conf4cppプロジェクトは，汎用の設定ファイル読込みための便利な機能を提供する柔軟なC++ライブラリを開発することを目的としたプロジェクトです．
conf4cpp-0.0.6をリリースします．
このバージョンでは，デフォルト値の設定書式を変更しました．
<従来の書式>
foo : int(5);
bar : list<string("foo")>;
<新しい書式>
foo : int = 0;
bar : list<string> = "foo", "bar", "baz";
この変更によって，リスト型の異なる要素を持つデフォルト値を定義できるようになりました．
そのほか，生成される設定クラスのコピーコンストラクタと代入演算子をprivateにし，不用意なコピーが発生しないようにしました．
* 生成コードのコピーコンストラクタ，代入演算子をプライベートとした
* int型におけるuintの処理を簡単にするためパース直後に正規化処理を行なうように変更
* 範囲型に対する未指定のデフォルト値が範囲内に収まるようにした
* デフォルト値の指定書式を変更
