで区切ります。
1333113396 例を挙げます。
1333213397
@@ -13340,14 +13405,13 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1334013405
1334113406 @cindex B5 paper, printing on
1334213407 @cindex Legal paper, printing on
13343-これはB5サイズの用紙に印刷する場合に適当です。
13408+これは、B5サイズの用紙に印刷する場合に適当です。
1334413409 強調しますが、このコマンドは@emph{テキスト領域}のサイズを指定するものであって、用紙サイズ(B5は250@dmn{mm}x177@dmn{mm}、legalは14@dmn{in}x8.5@dmn{in})を指定するものではありません。
1334513410
1334613411 @cindex Margins on page, not controllable
13347-例えば、ページの余白をいずれかを変更するなどのように、もっとも細かな変更を行なうには、@file{texinfo.tex}ファイル(あるいは@file{texinfo.cnf}ファイル、@pxref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}})の中に新しいコマンドを定義しなければなりません。
13412+例えば、ページの余白をいずれかを変更するなどのように、もっと細かな変更を行なうには、@file{texinfo.tex}ファイル(あるいは、@file{texinfo.cnf}ファイル(@pxref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}}))の中に新しいコマンドを定義しなければなりません。
1334813413
13349-ソースファイルを変更すること無く@code{@@pagesizes}を指定する他の方法については、
13350-@ref{Format with texi2dvi}や@ref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}}を参照してください。
13414+ソースファイルを変更すること無く@code{@@pagesizes}を指定する他の方法については別の節を参照してください(@pxref{Format with texi2dvi}, and @ref{Preparing for TeX,,Preparing for @TeX{}})。
1335113415
1335213416 @code{@@pagesizes}は@code{makeinfo}には無視されます。
1335313417
@@ -13358,7 +13422,7 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1335813422 @cindex Cropmarks for printing
1335913423 @cindex Printing cropmarks
1336013424 @code{@@cropmarks}コマンドを使って各ページの隅にクロップマーク@footnote{訳注:裁断したり、多色刷りする場合に見当として使われる印。日本語ではトンボとも言うそうです。}を印刷するよう@TeX{}に指示する(指示を試みる)ことも可能です。
13361-@code{@@cropmarks}コマンドはTexinfoファイルの冒頭付近のタイトルページの前に記述してください。
13425+@code{@@cropmarks}コマンドは、Texinfoファイルの冒頭付近のタイトルページの前に記述してください。
1336213426 @code{@@iftex}コマンドと@code{@@end iftex}コマンドの間に単独で記述します。
1336313427 次のようになります。@refill
1336413428
@@ -13370,21 +13434,21 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1337013434 @end group
1337113435 @end example
1337213436
13373-このコマンドは主に一枚のフィルムシートに何ページもページ組みをするプリンタのためのものですが、@code{@@smallbook}コマンドで7x9.25インチに設定された本の隅に印を付けるのに使用してみることも出来ます。
13437+このコマンドは、主に、一枚のフィルムシートに何ページもページ組みをするプリンタのためのものです。
13438+@code{@@smallbook}コマンドで7x9.25インチに設定された本の隅に印を付けるのに使用してみることも出来ます。
1337413439 (プリンタは、通常サイズの用紙に印刷される通常サイズの出力にはクロップマークを生成しません。)
13375-印刷機械は機械ごとに様々な手順で動作しますので、このコマンドの使い方については、冒険心を持って探っていくべきでしょう。
13440+印刷機械は機械ごとに様々な手順で動作しますので、このコマンドの使い方については冒険心を持って探っていくべきでしょう。
1337613441 @file{texinfo.tex}ファイルのコマンドを定義しなおさなければならなくなるかもしれません。
1337713442
1337813443 @findex \mag @r{(raw @TeX{} magnification)}
1337913444 @cindex Magnified printing
1338013445 @cindex Larger or smaller pages
1338113446 @TeX{}の@code{\mag}コマンドを使うと、ページを拡大縮小させて組版するよう@TeX{}に指示してみることも可能です。
13382-組版されるもの全てがそれに応じて拡大縮小されます。
13383-(@code{\mag}は「magnification」の意味です。)
13384-これはTexinfoの@@-コマンドでは@emph{無く}、バックスラッシュが前に付けられたplain @TeX{}のコマンドです。
13385-このコマンドは@code{@@tex}コマンドと@code{@@end tex}コマンドの間に記述しなければなりません(@pxref{Raw Formatter Commands})。
13447+それに応じて、組版されるものが全て拡大縮小されます(@code{\mag}は「magnification」の意味です)。
13448+これは、Texinfoの@@-コマンドでは@emph{無く}バックスラッシュが前に付けられたplain @TeX{}のコマンドです。
13449+このコマンドは、@code{@@tex}コマンドと@code{@@end tex}コマンドの間に記述しなければなりません(@pxref{Raw Formatter Commands})。
1338613450
13387-@code{\mag}コマンドに続けて@samp{=}を記述し、さらに希望する倍率を1000倍にした数値を書きます。
13451+@code{\mag}コマンドに続けて@samp{=}を記述し、さらに、希望する倍率を1000倍にした数値を書きます。
1338813452 例えば、通常サイズの1.2倍でページを印刷する場合には、Texinfoファイルの冒頭付近のタイトルページの前に以下のコマンドを記述してください。
1338913453
1339013454 @example
@@ -13398,7 +13462,7 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1339813462 印刷技術によっては、印刷店にノーマルサイズよりも大きいマスターを渡すほうが、通常より仕上りの良いノーマルサイズの版が印刷できることがあります。
1339913463 印刷店は縮小を行なって、効果的に解像度を上げます。
1340013464
13401-使用しているシステムによっては、標準的でない@code{\mag}で調整されたDVIファイルが印刷できなかったり、あるいは特定の倍率でしか印刷できなかったりします。
13465+使用しているシステムによっては、標準的でない@code{\mag}で調整されたDVIファイルが印刷できなかったり、特定の倍率でしか印刷できなかったりします。
1340213466 試行錯誤する心積もりが必要です。
1340313467
1340413468
@@ -13408,10 +13472,10 @@ start-of-header行とend-of-header行の間に@code{@@smallbook}コマンドを
1340813472
1340913473 @pindex pdftex
1341013474 TexinfoのソースからPDF出力を生成する最も簡単な方法は、重宝するスクリプト@command{texi2pdf}を実行することです。
13411-(あるいは@command{pdftexi2dvi}を使います。
13412-このスクリプトは単に@option{--pdf}を付けて@command{texi2dvi}スクリプトを実行するものです(@pxref{Format with texi2dvi})。)
13413-何らかの理由で、手作業でドキュメントを処理したい場合には、プレインの@command{tex}コマンドの代わりに@command{pdftex}プログラムを単に実行してください。
13414-つまり@samp{tex foo.texi}ではなく、@samp{pdftex foo.texi}を実行します。
13475+(あるいは、@command{pdftexi2dvi}を使います。
13476+このスクリプトは、単に@option{--pdf}を付けて@command{texi2dvi}スクリプトを実行するものです(@pxref{Format with texi2dvi})。)
13477+何らかの理由で手作業でドキュメントを処理したい場合には、プレインの@command{tex}コマンドの代わりに@command{pdftex}プログラムを単に実行してください。
13478+つまり、@samp{tex foo.texi}ではなく、@samp{pdftex foo.texi}を実行します。
1341513479
1341613480 @dfn{PDF}は「Portable Document Format」の略です。
1341713481 ドキュメント交換を目的として、Adobe Systemsが自らのPostScript言語を元に数年前に開発しました。
@@ -13431,12 +13495,12 @@ PDF reader} for the X window system.
