[JM:02827] Re: [POST:DP] GNU dejagnu 1.6.3 dejagnu-help.1

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 8月 6日 (金) 17:34:32 JST


校正確認ありがとうございます。

2021年8月6日(金) 16:15 ribbon <jm****@ribbo*****>:
>
> On Fri, Aug 06, 2021 at 03:49:22PM +0900, matsuand wrote:
> > <STATUS>
> > stat: DP
> > ppkg: GNU dejagnu 1.6.3
> > page: dejagnu-help.1
> > date: 2021/06/16
> > mail: michio_matsu****@yahoo*****
> > name: Michio MATSUYAMA
> > </STATUS>
...

まず処理不備がありました。

> > [原文]
> > .Pa commands/
> > directory where this script is located. If the page is
> > found there, a full file name is given to .Nm man .
> > Otherwise, only the command name is given and the search
> > described in .Xr man 1 is performed.
> > [訳文]
> > .Pa doc/
> > ディレクトリにある man ページをチェックします。 man
> > ページがそこに存在した場合、 ファイルのフルネームが .Nm man
> > に与えられます。 そうでない場合はコマンド名のみが与えられ、
> > .Xr man 1 に説明されている検索処理が実行されます。

引用頂いた "対訳表記" 部分は、おかしな処理がなされていて
本来あるべきだったのは、以下です。(訳文内容は変えていません)

[原文]
.Sh FILES
The .Nm command checks for man pages in a .Pa doc/
directory next to the .Pa commands/ directory where this
script is located. If the page is found there, a full file
name is given to .Nm man . Otherwise, only the command name
is given and the search described in .Xr man 1 is
performed.
[訳文]
.Sh ファイル
.Nm コマンドは、このスクリプトが置かれている .Pa commands/
ディレクトリの横並びの .Pa doc/ ディレクトリにある man
ページをチェックします。 man ページがそこに存在した場合、
ファイルのフルネームが .Nm man に与えられます。
そうでない場合はコマンド名のみが与えられ、 .Xr man 1
に説明されている検索処理が実行されます。

そして、以下いろいろあります。

> ファイルのフルネーム->完全なファイル名

まず上のご指摘ですが、割と難しく感じるところです。
そもそも dejagnu help <command1> <command2>...
といったように、複数コマンドの指定が可能で、こうしたときに
<command1>, <command2> という文字列がハイフンで
連結されて、なおかつ頭に "dejagnu-" というプレフィックスが
つき、つまり
「dejagnu-command1-command2-...」
というファイル名が作り出されます。それを full file name
と表現しているようです。man ページの文面からは、
このようなことは全くわかりません。info からわかります。
実はこれまで info 読んでいませんでしたので、
私もご指摘を受け、今知ったところです :)

今のところは、他に良い案がなければ、
「ファイルのフルネーム」でいこうかと思いますが。

> ディレクトリに man.1 があった場合は man.1 を、無い場合は
> man を与えるという処理をするのだと思います。

ここは誤解されているところで、それも無理はなく、
上の表記において「.Xr man 1」 という部分は、
man ページ出力すると 「man(1)」 となります。
つまり man.1 のこと、man コマンドのことです。

上で「dejagnu-command1-command2-...」という
文字列が作り出されると、man ページが、doc ディレクトリ
内にあるものとして man dejagnu-command1-command2-...
が実行されます。そしてその文字列に対応する man ページが
見つからなかったら、man(1) で説明されているロジックに従って、
当該 man ページを探し出して man ページ表示をしますよ、
と言っています。/usr/share/man を探しにいくとか、
MANDIR環境変数を調べて検索しますよ、といったことかと
思います。

分かりにくいです。ですから man も訳しにくいです。


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