[JM:03383] (3) 前任者の訳を切り捨てる法的問題

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matsuand michi****@gmail*****
2022年 3月 19日 (土) 23:07:08 JST


matsuand です。

前メール [JM:03380]
 「最近の matsuand 提示課題に対する方向性確認」
において掲示した課題のうち、
以下に引用する部分について、です。


On Sat, Mar 19, 2022 at 2:47 PM matsuand <michi****@gmail*****> wrote:
...
> (3) 翻訳後任者が前任者の翻訳を切り捨てることには
>  著作権法上、問題があるのではないか、とする問題
>
> ・[JM:03337] 著作権に関係する検討
> ・matsuand の翻訳方法は特例であるとしても、一般論と
>  して問題があるのではないか、matsuand [JM:03337]
> ・著作権法上の「公衆送信権」への抵触可能性、
>  matsuand [JM:03366]


法的な問題であるため、そしておそらく専門家不在のまま
話を進めても価値がなさそうな気はしています。

一方で私には解決案があります。ポイントだけ羅列します。

・前任者の翻訳結果を全部切り捨てることはNGと取り決める。
・上のことは逆に言うと、前任者の翻訳結果はすべて受領した
 上で、そこから修正訳に着手することを手順とする。
・翻訳担当者には、著作権に関わる権利主張のうち、
 編集、改変、頒布、公開に関して、GPL などのように
 以降の翻訳にわたって承継されることを条件として、、
 その権利主張を行わない=編集改変頒布公開を許諾する。
 このことを、本プロジェクト参加の条件とする。


これをいろいろ考えたり議論したりしていくことは、
非常に大変なのですが、まとめていきたいと思います。

なお前メールまでに私は「プロジェクト憲章」という語を
しきりに表現してきていましたが、少々、語句の選定を
誤っていました。「翻訳者参加規定」くらいが適当かと
思います。ただし「プロジェクト憲章」も、これはこれで
必ず必要ですから、いっそのこと同時に作り上げていきたい
と今は考えています。ついでに行動規範(code of conduct)
も作りたいです。

しばらく熟考のため、本件に関しては私の中で保持し
温めていくつもりです。

手弁当で、有償法律相談にも着手しようかと思っています。
大企業などにお勤めで、法務部や顧問弁護士への相談が
気楽にできるような環境の方は、是非専門家に問い合わせて
みてください。フィードバックして頂けると大変助かります。


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