1343113495
1343213496 @end itemize
1343313497
13434-現時点において、Texinfoでは他の出力形式と同じような@samp{@@ifpdf}コマンドや@samp{@@odf}コマンドを提供していません。
13498+現時点において、他の出力形式と同じような@samp{@@ifpdf}コマンドや@samp{@@odf}コマンドをTexinfoでは提供していません。
1343513499 これは、PDFが持つ多数の内部リンクをTexinfoのソースレベルで正しくなるようにするのが難しかったり、不可能だったりするからです。
1343613500
1343713501 TexinfoがサポートするプレインのASCIIフォーマット(InfoやHTML)とは異なり、PDFファイルは表示に特別なソフトウェアが必要となります。
13438-また、デフォルトでは@TeX{}が出力するDVIファイルと比べて、かなりサイズが大きくなる傾向があります。
13439-とは言え、PDFファイルは自己完結したファイルの中に実際に組版されたドキュメントを定義できることで、今の地位を保持しています。
13502+また、@TeX{}が出力するDVIファイルと比べて、デフォルトではかなりサイズが大きくなる傾向があります。
13503+とは言え、自己完結したファイルの中に実際に組版されたドキュメントを定義できることでPDFファイルは今の地位を保持しています。
1344013504
1344113505
1344213506 @node Obtaining TeX
@@ -13457,7 +13521,7 @@ Unixシステム用の@TeX{}はanonymous ftpや物理メディアから入手可
1345713521 anonymous ftpによる取得手順やその他の利用可能な配布物については@uref{http://tug.org/unixtex.ftp}を参照してください。
1345813522
1345913523 Free Software Foundationはコアとなる配布物をSource Code CD-ROMで提供しています。
13460-これはTexinfoで書かれたマニュアルを印刷するのに適したものです。
13524+これは、Texinfoで書かれたマニュアルを印刷するのに適したものです。
1346113525 このCD-ROMを注文する場合は以下に連絡をください。
1346213526
1346313527 @display
@@ -13475,7 +13539,7 @@ Electronic mail: @code{gnu@@gnu.org}
1347513539 @end group
1347613540 @end display
1347713541
13478-他にも多数の@TeX{}配布物が利用できいます。
13542+他にも多数の@TeX{}配布物が利用できます。
1347913543 @uref{http://tug.org/}を参照してください。
1348013544
1348113545
@@ -13483,7 +13547,7 @@ Electronic mail: @code{gnu@@gnu.org}
1348313547 @chapter Infoファイルの作成とインストール
1348413548
1348513549 この章では、Infoファイルを作成する方法とインストール方法を説明します。
13486-ファイルの書式自体について一般的な情報は@ref{Info Files}を参照してください。
13550+ファイルの書式自体について一般的な情報は別の節を参照してください(@pxref{Info Files})。
1348713551
1348813552 @menu
1348913553 * Creating an Info File::
@@ -13497,10 +13561,10 @@ Electronic mail: @code{gnu@@gnu.org}
1349713561 @cindex Info, creating an online file
1349813562 @cindex Formatting a file for Info
1349913563
13500-@code{makeinfo}プログラムは、TexinfoファイルをInfoファイルやHTMLファイル、プレインテキストに変換するプログラムです。
13564+@code{makeinfo}プログラムは、Texinfoファイルを、Infoファイル・HTMLファイル・プレインテキストに変換するプログラムです。
1350113565 @code{texinfo-format-region}コマンドや@code{texinfo-format-buffer}コマンドは、TexinfoをInfoへ変換するGNU Emacsの機能です。
1350213566
13503-InfoファイルのInfoシステムへのインストールについては、@ref{Installing an Info File}を参照してください。
13567+InfoファイルのInfoシステムへのインストールについては別の節を参照してください(@pxref{Installing an Info File})。
1350413568
1350513569 @menu
1350613570 * makeinfo advantages:: @code{makeinfo} provides better error checking.
@@ -13524,11 +13588,11 @@ InfoファイルのInfoシステムへのインストールについては、@re
1352413588 このユーティリティはお勧めです。
1352513589 @code{makeinfo}はEmacsからは独立したCプログラムです。
1352613590 @code{makeinfo}を使うのにEmacsを起動する必要はありません。
13527-つまり、Emacsを実行するには非力なマシン上で@code{makeinfo}を実行することが出来るということです。
13591+つまり、Emacsを実行するには、非力なマシン上で@code{makeinfo}を実行することが出来るということです。
1352813592 @code{makeinfo}は三つある方法のいずれかで起動できます。
13529-まず、オペレーティングシステムのシェルから起動する方法、次に、Emacs上のシェルから起動する方法、そしてEmacsのTexinfoモードのコマンド@kbd{C-c C-m C-r}もしくは@kbd{C-c C-m C-b}を入力して起動する方法です。
13593+まず、オペレーティングシステムのシェルから起動する方法、次に、Emacs上のシェルから起動する方法、そして、EmacsのTexinfoモードのコマンド@kbd{C-c C-m C-r}、もしくは、@kbd{C-c C-m C-b}を入力して起動する方法です。
1353013594
13531-@code{texinfo-format-region}コマンドと@code{texinfo-format-buffer}コマンドは、@code{makeinfo}を実行できない場合に役に立ちます。
13595+@code{makeinfo}を実行できない場合、@code{texinfo-format-region}コマンドと@code{texinfo-format-buffer}コマンドは役に立ちます。
1353213596 また、状況によっては、短かいリージョンやバッファを書式化する場合、@code{makeinfo}より速く動作することもあります。
1353313597
1353413598
@@ -13537,7 +13601,7 @@ InfoファイルのInfoシステムへのインストールについては、@re
1353713601 @pindex makeinfo
1353813602
1353913603 TexinfoファイルからInfoファイルを作成するには、@command{makeinfo}にTexinfoファイルの名前を続けて書いて起動します。
13540-従って、BisonについてのInfoファイルを作成する場合、シェルで次のように入力してください。
13604+したがって、BisonについてのInfoファイルを作成する場合、次のようにシェルに入力してください。
1354113605
1354213606 @example
1354313607 makeinfo bison.texinfo
@@ -13550,7 +13614,7 @@ makeinfo bison.texinfo
1355013614
1355113615 @command{makeinfo}プログラムに複数の入力ファイル名を指定することも出来ます。
1355213616 その場合、各ファイルは順番に処理されます。
13553-入力ファイル名が@samp{-}だったり、入力ファイル名が全く指定されなかった場合には、標準入力が読み込まれます。
13617+入力ファイル名が@samp{-}だったり、入力ファイル名が全く指定されなかった場合には標準入力が読み込まれます。
1355413618
1355513619
1355613620 @node makeinfo options
@@ -13560,12 +13624,12 @@ makeinfo bison.texinfo
1356013624
1356113625 @command{makeinfo}プログラムは多数のオプションを受け付けます。
1356213626 恐らく、最もよく必要とされるのは出力書式を変更するオプションでしょう。
13563-デフォルトでは@command{makeinfo}はInfoファイルを出力します。
13627+デフォルトでは、@command{makeinfo}はInfoファイルを出力します。
1356413628
13565-各コマンドラインオプションは@samp{--}が前に付けられた単語か@samp{-}が前に付けられた文字です。
13629+各コマンドラインオプションは、@samp{--}が前に付けられた単語か、@samp{-}が前に付けられた文字です。
1356613630 長いオプション名については、一意的である限りにおいて短かく省略可能です。
1356713631
13568-例えば、以下のシェルコマンドを使うと、@file{bison.texinfo}に対して、各行68カラムに追い込みが行なわれたInfoファイルを作成することが出来るでしょう。
13632+例えば、以下のシェルコマンドを使うと、@file{bison.texinfo}に対して、各行68カラムに追い込みが行なわれたInfoファイルを作成できるでしょう。
1356913633
1357013634
1357113635 @example
@@ -13581,7 +13645,7 @@ makeinfo --no-split --fill-column=70 @dots{}
1358113645
1358213646 @noindent
1358313647 このコマンドは、Infoファイルを分割せずに長い一つのファイルとして維持します。
13584-また追い込みを行なうカラムを70に設定します。
13648+また、追い込みを行なうカラムを70に設定します。
1358513649
1358613650 オプションは以下の通りです。
1358713651
@@ -13590,35 +13654,35 @@ makeinfo --no-split --fill-column=70 @dots{}
1359013654 @item -D @var{var}
1359113655 @opindex -D @var{var}
1359213656 変数@var{var}を定義します。
13593-これはTexinfoファイル内に@code{@@set @var{var}}コマンドを書いたのと同じです(@pxref{set clear value})。
13657+これは、Texinfoファイル内に@code{@@set @var{var}}コマンドを書いたのと同じです(@pxref{set clear value})。
1359413658
1359513659 @item --commands-in-node-names
1359613660 @opindex --commands-in-node-names
1359713661 ノード名で@code{@@}-コマンドを使えるようにします。
13598-恐らく@TeX{}に実装されることは決して無いでしょうから、これは推奨しません。
13599-また、このオプションを使うと@code{makeinfo}の実行がかなり遅くなります。
13662+恐らく、@TeX{}に実装されることは決して無いでしょうから、これは推奨しません。
13663+また、このオプションを使うと、@code{makeinfo}の実行がかなり遅くなります。
1360013664 さらに、オプション@samp{--no-validate}が使用されると、このオプションは無視されます。
13601-詳細は、@ref{Pointer Validation}を参照してください。
13665+詳細は別の節を参照してください(@pxref{Pointer Validation})。
1360213666
1360313667 @item --css-include=@var{file}
1360413668 @opindex --css-include
1360513669 @var{file}の内容をHTML出力の@samp{<style>}ブロックにインクルードします。
1360613670 このファイルにはカスケーディングスタイルシートの指定が入っています。
13607-@ref{HTML CSS}を参照してください。
13671+別の節を参照してください(@pxref{HTML CSS})。
1360813672 @var{file}が@samp{-}の場合、標準入力を読み込みます。
1360913673
1361013674 @item --css-ref=@var{url}
1361113675 @opindex --css-ref
1361213676 HTMLモードにおいて、@var{url}にあるカスケーディングスタイルシートを参照する@samp{<link>}タグをHTML出力に追加します。
13613-これによってスタンドアロンのスタイルシートが使えるようになります。
13677+これによって、スタンドアロンのスタイルシートが使えるようになります。
1361413678
1361513679 @item --disable-encoding
1361613680 @itemx --enable-encoding
1361713681 @opindex --disable-encoding
1361813682 @opindex --enable-encoding
13619-デフォルトの場合、もしくは@option{--enable-encoding}オプションを使用した場合、@samp{@@documentencoding}に基づいて、Infoやプレインテキスト出力の中にアクセント文字や特殊文字を出力します。
13683+デフォルトの場合、もしくは、@option{--enable-encoding}オプションを使用した場合、@samp{@@documentencoding}に基づいて、Infoやプレインテキスト出力の中にアクセント文字や特殊文字を出力します。
