[JM:02052] Re: [POST: DP] util-linux, setterm の引き継ぎ

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2021年 2月 20日 (土) 16:46:48 JST


長南です。

詳しく説明してくださって、ありがとうございます。納得しました。

> 一方、PC-9801/9821のコンソールには文字色と独立に背景色を指定する機能がなく、
> 「黒背景+8色の文字」と「黒文字+8色の背景」しか表示できません。
> このエスケープシーケンスを98x1のコンソールに食わせた場合、31(文字=赤)と
> 指定してあってもその後に46(背景=シアン)があるので、文字は黒になって
> しまいます

こういうことをご存知だと、

> というわけで、次のような訳文になります。
>
>   しかし、複数のモードを同時に設定した場合 (たとえば、--underline と
>   --half-bright を同時に) の結果は、ハードウェア依存である。

確かに、こういう解釈になりますね。ただ、何で --underline と --half-bright
を例に挙げたのだろうかという疑問は残ります。--foreground と --background でも
よかったろうし、そのほうが紛れがない。--underline と --half-bright では、
結果に複数のモードを持つものを multiple modes と言った、と取れなくもありません。

でも、multiple modes で「マルチプルモード型の機能 (オプション) たち」を
意味するのは、少し無理がありそうなので、飯嶋さんのお説の方が正しそうです。
そちらにしましょう。

> #余談ですが、dependentの訳語は個人的には「依存」で統一したいところです。
> #たとえばパッケージ管理界隈での「dependency」は「依存関係」としか
> #訳せないわけで、それで統一するのがスジかなと。

分かります。術語は訳語を統一すべきだと思いますし、パッケージ管理関係では、
dependency は「依存」だと思います。でも、「依存」という日本語は、
あるものがあって、それ故、別のあるものがあるというかなり強い関係を表して
いますが、depend には、そういう意味で使われることもあれば、「場合によりけり」
ぐらいの軽い意味のこともあるわけです。ですから、私としては、その場その場で
臨機応変に訳すよりないと思っています。

それで、ここではどうか? 「に依存している」「次第である」、どちらも
あるんじゃないでしょうか。

また、考えが変わるかもしれませんけれど、その場合はご容赦。

-- 
長南洋一



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