白方です。 # 個人的に少し余裕ができたので古いメールから返信します。 まず大前提として当然ながら、何を翻訳するか/しないかの 選択は第一に翻訳者の考えによります。 その理由は国際情勢でも、好き嫌いでも、単に「なんとなく」 でも問題ありません。 従って matsuand さんが nginx 翻訳の更新を躊躇すると いうことならもちろんそれは尊重されます。 それとは別に、「プロジェクトとしてそのような翻訳を 受け入れるべきか」という観点もあるかもしれません。 個人的にはこれは「(少なくとも現状では)別に問題ないのでは」 と思っています。 それは FLOSS の理念に合わないというようなこともありますが、 例えば今回話題の nginx にしても、生まれこそロシアですが 開発元である Nginx Inc. はアメリカ企業に買収されて 現在はその子会社になっています。このようなものを果たして 「ロシア産」と呼ぶのは適切なのか、などと考えると 切りが無いと思うからです。 今後さらに状況が変わればまた話は変わるかもしれませんが、 現状でプロジェクトとして対応する段階ではないかな、と 考えています。 (繰り返しますが matsuand さんが何を翻訳するかは 完全に matsuand さんの判断です)