1362013684 @option{--disable-encoding}オプションを使うと、7ビットASCIIに置き換えたものが出力されます。
13621-@ref{documentencoding,,@code{documentencoding}}と@ref{Inserting Accents}を参照してください。
13685+別の節も参照してください(@pxref{documentencoding,,@code{documentencoding}}, and @ref{Inserting Accents})。
1362213686
1362313687 @item --docbook
1362413688 @opindex --docbook
@@ -13627,7 +13691,7 @@ InfoではなくDocbookの出力を生成します。
1362713691 @item --document-language=@var{lang}
1362813692 @opindex --document-language
1362913693 @vindex LANG
13630-@var{lang}を使って、出力ドキュメントに出力されることになるTexinfoのキーワードを翻訳します。
13694+出力ドキュメントに出力されることになるTexinfoのキーワードを@var{lang}を使って翻訳します。
1363113695 デフォルトは、@code{@@documentlanguage}コマンドがあれば、そのコマンドで指定されるロケールです(@pxref{documentlanguage})。
1363213696
1363313697 @item --error-limit=@var{limit}
@@ -13644,8 +13708,9 @@ InfoではなくDocbookの出力を生成します。
1364413708 @opindex -f @var{width}
1364513709 各行の最大カラム数を指定します。
1364613710 これが行の右端になります。
13647-追い込みが行なわれるパラグラフでは、この幅まで追い込みが行なわれます。
13648-(追い込みとは、追い込みカラムとして指定された数値と同じか短かい長さになるように、行を分割したり連結したりする処理のことを言います。行が分割される場合は単語と単語の間で行なわれます。)
13711+追い込みが行なわれる段落では、この幅まで追い込みが行なわれます。
13712+(追い込みとは、追い込みカラムとして指定された数値と同じか短かい長さになるように行を分割したり連結したりする処理のことを言います。
13713+行が分割される場合は単語と単語の間で行なわれます。)
1364913714 デフォルト値は72です。
1365013715 @samp{--html}オプションが指定された場合は無視されます。
1365113716
@@ -13654,7 +13719,7 @@ InfoではなくDocbookの出力を生成します。
1365413719 @opindex --footnote-style=@var{style}
1365513720 @opindex -s @var{style}
1365613721 脚注のスタイルを@var{style}に設定します。
13657-@var{style}は、endノードスタイルの@samp{end} (デフォルト)か、もしくはseparateノードスタイルの@samp{separate}のどちらかです。
13722+@var{style}は、endノードスタイルの@samp{end} (デフォルト)か、もしくは、separateノードスタイルの@samp{separate}のどちらかです。
1365813723 このオプションで設定された値は、Texinfoファイル中の@code{@@footnotestyle}コマンドで設定された値をオーバーライドします(@pxref{Footnotes})。
1365913724 脚注スタイルが@samp{separate}の場合、@code{makeinfo}は現在のノードにある脚注を入れる新しいノードを作成します。
1366013725 脚注スタイルが@samp{end}の場合、@code{makeinfo}は脚注の参照事項を現在のノードの末尾に配置します。
@@ -13665,7 +13730,7 @@ InfoではなくDocbookの出力を生成します。
1366513730 @opindex --force
1366613731 @opindex -F
1366713732 通常、入力ファイルがエラーとなった場合には出力ファイルは作成されません。
13668-このオプションを使うと出力ファイルが残されます。
13733+このオプションを使うと、出力ファイルが残されます。
1366913734
1367013735 @item --help
1367113736 @itemx -h
@@ -13677,15 +13742,15 @@ InfoではなくDocbookの出力を生成します。
1367713742 @opindex --html
1367813743 InfoではなくHTML出力を生成します。
1367913744 @xref{Generating HTML}.
13680-デフォルトでは、HTML出力は、Texinfoソースのノードごとに一つの出力ファイルとなるように分割されます。
13681-分割された出力ファイルはトップレベルのinfoファイル名を持つサブディレクトリへ書き出されます。
13745+デフォルトでは、Texinfoソースのノードごとに一つの出力ファイルとなるようにHTML出力が分割されます。
13746+分割された出力ファイルは、トップレベルのinfoファイル名を持つサブディレクトリへ書き出されます。
1368213747
1368313748 @item -I @var{dir}
1368413749 @opindex -I @var{dir}
1368513750 @code{@@include}コマンドを使ってインクルードされるファイルを探すのに使われるディレクトリの検索リストに@var{dir}ディレクトリを追加します。
1368613751 デフォルトでは、@code{makeinfo}はカレントディレクトリだけを探索します。
1368713752 @var{dir}が指定されなかった場合、カレントディレクトリ@file{.}が追加されます。
13688-@var{dir}は実際には、通常のパス区切り文字(Unixでは@samp{:}、MS-DOS/MS-Windowsでは@samp{;})で区切られた複数ディレクトリのリストを記述することが出来ます。
13753+@var{dir}は、実際には、通常のパス区切り文字(Unixでは@samp{:}、MS-DOS/MS-Windowsでは@samp{;})で区切られた複数ディレクトリのリストを記述することが出来ます。
1368913754
1369013755 @item --ifdocbook
1369113756 @opindex --ifdocbook
@@ -13700,20 +13765,20 @@ InfoではなくHTML出力を生成します。
1370013765 @itemx --ifxml
1370113766 @opindex --ifxml
1370213767 指定された書式に対して、@samp{@@if@var{format}}コマンドと@samp{@@@var{format}}コマンドを処理します。
13703-これはこの指定された書式の出力生成されない場合でも処理されます。
13768+指定された書式の出力が生成されない場合でも、これは処理されます。
1370413769 例えば、@option{--iftex}オプションが指定された場合、@samp{@@iftex}のブロックと@samp{@@tex}のブロックが読み込まれます。
1370513770
1370613771 @item --internal-links=@var{file}
1370713772 @opindex --internal-links=@var{file}
1370813773 HTMLモードにおいて、三つのカラムを持つタブ区切りファイルを出力します。
13709-三つのカラムは、索引化されている項目もしくは目次にある項目に対する内部リンク、それがある索引の名前(もしくは"toc")、索引化される、あるいは入力される用語です。
13774+三つのカラムは、索引化されている項目、もしくは、目次にある項目に対する内部リンク、それがある索引の名前(もしくは"toc")、索引化される、あるいは、入力される用語の三つです。
1371013775
1371113776 @item --macro-expand=@var{file}
1371213777 @itemx -E @var{file}
1371313778 @opindex --macro-expand=@var{file}
1371413779 @opindex -E @var{file}
1371513780 Texinfoのソースのマクロを全て展開して指定ファイルへ出力します。
13716-通常、マクロ展開の結果は@code{makeinfo}が内部的に使用した後破棄されます。
13781+通常、@code{makeinfo}が内部的に使用した後、マクロ展開の結果は破棄されます。
1371713782 このオプションは@command{texi2dvi}で使用します。
1371813783
1371913784 @item --no-headers
@@ -13727,7 +13792,7 @@ Texinfoのソースのマクロを全て展開して指定ファイルへ出力
1372713792 @cindex Node separators, omitting
1372813793 @cindex Menus, omitting
1372913794 出力中にメニューやノードセパレータ行を含めません。
13730-また@option{--enable-encoding} (前述)を暗黙のうちに指定したものとします。
13795+また、@option{--enable-encoding} (前述)を暗黙のうちに指定したものとします。
1373113796 これを使うと、(例えば)複雑な操作をせずemailに入れて送れたり、(@file{INSTALL}ファイルのように)配布物に含められるような単純なプレインテキストを生成します。
1373213797
1373313798 @cindex Navigation links, omitting
@@ -13735,7 +13800,7 @@ HTML出力でも同様にメニューを省略します。
1373513800 @samp{--no-split}も指定された場合、各ノードの上部にナビゲーションリンクを含めません(ナビゲーションリンクはデフォルトの分割出力では決して含まれません)。
1373613801 @xref{Generating HTML}.
1373713802
13738-両者の場合とも、@code{@@setfilename}が無視され、デフォルトで標準出力へ書き出されますが、@option{-o}オプションを使って出力先をオーバーライドすることが可能です。
13803+両者の場合とも@code{@@setfilename}が無視され、デフォルトで標準出力へ書き出されますが、@option{-o}オプションを使って出力先をオーバーライドすることが可能です。
1373913804
1374013805 @item --no-ifdocbook
1374113806 @opindex --no-ifdocbook
@@ -13751,7 +13816,7 @@ HTML出力でも同様にメニューを省略します。
1375113816 @opindex --no-ifxml
1375213817 @samp{@@if@var{format}}コマンドと@samp{@@@var{format}}コマンドを処理しません。
1375313818 @samp{@@ifnot@var{format}}コマンドは処理します。
13754-これらは指定された書式で出力が生成されなくても行なわれます。
13819+これらは、指定された書式で出力が生成されなくても行なわれます。
1375513820 例えば、@option{--no-ifhtml}オプションが指定された場合、@samp{@@ifhtml}ブロックと@samp{@@html}ブロックは読み込まれず、@samp{@@ifnothtml}ブロックは読み込まれます。
1375613821
1375713822 @item --no-number-footnotes
@@ -13762,15 +13827,15 @@ HTML出力でも同様にメニューを省略します。
1376213827
1376313828 @item --no-number-sections
1376413829 @opindex --no-number-sections
13765-章やセクション、appendixの番号を出力しません。
13766-マニュアルが階層構造をしていない場合にこのオプションを指定する必要があります。
13830+章、セクション、appendixの番号を出力しません。
13831+マニュアルが階層構造をしていない場合、このオプションを指定する必要があります。
1376713832
1376813833 @item --no-split
1376913834 @opindex --no-split
1377013835 @cindex Splitting of output files
1377113836 @cindex Output file splitting
1377213837 @code{makeinfo}の分割処理ステージを実行しません。
13773-デフォルトでは、巨大な出力ファイル(70kバイトを超えるサイズ)は、小さいサブファイルに分割されます。
13838+デフォルトでは、巨大な出力ファイル(70kバイトを超えるサイズ)は小さいサブファイルに分割されます。
1377413839 Info出力では、それぞれ大体50kバイトほどになります。
1377513840 HTML出力では、各ファイルに一つのノードが入るようになります(@pxref{Generating HTML})。
1377613841
@@ -13782,7 +13847,7 @@ HTML出力では、各ファイルに一つのノードが入るようになり
1378213847 @code{makeinfo}のポインタを検証するフェーズを実行しません。
1378313848 これを実行するのは危険が伴います。
1378413849 @code{@@novalidate}コマンドを使っても同じことが出来ます(@pxref{Use TeX,,Use @TeX{}})。
13785-通常、Texinfoファイルの処理後、整合性検査によって、クロスリファレンスが解決できるかなどの確認が行なわれます。
13850+通常、Texinfoファイルの処理後、クロスリファレンスが解決できるかなどの確認が、整合性検査によって行なわれます。
1378613851 @xref{Pointer Validation}.
