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Express5800/i120Rg-1

対象ディストリビューション:Debian4.0r0( KERNEL 2.6.18-4-686 )

本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。

記号の意味

◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
-…未サポート

■製品情報

ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

■インストール確認

ハードウェア構成

構成1(2.5インチSAS)

  • N8100-1360Y:Express5800/120Rg-1(2.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8150-220:増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS)×1

構成2(2.5インチSAS-DAC)

  • N8100-1360Y:Express5800/120Rg-1(2.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8103-91:ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/8port)×1
  • N8150-219:増設用36.3GB HDD (2.5インチSAS)×3

構成3(2.5インチSAS-ZCR)

  • N8100-1360Y:Express5800/120Rg-1(2.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8116-09:ライザカード(PCI EXPRESS)×1
  • N8103-99:ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/0チャネル)×1
  • N8150-220:増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS)×3

構成4(SAS)

  • N8100-1359Y:Express5800/120Rg-1(3.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8150-199:増設用36.3GB HDD (2.5インチSAS)×1

構成5(SAS-DAC)

  • N8100-1359Y:Express5800/120Rg-1(3.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8103-91:ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/8port)×1
  • N8150-200:増設用73.2GB HDD (SAS)×3

構成6(SAS-ZCR)

  • N8100-1359Y:Express5800/120Rg-1(3.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8116-09:ライザカード(PCI EXPRESS)×1
  • N8103-99:ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/0チャネル)×1
  • N8150-201:増設用146.5GB HDD (SAS)×3

構成7(SATA)

  • N8100-1358Y:Express5800/120Rg-1(SATAディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8150-209A:増設用 250GB HDD (SATA2,hotplug)×1

構成8(SATA-DAC)

  • N8100-1358Y:Express5800/120Rg-1(SATAディスクレスモデル/デュアルコアIntel Xeon 5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)×1
  • N8101-366:増設CPUボード (Xeon(2.33G))×1
  • N8116-09:ライザカード(PCI EXPRESS)×1
  • N8103-103:ディスクアレイコントローラ(SATA/1チャネル)×1
  • N8150-208A:増設用 160GB HDD (SATA2,hotplug)×3

オンボードディスクアレイ機能(LSI Logic Embedded MegaRAID)は使用できません。有効の場合HDDが認識できません。ユーザーズガイドを参照してジャンパピンを無効に設定してください。

動作確認

構成1

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:58.56hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):-:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):-:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成2

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:114.85hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):◎:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):◎:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成3

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:117.15hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):◎:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):◎:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成4

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:60.11hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):-:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):-:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成5

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:112.85hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):◎:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):◎:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成6

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:116.38hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):◎:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):◎:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成7

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:◎:CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:73.31hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):-:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):-:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

構成8

  • 評価項目:結果:コメント
  • OSのインストール:○(注2):CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
  • X Window System の動作:◎:解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
  • PS/2 マウス・キーボード:◎
  • 標準LANポート:◎:ssh,ftpにて動作を確認。
  • 標準LANポート二重化(Bonding):◎:Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
  • CPUの認識:◎cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認。
  • メモリの認識:○(注1),(注3)cat /proc/meminfoにて総容量を確認 。
  • 作成パーティション数:14:ドライブ全領域を使用。
  • I/O性能 [MB/s]:112.28hdparm -t
  • ハードドライブ:◎:ファイルのコピー/比較を確認(注5)
  • DVD-ROM ドライブ:◎:同上
  • フロッピードライブ:◎:同上
  • RAIDドライブの縮退動作(Hotplug対応):◎:運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
  • RAIDドライブの再構築(Hotplug対応):◎:運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する(注6)
  • 負荷ランニング:24H:各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
  • 再起動:10:繰り返し回数。

(注1)

標準カーネル( 2.6.18-4-686)のメモリサポートは4GBまでになります。4GB以上のメモリを認識させるため、bigmemカーネルをインストールしました。

