<STATUS> stat: DP ppkg: GNU_tar page: tar.1 date: 2020/02/04 mail: cyoic****@maple***** name: Chonan Yoichi </STATUS> 見直しをしたところ、まだわからないところがあったので、もう一度 DP で 出します。 ○ --to-command オプションに出てくる TAR_FILENAME と TAR_REALNAME の 違いが分かりません。 英語と翻訳はこんな風になっています。オプションの説明の翻訳もついでに 付けておきます。 --to-command=COMMAND 抽出したファイルをパイプで COMMAND に渡す。 このオプションの引き 数は、外部プログラムのパス名であり、 コマンドライン引き数を付け て指定することもできる。外部プログラムが起動されると、 抽出され たファイルの内容が、そのプログラムの標準入力に渡される。また、 追加的なデータが、以下の環境変数を通して外部プログラムに渡される ことになる。 ---- (中略) ---- TAR_FILENAME The name of the file. ファイル名。 TAR_REALNAME Name of the file as stored in the archive. アーカイブに格納されているファイル名。 --strip=components や --transform を使うと、抽出時にファイル名を 変更することが出来ます。そういうときの変更前のファイル名 (アーカイブ中の メンバー名) が TAR_REALNAME で、変更後のファイル名が TAR_FILENAME なのだろうと思っていました。ところが、試してみると、そうでもないようです。 $ tar -xf ../fruits.tar --transform='s/txt/dat/' \ --to-command='/bin/echo $TAR_REALNAME; grep ringo' \ --ignore-command-error dir3/orange.dat dir3/plum.dat dir3/apple.dat ringo $ tar -xf ../fruits.tar --transform='s/txt/dat/' \ --to-command='/bin/echo $TAR_FILENAME; grep ringo' \ --ignore-command-error dir3/orange.dat dir3/plum.dat dir3/apple.dat ringo ご覧のとおり、結果が変わりません。TAR_REALNAME というのは、何なんでしょうか。 ○ --read-full-records (-B) の説明が何を言っているのかよく分かっていません。 ○ --exclude-ignore と --exclude-ignore-recursive の動作が、当方では 同じようです。両方とも --exclude-ignore-recursive の動作をします。 ○ --listed-incremental の原文は、level の使い方の説明がわかりにくいと 思ったので、かなり長い訳注を書きました。info の説明を要約したつもりですが、 内容的に正しいでしょうか。一応自分で試してはいますが、こういう訳注は、 間違えていたら、かえって有害ですから。 添付したファイルの構成は、次のようなもの。各ファイルの関係は、前のメールに 書いたとおりです。 tar-1.32-ja-2/ tar-1.32-ja-2/tar-ja.patch tar-1.32-ja-2/tar-ja.po tar-1.32-ja-2/tar-ja.1 tar-1.32-ja-2/tar.1 前にも書きましたが、次のようにすると、tar-ja.1 がたぶんキチンと整形されて 表示されます。 (echo ".mso ja.tmac" && cat tar-ja.1) |man -l - -- 長南洋一 -------------- next part -------------- テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました... ファイル名: tar-1.32-ja-2.tar.gz 型: application/octet-stream サイズ: 69352 バイト 説明: 無し URL: <https://lists.osdn.me/mailman/archives/linuxjm-discuss/attachments/20200204/a16d7db0/attachment-0001.obj>