1378713852
1378813853 @item --no-warn
@@ -13791,9 +13856,9 @@ HTML出力では、各ファイルに一つのノードが入るようになり
1379113856
1379213857 @item --number-sections
1379313858 @opindex --number-sections
13794-印刷されたマニュアルのように、章、セクション、appendixの番号が出力されます。
13859+印刷マニュアルのように、章、セクション、appendixの番号が出力されます。
1379513860 これがデフォルトです。
13796-これは階層構造を持つマニュアルでだけ機能します。
13861+これは、階層構造を持つマニュアルでだけ機能します。
1379713862
1379813863 @item --output=@var{file}
1379913864 @itemx -o @var{file}
@@ -13801,32 +13866,33 @@ HTML出力では、各ファイルに一つのノードが入るようになり
1380113866 @opindex -o @var{file}
1380213867 出力を@var{file}ファイルへ向けるよう指示します。
1380313868 Texinfoソースに書かれた@code{@@setfilename}コマンドで指定されているファイルへは出力されません。
13804-@var{file}が@samp{-}の場合、出力は標準出力へ書き出され、その際@samp{--no-split}が指定されたものと仮定します。
13805-分割HTML出力では@var{file}はディレクトリ名で、その中にHTMLで出力される各ノードが全て出力されます(@pxref{Generating HTML})。
13869+@var{file}が@samp{-}の場合、出力は標準出力へ書き出され、その際、@samp{--no-split}が指定されたものと仮定します。
13870+分割HTML出力では@var{file}はディレクトリ名です。
13871+その中に、HTMLで出力される各ノードが全て出力されます(@pxref{Generating HTML})。
1380613872
1380713873 @item -P @var{dir}
1380813874 @opindex -P @var{dir}
1380913875 @code{@@include}コマンドで使われるディレクトリの検索リストの一番前に@var{dir}を追加します。
1381013876 @var{dir}が指定されなかった場合は、カレントディレクトリ@file{.}が一番前に追加されます。
13811-詳細は@samp{-I}オプションの項を参照してください。
13877+詳細は、@samp{-I}オプションの項を参照してください。
1381213878
1381313879 @item --paragraph-indent=@var{indent}
1381413880 @itemx -p @var{indent}
1381513881 @opindex --paragraph-indent=@var{indent}
1381613882 @opindex -p @var{indent}
13817-パラグラフの字下げスタイルを@var{indent}に設定します。
13883+段落の字下げスタイルを@var{indent}に設定します。
1381813884 このオプションで設定される値は、Texinfoファイルの中で@code{@@paragraphindent}コマンドを使って設定される値をオーバーライドします(@pxref{paragraphindent})。
1381913885 @var{indent}の値は以下のように解釈されます。
1382013886
1382113887 @table @asis
1382213888 @item @samp{asis}
13823-パラグラフの開始位置で既に存在する字下げを保持します。
13889+段落の開始位置で既に存在する字下げを保持します。
1382413890
1382513891 @item @samp{0} or @samp{none}
1382613892 既存の字下げを全て除去します。
1382713893
1382813894 @item @var{num}
13829-@var{num}個のスペースで各パラグラフを字下げします。
13895+@var{num}個のスペースで各段落を字下げします。
1383013896 @end table
1383113897
1383213898 @item --split-size=@var{num}
@@ -13845,7 +13911,7 @@ Texinfoファイルに記述する@code{@@clear @var{var}}コマンドと同じ
1384513911
1384613912 @item --verbose
1384713913 @opindex --verbose
13848-@code{makeinfo}に実行中の内容を示すメッセージを表示させます。
13914+実行中の内容を示すメッセージを@code{makeinfo}に表示させます。
1384913915 通常、@code{makeinfo}はエラーや警告が発生した場合にだけメッセージを出力します。
1385013916
1385113917 @item --version
@@ -13862,7 +13928,7 @@ InfoではなくXMLの出力を生成します。
1386213928
1386313929 @vindex TEXINFO_OUTPUT_FORMAT
1386413930 @cindex Environment variable @code{TEXINFO_OUTPUT_FORMAT}
13865-また、@command{makeinfo}は、@env{TEXINFO_OUTPUT_FORMAT}という環境変数を読み込んで、出力書式を決定します。
13931+また、@command{makeinfo}は、@env{TEXINFO_OUTPUT_FORMAT}という環境変数を読み込んで出力書式を決定します。
1386613932 但し、コマンドラインオプションの指定が優先します。
1386713933 取り得る値は以下の通りです。
1386813934
@@ -13878,29 +13944,29 @@ docbook html info plaintext xml
1387813944 @cindex Pointer validation with @code{makeinfo}
1387913945 @cindex Validation of pointers
1388013946
13881-@samp{--no-validate}オプションや、ソースファイル中に@code{@@novalidate}コマンドを記述してポインタの検証機能を抑制していない場合(@pxref{Use TeX,,Use @TeX{}})、@code{makeinfo}は最終的なInfoファイルの妥当性を検証します。
13882-主に、参照されているノードが実際に存在するかどうかを確認するということを意味します。
13947+@samp{--no-validate}オプションやソースファイル中に@code{@@novalidate}コマンドを記述してポインタの検証機能を抑制していない場合(@pxref{Use TeX,,Use @TeX{}})、@code{makeinfo}は最終的なInfoファイルの妥当性を検証します。
13948+参照されているノードが実際に存在するかどうかを確認するということを主に意味します。
1388313949 以下に検証される事柄を全て示します。
1388413950
1388513951 @enumerate
1388613952 @item
13887-「Next」ノードの参照、「Previous」ノードの参照、「Up」ノードの参照が、現在のファイルへの参照になっていて、@file{(dir)}のような外部参照ではない場合、その被参照ノードが存在していなければなりません。@refill
13953+Nextノードの参照、Previousノードの参照、Upノードの参照が現在のファイルへの参照になっていて、@file{(dir)}のような外部参照ではない場合、その被参照ノードが存在していなければなりません。@refill
1388813954
1388913955 @item
13890-全てのノードにおいて、「Previous」ノードが「Up」ノードと異なっている場合、「Previous」フィールドで参照されているノードの「Next」フィールドが、元のノードを逆に参照していなければなりません。@refill
13956+全てのノードにおいてPreviousノードがUpノードと異なっている場合、Previousフィールドで参照されているノードのNextフィールドが元のノードを逆に参照していなければなりません。@refill
1389113957
1389213958 @item
13893-「Top」ノード以外の全てのノードには「Up」ポインタが無ければなりません。@refill
13959+Topノード以外の全てのノードにはUpポインタが無ければなりません。@refill
1389413960
1389513961 @item
13896-「Up」ポインタで参照されるノードが「(@var{file})」という書式でない場合、「Up」ノード自体はメニュー項目を通して現在ノードを参照していなければなりません。
13962+Upポインタで参照されるノードが「(@var{file})」という書式でない場合、Upノード自体はメニュー項目を通して現在ノードを参照していなければなりません。
1389713963
1389813964 @item
13899-あるノードの「Next」参照が、「Up」参照のノードの「Next」参照と同じでない場合、「Next」ポインタで参照されるノードは現在のノードを逆に参照する「Previous」ポインタを持っていなければなりません。
13965+あるノードのNext参照が、Up参照のノードのNext参照と同じでない場合、Nextポインタで参照されるノードは、現在のノードを逆に参照するPreviousポインタを持っていなければなりません。
1390013966 このルールによって、あるセクションの最後のノードが次の章の最初のノードを指し示すことが出来るようになります。@refill
1390113967
1390213968 @item
13903-「Top」ノードを除く全てのノードは、「Previous」「Next」のリンクか、メニュー、もしくはクロスリファレンスを経由して、少なくとも一つ、別のノードから参照されていなければなりません。@refill
13969+Topノードを除く全てのノードは、「Previous」「Next」のリンクか、メニュー、クロスリファレンスを経由して、少なくとも一つ別のノードから参照されていなければなりません。@refill
1390413970 @end enumerate
1390513971
1390613972 @cindex @@-commands in @@node, limited support
@@ -13923,22 +13989,22 @@ This is node 2.
1392313989 @end example
1392413990
1392513991 @noindent
13926-ここでは「Node 1」の直接参照と@code{@@value}経由での参照が両方行なわれています。
13992+ここでは、「Node 1」の直接参照と@code{@@value}経由での参照が両方行なわれています。
1392713993 @code{@@value}.
