[Anthy-dev 659] uimのキー遮断機能

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yusuk****@cheru***** yusuk****@cheru*****
2004年 3月 8日 (月) 22:59:02 JST


田畑です。

まず、2点雑談
(1) anthy-5100は人名の強さを過剰にしてしまってたようです。
    気になる人がたくさんいるようでしたらanthy-5100bを
    リリースしますので、言ってください。
(2) 入力システムを語るのに忘れてはいけない資料の日本語版を
    見付けたので、URLを張っておきます。
    http://www.microsoft.com/japan/msdn/accessibility/tsf/
    Windowsの2000ぐらいからのinput methodのAPIです。
    さらに今後はAvalon Inputという凄そうなものが数年後に
    出てくるそうです。着目すべきは、いきなりセキュリティの話が
    書いてあることと、MSは入力システムに能力あるエンジニアを
    割り当てて、機能やセキュリティについて長年かけて真摯かつ
    前向きな開発を続けていることです。
    #どっかのOSとはエライ違いだと自虐的になりたいところです。

なんか長くなってしまったのですが、本題です。
uimを使ったterminalの中でemacs -nwを実行して、input methodを
起動すると意味不明な状態になるという問題があったのですが、
とりあえずの解決として、ctrol+shiftを押すと、uimがkey eventを
処理しなくなるモードを付けて、リポジトリにコミットしました。
Schemeの方が何かトラブルを起こした時にも使えるようにこの処理は
Cの側で実装しています。
将来的にはctrl+左shiftでinput methodの切替え、ctrl+右shift
(もしくはその逆)でinput methodのon/offをやろうと考えています。

もう一点の変更はuim_create_contextにuim_code_converterとして
nullを渡すとデフォルトのiconvを使ったものを利用するように変更しました。

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 CHAOS AND CHANCE!
  Yusuke TABATA (yusuk****@cheru*****)



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