Debianサイトより必要なパッケージを入手/インストール
# apt-get install linux-image-2.6.18-4-686-bigmem
(注2)

Promise社Webより入手したドライバソースからドライバディスクを作成し、以下の手順でインストールを実施しました。

ドライバ作成

  1. 別環境を用意(以下をインストール)
    linux-headers-2.6.18-4
    linux-headers-2.6.18-4-486
    linux-headers-2.6.18-4-686
    
  2. ドライバソースの展開
    # tar zxvf 1_stex_linux_src_2.9.0.16_20060914.tar.gz
    
  3. ドライバ作成 インストール用ドライバと動作用ドライバの両方を作成する必要があります。以下、インストール用のドライバ作成手順を示しますが、動作用ドライバは486→686と読み換えて作成してください。
    • kernel-headersの必要なリンクを張る
      # ln -s /usr/src/kernel-headers-2.6.18-4-486/usr/src/linux
      
    • /usr/src/linux/include/linux/version.hに以下を追加
      #define UTS_RELEASE "2.6.18-4-486"
      
    • ドライバのコンパイル
      # cd stex_linux_src_2.9.0.16
      # make
      
      → Driver(stex.ko)が作成されるのでstex-486.koと名前を変え、FD(ext2でフォーマットしたもの)にコピー。

インストール手順

  1. インストールCDから起動しHDD認識まで進める
  2. HDD認識が失敗したところで、Ctrl+ALT+F2でコンソール変更
  3. ドライバFDをマウントしドライバをコピー
    # mount /dev/scsi/host1/bus0/target0/lun0/disc/floppy
    # cp /floppy/stex-486.ko/lib/modules/2.6.18-4-486/kernel/drivers/scsi/stex.ko
    # umount /floppy
    
  4. ドライバ組込み
    # depmod -a
    # modprobe stex
    
  5. Ctrl+ALT+F1でインストーラ画面に戻る
  6. 「ハードウェアの検出」を実施 → EX4350上のLUNが認識される
  7. 通常通りインストールを継続
  8. 「インストールの完了」が表示されたところでCtrl+Alt+F2でコンソール変更
  9. initrd作成
    1. ドライバをコピー
      # mount /dev/scsi/host1/bus0/target0/lun0/disc/floppy
      # cp /floppy/stex-686.ko/target/lib/modules/2.6.18-4-686/kernel/drivers/scsi/stex.ko
      # umount /floppy
      
    2. # chroot /target
    3. /etc/initramfs-tools/modulesの編集 以下の行を追加。
      scsi_mod
      sd_mod
      stex
      
    4. # depmod -a 2.6.18-4-686
    5. # mount -t proc none /proc
    6. # mkinitrd -o /boot/initrd.img-2.6.18-4-6862.6.18-4-686
    7. # exit (chrootを抜ける)
  10. /target/boot/grub/menu.list、/target/etc/fstabの編集 各ファイル中の"/dev/sdb"を"/dev/sda"に変更する
  11. Ctrl+Alt+F1でインストーラ画面に戻る
  12. "続ける"を選択し再起動
(注3)

SATA-RAID環境では、bigmemカーネル適用時、ドライバを別途buildする必要があります。(注2)のカーネルインストール後、以下手順でドライバを作成し追加してください。

  1. Promise社Webよりドライバソースを入手し、任意のディレクトリで展開する
  2. カーネルヘッダの準備
    • カーネルヘッダのインストール
      # apt-get install linux-headers-2.6.18-4-686-bigmem
      
    • リンクの作成
      # ln -s /usr/src/linux-headers-2.6.18-4-686-bigmem/usr/src/linux
      
    • /usr/src/linux/include/linux/version.hを編集し以下の行を追加
      #define UTS_RELEASE "2.6.18-4-686-bigmem"
      
  3. 展開したドライバソースディレクトリへ移動
  4. ドライバの作成/コピー
    # make
    # cp stex.ko/lib/modules/2.6.18-4-686-bigmem/kernel/driver/scsi
    # depmod -a 2.6.18-4-686-bigmem
    