1392813994
13929-デフォルトでは、@code{makeinfo}プログラムはそういった場合に失敗するようになっています。
13995+デフォルトでは、そういった場合、@code{makeinfo}プログラムは失敗するようになっています。
1393013996 これは、ノード名が出力ファイルに書き出されるまで完全には展開されないからです。
13931-ノードを参照する場合は必ず一貫性を持たせるべきです。
13997+ノードを参照する場合は一貫性を必ず持たせるべきです。
1393213998 例えば、上述の例であれば、2番目の@code{@@node}行でも@code{@@value}を使うべきでした。
13933-しかし、何らかの理由によって、一貫性なくノード名を@emph{参照しなければならず}、@code{makeinfo}がファイルの検証に失敗するような場合、@samp{--commands-in-node-names}オプションを使って、@code{makeinfo}に、手間をかけてドキュメントに現われるノード名を全て展開するよう強制することが出来ます。
13934-しかし、これによってプログラムはかなり遅くなるかもしれません。
13999+しかし、何らかの理由によって、一貫性なくノード名を@emph{参照しなければならず}、@code{makeinfo}がファイルの検証に失敗するような場合、手間をかけてドキュメントに現われるノード名を全て展開するよう、@samp{--commands-in-node-names}オプションを使って、@code{makeinfo}に強制することが出来ます。
14000+しかし、これによって、プログラムはかなり遅くなるかもしれません。
1393514001 Jargonファイルのような巨大なドキュメントの場合、変換時間の倍増が計測されました。
1393614002
1393714003 @cindex @@value in @@node lines
1393814004 @code{@@node}ディレクティブでの@code{@@}-コマンドのサポートは、自由に利用するには十分一般的とは言えません。
1393914005 例えば、上述の例において、ドキュメントのどこかで@code{nodename}を再定義した場合、@samp{--commands-in-node-names}オプションを使って起動しても、@code{makeinfo}はドキュメントを変換できないでしょう。
1394014006
13941-@samp{--commands-in-node-names}オプションは@samp{--no-validate}オプションが指定された場合、効果を持ちません。
14007+@samp{--commands-in-node-names}オプションは、@samp{--no-validate}オプションが指定された場合、効果を持ちません。
1394214008
1394314009
1394414010 @node makeinfo in Emacs
@@ -13947,8 +14013,8 @@ Jargonファイルのような巨大なドキュメントの場合、変換時
1394714013 @cindex @code{makeinfo} inside Emacs
1394814014 @cindex Shell, running @code{makeinfo} in
1394914015
13950-GNU EmacsのTexinfoモード上で@code{makeinfo-region}コマンドもしくは@code{makeinfo-buffer}コマンドのどちらかを使うと、@code{makeinfo}プログラムを実行することが出来ます。
13951-Texinfoモードでは、これらのコマンドはデフォルトで、@kbd{C-c C-m C-r}と@kbd{C-c C-m C-b}にバインドされています。@refill
14016+GNU EmacsのTexinfoモード上で@code{makeinfo-region}コマンド、もしくは、@code{makeinfo-buffer}コマンドのどちらかを使うと、@code{makeinfo}プログラムを実行することが出来ます。
14017+Texinfoモードでは、これらのコマンドは、@kbd{C-c C-m C-r}と@kbd{C-c C-m C-b}にデフォルトでバインドされています。@refill
1395214018
1395314019 @table @kbd
1395414020 @item C-c C-m C-r
@@ -13962,18 +14028,18 @@ Texinfoモードでは、これらのコマンドはデフォルトで、@kbd{C-
1396214028 @findex makeinfo-buffer
1396314029 @end table
1396414030
13965-@code{makeinfo-region}を実行すると、その出力は一時的なバッファへ送られます。
13966-@code{makeinfo-buffer}を実行すると、その出力は@code{@@setfilename}コマンドで設定されているファイルへ出力されます(@pxref{setfilename})。
14031+@code{makeinfo-region}を実行すると、その出力は、一時的なバッファへ送られます。
14032+@code{makeinfo-buffer}を実行すると、その出力は、@code{@@setfilename}コマンドで設定されているファイルへ出力されます(@pxref{setfilename})。
1396714033
1396814034 Emacsの@code{makeinfo-region}コマンドと@code{makeinfo-buffer}コマンドは、一時的なシェルバッファの中で@code{makeinfo}プログラムを実行します。
13969-@code{makeinfo}が何らかのエラーを検出した場合、Emacsはその一時バッファの中にそのエラーメッセージを表示します。@refill
14035+@code{makeinfo}が何らかのエラーを検出した場合、Emacsは、その一時バッファの中にエラーメッセージを表示します。@refill
1397014036
1397114037 @cindex Errors, parsing
1397214038 @cindex Parsing errors
1397314039 @findex next-error
1397414040 @kbd{C-x `}を入力することでエラーメッセージを解析できます(@code{next-error})。
13975-これによってEmacsは、@code{makeinfo}がエラーが発生したと認識しているTexinfoのソース行へカーソルを移動させます。
13976-@code{next-error}コマンドの使用に関して詳しくは、@ref{Compilation, , Running @code{make} or Compilers Generally, emacs, The GNU Emacs Manual}を参照してください。@refill
14041+これによって、Emacsは、@code{makeinfo}がエラーが発生したと認識しているTexinfoのソース行へカーソルを移動させます。
14042+@code{next-error}コマンドの使用に関して詳しくは別マニュアルを参照してください(@pxref{Compilation, , Running @code{make} or Compilers Generally, emacs, The GNU Emacs Manual})。@refill
1397714043
1397814044 加えて、@code{makeinfo}コマンドが実行されているシェルをキルすることが出来ます。
1397914045 また、シェルバッファを最新の出力を表示させることが出来ます。@refill
@@ -13991,10 +14057,10 @@ Emacsの@code{makeinfo-region}コマンドと@code{makeinfo-buffer}コマンド
1399114057 @end table
1399214058
1399314059 @noindent
13994-(@TeX{}のジョブについてキルしたり、リセンタリングしたりすることに対応するコマンドが@kbd{C-c C-t C-k}や@kbd{C-c C-t C-l}ですので注意してください。
14060+(@TeX{}のジョブについてキルしたり、リセンタリングしたりすることに対応するコマンドは@kbd{C-c C-t C-k}や@kbd{C-c C-t C-l}ですので注意してください。
1399514061 @xref{Texinfo Mode Printing}.)@refill
1399614062
13997-@code{makeinfo-options}という変数を、@kbd{M-x customize}や@kbd{M-x set-variable}コマンドのどちらかを使うか、もしくは、@file{.emacs}初期化ファイルを使って設定することで、@code{makeinfo}プログラムに対するオプションを指定することが出来ます。
14063+@kbd{M-x customize}や@kbd{M-x set-variable}コマンドのどちらかを使うか、もしくは、@file{.emacs}初期化ファイルを使って@code{makeinfo-options}という変数を設定することで、@code{makeinfo}プログラムに対するオプションを指定することが出来ます。
1399814064
1399914065 例えば、@file{.emacs}ファイルに次のように記述することが可能です。@refill
1400014066
@@ -14010,10 +14076,11 @@ Emacsの@code{makeinfo-region}コマンドと@code{makeinfo-buffer}コマンド
1401014076 @c If you write these three cross references using xref, you see
1401114077 @c three references to the same named manual, which looks strange.
1401214078 @iftex
14013-詳細は、@ref{makeinfo options, , Options for @code{makeinfo}}と、@cite{The GNU Emacs Manual}の「Easy Customization Interface」「Examining and Setting Variables」「Init File」を見てください。
14079+詳細は別の節を参照してください(@pxref{makeinfo options, , Options for @code{makeinfo}})。
14080+また、@cite{The GNU Emacs Manual}の「Easy Customization Interface」「Examining and Setting Variables」「Init File」も見てください。
1401414081 @end iftex
1401514082 @ifnottex
14016-詳細は、以下を参照してください。@*
14083+詳細は以下を参照してください。@*
1401714084 @ref{Easy Customization, , Easy Customization Interface, emacs, The GNU Emacs Manual}@*
1401814085 @ref{Examining, , Examining and Setting Variables, emacs, The GNU Emacs Manual}@*
1401914086 @ref{Init File, , , emacs, The GNU Emacs Manual}@*
@@ -14026,8 +14093,8 @@ Emacsの@code{makeinfo-region}コマンドと@code{makeinfo-buffer}コマンド
1402614093 GNU EmacsのTexinfoモードでは、@code{texinfo-format-region}コマンドを使ってTexinfoファイルの一部または全体を書式化することが出来ます。
1402714094 このコマンドは現在のリージョンを書式化し、整形されたテキストを@samp{*Info Region*}という一時的なバッファに表示します。@refill
1402814095
14029-同様に、@code{texinfo-format-buffer}コマンドを使うとバッファを書式化することが出来ます。
14030-このコマンドは新しいバッファを作って、その中にInfoファイルを生成します。
14096+同様に、@code{texinfo-format-buffer}コマンドを使うと、バッファを書式化することが出来ます。
14097+このコマンドは、新しいバッファを作って、その中にInfoファイルを生成します。
1403114098 @kbd{C-x C-s}を入力すると、@code{@@setfilename}コマンドで指定されている名前のInfoファイルが保存されます。
1403214099 @code{@@setfilename}コマンドは、Texinfoファイルの冒頭付近になければなりません。@refill
1403314100
@@ -14044,9 +14111,9 @@ GNU EmacsのTexinfoモードでは、@code{texinfo-format-region}コマンドを
1404414111 @end table
1404514112
1404614113 @code{texinfo-format-region}コマンドと@code{texinfo-format-buffer}コマンドは、多少のエラーチェック機能を用意しています。
14047-また、他の関数では、書式化時のエラーの発見をさらに支援します。
14114+また、他の関数によって、書式化時のエラーの発見をさらに支援します。
1404814115 これらの方法についてはappendixで説明します。
14049-@ref{Catching Mistakes}を参照してください。
14116+別の節を参照してください(@pxref{Catching Mistakes})。
1405014117 ただし、@code{makeinfo}プログラムは比較的高速な場合が多く、より良いエラーチェック機能を備えています(@pxref{makeinfo in Emacs})。@refill
1405114118
1405214119 @node Batch Formatting
@@ -14056,9 +14123,9 @@ GNU EmacsのTexinfoモードでは、@code{texinfo-format-region}コマンドを
1405614123 @cindex Info batch formatting
1405714124
1405814125 @code{batch-texinfo-format}とEmacsのBatchモードを使ってTexinfoファイルを書式化することが出来ます。
14059-どのようなシェルからでもEmacsをBatchモードで実行することが出来ます。
14126+どのようなシェルからでも、EmacsをBatchモードで実行することが出来ます。
1406014127 もちろんEmacs内のシェルでも可能です。
14061-(@xref{Command Arguments,,, emacs, The GNU Emacs Manual}.)
