OKANO Takayoshi
kano****@na*****
2013年 4月 1日 (月) 02:10:14 JST
おかのです。 twitter で、GNU_findutils/xargs.1 に関する指摘がありました。 https://twitter.com/debiru/status/317450265756323840 https://twitter.com/debiru/status/318206776073924608 https://twitter.com/debiru/status/318207883718324225 -I オプションの説明についてですが、 明らかな誤り以外のこともありますので、 ご意見を伺いたいです。 1) initial-arguments の説明 | 「ユーザが引き数 (すなわち initial-arguments) を指定したとき、その initial-arguments 中に」という文について、 | 「引き数(すなわち A)…、その A 中に」は、「引き数(すなわち A)…、その引き数中に」 | の方が読みやすいかなと思ったのと、 現在の翻訳 > .BI \-I " replace-str" > .B xargs > が実行するコマンドにに対してユーザが引き数 (すなわち > \fIinitial\-arguments\fR) を指定したとき、その \fIinitial\-arguments\fR > 中にある \fIreplace-str\fR の部分すべてを、標準入力から読み込んだ名前で > 置き換える。 を、 > .BI \-I " replace-str" > .B xargs > が実行するコマンドにに対してユーザが引き数 (すなわち > \fIinitial\-arguments\fR) を指定したとき、その引き数 > 中にある \fIreplace-str\fR の部分すべてを、標準入力から読み込んだ名前で > 置き換える。 のようにしたほうがよいのではないかという提案です。 考えてみると、 initial-arguments といえば、その対象がはっきりしますが、 「引き数」というと、initial-arguments 以外のものと混同のおそれがあるので あえて現在のような訳になっているのではないか、とか思いまして、 そういうことなら今の訳のままがよいのかな、と思っています。 ここは皆さんのご意見を伺いたいです。 2) 「にに」 > が実行するコマンドにに対してユーザが引き数 (すなわち にに -> に # 「にに」は、xargs のほか、以下の各マニュアルにもありました。 # GNU_findutils/release/man1/find.1 (2 箇所) # rssh/release/man5/rssh.conf.5 # LDP_man-pages/po4a/inotify/po/ja.po 3) 「引き数」 JM では「引き数」とする方針なので、これは修正不要ですね。 4) 日本語が分かち書きされている roff ファイルで文の途中で改行されているのが原因です。 man で見る場合はあまり気にならないかもしれませんが、 HTML だと、そこが空白になったりして、不自然だったり検索しにくかったりしますね。 全体の方針にかかわることなので、別のスレッドで議論したほうがいいかもですが、 個人的には、改行するなら文の途中ではなく句読点とかにあわせてやったほうがよいと思っています。 昔は、メールとかと同じく80文字以内で改行 という流儀な人が多かったような気がしますが、 今では行が長くても問題ないと思うですし。