  5. initrdの作成
    • /etc/initramfs-tools/moduleに以下の行を追加
      scsi_mod
      sd_mod
      stex
      
    • initrdの作成
      # cd /boot
      # mv initrd.img-2.6.18-4-686-bigmeminitrd.img-2.6.18-4-686-bigmem.org
      # mkinitramfs -o /boot/initrd.img-2.6.18-4-686-bigmem2.6.18-4-686-bigmem
      
  6. 再起動
(注4)

インストールが、「ソフトウェア選択とインストール 560/560」表示で停止してしまう場合があります。発生した場合、以下の手順で回避しました。

  1. Ctrl+Alt+F2でコンソールを切替える
  2. psコマンドで"/usr/bin/perl -w /usr/sbin/dpkg-preconfigure--apt"のプロセスIDを確認しkillする
  3. Ctrl+Alt+F1でコンソールを元に戻す
(注5)

USB-FDDを接続して再起動した際、USB-FDDがHDDよりも先に認識され起動できなくなる場合があります。initrdを更新することで回避しました。

  1. "/etc/initramfs-tools/modules"を編集し、以下の行を追加。
    scsi_mod
    sd_mod
    mptsas
    mptscsih
    scsi_transport_sas
    
  2. # depmod -a
  3. # mv /boot/initrd.img-2.6.18-4-686/boot/initrd.img-2.6.18-4-686.org
  4. # mkinitramfs -o /boot/initrd.img-2.6.18-4-686 2.6.18-4-686
(注6)

RAIDの状態は、ディスクトレイのLED等で確認できます。

■HDD増設

  • 型番:機器名称:結果:評価概要
  • N8150-207A:増設用 80GB HDD (SATA2,hotplug):◎:オンボードSATAコネクタ、ディスクアレイコントローラN8103-101に接続、ファイルのコピー/比較動作を確認。
  • N8150-208A:増設用 160GB HDD (SATA2,hotplug):◎:同上
  • N8150-209A:増設用 250GB HDD (SATA2,hotplug):◎:同上
  • N8150-219:増設用36.3GB HDD (2.5インチSAS):◎:オンボードSASコネクタ、ディスクアレイコントローラN8103-91に接続、ファイルのコピー/比較動作を確認。
  • N8150-220:増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS):◎:同上
  • N8150-228:増設用146.5GB HDD (2.5インチSAS):◎:同上
  • N8150-199:増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS):◎:同上
  • N8150-200:増設用73.2GB HDD (SAS):◎:同上
  • N8150-201:増設用146.5GB HDD (SAS):◎:同上

■CPU増設

  • 型番:機器名称:結果:評価概要
  • N8101-366:増設CPUボード(Xeon(2.33G))×1:○cat /proc/cpuinfoにて、動作周波数、論理CPU数を確認

■メモリ増設

  • 型番:機器名称:結果:評価概要
  • N8102-277:1GB増設メモリボード(DDR2-667, 512MB x2)×6:○cat /proc/meminfoにて計6GBを確認(注1)
  • N8102-278:2GB増設メモリボード(DDR2-667, 1GB x2)×6:○cat /proc/meminfoにて計12GBを確認(注1)
  • N8102-279:4GB増設メモリボード(DDR2-667, 2GB x2)×6:○cat /proc/meminfoにて計24GBを確認(注1)
  • N8102-280:8GB増設メモリボード(DDR2-667, 4GB x2)×6:○cat /proc/meminfoにて計48GBを確認(注1)

(注1)

動作確認項目(注2)参照

■LAN増設

  • 型番:機器名称:結果:評価概要
  • N8104-119:1000BASE-T接続ボード(PCI-X)×1:◎:ssh,ftpが行える
  • N8104-120:1000BASE-T接続ボード(2ch)(PCI-X)×1:◎:同上
  • N8104-122:1000BASE-T接続ボード(2ch)(PCI EXPRESS(x4))(Low Profile)×1:◎:同上

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