14128+@xref{Command Arguments,,, emacs, The GNU Emacs Manual}.
1406214129
1406314130 以下は、カレントディレクトリのファイル名が@file{.texinfo}で終わるファイルを全て書式化するシェルコマンドです。
1406414131
@@ -14067,16 +14134,15 @@ emacs -batch -funcall batch-texinfo-format *.texinfo
1406714134 @end example
1406814135
1406914136 @noindent
14070-Emacsはコマンドライン上に指定されたファイルを、処理中にエラーが発生するものがあったとしても全て処理します。@refill
14137+Emacsは、処理中にエラーが発生するものがあったとしても、コマンドライン上に指定されたファイルを全て処理します。@refill
1407114138
1407214139 上記の通り、@code{batch-texinfo-format}コマンドはBatchモードのEmacsでだけ実行するようにしてください。
1407314140 このコマンドは対話的コマンドではありません。
14074-処理が完了するとBatchモードのEmacsはキルされます。@refill
14141+処理が完了すると、BatchモードのEmacsはキルされます。@refill
1407514142
14076-@code{batch-texinfo-format}コマンドは、@code{makeinfo}プログラムが無い状態で、複数のTexinfoファイルを一度に書式化したい場合に便利です。
14143+@code{makeinfo}プログラムが無い状態で複数のTexinfoファイルを一度に書式化したい場合、@code{batch-texinfo-format}コマンドは便利です。
1407714144 Batchモードを使う際は別のEmacsプロセスが作られます。
14078-こうすることで現在使用しているEmacsが自由になりますので、そこで作業を継続することが可能です。
14079-(@code{texinfo-format-region}コマンドや@code{texinfo-format-buffer}コマンドを実行する場合は、そのコマンドが終了するまで他のことにそのEmacsを使うことは出来ません。)@refill
14145+こうすることで、現在使用しているEmacsが自由になりますので、そこで作業を継続することが可能です(@code{texinfo-format-region}コマンドや@code{texinfo-format-buffer}コマンドを実行する場合は、そのコマンドが終了するまで、他のことにそのEmacsを使うことは出来ません)。@refill
1408014146
1408114147 @node Tag and Split Files
1408214148 @comment node-name, next, previous, up
@@ -14084,17 +14150,17 @@ Batchモードを使う際は別のEmacsプロセスが作られます。
1408414150 @cindex Making a tag table automatically
1408514151 @cindex Tag table, making automatically
1408614152
14087-Texinfoファイルが30,000バイトを超える場合、@code{texinfo-format-buffer}コマンドは対応するInfoファイルに対するタグテーブルを自動的に作成します。
14153+Texinfoファイルが30,000バイトを超える場合、@code{texinfo-format-buffer}コマンドは、対応するInfoファイルに対するタグテーブルを自動的に作成します。
1408814154 @code{makeinfo}プログラムは必ずタグテーブルを作成します。
14089-@dfn{タグテーブル}を使うと、使わない場合に比べてInfoは別のノードへ素早くジャンプすることが出来るようになります。@refill
14155+@dfn{タグテーブル}を使うと、使わない場合に比べて、Infoは、別のノードへ素早くジャンプすることが出来るようになります。@refill
1409014156
1409114157 @cindex Indirect subfiles
1409214158 さらに、Texinfoファイルが300,000バイトを超える場合、@code{texinfo-format-buffer}コマンドや@code{makeinfo}プログラムは、その大きなInfoファイルを、もう少し小さなおよそ300,000バイトごとの@dfn{二次的な}サブファイルへと分割します。
1409314159 大きなファイルがより小さなファイルへ分割されますので、大きなInfoファイル全体を保持する大きなバッファをEmacsが作成する必要が無くなります。
14094-代わりにEmacsは、その時点で必要とされる分割された小さなファイルに十分なメモリだけを割り当てます。
14095-こうすることで、EmacsはInfoを実行する際にメモリに無駄が出るのを避けます。
14096-(分割機能が実装される前は、Infoファイルは必ず短かく維持され、そういう小さなInfoファイルから一つの大きな印刷マニュアルを作成する方法として@dfn{インクルードファイル}が設計されました。
14097-詳細は@ref{Include Files}を参照してください。
14160+代わりに、Emacsは、その時点で必要とされる分割された小さなファイルに十分なメモリだけを割り当てます。
14161+こうすることで、Emacsは、Infoを実行する際にメモリに無駄が出るのを避けます。
14162+(分割機能が実装される前はInfoファイルは必ず短かく維持され、そういう小さなInfoファイルから一つの大きな印刷マニュアルを作成する方法として@dfn{インクルードファイル}が設計されました。
14163+詳細は別の節を参照してください(@ref{Include Files})。
1409814164 インクルードファイルは巨大なドキュメントに対して今でも使われます。
1409914165 例えば、@cite{The Emacs Lisp Reference Manual}ですが、このドキュメントでは各章が分割されたファイルになっています。)@refill
1410014166
@@ -14104,7 +14170,7 @@ Texinfoファイルが30,000バイトを超える場合、@code{texinfo-format-b
1410414170 分割ファイルは、@code{@@setfilename}コマンドで指定されたファイル名に、@w{@samp{-1}}、@w{@samp{-2}}、@w{@samp{-3}}などを追加して作る名前を持ちます。
1410514171 元のファイルの短縮バージョンは、@code{@@setfilename}コマンドで指定された名前をそのまま使います。@refill
1410614172
14107-このドキュメントを記述しているある段階で、例えば、Infoファイルを@file{test-texinfo}というファイルとして保存しました。
14173+例えば、このドキュメントを記述しているある段階で、@file{test-texinfo}というファイルとしてInfoファイルを保存しました。
1410814174 そのファイルは次のように見えました。@refill
1410914175
1411014176 @example
@@ -14134,19 +14200,18 @@ Node: conventions^?6855
1413414200 @end example
1413514201
1413614202 @noindent
14137-(しかし@file{test-texinfo}はここで示されるよりもはるかに多くのノードがありました。)
14203+(しかし、@file{test-texinfo}は、ここで示されるよりもはるかに多くのノードがありました。)
1413814204 分割された二次的ファイル@file{test-texinfo-1}、@file{test-texinfo-2}、@file{test-texinfo-2}は、このファイルの@samp{Indirect:}と記述された行の後ろにリストされています。
1413914205 タグテーブルは@samp{Tag table:}という行の次にリストされています。@refill
1414014206
14141-二次的ファイルのリストの中で、ファイル名に続く数値は、それより前の二次的ファイルのバイト数を累積値を記録したものです。
14142-ファイルリスト自体や、タグテーブル、各ファイルの許諾テキストは数えません。
14143-タグテーブルにおいて、ノード名に続く数値はノードの開始位置を、(分割されていない)出力の開始位置からのバイト数で記録したものです。
14207+二次的ファイルのリストの中でファイル名に続く数値は、それより前の二次的ファイルのバイト数を累積値を記録したものです。
14208+ファイルリスト自体やタグテーブル、各ファイルの許諾テキストは数えません。
14209+タグテーブルにおいてノード名に続く数値は、ノードの開始位置を、(分割されていない)出力の開始位置からのバイト数で記録したものです。
1414414210
14145-@code{texinfo-format-buffer}コマンドを使ってInfoファイルを作成しているのであれあば、@code{Info-validate}コマンドを実行しても構いません。
14146-(@code{makeinfo}コマンドは放っておいてもそういう良い仕事をしてくれます。
14147-@code{info-validate}は不要です。)
14211+@code{texinfo-format-buffer}コマンドを使ってInfoファイルを作成しているのであれば、@code{Info-validate}コマンドを実行しても構いません(@code{makeinfo}コマンドは放っておいてもそういう良い仕事をしてくれます。
14212+@code{info-validate}は不要です)。
1414814213 しかし、@kbd{M-x Info-validate}というノードチェックコマンドを二次的ファイルに対して実行することは出来ません。
14149-ファイルを分割しないようにする方法や、ノードの構造を検証する方法については、@ref{Using Info-validate}を参照してください。
14214+ファイルを分割しないようにする方法やノードの構造を検証する方法については別の節を参照してください(@pxref{Using Info-validate})。
1415014215
1415114216
1415214217 @node Installing an Info File
@@ -14155,8 +14220,8 @@ Node: conventions^?6855
1415514220 @cindex Info file installation
1415614221 @cindex @file{dir} directory for Info installation
1415714222
14158-Infoファイルは通常@file{info}ディレクトリの中に保持されます。
14159-Infoファイルは、スタンドアロンのInfoプログラムか、Emacsに組み込まれたInfoリーダを使って読むことが出来ます。
14223+通常、@file{info}ディレクトリの中にInfoファイルは保持されます。
14224+スタンドアロンのInfoプログラムか、Emacsに組み込まれたInfoリーダを使ってInfoファイルを読むことが出来ます。
1416014225 (Infoの入門テキストについては、@inforef{Top, info, info}.)
