[JM:00057] Re: upstreamへのマージの検討

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Akihiro MOTOKI amoto****@gmail*****
2010年 12月 1日 (水) 02:24:29 JST


元木です。

> 昨夜、man-pages-ja-20101123.tar.gz をダウンロードして、
> 手元の debian sid で調べて見ました。こういう調査は、
> たごうさんも、manpage のパッケージを作成する際に、すでに
> なさったのでしょうが、何かの参考になるかもしれないので、
> 書いておきます。

たごうさん、長南さん、重複パッケージの情報ありがとうございます。

Fedora 14 と Ubuntu 10.10 で、状況を調べて、長南さんの表に
マージしてみました。(内容のチェックはあまりしていません)
結果を Google Docs に置きました。
https://spreadsheets.google.com/ccc?key=0AqyC6VCKHwJedHZDNTFDeEs1X0ZNa2VPWFN2NmQ0NVE&hl=en&authkey=CMKhlI0G

vine など他のディストリビューションの状況も知りたいところです。
私の方でマージしてもいいですし、Google ID を教えていただければ共有致します。


これを見ると、(util-linux を除くと) 以下に大別できると思いました。

(a) upstream で日本語 man が収録
  - passwd/shadow(-utils)/login
  - man-db
  - rpm

(b) init の移行期のため、distribution により状況が異なる
  - sysvinit
    - upstart に移行している Fedora/Ubuntu では内容が違っている。
      おそらく Fedora では pkgs.list で sysvinit を無効にすればよい。
    - upstart に移行していない Debian (sid) では JM の sysvinit と一致している。

(c) すでに JM の配布物に対応するものがなくなりつつある。
  - util-linux
    - JM の util-linux はそろそろ時代に合わなくなってきているので、
      配布するかどうかも含めて見直した方がいいように思いました。


方針案としてはこんな感じでしょうか。

(a) : upstream の日本語 manpage の追従に力を入れた方がいいかもしれない、
      ただし、upstream が共通なのかなどの確認は必要。
(b) : upstart 関係については、新規に翻訳するなら最初から upstream に持っていきたい。
      sysvinit については JM のものを必要であれば、アップデートしていくのがよさそう。
(c) : 配布の廃止も検討する。

> fastboot.8 と fasthalt.8 は debian には存在しないようです。
> JM では、util-linux に属しています。

util-linux に属しているものですし、10年前のものなので、
kernel 2.0 とか 2.2 の頃のものだと思います。
現在はなくなっていると思います。

よろしくお願いします。
-- 
Akihiro MOTOKI (amoto****@dd***** / amoto****@gmail*****)




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