[Maple-dev: 41] Re: 今後の課題整理

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TAKAHASHI Kunihiko takah****@knosp*****
2005年 9月 14日 (水) 22:56:20 JST


高橋(kunit)です。

On Wed, 14 Sep 2005 21:28:41 +0900
Hawk <w3l_admin****@hawk*****> wrote:

> PEAR_ErrorStackを使った方法について、
> 今持っている限りの情報をブログに吐き出している最中です。
> http://d.hatena.ne.jp/hawkring/20050912/1126523622
> http://d.hatena.ne.jp/hawkring/20050913/1126611405
> いずれまとめてMLに流すかも知れませんが、
> 参考までに。
>
しっかりチェックしてます。
基本的に true/false で返して、エラー内容はErrorStackにつめるという
やり方大賛成です。それくらいシンプルな規約の方がいいなと。

> 私自身はXULを使ったツールの開発を検討中ですが、
> どのような形態にするにせよ、
> コアとしてツールを作りやすくするためのサポート
> (Mapleアプリケーションを組み立てるための公式なインターフェースを外部に
> 公開)は、ツールの先方互換性を保つためにも必須でしょう。
> ツールプロジェクトの側が
> 「こんな機能をコアレベルで用意して欲しい」
> という要望を挙げていく流れが必要かと思います。
>
コアをツールから扱いやすくするというのは必須ですね。
おそらくそれを進めていけば、フレームワークの個々の部分が
単体テストしやすくできるんではないかと思ったりもしてます。

> (このあたり具体的にどんな設計にしていくかとかは、
>  やはり直接顔会わせて議論した方が良さそうですね…)
>
そうですね、コミッターミーティングみたいなのを是非したいですね。
おぼろげに考えていることもいろいろ議論していくうちに具体化される
ってことがよくあるので。

> YAMLを使うとしたらspyc + キャッシュが現実的だと思います。
> しかし漠然とYAMLを使うと言っても、
> どのようなフォーマットにしていくか、
> 完全にYAML一本化するか等は今後の議論の対象ですね。
>
iniを使った文法に限界がきているので、早い目にめどをたてないと
いかんのではないかという危機感はあったりします。

今後のキーワードはキャッシュかなと思っています。いろいろな
部分に関してうまいことキャッシュを効かせて、フレームワークを
つかうことによるオーバーヘッドを取り除くだけでなく、逆に
あまり意識することなくキャッシュが使えて、使った方がいいよ
という流れにできないかと思ってたりします。

> 制作過程で感じたことは、
> テンプレートエンジンの特色を十分に生かしたものを作ろうとすると、
> Viewフィルタを共通化するのはかなり難しい、ということです。
> かといって、Actionの戻り値によってテンプレートを振り分けるとか、
> location:でリダイレクト、action:でforwardとかいった共通部分も
> 大きいので、うまいバランスを考えていく必要があります。
> 
ActionとViewフィルターの関係性をもう一度検討しなおさないと
いけないですね。当初私が考えていたのは、テンプレートから
Actionの内容を「Pull」してくるというものだったのですが、
今あるテンプレートエンジンは基本的に値を「Push」してもらうの
前提なのでうまいことかみ合わないかもしれません。

変にトリッキーなことを考えるよりシンプルに考えた方が結局は
いいってことがあるかもしれないので、このあたりもいろいろ
議論していけたらと思います。
---
TAKAHASHI Kunihiko
KNOSPEAR Inc.




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