1416114226
1416214227 @menu
@@ -14173,9 +14238,9 @@ Infoファイルは、スタンドアロンのInfoプログラムか、Emacsに
1417314238 @node Directory File
1417414239 @subsection The Directory File @file{dir}
1417514240
14176-Infoを動作させるには、@file{info}ディレクトリに、そのInfoシステムに対するトップレベルのディレクトリとしての役目を果すファイルが入っていなければなりません。
14241+Infoを動作させるには、そのInfoシステムに対するトップレベルのディレクトリとしての役目を果すファイルが@file{info}ディレクトリに入っていなければなりません。
1417714242 慣習では、このファイルのことを@file{dir}と呼びます。
14178-(@file{dir}ファイルの位置は、Emacsでは、@kbd{C-h i}を入力してInfoシステムに入り、@kbd{C-x C-f}と入力して@file{info}ディレクトリのパス名を見ると分かります。)
14243+(Emacsでは、@kbd{C-h i}を入力してInfoシステムに入り、@kbd{C-x C-f}と入力して、@file{info}ディレクトリのパス名を見ると、@file{dir}ファイルの位置が分かります。)
1417914244
1418014245 @file{dir}ファイルはそれ自体Infoファイルです。
1418114246 そのシステムにあるInfoファイル全てに対するトップレベルメニューが入っています。
@@ -14194,14 +14259,14 @@ Infoを動作させるには、@file{info}ディレクトリに、そのInfoシ
1419414259 @end group
1419514260 @end example
1419614261
14197-これらのメニューエントリはそれぞれ、括弧内に名前が挙げられているInfoファイルの「Top」ノードを指しています。
14198-ノード名が指示されていなければ「Top」ノードへ行きますので、メニューエントリが「Top」ノードを指定している必要はありません。
14262+これらのメニューエントリは、括弧内に名前が挙げられているInfoファイルのTopノードをそれぞれ指しています。
14263+ノード名が指示されていなければTopノードへ行きますので、メニューエントリがTopノードを指定している必要はありません。
1419914264 @xref{Other Info Files, , Nodes in Other Info Files}.@refill
1420014265
14201-従って、@samp{Info}のエントリは@file{info}ファイルの「Top」ノードを指していますし、@samp{Emacs}のエントリは@file{emacs}ファイルの「Top」ノードを指しています。@refill
14266+したがって、@samp{Info}のエントリは@file{info}ファイルのTopノードを指していますし、@samp{Emacs}のエントリは@file{emacs}ファイルのTopノードを指しています。@refill
1420214267
14203-各Infoファイルでは、「Top」ノードの「Up」ポインタは@code{dir}ファイルを逆に参照します。
14204-例えば、Emacsマニュアルの「Top」ノードの行はInfoでは次のようになります。@refill
14268+各Infoファイルでは、TopノードのUpポインタは@code{dir}ファイルを逆に参照します。
14269+例えば、EmacsマニュアルのTopノードの行はInfoでは次のようになります。@refill
1420514270
1420614271 @example
1420714272 File: emacs Node: Top, Up: (DIR), Next: Distrib
@@ -14236,10 +14301,10 @@ File: emacs Node: Top, Up: (DIR), Next: Distrib
1423614301 3番目の部分は説明を書いたデスクリプションです。
1423714302
1423814303 Infoファイルの名前は@file{.info}という拡張子を持つことがよくあります。
14239-GDBのためのInfoファイルは@file{gdb}もしくは@file{gdb.info}のどちらかで呼ぶことが出来るでしょう。
14240-Infoの閲覧プログラムは自動的に、@file{.info}の付いたファイル名と付かないファイル名を両方試します@footnote{MS-DOS/MS-Windowsシステムでは、@file{.inf}という拡張子も試します。}。
14241-ですので、メニューエントリでは煩雑にならないように、@samp{.info}を明示的に書かないほうが良いでしょう。
14242-例えば、件のGDBのメニュエントリでは、ファイル名として@samp{gdb.info}ではなく、単に@samp{gdb}を使用すべきです。
14304+GDBのためのInfoファイルは、@file{gdb}もしくは@file{gdb.info}のどちらかで呼ぶことが出来るでしょう。
14305+Infoの閲覧プログラムは、@file{.info}の付いたファイル名と付かないファイル名を自動的に両方試します@footnote{MS-DOS/MS-Windowsシステムでは@file{.inf}という拡張子も試します。}。
14306+ですので、メニューエントリでは、煩雑にならないように@samp{.info}を明示的に書かないほうが良いでしょう。
14307+例えば、件のGDBのメニューエントリでは、ファイル名として、@samp{gdb.info}ではなく単なる@samp{gdb}を使用すべきです。
1424314308
1424414309
1424514310 @node Other Info Directories
@@ -14257,15 +14322,13 @@ Infoファイルが@file{info}ディレクトリには無い場合、その場
1425714322
1425814323 @item
1425914324 Emacsを使用している場合、そのInfoファイルがあるディレクトリにある別の@file{dir}ファイルの中にそのInfoファイルの名前を記述します。
14260-そして、個人の初期化ファイルもしくはサイト全体の初期化ファイルでそのディレクトリの名前を@code{Info-directory-list}変数に設定します。
14325+そして、そのディレクトリの名前を、個人の初期化ファイル、もしくは、サイト全体の初期化ファイルで@code{Info-directory-list}変数に設定します。
1426114326
1426214327 この変数は、@file{dir}ファイルを探す場所をEmacsに指示するものです(ファイルは@file{dir}という名前でなければなりません)。
14263-Emacsは、リストされているディレクトリそれぞれから@file{dir}という名前のファイルを取得してマージします。
14264-(Emacsバージョン18では、@code{Info-directory}変数をディレクトリ一つの名前に設定することが出来ます。)@refill
14328+Emacsは、リストされているそれぞれのディレクトリから、@file{dir}という名前のファイルを取得して、マージします(Emacsバージョン18では、@code{Info-directory}変数をディレクトリ一つの名前に設定することが出来ます)。@refill
1426514329
1426614330 @item
14267-初期化ファイルの@file{.profile}もしくは@file{.cshrc}で、環境変数@code{INFOPATH}にそのInfoディレクトリの名前を指定します。
14268-(この環境変数を設定した人だけが、この方法で指定された場所にあるInfoファイルを見つけることが出来ます。)
14331+初期化ファイルの@file{.profile}、もしくは、@file{.cshrc}で、そのInfoディレクトリの名前を環境変数@code{INFOPATH}に指定します(この環境変数を設定した人だけが、この方法で指定された場所にあるInfoファイルを見つけることが出来ます)。
1426914332 @end enumerate
1427014333
1427114334 例えば、@file{/home/bob/info}にあるテストファイルへ到達する場合には、標準の@file{dir}ファイルにあるメニューに次のようなエントリを追加することが出来るでしょう。@refill
@@ -14275,7 +14338,7 @@ Emacsは、リストされているディレクトリそれぞれから@file{dir
1427514338 @end example
1427614339
1427714340 @noindent
14278-この場合では、@file{info-test}ファイルの絶対ファイル名がメニューエントリの2番目の部分として記述されています。@refill
14341+この場合では、@file{info-test}ファイルの絶対ファイル名が、メニューエントリの2番目の部分として記述されています。@refill
1427914342
1428014343 他に、@file{.emacs}ファイルの中に次のように記述することも出来るでしょう。
1428114344
@@ -14291,26 +14354,27 @@ Emacsは、リストされているディレクトリそれぞれから@file{dir
1429114354
1429214355 これは、システムの@file{dir}ファイルと@file{/home/bob/info}にある@file{dir}ファイルをマージするようにEmacsに指示するものです。
1429314356 こうして、Infoは、@file{/home/bob/info/dir}ファイルのメニューエントリとして@file{/home/bob/info/info-test}ファイルをリストします。
14294-Emacsは@kbd{M-x info}が最初に実行された時にだけこのマージを行ないますので、既に@code{info}を実行済みのEmacsセッションにおいて、@code{Info-directory-list}を設定したい場合には、@code{(setq Info-dir-contents nil)}を実行して、Emacsに強制的に@file{dir}ファイルを再構成させなければなりません。
14357+@kbd{M-x info}が最初に実行された時にだけ、Emacsはこのマージを行ないます。
14358+そのため、既に@code{info}を実行済みのEmacsセッションにおいて@code{Info-directory-list}を設定したい場合には、@code{(setq Info-dir-contents nil)}を実行して、@file{dir}ファイルをEmacsに強制的に再構成させなければなりません。
1429514359
1429614360 @vindex INFOPATH
1429714361 @cindex Environment variable @code{INFOPATH}
14298-例えば@file{.cshrc}や@file{.profile}、@file{autoexec.bat}のようなシェルのスタートアップファイルの中で、環境変数@code{INFOPATH}を設定して、探索する場所をInfoに指示することが出来ます。
14299-シェルコマンドのインタプリタとして@code{sh}や@code{bash}のようなBourne互換のシェルを使用している場合、初期化ファイルの@file{.profile}で環境変数@code{INFOPATH}を設定します。
14300-そうではなく、@code{csh}や@code{tcsh}を使用している場合は、初期化ファイルの@file{.cshrc}の中で環境変数を設定してください。
14301-また、MS-DOS/MS-Windowsシステムの場合は、@file{autoexec.bat}ファイルかレジストリの中で@code{INFOPATH}を設定しなければなりません。
14302-シェルはタイプによって異なった文法を用います。
14362+例えば、@file{.cshrc}、@file{.profile}、@file{autoexec.bat}のようなシェルのスタートアップファイルの中で環境変数@code{INFOPATH}を設定して、探索する場所をInfoに指示することが出来ます。
14363+@code{sh}や@code{bash}のようなBourne互換のシェルをシェルコマンドのインタプリタとして使用している場合、初期化ファイルの@file{.profile}で環境変数@code{INFOPATH}を設定します。
14364+そうではなく@code{csh}や@code{tcsh}を使用している場合は、初期化ファイルの@file{.cshrc}の中で環境変数を設定してください。
14365+また、MS-DOS/MS-Windowsシステムの場合は、@file{autoexec.bat}ファイルの中か、レジストリの中で@code{INFOPATH}を設定しなければなりません。
14366+シェルは、タイプによって異なった文法を用います。
1430314367
1430414368 @itemize @bullet
1430514369 @item
14306-@file{.cshrc}ファイルでは、次のようにして@code{INFOPATH}変数を設定できるでしょう。@refill
14370+@file{.cshrc}ファイルでは次のようにして@code{INFOPATH}変数を設定できるでしょう。@refill
1430714371
1430814372 @smallexample
1430914373 setenv INFOPATH .:~/info:/usr/local/emacs/info
1431014374 @end smallexample
1431114375
1431214376 @item
14313-@file{.profile}ファイルでは、次のように書くと同じ効果が得られます。@refill
14377+@file{.profile}ファイルでは次のように書くと同じ効果が得られます。@refill
1431414378
1431514379 @smallexample
1431614380 INFOPATH=.:$HOME/info:/usr/local/emacs/info
@@ -14319,7 +14383,7 @@ export INFOPATH
1431914383
1432014384 @item
1432114385 @pindex autoexec.bat
14322-@file{autoexec.bat}ファイルでは、次のコマンドを書きます@footnote{ディレクトリを区切るのに@samp{;}文字を使用していることに注意してください。
14386+@file{autoexec.bat}ファイルでは次のコマンドを書きます@footnote{ディレクトリを区切るのに@samp{;}文字を使用していることに注意してください。
1432314387 また、他の環境変数の値を参照する文法が異なっていることにも注意が必要です。}。
1432414388
1432514389 @smallexample
@@ -14328,14 +14392,14 @@ set INFOPATH=.;%HOME%/info;c:/usr/local/emacs/info
1432814392 @end itemize
1432914393
1433014394 @noindent
14331-@samp{.}文字は通常カレントディレクトリのことを表わします。
14332-Emacsは環境変数@code{INFOPATH}を使ってEmacs自体の@code{Info-directory-list}変数の値を初期化します。
14333-スタンドアロンのInfoリーダーは@env{INFOPATH}変数にリストされているディレクトリ全てにある@file{dir}という名前のファイルを全部、@samp{(dir)Top}と呼ばれるノードでユーザに提供する一つのメニューとしてマージします。
14395+通常、@samp{.}文字は、カレントディレクトリのことを表わします。
14396+Emacsは、環境変数@code{INFOPATH}を使って、Emacs自体の@code{Info-directory-list}変数の値を初期化します。
14397+スタンドアロンのInfoリーダーは、@env{INFOPATH}変数にリストされている全ディレクトリにある@file{dir}という名前のファイルを、@samp{(dir)Top}と呼ばれるノードでユーザに提供する一つのメニューとして全てマージします。
1433414398
1433514399 @cindex Colon, last in @env{INFOPATH}
1433614400 たとえ@env{INFOPATH}を設定していたとしても、その最後の文字がコロン@footnote{MS-DOS/MS-Windowsシステムであれば代わりにセミコロンを使ってください。}であれば、このコロンはデフォルトの(コンパイルで組み込まれた)パスで置き換えられます。
14337-これは、標準の探索場所を全て挙げることなく、デフォルトパスに新しいディレクトリを追加する手段となります。
14338-例えば以下を見てください(@code{sh}の文法を使用しています)。
14401+これは、標準の探索場所を全て挙げることなくデフォルトパスに新しいディレクトリを追加する手段となります。
14402+例えば、以下を見てください(@code{sh}の文法を使用しています)。
1433914403
1434014404 @example
1434114405 INFOPATH=/local/info:
@@ -14343,11 +14407,11 @@ export INFOPATH
1434314407 @end example
1434414408
1434514409 @noindent
14346-この場合だと、@file{/local/info}をまず探索し、次に標準のディレクトリを探索します。
14410+この場合だと、@file{/local/info}をまず探索し、次に、標準のディレクトリを探索します。
1434714411 前に付けられたコロンや二重コロンに対しては特別な処理は行なわれません。
1434814412
1434914413 @cindex @file{dir} file, creating your own
14350-@code{Info-directory-list}や@env{INFOPATH}で使用するために独自の@file{dir}ファイルを作成する場合に最も簡単なのは、既存の@file{dir}ファイルをコピーすることから開始して、@samp{* Menu:}から後ろのテキストを全て必要なエントリへと書き換えてしまうことです。
14414+@code{Info-directory-list}や@env{INFOPATH}で使用するために独自の@file{dir}ファイルを作成する場合、最も簡単なのは、既存の@file{dir}ファイルをコピーすることから開始して、@samp{* Menu:}から後ろのテキストを必要なエントリへと全て書き換えてしまうことです。
1435114415 そうすることで、Infoが必要とする句読点記号や特殊なCTRL-_文字がそこに存在していることになります。
1435214416
1435314417
@@ -14359,7 +14423,7 @@ export INFOPATH
1435914423
1436014424 @findex dircategory
1436114425 @findex direntry
14362-Infoファイルが@code{install-info}と連携するためには、Texinfoのソースファイルに@code{@@dircategory}コマンドと@code{@@direntry}@dots{}@code{@@end direntry}コマンドを含めます。
14426+Infoファイルが@code{install-info}と連携するためには、@code{@@dircategory}コマンドと@code{@@direntry}@dots{}@code{@@end direntry}コマンドをTexinfoのソースファイルに含めます。
1436314427 Infoディレクトリファイルへ追加するメニューエントリを指定するには@code{@@direntry}を使ってください。
1436414428 そのInfoファイルがInfoディレクトリのどの部分に配置されるのかを指定するには@code{@@dircategory}コマンドを使用します。
1436514429 以下は、これらのコマンドがこのマニュアルでどのように使用されているかを示しています。
@@ -14373,7 +14437,7 @@ Infoディレクトリファイルへ追加するメニューエントリを指
1437314437 @@end direntry
1437414438 @end smallexample
1437514439
14376-以下はこれによってInfoファイルの中に生成されるものを示しています。
14440+以下は、これによってInfoファイルの中に生成されるものを示しています。
1437714441
1437814442 @smallexample
1437914443 INFO-DIR-SECTION Texinfo documentation system
@@ -14387,23 +14451,23 @@ END-INFO-DIR-ENTRY
1438714451 @noindent
1438814452 @code{install-info}プログラムはInfoファイル中にあるこれらの行を調べ、行なうべきことを知ります。
1438914453
14390-@code{@@direntry}コマンドと@code{@@dircategory}コマンドは、必ずTexinfo入力の冒頭付近、最初の@code{@@node}コマンドの前で使うようにしてください。
14391-もし入力ソースのもっと後の方で使われた場合、@code{install-info}プログラムが検知できないでしょう。
14454+@code{@@direntry}コマンドと@code{@@dircategory}コマンドは、Texinfo入力の冒頭付近、最初の@code{@@node}コマンドの前で必ず使うようにしてください。
14455+もし、入力ソースのもっと後の方で使われた場合、@code{install-info}プログラムが検知できないでしょう。
1439214456
1439314457 @code{install-info}プログラムは、追加するメニューエントリのデスクリプションを自動的に再書式化します。
14394-慣習の問題として、メインエントリのデスクリプションは(Emacsの@code{what-cursor-position}のように)0から数えて32カラムのところから開始します。
14395-これによって他の大半のものと揃えられることになります。
14396-個々のユーティリティのデスクリプションは、可能であれば48カラムで開始するのが適切です。
14397-書式化に関する詳細は、@ref{Invoking install-info}の@samp{--calign}オプション、@samp{--align}オプション、@samp{--max-width}オプションを参照してください。
14458+慣習の問題として、メインエントリのデスクリプションは(Emacsの@code{what-cursor-position}のように)、0から数えて32カラムのところから開始します。
14459+これによって、他の大半のものと揃えられることになります。
14460+可能であれば、個々のユーティリティのデスクリプションは48カラムで開始するのが適切です。
14461+書式化に関する詳細は、別の節(@pxref{Invoking install-info})にある@samp{--calign}オプション、@samp{--align}オプション、@samp{--max-width}オプションを参照してください。
1439814462
1439914463 @code{@@dircategory}コマンドを

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